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鳥　bird　可愛い小鳥たち
birdie　　pop illustration
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鳥　bird　　可愛い小鳥たち birdie
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鳥　　双頭の鷲　ほか

イラスト
風見鶏

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鳥の絵イラスト

≪　渡り鳥　≫　　
夏鳥　ミサゴ　　　ＧＩＦ

　　＜ケイコのオピニオン＞
”夏鳥”　　とはツバメその他の　夏を日本で過ごし　子を産み育てる鳥達のことをいいます。

これらの親鳥たちは自分たち自身も　同じくこの日本で親鳥に育てられ　寒い冬を避難するため外国へと旅立って行った者たちなのです。

しかし鳥類研究者とか鳥類専門家と称する人達を中心に夏鳥は
「繁殖のために日本にやって来る」
などと言う人達が多くおられます。　　　これは鳥達を単に研究や興味の対象として　モノとしてしか見ていない種類の人達の愛情の欠けたみずくさい表現ではないでしょうか。
本当に鳥を愛する人はそんな表現を真似するのはやめていただきたいものです。

ツバメなど夏鳥はみな日本生まれなのです。　　日本が生まれ育った故郷なのです。　　　夏になると　日本に来る　のではなく故郷で子を生み育てるために「日本に帰ってくる」のですよ。　　「お帰り」　と暖かい言葉で迎えてやりましょう。

魚の鮭や鱒は産卵のため　「日本に帰ってくる」という人はいても　「日本に来る」　などという人はいません。　　　同じくこの国で生まれたのに　　どうしてこんなに違う扱いをうけるのでしょう？
そうした表現を広めた人たち（研究者達など）の　対象の生き物への愛情の持ち方の違い　に原因があるのでしょうか？
また論理的にも日本で生まれたものは　　日本に来る　　ではなく　　日本に帰ってくる　　とするのが正しいのではないでしょうか？

皆様はどうお考えになりますか？　

イラスト　夏鳥　　ＧＩＦ
絵　　コアジサシ　　　　アカショウビン　　　　
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夏鳥　イラスト　絵
オオルリ　　　－　　キビタキ　　　　　

夏鳥　ブッポウソウ　（仏法僧）

夏鳥
　　ダイサギ　　鷺

サギのうちでもっとも大きい種類です。　　　日本で見られるダイサギは　
チュウダイサギ　・・・　夏鳥として日本で生まれ冬は南方へわたるもの　
ダイサギ　・・・　冬鳥として冬だけ日本で見られるもの
とがあるそうです。　　　ただしダイサギそのものは世界中の熱帯温帯に生息します。

イラスト
夏鳥　　ホトトギス

＜ホトトギスからのお願い＞
ボクたちは夏になると日本に来るのではなく　生まれ育った国に帰ってくるんだよ。　　　どうか日本の鳥と認めて
「お帰り」　と暖かい言葉で迎えてくださいよ。　

夏鳥　
ツバメ　燕　　　

＜ツバメの主張＞
ボクたち夏鳥は日本で生まれた日本人（日本鳥？）なんだよ。　日本が故郷なんだよ。　　　日本に来るのではなく　日本に帰ってくるんだよ。

≪渡り鳥≫　冬鳥
　イラスト　絵　　ヒドリガモ　　　　　　
　　　透過ＧＩＦ画像

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イラスト
マガモ
透過ＧＩＦ画像>

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冬鳥　（鴨　白鳥　雁など）とは日本で越冬する渡り鳥です。　日本で子育てはしません。
日本以外の国ではこうした鳥達でも　「お帰り」　と暖かい言葉で迎えます。　　　どうかあなたも「勝手に日本に来た」　などと冷ややかな見方をせず　暖かい心で迎えていただきたいものです。

