走る

2002年12月5日 ついにYAMA−FDもサーキットデビューしました。 これから、そんなにあることじゃないのですが、サーキットを走ったら順次その時の様子を載せていきます。


阿讃サーキット2002

2002/12/5(木) 曇り時々晴れ 阿讃サーキットにてサーキットデビュー!!
YAMA−FDにブーストアップを施してもらったショップ、”ファクトリー2&4”の走行会に参加することを先月に決定。11月末に申し込みをしてました。GOさん(GO’S room)やJACKさんのアドバイスを受けて本日いよいよデビューとなりました。

前日まで雨が降って、ひょっとウェットか?!と思ってましたが、天気予報を信じて朝を迎え、日頃の行いが良かったのか(?)雨は上がってました。とはいえ行く道中の路面はウェットだったり、辺りにもやがあったり、妙な雲が出てたりで、やや不安を抱えての阿讃サーキットへGO!!となりました。
立川SA(上り)にて
立川SA(上り)にての1コマ。もやってるでしょ。それに路面はウェットです。

本日の走行時間は9:00〜17:00迄で、お昼休みに1時間走行不可となっており、走行可の間は随時走っていいというものでした。
自宅を6:30過ぎに出発して、途中で食料やらガソリンを調達して阿讃サーキットに着いたのは9:00をちょっと過ぎた頃。主催者はもちろん、すでに何名かの参加者が来てましたが、まだ全然少ないように感じました。
で、こちらで出走の手続きをしたら、ゼッケン”6”でした。もうちょっと遅くしてお決まりのように”7”にしたかったところですが、右も左も分からない状況の為それはやめました..。もちろんパドックの方も空いてて、YAMA−FDを入れたのは、そのショップの店長−FDの隣でした。空いててよかった。トータルでは20台以上の参加があったようです。

着いてすぐに走行の為の準備です。荷物を降ろしてから、プラスチック類にテーピングをしていきます。
それから私の場合は初出走となるので、タイム計測の為の機器を取り付ける穴を開ける必要があって、その為に車検場へ..。ドリュリュとリア・バンパー左下に2個の穴を空けて、そちらに無事取り付けとなりました。(壊したら弁償ですよ〜っとさりげなく言われましたよ。ちょっとびびる。)
そうこうしていると、AE101(だったかな)が走り始めて、どんなかなと様子をうかがってみます。みんな凄いやとか思いながら、いつ出ようかなとか考えていると、ふいに後ろから声が..。
振り向くとイエロー−FDバサーストRのオーナーが声を掛けてくれてました。なんでもこの方もサーキット初走行のようで、私と同じ感じです。そうしたらまたまた声が..。今度はショップの店長が
「初めてですから、コースへの入り方とか出方、走り方を教えましょうか?」
という神様のようなお言葉。即答で
「お願いします!」
でした。
最初にイエロー−FDバサーストRの方から。3周ほどして帰ってくると、いよいよYAMA−FDの番。緊張しながら助手席へ乗り込みます。本当にワクワク、ドキドキです。最初にコースへの入り方、そして、ちょっとしたライン取りについて、最後にコースからの出方です。それから、もう1つ大事なアドバイス!ABSをキャンセルしておきましょうということでした。6型のABSはできが良いのですが、それより前のABSはだめなようです。こんな感じでYAMA−FDも3周でパドックへ戻ります。戻ってすぐにヒューズを取ってABSをキャンセルしました。

教えてもらってから間もなくです。さあ、いよいよ次は1人で走ります。今思うとあんまりドキドキはしてなくって割と冷静だったような。コースインの周回はコースを覚えることや、タイヤを暖める意味もあってゆっくりと走って最終コーナーからアクセルを踏みます。「ガオー!!」排気音が高まります。3速までシフトアップして第1コーナーへのアプローチ。最初はどこまで詰められるか分からないんで、余裕をかなり残してのブレーキング。2速にシフトダウンして上りながらのコーナーリングで裏のストレート。ここでも3速までで第2、第3コーナーへ向かいますが、第2コーナーからはM字をかいているコーナーでまるでスラロームをしているような感じ。2速で回りますがかなり回転は落ちてしまいます。M字が終わると次は下りながらの右ヘアピン。ここがちょっと恐いかな。ここも2速のままで回って立ち上がり引っ張って3速へ。すぐに出口に向かってRの大きくなる最終コーナーです。2速にシフトダウンして回ります。車の向きが変わるまでは徐々にアクセルを踏み込んでいって、後はガバッと踏んでメインストレートでコントロールラインへという感じです。

