2007年5月31日〜6月4日:シュトゥットガルト
ドイツの南西部、バーデンビュルテンブルグ州の州都でもある「シュトゥットガルト」は、「黒い森」の入口となる他、「ベンツ」の本社もある都市で、住人の所得水準も比較的高いといわれている。
空路で乗り継いでシュトゥットガルト空港に着くこともできるが、今回は日本から直行の「フランクフルト空港」から列車を利用して、乗車時間1時間半で「シュトゥットガルト中央駅」に到着した。駅舎のてっぺんにベンツのマークがあるのが特徴。
ホテルは中央駅からUバーン(地下鉄)で約10分程乗り、そこから丘を10分くらい上った東地区の高台にある。周囲は落ち着いた閑静な住宅街といった雰囲気で、今回はここに4泊した。
このホテルはオーナーの趣味か、仏像のオブジェなど、アジアのものが沢山あった。オーナーは初めは強面な印象であったが、話してみるとフレンドリーで旅行話などもしてくれた。部屋はスリーベッドルームで広く、すぐ裏にはスーパーもあり便利であった。
ホテルのすぐ近くを散策していると、教会があり、その隣には教会付属の幼稚園があった。子連れなので、ちょっと覗いて見ていると、中からスタッフが声をかけてくれた。ちょっと中を見学させてもらえないかと尋ねてみるとOKの返事をもらえたので見せてもらうことにした。ドイツ以外の国出身の子供たちもいて、歌を歌ったりゲームをしたりしていた。
週末にはその教会の礼拝にも出席してみた。礼拝終了後は、牧師先生が出口で一人一人に挨拶をしていた。私たちは日本からきた旅行者です、と言ったつもりだったが、どうやらシュトゥットガルト在住と勘違いされて「また来てくださいね」といった言葉をかけられていたようだ。
シュトゥットガルト中央駅にすぐ隣接して、「シュロス(城)庭園」がある。この庭園内には新宮殿、旧宮殿、州立劇場、広場、大きな池などがあり、アヒルなどの野鳥も泳いでいて、とても州都の駅前とは考えられない光景である。駅前からは歩行者専用のショッピングアーケードもあり、たくさんの人で賑わっている。
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ヴィルヘルマ動物園
中央駅からUバーンで20分くらい北に行ったところにある動物園で、園内には動物だけでなく、植物園、遊具や庭園などもあり、ゆっくり回ったら1日かかる程である。やはり休日だったからか、家族連れが沢山来ていた。
写真この動物園の名物(らしい)シロクマ。常に元気にうろうろ岩の上を歩き回っている。また、実際に動物と触れ合うスペースもあって、餌をあげることもできる。
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