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市議会の動き 2014年〜

市議会の動き 市議会に提案された全議案と採決結果、各会派の賛否
 2010〜2013年 2012〜2014年
  2010〜2011年
2007・2008・2009年 2008・2009年
2006・2007年
2003・2004・2005・2006年 2004・2005年度
2003・2004年度
2000年・2001年・2002年 2001・2002年度
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【11月市議会】 市職員と市長・議員の期末手当を減額
『声と眼』622号 2021/12/4

  国家公務員の給与水準は民間給与に準じて人事院勧告を適用して決定しています。
久喜市の職員給与も国の人事院勧告を準用して、労働組合との合意で決めてきました。
今年度も民間給与の低迷を反映して、市職員の給与は据え置き、期末勤勉手当が2年連続の引き下げで、これまでの年間4.45か月分から0.15か月分減額されて、年間4.3か月分となりました。
引き下げ額は、市職員は平均5万655円、フルタイム臨時職員が2万8115円、パートタイム職員は9637円の減額で、総額約5857万円の減額です。
民間も公務員も給与が下がり続けるのでは、景気回復も望めません。

 特別職の期末手当も職員と同じ0.15か月分の減額で、年間4.3か月分となりました。市3役と議員の引き下げ額の総額は247万円です。

単位
報酬月額 年間期末手当額 引下げ額 
改定前 改定後
市 長 95万7000 511万0380 493万8120 17万2260
副市長 80万5000 429万8700 415万3800 14万4900
教育長 73万7000 393万5580 380万2920 13万2660
議 長 48万3000 257万9220 249万2280 8万6940
副議長 43万3000 231万2220 223万4280 7万7940
委員長 42万2000 225万3480 217万7520 7万5960
議 員 41万0000 218万9400 211万5600 7万3800

 市長や議員など特別職の期末手当は[加算額1.2×4.3か月分]で算定されているので、実質的な支給割合は[5.16か月分]となります。


【6月市議会】 正副議長とも女性に
2020/6/9

 6月8日、定例市議会の初日、正副議長選挙が行われ、いずれも女性が当選しました。
 それまで久喜市議会の過半数を占めていた新政久喜が分裂し、6名の「政策の会くき」が結成され、公明党や市民の政治を進める会で協議した結果、「久喜市議会の活性化を進める」という大きな方向性で一致しました。
 今後、3会派で久喜市議会の運営について、連携・協力して行くことで合意しました。

議長選挙
政策の会・春山議員が当選
春山千明(政策の会) 14票
並木隆一(新政久喜)  8票
杉野 修(共産党) 4票
 上篠哲弘(政策の会) 1票 

副議長選挙
政策の会・盛永議員が当選
盛永圭子(政策の会) 15票
宮崎利造(新政久喜) 8票
渡辺昌代(共産党) 4票


代表者会議と委員会の構成
委員長  ●副委員長
 市民の政治 無会派 新政久喜 政策の会  公明党 共産党
代表者会議 猪股 宮崎 園部  上篠 新井 岡崎 杉野
議会運営委員会(8人) 川辺 宮崎 井上 ◎柿沼 上篠 ●丹野 斉藤  渡辺
総務財政市民委員会(7人)   ●田村 井上 平沢 上篠 柿沼 ◎丹野 杉野
福祉健康委員会 (7人) ●川辺 川内 並木 ◎新井  大橋 長谷川 平間
建設水道委員会(7人) ●田中 鈴木 宮崎 盛永  ◎岡崎 石田
教育環境委員会 (6人) 猪股 ●成田 園部 ◎貴志  斉藤 渡辺
予算決算委員会(28人)
 議長と監査委員を除く全議員
猪股
川辺
◎田中
●田村 鈴木 成田
井上 平沢
園部 並木
宮崎 川内
柿沼 新井
盛永 貴志
上篠
岡崎 丹野
大橋 長谷川
渡辺 杉野
石田 平間
県央道対策特別委員会(8人) 田中 宮崎 園部 ●新井 貴志 ◎岡崎 大橋 石田
ごみ処理施設・本多静六記念公園等
特別委員会(8人)
川辺 成田 平沢 ●新井 盛永 ◎岡崎 斉藤 渡辺


