この冬の雪山第2弾は、2年前魅了された本山へ。敦賀市内から南下、山集落から尾根伝い、夕暮山経由で登る予定。名神高速の道中、木之本から先、チェーン必要の掲示にコース変更。前回と同じ、国道161号沿い駄口から登る。湖西道路沿線、朝までの降雪で雪景色。どんより冬空の下、雪タイヤでも不安。国境スキー場手前から渋滞したほか無事、ドライブインしのはら駐車場着。雪で駐車ラインが見えず、適当に駐車。登山口標柱横の駐車場案内板を見ずに登り、下山後、ドライブインの人に叱られる。普通車駐車場は、国道を挟んで反対側。不注意を反省。取付き、沢沿いに登るが進路が分かりにくい。昨日の踏み跡をたどり、30分で支尾根上に出る。この先、比較的明瞭な尾根をたどり、迷うことは少ない。前回は先行者の足跡多く、雪面もしまっていたが、今日は先行者なく、早々にスノーシュー着用。しばらく樹林中、溶け落ちてくる雪を受け、不快。677m点へ向け雪庇の尾根を渡る辺りから展望が開け、気持ち良くなる。677m点で進路を北へ転じると、西方、横山岳など湖北の名峰のパノラマ。ブナ林の趣も良い。急な下り後、急な登り返し。樹林のない雪だけの急斜面の登り、雪山独特の恐怖感。手前だけ見ながらあえぎ登り切る。708m点から先、素晴らしい冬山の世界。インディアン平原への登りも怖い。平原に出ると、眼前、本山南の高みに惹かれる。寒風に吹きさらされ、斜面が凍てついている。ピークまで登らず、途中から素晴らしいブナ林帯へ下る。山頂への登り返しも少し怖い。山頂から360度の展望を独り占め。敦賀三山の野坂岳、西方ヶ岳。インディアン平原越し北東、未知の雪山並み。往路を安気に戻る。⇒トップページへ |