4:00起床。小屋の外に出ると、今日も晴天。三ツ岳方向の山並みが絵になる。水晶〜赤牛岳の山並みも美しい。
餓鬼〜燕〜大天井は、残念ながらシルエット。小屋で朝食後、出発前にも展望を楽しみ、軽快に出発。
久しぶりに重いリュックをしょい、昨晩、右肩が痛かったがそれも気にならない。砂礫帯のコマクサを鑑賞しながら
前烏帽子の岩稜を越える。本山が全身を現す。屹立する険しい岩峰、期待と恐れをもって向う。前烏帽子から
南沢岳の手前、白い砂礫帯と緑の木々、岩々、点在する池沼、自然庭園の中に本山が屹立、絵になる。
何枚も写真に撮る。縦走路にリュックを残し、空身で登頂を目指す。山小屋に滑落注意の掲示あり、心して向う。
岩壁を鎖と足がかりの窪みを頼りに登り、短時間で登頂。狭い岩頭上、くつろげないが、360度の素晴らしい展望。
三ツ岳、水晶〜赤牛〜薬師のパノラマ、南沢岳越し針ノ木、蓮華。思いがけず小さなオコジョがチョロチョロ。
後続の女性は、初めて見たと、景色よりオコジョに感動している。縦走路に戻り、池沼帯を通過。気持ちが和む。
それもつかの間、南沢岳へダートな急登。振り返ると、反対側から見た鋭さのない本山の背景に三ツ岳。
南沢岳山頂は広いドーム状、立山方面の山並みが見えてくる。赤牛岳の長い稜線越し、薬師岳のカールが優美。
南沢岳から不動岳へ大きく下り、登り返す。東面の沢側の崩落した急峻な崖っぷちのダートコースが続く。
ちょっとした不注意から滑落しそう。炎天下、アップダウンの激しいダートコース、30分おきに休憩をとり、
あえぎあえぎ進む。マイナーコース、行き合う人は少ない。荒々しい崩落の岩壁を見せる船窪岳第二ピークを過ぎると、
針ノ木、蓮華が眼前に見える。この辺り紫のホタルブクロが多い。ニッコウキスゲも見ごろ。船窪乗越から最後の登り。
そびえる七倉岳にタメ息。最後の詰め、山小屋への道中が長く感じられる。キャンプ場を過ぎ、ようやく暖傾斜になる。
夏雲をバックに槍ヶ岳!ようやく山小屋が見えてくる。沢山の旗のはためく小屋から奥さんが出てきて、
歓迎の鐘を鳴らし続けてくれる。8時間強の行程と楽観していたが、暑さと悪路に苦しみ、予想以上に時間がかかる。
小屋は、ネット情報どおり、ご夫婦の気配りが行き届き、料理も素晴らしいものだったが、満員の上、
同室の女性グループの傍若無人な声高のおしゃべりにゲンナリ。⇒トップページ

自然庭園の中に屹立する巨岩のオベリスク えぼしだけ 2628m 長野県大町市

201082)晴 5:45烏帽子小屋→6:40山頂→8:00南沢岳→9:40不動岳→12:05船窪岳第2ピーク
         →13:15
船窪岳→14:40船窪小屋