イラスト冬鳥　
　ハクチョウ　　　白鳥　　ＧＩＦ

イラスト渡り鳥　冬鳥　
ガン　雁　　　ＧＩＦ

オオワシ　　大鷲　

≪旅鳥≫ 　　GIF　　JPG

イラスト
オシドリ　鴛鴦　　　　

旅鳥　とは　渡りの途中に日本に立ち寄る渡り鳥です。　短期間しか日本で過ごしません。
日本のオシドリは　旅鳥と留鳥の両方がいます。　

旅鳥　　アジサシ

アジサシは日本にしばらく立ち寄るだけの旅鳥ですが　一部は留鳥として日本にとどまります。

アホウドリ　　
　　　　　　ミズナギドリ科キタアホウドリ属

アホウドリは渡り鳥、旅鳥、　留鳥のどれに属するのでしょうか。
英語名　：　albatoros 　　　　　翼を拡げると２．５メートルにもなる巨鳥です。
ゴルフ用語のマイナス３を意味する　アルバトロス　はこの鳥の名前に由来しています。
もっともアホウドリという気の毒な日本語は　ブービーbooby 　に近いニュアンスから命名されたようです。　　　booby とはアホウドリの近縁の　カツオドリ　のことです。　　　どちらも　大きくて鈍重で不器用な鳥　とされるのですね。
競馬など走り競争ではビリから二番目のことを　ブービー　といいますが　カツオドリ　のことです。

ケイコのつらいコメント。
　　＜　アホウドリの悲しい運命　＞
アホウドリは太平洋の小笠原諸島にある　鳥島　を中心に１９世紀までは数百万羽以上も生息していました。
しかし明治以降に　日本の東京都下の或る島出身の或る悪徳実業家が金儲け目的でその羽毛に目をつけ　殺して採取することをたくらみました。　　　おおらかで人間を警戒しない愛すべき鳥のアホウドリ数百万羽の全部を文字通り　棍棒でたたき殺した（撲殺）のです。
人類は多くの生き物を絶滅に追いやってきたかもしれません。　　しかしこれほど残酷で徹底的な殺戮は世界歴史上に例がありません。

その残虐行為を容認した日本政府（又は東京都）にも驚き呆れますが日本という国の体質を問われても仕方がありません。　　　　関係方面にお金がばら撒かれたとも考えられます。　
野生動物はタダ(無料）だから金儲けのために殺しまくってもよい　　　と考えるさもしく醜い人種が日本人の中に存在するのはとても残念です。
棍棒による撲殺は数百万羽のアホウドリが死に絶えるまで続いたのです。

しかし１９５０年頃　わずか十数羽が奇跡的にかろうじて生き残っているのが発見され　別の機関であわてて保護の結果　現在はやっと1000－2000羽までに回復している　というのが現状です。
現在ではＮＨＫの自然番組などでアホウドリの復活劇に努める人達のことが　”ほほえましい美談”　として報道されています。
それはとても良いことなのですが　　しかしその前にこんなひどい殺戮劇があったことは何故か報じられることはありません。

（　世界中のひんしゅくを買いながら一部の人達によって現在行われている　　イルカやクジラの殺戮　の場合もやや似た面がありますね。　　　一握りの人たちの味覚を満足させるために世界中から　”日本人全員が野蛮で残酷な人種”　と誤解されるためにこうむる日本全体の損失は　測りしれないほど大きなものがあることが考慮されるべきではないでしょうか　）。　　
　　　

≪留鳥　その他≫
イラスト
オオタカ　　　大鷹　　ＧＩＦ

留鳥は一生を日本だけで過ごします。

イラスト
留鳥　　　　　コウノトリ

　　　ケイコのコメント
江戸期まで留鳥として全国に生息していたコウノトリは明治以降　狩りたてられて絶滅の道をたどりました。　　　　しかし　兵庫県で復活の道が講じられ　関係者の努力により　現在は数百羽が生息するまでに至りました。
しかし・・・　復活のもとになったコウノトリは日本のものではなく　中国とロシアから移入されたものです。

