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久喜市議会議員
いのまた和雄のメッセージ


2007年
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2007年の選挙結果

2003年の選挙結果

「さきたま抄」より
今、地域からの、根本からの民主主義をこそ。
私たちの生活する、この地域で、
個としての、思想と良心の自由の旗を掲げ続ける。
全国各地で、それぞれの地域で、
人々が立ち上がり、地方の政治を変ええたとき、
私たちは再び、日本の政治を変える力を獲得しよう。

2007年の久喜市議会議員選挙
2003年の久喜市議会議員選挙

2003年 市会議員選挙へのメッセージ

いのまた和雄の基本姿勢

地域から、政治を変えよう
ともに生きる ともに創る
今、市政を市民の手に!

不戦・非武装・民主主義の憲法を活かし、
住民自治の政治を拓こう

みどり・共生・平和の市民派議員のネットワーク
  虹と緑の500人リスト

8期・55歳


みなさんと共に

◆すべての行政情報を市民の手に!  住民投票条例を作ろう。
◇自立した議員、市民の政策づくり、少数者の声を活かせる議会を。
◆安心して老いることができるまち、あらゆる差別をなくして、
  障害を持つ人も持たない者も地域でいっしょに暮らせる街をつくろう。
◇子育て支援と子どもの立場からの保育行政を。
  保育園の改築、ゼロ歳児・長時間保育、病後時保育の拡充を進めよう。
◆公共事業やハコモノ、開発優先行政をやめて、
   すべての行政をみどり・環境・共生の視点から見直そう。
      脱『原発』・持続可能な循環型社会への転換を進めよう。


メッセージ

地方から政治を変えるって?

 有事立法、周辺事態、“愛国心”が強調され、教育基本法をつぶして、憲法も変えられようとしています。
一方で、政府は景気回復を宣伝するものの、暮らしがよくなった実感はなく、若年層を中心に格差が広がっています。
 しかし新しい市民の政治の動きが生まれています。
“国家”の視点よりも、地域と生活・草の根からの住民の発意で政治を動かしていこうという、各地の住民投票運動や“みどり”派の政治の流れ、私が参加している“虹と緑の500人リスト”もその一つです。
民主主義の再生は地方自治の実践の中から生まれてきます。
今、地域に根ざして、市民自身が政治の主人公にならなければなりません。
 「九条」を守る力も地域の市民の中にこそあるんです。

久喜市議会の改革って?

 これまで久喜市議会の活性化=議会改革を全力で進めてきました。
議会のすべての会議は公開、政務調査費はすべての領収書や使途が公開です。
市民の税金を使うんだからあたりまえですよね。
 議員は一般質問や当局から出された議案を審議するだけでなく、みずから政策(条例)を作る権能も持っています。
久喜で議員が作ってきた条例は、アイドリングストップ条例、街路樹管理条例、審議会等の公開条例、それと、審議会等と議員の二重報酬の廃止も議員提案です。
残念ながら、まだまだ全部の議員がそうだとはいえませんが…。
 久喜市自治基本条例、総合福祉条例、市民参加条例や市民活動促進条例なども、私たちの政策提言で策定が進められました。
私は今、各々の政治的立場や思想を尊重し、自己の行動には自分で責任を持つ「大地」という会派を作っていて、政策立案・審査能力を持った本来の議会の姿を実現したいと思っています。

特にうったえたいことは?

 ごみ、ダイオキシン、環境ホルモン、原発、農薬、食べ物など、安全に暮らしたいという願い…。
私たちの生活全体を見直して、これまでの大量消費と開発優先、効率一辺倒の社会から、持続可能な社会へという、日本社会のあり方が問われています。
 久喜市の政治にとっての大きな課題は、総合病院…市民が安心して
かかれる医療体制をどう実現していくのか。
ごみ減量化は進んできましたが、焼却炉の新設、生ごみ全量堆肥化の取り組み、作った堆肥を地域の農業で循環させていくシステムも、まだ先行きが見えてきません。
西口サリアビルの再生は、行政が主要な役割を担うべきです。
「財政難だから」と言い訳ばかりしているのではなくて、財政をどこに投下するのかが問題なんです。
自治基本条例、市民参加条例、市民活動促進条例などを活用して、市民の「力」を市政に直接に生かしていく、その仕組み作りが課題です。

なぜ点字ボランティアを?

 22年前、一人の視覚障害の子が地域の学校で学ぶことになって、教科書や教材を点訳するために点字サークルを作り、その後、2人目の教科書点訳にも取り組みました。
本来、障害をもつ子らが地域の学校で健常児と共に学び続けられる条件を作ることは社会の責任です。
視覚障害者のガイドヘルプや障害者のパソコンサポート、精神障害者の社会参加を援助する活動もしてきて、そこからいろんなことが見えてきます。
人権と差別の問題、タテワリ行政、健常者中心に作られてきた街のあり方…。
人は年をとればみな障害を持つようになる…私たち自身の問題なんです。

行動の力はどこから?

