エピローグ

 一行はようやくのことで街までたどりついた。
 この街は、ミルジア山岳民国の東国境付近にあるバムレーという街だった。
 ミルジアの街としては中規模の大きさであり、一応従兵機の修理程度ならなんとか可能な鍛冶場が存在していた。
 もっとも、この操兵鍛冶は鍛冶匠合の直営では無く、零細の個人商店のようなものであったため、あまり良い腕は持っていなかった。
 一行は当初、この街で様々な情報収集を行う予定であったが、ある事情により一時延期せざるをえなかった。
 その事情とは、彼ら六名のうち五名までが、謎の病気により倒れたためである。
 おそらくは、あの鼠に噛まれたことによる病気だと思われた。
 まず最初に倒れたのは、もっとも手ひどく噛まれたレリックだった。
 次に操兵鍛冶にザー・ヴェルの修理を依頼して戻ってきたばかりのセラ、そして体力の無いクレアとフェスター、最後にフェイルが高熱を発し、床に伏した。
 二人の優秀な僧侶が真っ先に倒れてしまったため、残されたレストは非常に苦労した。
 不幸中の幸いだったのは、この街の医者がかなり優秀であった事だろう。
 全員の病状は、ほどなくして快方に向かった。
 だが、残念ながらその医者の手をもってしても、あの意識不明の少女については何もわからなかった。
 もっともレリックの働きで、あの少女の意識不明は何らかの超常の力が働いている結果だと解っている。
 一般の医者がどんなに腕利きだろうと、あの少女を目覚めさせることはできないだろう。

 こうして、彼らはなんとか命からがら逃げ出すことができた。
 だが、あの偽狩猟機と鼠の集団の正体はいまだわかっていない。
 また、あの偽狩猟機の軍団と対立しているらしい呪操兵の乗り手も謎のままだ。
 熱にうなされながら、彼らはまだこれから何かが起こるような不吉な予感に苛まれていた。


あとがき

 みなさん、ワースブレイド・メールプレイ第一回、堂々の完結です。
 今回の冒険では、街に『生きて』辿り着くことが目的でした。
 そのため、街での行動を色々と予定してくださった方は、その行動は第二回まわしになってしまいました。
 申し訳ありません。

 さて、今回…第一回を通しての感想はどうだったでしょうか?
 楽しんでいただけたなら、本当に嬉しいのですが。
 なお、3章と終章については、みなさんが慣れて来たためや、BEEさんのサイトでのチャットおよびPSO上での打ち合わせなどもあってか、追加で送られてきた行動の中にかなり突っ込んだものが見受けられました。
 また、追加が無い場合も、かなり詳細に行動を設定していたりと、なかなかたのもしかったです。
 問題は、マスタリングに時間がかかってしまったこと(^^;
 いえ文句をいってるんじゃありませんよ。
 それどころか、ちょっと遅れてしまった事に対し、お詫びを言いたいんです。
 本当に申し訳ありませんでした。

 ところで、第一回で入手した魔力のある?長剣と小剣ですが、どちらも通常のものよりもダメージが1点大きく、BN(当たりやすさの数値)も1点高いです。
 実際に使ってみて、はじめてわかりました。
 もしかしたら、まだ隠された能力もあるかもしれません。
 プレイヤーキャラの練法技能が上昇すれば、もしかしたら刀身に書かれた文字が理解できるかもしれませんね。
 あと、今回従兵機の修理に500ゴルダ、医者代宿代他雑費に500ゴルダ(未知数の病気で大勢だから高い)、あわせて1000ゴルダほどかかりました。
 例の金袋のお金の残金、および各アイテム類は、相談の上で各自に分配したり、パーティの共有資産としてプールしておくなり、はやめに決定してくださいね。
 相談には掲示板や、BEEさんのサイトのチャット、PSO上でのチャットなどを使用しましょう。
 BEEさん勝手に決めて申し訳ありません(^^;;;

 それでは、第二回シナリオもご期待ください。
 感想などは掲示板か、mail To:weed@catnip.freemail.ne.jp(スパム対策として全角文字にしていますので、半角化してください)へメールで御報せいただけるようお願いします。


序章 1章 2章 3章

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