鷲 羽 岳
槍ヶ岳の展望の良い男性的風格の百名山 わしばだけ 2924m 富山県富山市
2010年9月19(日)晴 12:25水晶岳山頂→13:45ワリモ北分岐→14:30山頂→15:45三俣山荘
水晶岳山頂から360度の素晴らしい展望。眼前、野口五郎岳。この夏の裏銀座縦走時、変哲ないドーム状の山容に
300名山というのがピンとこなかったが、白い砂礫が純白のベールを被った淑女のような優美さ。
烏帽子岳から針ノ木岳まで縦走した山々を遠望。湯俣温泉から野口五郎への竹村新道の長い急登の稜線も眼前。
昨夏、縦走した餓鬼岳〜燕〜大天井〜常念の長い稜線もたどれる。展望を満喫、登りに難儀した岩場を軽快に下り、
ワリモ北分岐から本山を目指す。祖父岳から見る本山は、迫力、風格にやや乏しいが、水晶岳からは男性的な風姿。
ワリモ岳を越えて眼前にすると迫力あり。最後の頑張りで山頂まで登り切る。眼前、三俣蓮華岳、
槍ヶ岳が近くなる。鷲羽池越し、硫黄岳のまがまがしい崩落した壁の上、槍から北鎌尾根の険しい稜線。
三点セットで絵になる構図、何枚も写真に撮る。厳冬期の北鎌尾根に果敢に挑戦、亡くなった加藤文太郎を思う。
三俣蓮華山麓の広がりが印象的、その中に赤い屋根を見せる山荘目指し、ジグを切りながら下る。予報に反し
終日好天と大展望に恵まれたことに感謝!下るにつれ、一層、槍〜北鎌尾根が迫力を増す。
槍に対面する山荘に着き、談話室窓から槍を見ながらビールを飲む。⇒トップページ