好天続きの週末、「たじまハイキング」紹介の2山目指し遠出。播但道:和田山ICで降り、国道9号をひた走る。
村岡、入江トンネルを通過後、国道482号へ左折、南下を続ける。氷ノ山の北側へ回り込むのは初めて。さすが遠い。
ミカタスノーパークへの道標に従い、本山中腹、自然の家への道をウネウネ走る。スキー場を抜けて走り続けると、
立派な施設群の駐車場着。休日だが人気がない。案内板に従い石楠花公園へ。日本中のシャクナゲが集められて
いるとある。花期を過ぎ、一部しか残っていない。公園の端に本山直登コース登山口道標あり。地図を見ると、
密な等高線の急斜面。取付きから急。木段など整備されていたようだが荒廃したダートコース。ジグを切りながら登る。
道中、ブナ林など趣が良い。氷ノ山北西に延びる青ヶ丸など長い山稜の展望が新鮮。短時間で急登をこなし、
支尾根上に出ると、一転、暖傾斜。東屋を見て程なく主尾根に出る。道標がなく、降路に使う場合、分かりにくい。
一帯、スキー場ゲレンデ化、禿山、自然の雰囲気が乏しい。本山もゲレンデ化し、名山としての風格を損なっている。
歩き込まれた暖傾斜の広い尾根の先、山頂目指し、散策気分で進む。眼下、すり鉢状のゲレンデ。背後の氷ノ山は
さすがにどっしり風格あり。山頂手前、急傾斜、木段を一歩一歩登る。ゲレンデと反対側、山腹の新緑が美しい。
山頂は先生に引率された小学生たちでにぎやか。人工の大ケルンあり。三角点は地面に埋もれて顧みられない。
北東、瀞川山の山塊が延びる。もやっていて、妙見山、蘇武岳はシルエット。三角の秀麗なシルエットは、
宝引山か。休憩後、往路を戻る。大勢の小学生たちがやってくる。何かの行事か。ドーム状の高み、高丸山も
小学生で一杯。山頂表示はない。下ると、小代越の道標あり。北側への道は不明瞭だが少し下ると、林道に降り立つ。
左へ林道を緩やかに下り続ける。本山を改めて見上げる。少し風姿良いか。青ヶ丸の山稜に加え、山峡の
集落や北面の山並みを展望。木々の新緑も鮮やか。程なくゲートにぶつかる。道標あり、林道を右へ進めば、
出発地に戻れたのに、ガイド本をよく読まず、左へもう少し進んだ地点で進路を変えると思い込み、踏み跡もない
急傾斜の谷筋を強引に下る。幸い出てきた踏み跡をたどり、棚田に降り立つ。靴を汚して何とか車道に戻る。農家の
人に声を掛けられ、バツが悪い。自然の家が見える方へ車道を進み、無事戻れたが少し時間ロス。気分的にも疲れ、
近くの八反滝見物はやめ、次の目的地へ。⇒トップページ

鉢 伏 山

北面から安直に登頂、馴染みのない北面を展望 はちぶせやま 1221m 兵庫県美方郡香美町

2012527日()晴 8:35美方高原自然の家→9:35主尾根上→9:55山頂→10:55小代越→9:55山頂→12:10自然の家