2007年6月4日〜6月9日:ミュンヘン


マリエン広場の新市庁舎 シュトゥットガルトからICE(ドイツ新幹線)で約3時間でドイツ南部バイエルン州の州都である「ミュンヘン」に到着する。秋には「オクトーバーフェスト」で有名でもあり、自動車メーカー「BMW」の本社もある。

 ミュンヘンの中心街は新旧の市庁舎のある「マリエン広場」である。なかでも新市庁舎のからくり時計が有名であるが、ちょうど訪問時は時計塔の改修工事中(写真)で、からくり部分が辛うじて見られる程度であったのがちょっと残念。

 ホテルはマリエン広場から歩いて5分程度のところにあって、場所的には非常に便利であったが、入口がわかりずらく、エレベータがなく(泊まった部屋は5階...)、しかもこのご時世でクレジットカードが使えなく、部屋もお世辞にも綺麗とは言えないところだった。旅の疲れと空腹もあり、私は些細な一言から中爆発(いわゆる「逆ギレ」)を起こしてしまった。ここは☆がないようなところだったと思う。やはり宿泊費の節約も大切だが、☆3つくらいのところを確保したいものである。

Stuttgart town宮殿庭園

 マリエン広場の北にある庭園で、季節の花で美しく飾られている。街の中心から歩いて10分程度でこのような静かな空間があるのはとても東京では考えられない。ちょうど社会科見学?で子供たちもたくさん来ていた。このほかにもすぐ近くにはこれの数倍もある「英国庭園」もあり、都市と公園がうまく共存している。

ホフブロイハウス(ビアホール)ホフブロイハウス

 ミュンヘン観光の定番!?のビアホール。ちょっと早い昼食に立ち寄った。広いビアホールとにぎやかな音楽で昼間から陽気な気分になり、隣り合った席の人と仲良くなれそう。ドイツ風の衣装を着た老夫婦が音楽に合わせて盛り上がっていて、かみさんと子供は一緒に写真を撮らせてもらったり、と楽しいひと時であった。

ドイツ博物館ドイツ博物館

 ミュンヘン中心街の東側を流れる川の中洲にある「ドイツ博物館」はドイツを始め、世界の科学技術を一同に展示した博物館である。飛行機のエンジンの実物大模型やロケット、印刷機などの他、自動車や電車の模型などもある(らしい)。というのも、子供の実験兼遊び場が地下1階にあり、そこで大半の時間を費やしてしまった。他にもいっぱい展示があるのに気づいたのは閉館30分前。おおがかりな鉄道模型や放電実験など、大人でも楽しめるイベントがいっぱいあった(ようだ)。全部見るのなら丸1日でも足りないくらい(らしい)。再訪の機会があったら、朝からじっくり見て回りたい。
オリンピック公園、BMW博物館

 ミュンヘンオリンピックの跡地に作られた公園で、ここにある塔の展望台(写真左)から見るミュンヘンの街は極端に高いビルもなく、低い街並みがどこまでも続いている(写真右)。

 BMWの本社はオリンピック公園に隣接していて、本社敷地内の「BMW博物館」が建替え工事中のため、オリンピック公園内に仮オープンしている(当時、写真)。往年のクラシックカーに乗って記念撮影したり、BMWのクルマやバイクの歴史を見ることができる。また、広いテラスでは、子供が乗れるクルマもあり、親子で楽しむことができる。

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