YAMA−FDの場合、ラジエターはノーマル、インタークーラーは純正置き換え、エアロ・ボンネット装着の仕様となってますが、この季節でも水温は厳しく、3〜4周程度で水温は95℃を越えるような感じになります。吸気温の方は30〜50℃の間ということでまずまずではないかという感じですが、水温がこれだと、気持ち良く周回を重ねるまではいきません。
で、クールダウンをしたり、ピット・インしてみたりの繰り返しですね。ちなみに足回りは減衰など全然いじれないんで、ピット・インしてもなにもいじるところはありません。

自分の走行を振り返って、一番だめなのはやっぱりブレーキングです。ロックしている感触が分からないし、手前からブレーキングをし過ぎて、もっと奥まで突っ込んだ方がいいと思えること多数。一番ひどい時にはそのロックしているのが分からずそのまま真っ直ぐいってしまい、前輪をダートへ..。これを第2コーナーと最終コーナーでやってしまいました。特にYAMA−FDにダメージ無く、これだけで済んでよかったという感じです。でも第2コーナーの時はしっかりと小石というお土産を積み込んでしまって、砂利満載のトラックのごとくコースにばらまいてしまいました。ごめんなさい。
それからM字コーナー。ここでは最初、アクセルはパーシャルで全然ブレーキングせずに走ってました。でも、これだと全然ノーズが入りません。フラフラしながら走ってました。そこで、自分より速い車の走り方を見ると、やっぱりきちんとブレーキングしてます。そんなわけで、アクセルとブレーキを使ってある程度リズム良く走れるようになったのですが、(もちろん自分の中で)とにかく体が動いてしまって車がどう動いているのかが分かりづらい。時に完全に体がシートから投げ出されてしまったりしてました..。(苦笑)
4点シートベルトの重要性がようく分かった経験でした。

車体の方での課題は、
1.4点式シートベルト、及びバケットシートの導入
2.フロントタイヤのサイズアップとよりハイグリップなものへの変更
3.LLCの種類の考慮、ラジエターの交換
がすぐに思い付いたところでしょうか。
足回りなんかもめちゃくちゃなんでしょうが、それは全然分かりません。また、ブレーキもパッド(現状ノーマルです。ポリポリ。)を交換するなども必要でしょうけど、今はすぐロックしてしまうのでタイヤが負けてるような気がしてます。(下手なだけでしょうけどとりあえず..)

1日中ゆっくり自分のペースで走れるというのはとってもいいですね。今回は初めてのこともあり、右も左も分からないとかやりながらもなんとかなってきました。
タイムは気にしないよっ!とか思いながら来てたんですが、きっちりタイムが表示されるとやっぱり燃えてきます!!
タイムが伸びなくなると、あそこでもうちょっとブレーキングを遅らせて、あそこではもっとアクセルを入れるとか、こしゃくにもそんなことを考え出して、ちょっと速い車について走ってみようとかいろいろとやっちゃいますね。
でも、走行経験の少ない人間が考えるのには限界(かなり低いところで)があります。結局はあんまり進歩なかったんですけど、そういうのも面白いですね。せっかくですから同乗走行なんかも頼めば良かったのかもしれません。
とにもかくにも、サーキットで思いっきり走るのを楽しむという意味では十分に満足できる走行会でした。
もちろん、また走りたいという欲求が、フツフツと湧き出ていますので、環境が整い次第きっとまた走ります!!

YAMA−FD ベスト・タイム:48秒911(FD3S4型 ブーストアップ ラジアル・タイヤ)

YAMA−FD緊張の時 前 YAMA−FD緊張の時 後
画像左:出走準備完了! 7なのにゼッケン6。 画像右:バックスタイルはこんなです。

せくしーひっぷのつーしょっと 出走前の車達 前
画像左:イエロー−FDバサRとツーショット。 画像右:ピットロードより。

出走前の車達 後 パドックに入りきらないよ〜
画像左:みんなのお尻。 画像右:イエロー−バサRなどなど。

暑いよ〜! うだっているYAMA−FD ガオー!○×△■※▽!! 言うことありません
画像左:あ〜んと口を開けて冷却中。アチ〜ヨ。 画像右:店長−FD爆走中! 迫力!!

NAの快音で激走! 出走待ち パクパク
画像左:インテRの走り。 画像右:パドック全様 うつぼな感じ。

パドック裏でも出走待ち 上ってみたいな〜
画像左:パドック裏全様。 画像右:コントロールタワーは3階建て。

なかなか良い感じ なんか買うかな
画像左:高いところからパドック裏を。 画像右:売店です。軽食摂れます。

運賃高いよ! あ〜疲れた ほっとしたよ(セブンの気持ち)
画像左:運搬した小石。結構ありました。 画像右:帰り支度ができました。お疲れ様。