一部事務組合議会議員
市民の政治 無会派 新政久喜  政策の会  公明党 共産党
久喜宮代衛生組合議会議員
(9人)
猪股 成田 園部
鈴木
新井 春山 大橋 斉藤 渡辺
久喜地区消防組合議会議員
(3人)
井上 柿沼 岡崎
広域利根斎場組合議会議員
(6人)
田中 宮崎 井上 貴志  長谷川 平間
利根川栗橋流域水防組合
(6人)
川辺 並木 川内 上篠 岡崎 石田
北本地区衛生組合
(3人)
平沢 盛永  丹野


【この他の主な議会の役職】
市民の政治 無会派 新政久喜 政策の会 公明党 共産党
監査委員 斉藤
都市計画審議会委員 宮崎 貴志 岡崎
社会福祉協議会理事 杉野
社会福祉協議会評議員 成田
青少年育成市民会議理事 川辺

本会議場の議席
執行部席 議長席  
市長 演壇
  (無会派)
成田 平沢 貴志 川内 質問者演壇   田村 猪股 川辺 田中 (市民の政治)
新井 上篠 宮崎 園部 平間 杉野 石田 渡辺 (共産党)
柿沼 春山 井上 鈴木    並木 盛永 岡崎 丹野 斉藤 長谷川 大橋
(政策の会)      (新政久喜)   (公明党)        
傍聴席

 新会派ができる都議精機も変更されるのがこれまでの通例でしたが、今回、新政久喜と、新会派・政策の会の議席はこれまで通りで、変更されず、2会派の議席が混在しています。
 新政の宮崎議員の説明によると、新政は最後列6席と中段の2席を取りたいと主張し、政策の会は最前列に行くよう求めたというのですが、折り合いが付かなかったようです。


 最大会派が分裂、市議会の会派構成が流動化
2020/5/7

 5月7日、久喜市議会の最大会派だった「新政久喜」が分裂し、新会派が届けられました。 4月中旬頃から、次期の議長人事を巡って新政内の対立が漏れ伝わってきていました。
 他の会派からは、「議会の役職を巡ってゴタゴタしても、結局はうまく分け合ってまとまるんだろう」とみられていましたが、今回は内部の話し合いもうまくいかなかったようです。
 これまでにもしばしば政治的な意見の対立も見られていましたから、お互いの会派間の切磋琢磨で政策的な議論が深まっていけばいいのですが・・・。

 現在の議員任期はちょうど2年目をの折り返し点を迎え、これまで新政は、慣例で正副議長などの役職は2年で交替としてきましたから、6月議会初日に上篠議長、園部副議長が「辞表」を出して、正副議長選挙が行われると見込まれていました。
 また、「任期2年」の委員会の改選も予定されていて、5月18日に各派代表者会議が開かれることになっています。
 それらの委員会人事や一部事務組合の議員配分も代表者会議で協議することになっています。

会派・地区別の議員  ◎代表 ●副代表
市民の政治
を進める会 
3人 久喜地区/◎猪股 ●川辺
菖蒲地区/田中  
新政久喜 8人 久喜地区/鈴木(自民党)、井上、◎宮崎、●園部、成田
菖蒲地区/平沢
栗橋地区/並木
鷲宮地区/川内
政策の会くき
(新会派)
6人 久喜地区/春山、貴志
菖蒲地区/盛永
栗橋地区/◎柿沼
鷲宮地区/上篠、●新井
公明党 5人 久喜地区/◎岡崎、●斉藤、大橋
栗橋地区/長谷川
鷲宮地区/丹野
共産党 4人 久喜地区/●渡辺、平間
栗橋地区/石田
鷲宮地区/◎杉野
無会派 1人 栗橋地区/田村

【11月市議会】   『スポーツ都市宣言』は選挙公約の一つ
『声と眼』584号 2020/1/4

  11月市議会に梅田市長が『健幸(けんこう)・スポーツ都市宣言』を提案して可決されました。
市長選挙の公約だった「健康寿命No.1都市宣言」をアレンジしたものですが、具体的にどんな施策を考えているのかはまだ明らかにされていません。
各地域で取り組まれている健康体操や5回目となる久喜マラソンなどの既成の事業以外に、新たな政策としてどのように展開させていくのでしょうか。

スポーツ政策専門職員を採用?