 議員は「市民のためにやってあげる」のではなく、市民と共に行動するんです。
 これまで市民運動や住民運動で、市民自身が発言し行動していったときに行政を動かしてきました。
一方的な学区改編案を変更させたり、農薬の空中散布をやめさせた市民運動、学童保育の公設化も親たちの運動で作ってきました。
合併問題の時にも、ただ大きな市を作るという“理念なき合併”を、市民一人一人が反対運動に立ち上がって止めることができました。
市民が地域で希望をもって暮らしていく、子どもたちの未来を守るために、市民の声と力を強めていくことも議員の大切な役割の一つです。
 駅頭や地域で『いのまたレポート・声と眼』を配り続けてきました。
身近な市政への第一歩は情報発信からです。
街で、「いつも読んでます」と声をかけられると力がわいてきます。


歩んできた道

★1951年3月、東京に生まれる。
☆武蔵大学経済学部卒業。
 国鉄、社会党 総支部書記長。
 26歳で市議会議員に。
★94年3月、社会党をやめた。
☆久喜市議会議員8期。現・衛生組合議 会議員、人権行政推進協議会会長など。
★久喜点字サークル、埼玉県点訳ボランティアネットワーク、ガイドヘルプ、
 障害者パソコンサポート、精神障害者のボランティアなど、地域の活動を市民と共に。
 久喜市ボランティア連絡協議会副会長。障害者の教育権を実現する会 全国運営委員。
☆多くの草の根運動を市民と共にー。
 反原発・核燃料輸送反対運動、
 『安全なものを食べたい』生協活動や無(減)農薬野菜の共同購入運動、
 農薬を考える市民の会、子どもの権利条約を広げる運動、学童保育の運動、
 合併に反対する市民有志の会、
 地域の環境を守るたくさんの住民運動。

   
そして今、『九条の会・久喜』。


みんなで支えて

草の根からの民主主義、市民運動の力をこそ    

津田道夫(本町8丁目)

 いま「日の丸」や「君が代」が、上から規範みたいな形で押し付けられる傾向が、特に学校などで顕著になっている。
もちろん、「君が代」を歌いたい人は歌っていい。
しかし、それが規範として押し付けられると、これは内心の自由の侵害になる。
猪股さんが成人式などに招かれて、「君が代」の時、起立しないのは、たんなるひねくれなどでは絶対にない。
それは彼が内心の自由を瞳の如く大切にしている証拠だ。
それに彼は、障害者その他、社会的弱者の生活・福祉の問題に、人権の問題として積極的に取り組んでいる。
これらをふくめ、政治家としてはもちろん、その手前のところでも人間的に信頼すべき人として、彼を推したいと思う。


*津田さんは久喜市在住の評 論家。障害児の統合教育=インクルージョンを進める市民運動や、日本人の戦争責任・戦後責任を追及する立場から有事立法反対運動を一貫して取り組んでいらっしゃいます。


いのまた和雄(自宅)
久喜市青毛1−4−10
TEL/FAX 0480−23−2471
Eメール tomoni@eagle.ocn.ne.jp
8期
56歳



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 埼玉新聞のコラム「さきたま抄」より    1999/9/12 

 9月10日の埼玉新聞1面のコラム「さきたま抄」を見てびっくり。(このコラムはいつも大体先に目を通すことにしている)。
 「ここで取り上げられている市議とはもしかしたら私のこと?」。
 「さきたま抄」は朝日新聞でいえば天声人語、毎日新聞なら余録にあたる欄だ。先日、知り合いの記者氏から電話で世間話的に『声と眼』の配布のことについて聞かれてはいたが、こんな形の記事になるとは。
 光栄というか、恥ずかしい気もないではない。
 せっかくなので、以下は全文の引用。

さきたま抄

 毎月第一・第三の月曜日と火曜日の朝、県東部のある駅前で、黄色いチラシ(リポート)を配る男性の姿がある。チラシの内容は、行政全般に対する批判精神にあふれている。配っているのは、駅のある市の議員で、四十代ながら七期目のベテラン。所属党の事実上の分裂などを機に、無所属(議会内会派に所属)となった
▼政治を保守−革新の構図でとらえることは、もはや大きな意味を持たないが、革新を名乗って論陣を張っていた人間が、急に主張を変えることは、政治生命にかかわりかねない。だからといって、二十代から議員一筋のこの市議が、一から出直して会社勤めをすることは、気持ち、環境、ともにむずかしい
▼企業の解体あるいはリストラで職を失ったサラリーマンに似て、その苦労は予想を超えるものだったろう。同じような辛苦を、政界再編の中で味わった議員は多いに違いない

▼議員を専業とすることに、いろいろな意見があるかもしれない。しかし、行政に対する監視を市民の側に立って行うという、本来の役割を担う議員が、全国にどのくらいいるのだろうか
▼インターネットやサークル、政策勉強会など、あらゆる機会を通じて、この市議が行政監視力を向上させていることは、報告書を見れば理解できる。市民が教えられることも多い
▼今春の統一選で、この市議はトップ当選を果たした。名誉あるいは生活の糧だけで市議をやっていないことは明らかだ。こうした議員のスタイルを支持する市民が増えている。

 私のささやかな活動、議員としてこれだけは最低限の仕事と思って続けてきた『声と眼』を、これだけ評価してくださっていることは、本当にありがたい。うれしく思い、素直に感謝したい。
 それと、この記者氏としても、政治のあり方、議員のあり方、その変容、議員の役割、議員と市民の関係の変化について、関心というか、注目されているのだろう。
 私の『声と眼』は、自己宣伝ではないし、私の主張の声高なアピールでもない。市政と議会の情報を市民に流す、情報発信に他ならない。市民のみなさんが、それを読んで、みずから考えていただければ、それが最高だし、私の短いコメントや意見、批判に賛同してもらえれば、それはそれでありがたい。私は、これからも地方議員として、市民の声、市民の眼を信じて活動を続けていきたいと思う。
 ただ、記者氏には申し訳ないが、この記事中に1か所だけ(たいへん光栄な)間違いがある。今春の統一選で、私はトップでなく2位だった。トップ当選する人はもっと何か、派手なアピールや選挙戦術、あるいは組織力があるのだろうが、私はこれくらいで十分だと思っている。


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