俺、女の子になれますか?

第十六話「もうほぼ女の子だよ」

(この作品はR18です。18歳未満の方は読まないでね。)
「そろそろ、あれいくか…。毎度ながらあまり気乗りしないけどな」
「え、あれって?」
 和之はベッドの一輝ちゃんの上から足元にずれ、彼の股間に顔を移す。
「え、ちょっと…」
 一輝ちゃんのはいてるショーツの股間を鼻ですこしぐりぐりした後、彼のはいているそれに両手をかける和之。
「あ、ちょっと、ちょっとーーー!」
 とうとう和之は一輝ちゃんのショーツを膝まで降ろし、そして彼の股間に顔を埋める。その途端、
「キャッ!」
 一輝ちゃんの口からごく普通に女声になった悲鳴が出る。
「一応女の形になってるが、姫、これ結構苦労するぜ」
 モニター越しに見ている私に聞こえる様にはっきりとした声でそう言う和之。
「や、やめてっ、そこ僕だってまだ見てないのに!」
「今は見ない方がいいぜ…」
 そう言うと彼は、もうCカップ近くまで膨らんだ胸を両手で優しく掴み、バストトップに人差し指を当てて愛撫し始める。
 もうほぼ女の体になった一輝ちゃんだけど、まだ女としての大事な部分はまだ未完成だった。クリトリスは女にしてはまだ大きいし、後に外陰部に変わる精巣が入っていた袋の部分は、真ん中にあの組織を挿入された傷口が縦長に延びているものの、まだぐちゃぐちゃしていて気味悪い形。そしてそれ以前に一輝ちゃんの体にはまだ膣が出来ていない。
「わーっわーっ、ちょっと!ちょっとやめてーっ!」
 相変わらず和之を蹴飛ばしそうな勢いで足をばたつかせ、あらん限りの悲鳴を上げる一輝ちゃんにお構いなく舌で彼の股間を攻め続ける和之。彼が何も動じないのを見ている限り、何事もなくうまく行ってるのだろう。多分一輝ちゃんのクリトリスは次第に小さくな
り、精巣の名残の袋は次第に柔らかくなり、その奥の割れ目にはだんだん粘膜が張っていってるはず…。
「やっやだあーーーっ」
 一声大きく叫んだ一輝ちゃんがベッドの上に力尽きたみたいになる。ばたつかせる足はだんだん力なくなり、あえぐ様な声を出し、驚いた様な悲しげな目線で天井をじっと見つめ始める。
 次第に足のばたばたも消え、女の子がそうするみたいに両手を握って胸元に当てる一輝ちゃん。天井を見つめる彼の目はだんだんうつろになり、半開きになった口元から可愛らしい息遣いが聞こえる
様になっていく。しばしそれが続いた後、
「あっああん…」
 一輝ちゃんの口からそんな声が漏れた後、彼は自分の胸にあてがわれた和之の両手の二の腕を自分の両手でしっかりと掴んで引き寄せ始める。
(もっと、ぎゅっと、力強くして)
 流石に和之にはそれがわかったらしい。彼は一輝ちゃんの股間の割れ目に出来たばかりの粘膜をもてあそぶ舌を止め、そしてすっかり女性サイズに小さくなった彼のクリトリスを力強く舌で愛撫し始める。
「あ、あーーん!」
 すっかり普通の女の子の悶え声になった一輝ちゃんが一声上げ、とうとう普通の女の子の様に体をゆっくりとくねらせ始める。
「ああん、すごい…」
「もっと、もっと強くして…」
 和之の手を離した一輝ちゃんは、その手で和之の頭とか顔を優しい手付きでなで始める。
「僕…僕、もう女、女なんだ…」
 そう言ってふいに上半身を起こしたかと思うと、いきなり和之の前に座り直す一輝ちゃん。和之の愛撫でCまで膨らんだ胸がぷるんと揺れ、いつのまにかその座り姿は女の子のぺたん座り。そして同じく体を起こしてあぐらをかいた和之の顔を泣きそうな顔でじっと見つめる。
 そして、和之のブリーフ越しに彼の大きくなったものを両手で大事そうに持ち、
「ああん…ああん…」
 と、まるでおねだりする様な可愛い声で彼に詰め寄る。皆その意味がわかった。
(エッチしたい…女としてエッチしてみたい)
 一輝ちゃんはあきらかにそう思っていた。ただ昨日まで男の子だった彼の最後のプライドなのか、それとももうすっかり女の子の心になってしまった羞恥心のせいなのか。口に出して言えない様子。
「だめだ、それだけはな」
 冷たく言い張る和之に、
「ううん…ううん…」
 すっかり小さくなった肩を震わせて、なおもおねだりする一輝ちゃん。
 と、いつのまにか私の横を離れてスマホいじってたらしい聡美ちゃんが、怒った様子で私の元につかつかと歩いてくる。
「一輝ちゃん!いいかげんにしなよ!」
 そうマイクに向かって叫び、
「どうしたのよ一体…」
 という私の声に答えもせず、再び奥の椅子に座ってスマホをいじり始める。
「まだお前は女として完成してないんだよ。まだ男を喜ばせる機能がそこにない」
 和之の言葉に、
「えーーーーっ」
 と言って自分の股間に手をやって見つめる一輝ちゃん。そんな彼に和之は女の子にする様に一輝ちゃんの頭をいいこいいこする様になでる。
「それにさ、お前の初体験はお前の彼氏の為にしっかりとっときな」
 なでられるままに一輝ちゃんが答える。
「僕に彼氏って、なんだろ実感わかない」
「お前なら比較的早いかもな」
 と、一輝ちゃんは顔を振って少し伸びた前髪を軽く払うと、再び和之のトランクス越しに彼の股間の大きくなった物に手をやり、少女の微笑みを向け、そして彼のトランクスを脱がしにかかる。
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