蘇 武 岳
2007年10月7日(日)晴 9:30阿瀬渓谷入口→11:20金山峠→12:30山頂→15:20渓谷入口
見応え歩き応えのある渓谷を経て好展望の尾根歩き そぶだけ 1074m 兵庫県豊岡市
ようやく晴天の休日、久しぶりに県下の山へ。本山の南に位置する妙見山にしようかとも思うが、
好天下、長時間を要する本山へ。名色スキー場からのコースが一般的だが、醍醐味のありそうな本コースへ。
舞鶴若狭道から北近畿豊岡道へ。和田山ICで降り、国道312号から482号へ左折後しばらくで県道259号へ。
清涼感のある山間の田園風景、植村直巳の出身地。氏を育んだ地を実感。記念公園があるがゆとりがなく通過。
道なりに進み、集落を過ぎ、キャンプ場上の路肩に駐車しようとすると、地元の人がもっと先と教えてくれる。
対向困難な狭い道を進むと、渓谷遊歩者用の広い駐車場と案内板あり。少し車道を歩くと休憩舎、トイレあり。
スケールの大きな渓谷と滝が現れる!変化に富んだ渓谷と滝、咲き乱れる秋の草花を鑑賞しながら進むと、
周回コースになっている遊歩道分岐点。この先、金山峠まで通る人が少ないようで道が不明瞭となる。
所々道標が整備され、迷うほどではない。暖傾斜で路面は柔らかくきつくはないが峠まで長い。
昔、金銀を採掘していた村の廃墟を通過、独特の気配あり。登り詰めて、広い林道の通る峠にポッカリと出る。
ここまで車で来れ、山頂稜線のすぐ下を立派な車道が走っている。山頂手前で、車道から山道に入れる。
この車道利用が一番楽。峠からいきなり急登だが、登り切ると、山頂まで緩やかなアップダウンの楽チンコース。
平地並みの速さで進み、地図で2時間のところ1時間で登頂。稜線歩きは樹林中ややダレル、
すぐ下に車道が見えるのも興醒め。車道からは終始展望が開け、立派な休憩舎もある。
西南方、瀞川〜鉢伏〜氷ノ山の山並みがのびやかに展開、初めて目にする兵庫の盟主!
芝生の狭い山頂から東方の展望が大きく開けるがあいにくもやっている。山頂に沢山のキャンプ道具、
若いカップルが重そうな荷をしょってスキー場側から登ってくる。山頂でキャンプすると屈託ない。
往路を急ぎ足で引き返す。渓谷は新緑か紅葉時に周回コースで鑑賞し、本山はスキー場から登る方が良さそう。
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