登山道のない尾根を登下降、周回 ぶながたけ 1214m 滋賀県大津市
202219日()晴→曇 8:20細川休憩舎→12:35縦走路14:10山頂16:30細川休憩舎地図
好天続き後の3連休、好天の予報、絶好の雪山日和。定番の本山へ。昨3月に登下降(下降は黄色線)した尾根をたどり、釣瓶岳から桃色線の尾根を南下、本山へ登り返す計画。名神:京都東ICから湖西道路を経て国道367号を北上。花折峠を過ぎると、路肩は除雪された雪の山。幸い細川休憩舎入口は除雪されており、何とか駐車。すぐに他車が来たが駐車余地なし。ただ、沿道、所々除雪された路肩あり。国道を北上、適当な所から尾根端に取付く。暖傾斜の植林帯を抜け、急登が続く。ワカン着用でも一歩ごとにスネまで沈み、歩きがはかどらず消耗。昨年、重いスノーシューをゴミに出したが、締まっていない雪面にはスノーシューが有効。しばらくで暖傾斜になるが、中間辺りと終盤にも急斜面あり。標高850m辺りまで植林帯。主稜線に近づくと雑林になる(写真)。雪面に色々な動物の足跡。風紋がきれい。昨3月、主稜線に2時間弱で登ったところ4時間強を要し、疲れ切る。縦走路上はトレースがあり、一転して楽に進める。短時間で釣瓶岳登頂。時間不足、南への縦走はやめ、本山への縦走路を進む。高齢男性と遭う。キャンプ泊し蛇谷ヶ峰まで縦走するとのこと。うらやましい。無理をせず黄色線尾根を下降することも考えたが、眼前の本山に惹かれ、登頂後、山頂のすぐ北から北西に延びる尾根を下降することに。時間が心配だが踏み跡が多く、歩きやすくなったため、歩きがはかどる。雪庇の発達した稜線が絵になる(写真)。遅くならずに登頂。いつも人が多い山頂だが高齢男性が一人。坊村からのメインコース往復とのこと。あいにく曇天だが、山頂から何度見ても感銘を受ける蓬莱山(写真)、釈迦岳(写真)、釣瓶岳(写真)方向の景色を撮り、急ぎ下山にかかる。幸い踏み跡多くトレースあり、安気に下れる。登山道のない尾根だが積雪期は最短で本山へ登下降できるコースとして利用されているようだ。終盤、急下降になるが案じたほどではない。暖傾斜になり仕事道を下ると林道に出る。仕事道入口に「遺され村の美術展」の小掲示あり。近くにあるのだろうか。林道を北上、集落を抜け、国道に出、短時間で細川休憩舎着。⇒トップページ