登山道不明瞭だが、枯れた疎林の風情が良い通向きの山 ほうびきやま 803m 兵庫県養父市
2012年5月6日(日)雨→晴 8:20駐車場所→9:05沢終点→10:00山頂→11:25駐車場所
連休中も夜勤が入ったりして、最終日、ようやく山行できる。雨模様の予報に迷うが、小雨のち晴れの予報に出発。
渋滞なく快走、播但道終点:和田山から国道9号へ。氷ノ山・鉢伏へ向かう県道87号を西進。中瀬で駐車場所を探す。
消防団倉庫と郵便局の間の空き地に駐車。途中上がった雨が降っており、久しぶりに雨具着用、傘をさして出発。
消防団倉庫前を過ぎ、小橋(寺前橋)を渡り、すぐに左折。少し登ると、神社で地元の人たちが焚火中、登山道を聞く。
神社右脇を流れる小川沿い細い道を登る。小堰堤を巻き、小渓流沿い緩やかに登る。明瞭な道はなくなり、歩き
やすそうな所を探しながら進む。沢沿い石積みが続き、人の手が入っているが足元は悪い。傘をさし難渋しながら進む。
沢から離れ、山腹の巻き道への分岐点が分かるか不安ながら沢を詰め登ると、石積みで沢を渡る個所あり、それと
分かる。山腹を巻く道は比較的明瞭。程なく尾根に出る。明瞭な山道があり、安心。古びたテープも続くようになる。
雨に濡れた新緑が鮮やか。急斜面の直登が続く。淡いピンクのイワカガミに心和らぐ。咲き始めかまだ少ない。
幸い雨が上がる。中間点の鞍部は雰囲気が良く、座る場所もあり、雨具を脱ぐ。再び急登、木枝を掴みながら登る。
尾根が広く不明瞭、明瞭な道もなく、帰路迷わないか不安。持参の目印テープを使わなかったが、使う方がよい。
山頂下の鞍部に出ると、枯れた疎林の風情が良い。新緑に輝く樹が目を引く。ドーム状の山頂部、
緩やかに登る。下山時、進路を間違えないよう要注意。平坦な山頂に三角点あり。樹林越し氷ノ山方向が少し見える。
眼前、新録の妙見山が大きい。展望は乏しいが、登頂と疎林の風情に満足、進路を間違えないよう慎重に下る。
古テープを拾いながら進む。テープがなくなると、コースアウトしている。少しウロウロ、テープを探す。浅い溝状に
なっている所が登山道のよう。何度かコースアウト、軌道修正しながら無事、沢に戻る。沢筋の下りは帰途も難渋。
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