同様に　新潟県でトキ（朱鷺）の復活も試みられています。　　　　やはり留鳥として生息していたトキは完全に絶滅したため　日本のものではなく中国から移入されたものをもとにせざるをえませんでした。

しかしいずれも　純然たる日本固有のものたちの数が復活した　としか一般に解釈できないようなマスコミ報道がなされています。　　　外国から移入されたものであることに触れられることはほとんどありません。　

国内の種が絶滅したため　同種の外国のものを移入して復活させることは素晴らしいアイデアです。
復活のもとになった鳥たち総てを外国から移入したことを　もっと率直かつ明確に一般に訴えたほうがよいのではないでしょうか？　　　　それらの鳥たちを提供してくれた中国やロシアの好意が無ければ果たせなかったことを　もっと広く一般の人々にも知ってもらうべきではないでしょうか。

トキ　　　　朱鷺

幕末に学者シーボルトが初めて日本を訪れた時　数十数百の真っ白なトキが群舞するさまを見てあまりの美しさに
「私はきっと天国に来たにちがいない」　と本国に書き送っています。
庭にはコウノトリが舞い降り　村はずれには狐が人を恐れることなくたたずんでいました。
シーボルトの見た日本はどこに行ってしまったのでしょうか。　

留鳥　
タンチョウ　　　　丹頂　　　

タンチョウはハンター達に日本での総数わずか３３羽までに追い詰められましたが　かろうじて絶滅を免れ　現在は北海道に僅か１０００羽足らずが生息しています。　　　　昔は日本全国で当たり前のように見られたそうです。　

　　　　≪ケイコのコメント
　－　日本での大型鳥類絶滅の原因≫
タンチョウやトキやコウノトリが絶滅に追いやられたのは　羽毛目的やハンターの遊びのために殺されたのが主因です。　　
よく言われているような農薬の使用や環境の変化が主な原因ではないのです。　
このことは食性がほとんど同じ　サギ類　は現在の環境下でもとても繁栄し絶滅の心配は全く無いことから分かります。

サギ類は　魚　爬虫類　両生類　など同じ動物食で　生息域も似ています。
サギ達も美しい鳥類ですが　小ぶりであったためハンターに狩りたてられずにすんだのでしょうね。　
現在はサギは至る所にいるので注目されることはありません。　　　しかし実際のところ　サギたちが無事に生き延びてこられたのは　「本当に良かった」　というべきではないでしょうか。

現在トキとコウノトリの人工繁殖が進められていますが　　その周囲で農薬を使用しないような環境つくりが神経質に叫ばれています。　　　　しかし中には困ってしまう農家の方々もおられるかもしれません。　　　　またあまりな過保護では野生で生きる能力がつきません。

サギたちの例を見る限り　さほど農薬や環境整備に神経をつかう必要は無いのではないでしょうか。
彼らの最大の敵はそうしたことより　人間による危害　なのです。　　　　鳥類の狩猟を制限し　数を増やす手助けさえしてやればきっと彼らは　適した沢や湖沼や海辺など　安全な生き場所を自分たちで探し出すはずです。

留鳥
コサギ　

サギ類のうち　コサギは留鳥で全国至るところに生息します。　　トキやコウノトリよりも小ぶりですが白い美しい鳥です。
オオサギ　チュウサギ　など他のサギとは　　くちばしが黒い　　ところから区別できます。　　

昔の日本人はサギにもその美しさに深い敬意をはらってきました。　　　日本で最も品位が高く美しい城といわれる　姫路城が別名　＜白鷺城＞　と呼ばれることからもわかりますね。　　　城にも名前を擬せられる鳥はシラサギだけです。　　
絶滅の心配が全く無いのは本当に喜ぶべきことす。　

アオサギ

日本の　白い水辺の鳥　を大きさ（背の高さ）の順にならべると
　タンチョウ
　コウノトリ
　オオサギ　アオサギ　
　トキ
　コサギ
となります。

アオサギは日本亜種として本州四国の留鳥です。　　やや大きな鳥ですが　絶滅に瀕することなしにすみました。　　　群を作らず単独行動なので目立たないため　ハンターに狙われずにすんだからと思われます。
そのおかげで　この見事な鳥が全国至るところで見られるのはやはり　「本当によかった」　というべきでしょうね。

