岩 籠 山 |
コンパクトな低山ながら雪山の魅力を味わえる秀峰 いわごもりやま 765m 福井県敦賀市 |
2022年1月15日(土)曇 9:00駐車点(駄口集落)→9:25駄口登山口A→10:15361m:奥野山→11:20677m点→12:30山頂→13:45540m点E→14:50駐車点(地図) |
今冬は全国的に雪が多く、一昨日まで雪模様の天気続きだったが週末は好天の予報。7年前に登った本山へ。名神:京都東ICから湖西線、国道161号を北上。沿道、雪の山だが道路は除雪されており、順調に登山口のあるドライブインしのはら着。営業していないのか広くは除雪されておらず、店の人に訊ねると駐車不可。少し手前の退避場所Bに停めるように言われるが場所が分からず通過、駄口集落前のバスロータリー(特定曜日のみ駐車不可)に駐車。国道はトラックの通行が多く、歩くのは不快、危険だが登山口まで戻る。スノーシュー着用。先週、武奈ヶ岳へワカンで登ったところ、深雪に足を取られ難儀、先日購入したスノーシューを初使用。雪の山を越えて登山口へ。登山口大表示あり。その割に誘導テープが少なく、小尾根を登ったところ密生したヤブになり退却(桃色線)。小谷を進み、道標に従い支尾根に取り付く。追いついた高齢男性が先行、その足跡をたどる。足跡のない雪面を歩きたかったのでガッカリ。足の速い人でたちまち見えなくなる。支尾根上に出ると道標あり、短時間で361m点着。奥野山の小道標あり。灌木帯の尾根伝いに登り続ける。標高500m辺りまで急登。その後、暖傾斜となり周辺の山並みの展望が開ける。677mピーク手前で進路を北へ転じる。ブナなどの疎林帯となり、趣が良くなる。稜線の東側に雪庇ができており、絵になる。C点でドーム状雪面の急登。立木がなく、やや不安(下山時、もう少し暖傾斜の隣の尾根を下降)。登り切って下った辺りの樹林の趣も良い。登り返し、山頂へ最短で向かわず、右上、岩塔のあるインディアン平原Dへ斜上。急斜面で足をすべらせないか不安。展望の開けた尾根端の岩場で昼食。先行した人が下山してきて情報交換。地元の人。山頂南の小山(写真)を左に見ながら山頂へ。人の足跡がこれまでになく多い。遮るもののない山頂から360度の素晴らしい展望。敦賀湾に面した西方ヶ岳、野坂岳、インディアン平原越し東方の山並み(写真)。9年前初登頂時、大変感動したが歳を取ると感動が薄く寂しい。展望に満足し、往路を戻る。3人連れに遭う。足跡をたどるのは安気だが物足りず、国道歩きも嫌で、540m点Eから駄口集落へ南東に延びる暖傾斜の尾根を下ってみる。最初のうち灌木の枝がうるさいが、その後ヤブはなく難儀しなかった。尾根は比較的明瞭で地図と磁石で進路を確かめながら暖傾斜の方へ下り続け、無事降り立つ。見当で進むと神社脇に出、駐車点へ戻る。積雪期は駐車場探しが難題。⇒トップページへ |