クワ・カブ用語(クワガタ・カブト飼育を楽しんでいる方々の用語です)


用語 読み方       意     味
液採集 じゅえきさいしゅう 樹液の発酵臭に集まる昆虫を採集する
灯火採集 とうかさいしゅう 虫が光に集まる習性を利用して採集する
材採集 ざいさいしゅう 立ち枯れ・倒木などの中に入る幼虫・成虫を材を割って採集する
果物トラップ くだものとらっぷ バナナなど果物を発酵させ集まる虫を採集する
かき出し棒 かきだしぼう 穴からクワガタムシなどを引っ張り出す棒
うろ 木の幹に自然・人為的に枝・樹皮が剥がれ出来た穴
割り出し わりだし 産卵セットから産卵木を割り幼虫やたまごを取り出す
菌糸 きんし オガコにきのこ菌(オオヒラタケ・カワラタケなど・・)を殖菌した物
菌糸ボトル きんしぼとる PPボトルに広葉樹のオガコを詰め、きのこ菌を殖菌したボトル
菌糸ビン きんしびん 菌糸を詰め込んだガラスビン
菌床ブロック きんしぶろっく 袋に広葉樹のオガコを詰め、きのこ菌を殖菌した袋
埋込みマット うめこみまっと 産卵材・飼育材を埋め込むマット
発酵マット はっこうまっと 広葉樹オガコに添加剤を加え微生物によって発酵させたマット
管理マット かんりまっと 成虫を飼育管理するマット
産卵マット さんらんまっと マットに産卵する種類(カブト・クワガタ)用微分マット
オガコ おがこ 広葉樹を粉砕し小さな粒にしたもの
発酵 はっこう 有機物が微生物の作用によって分解され、アミノ酸や乳酸、有機酸、
アルコール類、二酸化炭素などが生成される現象
一次発酵 いちじはっこう 水分や通気を加えると温度が上昇する
二次発酵 にじはっこう 発酵を開始して温度が60度以上になった後に切り返して通気や水分が適切な条件にしても温度が上昇しなくなる
添加剤 てんかざい オガコを発酵させる為の促進剤(小麦粉・コーンなど・・・・)
産卵材 さんらんざい ♀が卵を産み付ける木
霊芝材 れいしざい 広葉樹に霊芝(きのこ菌)を殖菌した木
カワラ材 かわらざい 広葉樹にカワラタケ(きのこ菌)を殖菌した木
菌糸 飼育 きんししいく 幼虫に菌糸を食べさせ成虫に育てる
マット飼育 まっとしいく 幼虫に発酵マットを食べさせ成虫に育てる
材  飼育 ざいしいく 幼虫に材(霊芝・カワラ材など・・)を食べさせ成虫に育てる
孵化 ふか たまごが幼虫になる
蛹化 ようか 幼虫がサナギになる
羽化 うか サナギが成虫になる
脱皮 だっぴ 幼虫が皮を脱ぎ次の令になる(1令⇒2令⇒3令と3回脱皮する)
学名 がくめい 世界共通・国際的規約に基づいてつけられた生物の名前 ラテン語で示される。二名法では属名の後に種小名をつけて2語で学名を示す。
属名は大文字で始める
和名 わめい 日本国内の名称(和名は複数ある場合がある)
亜種 あしゅ 同じ種であるがいくつかの差異が見られる
P ぴー 両親をPと表記する。Pはラテン語のParensで「親」の頭文字です
F えふ Pの子供をFと表記する。Fはラテン語のFiliusで「子」の頭文字です。
CB しーびー 管理下繁殖(人工飼育) キャプティブブリードの略です。  
F1 えふわん F1=HB=ヘテロ  米麦・花業界・畜産業界など
(クワガタ業界とは大きく意味が違います)
クワガタ・カブト業界特有用語解釈 (通常は使用しない 表示と意味 ちょっと変?でも便利表示)
 *業界また各ショップで表示方法は統一されていません  ・・・・ 注意
WD わいるど W=WD 天然生体&野外生体
WF1 だぶるえふわん WF1&WDF1 表記
WD(天然生体)×WD(天然生体)    の同一血統交配第一世代

WF2 だぶるえふつー WF1&WDF1 表記
WF1(天然生体)×WDF1(天然生体) の同一血統交配第二世代

F0 えふぜろ 通常は使用しません 
WD=F0 天然&野外採捕の幼虫 / 野外採捕♀持腹の子
F1 えふわん
   &えふいち
本来の意味は雑種第1代管理下繁殖 の同一血統交配第一世代
(CBF1と表示の方が良いかも
F2 えふつー&えふに  F1の同一血統交配第二世代(CBF2と表示の方が良いかも)
CB・F1 しーびーえふわん 管理下繁殖 の同一血統以外 交配第一世代 
HB はいぶりっど ♂他産地と♀他産地を交配して生まれた子供
インラインブリード  同一血統の交配
アウトラインブリード 同一血統交配以外(同一産地だが親が異なる血統が異なる交配)
F1.2.3 えふいち &
    えふわん
Fの後につく数字は血の濃度を表します数字が大きくなるほど濃くなります。他の業界はF2F3などは実験時などに使用するのみで表示F1のみです。
ほとんど使用しません。
WF3 だぶるえふさん 両親が野外生体で 両親から数えて3代目 なおかつ同一血統