留鳥
　　カルガモ

カルガモはくちばしの先が黄色なので見分けるのは簡単です。　　　渡り鳥ではなく一年中日本で過ごす留鳥です。　　それ故に日本で子育てをするのですが　その情景が可愛いといわれてとても人気がありますね。

留鳥　
セグロセキレイ　　　　

カワセミ　　　　翡翠
鳥　ＧＩＦイラスト
かわせみ

カワセミのことを昔の人達は　翡翠　と書きました。　　　まるで宝石の翡翠（ひすい）のように美しいためです。
オスとメスは大きさも色もほとんど同じです。　　　　但しくちばしが黒いのがオスで　　まるで口紅を塗ったように下側のくちばしが赤いのがメスです。　　　なんておしゃれなのでしょうね。
きっとオス達は赤いくちばしに胸をときめかして　競って魚のプレゼントをしたがるのでしょうね。

　　メジロ　　　　メジロ押し　　　　　

「目白押し」　という言葉は鳥のメジロが押し合うように木にとまっている光景から来たのですね。
メジロは日本で最も可愛いらしい鳥である　という人が多いですね。
スズメより一まわり小ぶりなのでなおさら可愛く見えます。

ウグイス　　　　鶯

ウグイスがさえずりはじめると他の鳥たちは黙り込んでしまうようです。　　　その美しい鳴き声に聞き惚れるのか　とてもかなわない　とさえずるのをやめるからなのか。

ホホシロ　　　　　アカゲラ　　
ホホジロ

鳥　ＧＩＦイラスト

ライチョウ　　　　

三羽ガラス　　　　烏　　鴉　

カラスの頭の良さは皆様もご存じのとおりです。　　犬や猫をからかうことがあるので　犬猫より賢いという人もいます。
あなたもカラスにからかわれないようご用心！！

与謝蕪村　「鳶鴉図」　より
鴉（烏）のレプリカです。ＧＩＦ画像

カラスは日本人に嫌われることがある反面　愛されてもきたのですね。

左は江戸期の文人画家　与謝蕪村　が描いた絵のレプリカです。　　　雪の降る寒さにじっと耐えるカラスを愛情をもって描いています。

平安期には清少納言が　「秋の夕暮に烏が数羽ねぐらに飛び急ぐさまは情緒がある」　と枕草子第一段の秋の項で述べています。　

一芸に秀でた三人を並べて　「三羽ガラス」　という良い意味で使われる言葉もあります。
また　「別れ烏」　という　子ガラスの育ての親とのせつない別れ　を意味する秋の季語もあります。

「カラスなぜ泣くの？」　というかわいい童謡は誰もがご存知ですね。

　　　＜カラスと人間の知恵くらべ＞　
或る果樹園でカラスの食害に悩んでいました。　　　カカシを立ててもカラスどもは「ふふん」とバカにして役に立ちません。
そこで果樹園のオジサン達はさんざん頭をしぼった結果　或る時　人間がカカシに扮して立つことにしたのです。
やって来た多くのカラスたちは　「ふふん。　どうせカカシだ」　とバカにしておいしい梨をを食べようとしました。　　すると
「この野郎ども！」　とカカシが突然暴れだしたのです。　　カラスどもはビックリです。　
多くは文字通り飛んで逃げたのですが　中にはショックのあまり腰を抜かして飛び立てず　よたよたとは這いまわる者たちも数多く出る有様でした。　　　オジサン達は諸手を上げてバンザイの三唱を繰り返しました。
カラスとの知恵比べは堂々と人間サマの大勝利に終わり面目を回復したのです。
　　その後どうなったのかはよく知りません。

カモメ　　　－　　ウミネコ