野 坂 岳
短時間で登降できる好展望の敦賀富士 のさかだけ 913m 福井県敦賀市
2013年3月9日(土)快晴 9:40登山口→10:35谷道分岐→11:45山頂→13:35登山口
仕事疲れ、ゆっくり休みたい気分だが、関西全域快晴の予報。春めいた好天が続き、路面凍結のおそれもなくなり、
久しぶりに車で思い切り遠出。JR北陸線と小浜線の接続が悪く、見送っていた敦賀の名峰へ。敦賀ICで降り、
国道8号から左へ分岐する国道27号へ入り損ね、Uターン。さらに、27号からの分岐点を通過、若狭湾に出てしまう。
混乱、何とか県道225号に入り、関峠を越え、少年自然の家道標に従い山麓を上る。自然の家を過ぎ、少し上ると、
登山口。すぐ向い駐車場。多数駐車。時間ロスがなければ、自宅から2時間45分位か。登山道は谷筋を進むが、
雪山は尾根をたどる方が無難。道標のテレビ塔の方へ。予想より雪がなく、ぬかるんだ道をたどり、尾根上に出る。
穴釜池への道標あり、池側からも登れそう。テレビ塔の左に車道。右へ進み、尾根に出る。少し登ると、空き地に出、
進路に迷う。踏み跡をたどり、尾根に出る。はっきりした道はないが、疎林中、登り続ける。締まった雪面になり、
アイゼン装着。程なく谷からの道と合流。総じて急登だが、アイゼンなし、ゴム長靴の人が目立つ。こちらではこれが
普通か。急斜面のトラバースもあり、締まった雪面を滑落するおそれあり、アイゼンは必要。スノーシューも持参したが、
皆、軽装。空身の人も。こちらでは人気の山のよう、行き違う人が多い。雪面は、多数の踏み跡で固められている。
右上、山頂のような746mピークへ向かい登るにつれ、敦賀市街、敦賀湾、山々の展望、もやってスッキリ見えない。
雪山用の厚着、汗を拭き拭き登る。ピークを巻き、鞍部に出る。趣の良いブナ林中、緩やかに登る。三の塔の
ピークを過ぎ、山頂小屋目指し、ひと登りで開けたドーム状の山頂に出る。素晴らしい開放感、展望だがもやっている、
残念。眼前、過日登った岩篭山。ぐるり山々を展望できるが薄ぼんやり。尾根を南下、送電線鉄塔をたどり、谷筋に
下りたかったが、下山後、駐車場へ戻るのが大変そうでやめる。山上を吹く風、春の柔らかな暖かさ、心地よい。
薄ぼんやりの展望に物足りない思いで往路を戻る。登りと違った感じがし、敦賀市街を見下ろしながら下る。
谷筋へ下るが、途中から雪もなくなる。道も良く、積雪が多くても登れそう。沢の雪解け水でアイゼン、スパッツを洗い、
安気に下山。登山口から少し上方にもテレビ塔への道があり、雪深い時期は、ここから尾根に取付くのがよいか。
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