メールの常識とマナー
一つの文章でも、書いている側の人の思いと、読まれる方の受け取り方がまったく違うことが多々あります。
年齢層によって常識が違うことは、良く言われることですが、実は、地域によって、まったく違うこともあります。ちょっとした行き違いが、とんでもないことに発展したりします。
だからこそ、共通のマナーが必要で、注意が必要になります。
人間は、五感すべてを使ってコミュニケーションをとっています。電話で話している時は、語気を感じ、対面しているときは、言葉だけでなく、表情を見て、相手の感情を感じとり
ながら相手の思いを受け取っています。ところが、文章の場合は、言葉とそのならびでしか受け取れないのです。
その不足部分を補うために「(笑)」「汗」など、状態を表現する文字を使いだしました。後に、「(^^)/」のような「顔文字」を発案され、流行しました。
HTMLメールの背景色、画像、音楽も雰囲気を作る装飾につかわれましが、それらは、あくまでも補助的なもので、大切なのは文章です。文章は、自分の思いを言葉にすれば良いのではありません。
読んだ相手が、どう感じるか、どう読み取るかを考えて(想像して)書く必要があります。また、そうやって書いても、読み手側の精神状態によっては、違って取られることさえあります。
このように、メールは、気軽にできるようですが、実は、結構気を使う必要があります。これは、現実に親しい友人であっても、必要なことなのです。
では、具体的な常識、マナーとは?・・・・と言うと、先ほど書きましたように、年齢層、地域差がありますので、明確な規定はありません。
そこで、推奨するものを、例として書いておきます。参考程度に読んでください。