 宣言に合わせて、久喜市で『スポーツ振興や市民の健康増進』の事業を企画・運営できる人材を市の職員として募集する方針が発表されました。
受験資格は今春に高校卒業〜40歳で、全国レベルのスポーツ大会の入賞経験者、またはスポーツイベントの企画運営の経験者としています。
採用後の身分は「一般職任期付職員」で、雇用期間は今年4月から2年間です。
そんな短期間の不安定な身分で、急に募集をかけて果たして応募する人がいるのか、責任を持った業務ができるのか、市の部署のどこに位置づけて、どのような権限を持たせるのかなどはよくわかっていません。
そもそも現在の職員ではなぜだめなのか、市長はその意図をきちんと説明するべきです。

市長選挙のたくさんの公約の行方は

この他に、理科大跡地の利用計画の見直し、産婦人科医療機関の誘致、新ごみ処理施設併設の温浴施設の見直し、久喜駅周辺の再開発、旧3町地区の賑わい創出、観光振興やスポーツ施設の整備なども公約に掲げられていました。
しかしこれらはいまだに見通しも方向性も示されていません。
一方、巨大学校給食センター見直しは前市長の計画をそのまま踏襲する結果になりました。
「済生会栗橋病院の存続」は梅田市長がどのように交渉を行ったかも経過も説明されないまま、加須市への全面移転が決まってしまいました。

 梅田市政も2年目の折り返し点を迎えます。
前市長の市政からどのように変えてきたのか、中間総括と今後の方向性を示すべき時期に来ています。


【6月市議会】 天皇に「賀詞の奉呈」って意味あるの?
『声と眼』572号 2019/6/6

 6月議会初日に議長から「天皇即位の賀詞」が述べられました。
最初は新政から、議会冒頭に全会派の共同提案で「天皇陛下に奉呈する賀詞」を決議したいと提案がありました。
しかし市政にも議会にも関係ないことを、他の議案に優先して特例で議会冒頭に議決するというのはスジが通らないので、私は共同提案には署名しないと断りました。
その後、決議でなく、議長が発議して読み上げることになって、結局、採決も取らずに何となく決定したような形になりました。
実際の議長の口述は次の通りです。

議長 『天皇陛下ご即位の賀詞の奉呈について議題とすることにいたしたいと思います。ご異議ございませんか』
(何人かの議員が『異議なし』と叫ぶ)
議長 『異議なしと認めます。
よってそのように決定いたしました。
天皇陛下ご即位の賀詞の奉呈を議題といたします』
『天皇陛下のご即位に対し、久喜市議会は慶祝の意を表するため、議会の議決をもって賀詞を奉呈することとし、その文案は議長にご一任願いたいと思います。
ご異議ございませんか』。
(何人か『異議なし』)
議長 『ご異議なしと認めます。
よってそのように決定いたしました』
『それでは賀詞を朗読いたします。
天皇陛下におかれては、5月1日にご即位されましたことは、誠に慶賀にたえないところであります。
ここに久喜市議会は、市民とともに謹んでお祝い申し上げます。
令和元年6月3日 久喜市議会
 なおこの賀詞の奉呈につきましては議長にご一任願います』。

 私も“あえて反対するほどのことでもない”と考えて、『異義あり』とは言いませんでしたが、自治体議会がわざわざ開会冒頭に、天皇に対する祝意を議決する必要があったのか、疑問が残ります。

★天皇即位の賀詞なんて他の市議会ではあまり聞いたことがない。
私たち地方議会の議員は天皇とは関係ないのだが、それでも議員さんたちの中には忠誠を示しておきたい方もいるらしい。★


【6月市議会】 ごみ処理施設・市民の森公園等の特別委員会を設置
2018/6/15

 6月8日に定例市議会が開会されました。
 一般会計補正予算の他、市税条例等の条例改正案9件、桜田小学校に学童保育室を整備する工事契約などが提案されました。

 市議会に、新たに特別委員会を設置することが、全会派の合意で決まりました。

 市民の政治 新政久喜 公明党 共産党
圏央道対策特別委員会(8人) 田中 ◎井上 ●平沢 園部 宮崎 岡崎 大橋 石田
ごみ処理施設・本多静六記念公園等
特別委員会(8人)
川辺 ◎宮崎 ●盛永 春山 並木 岡崎 斉藤 渡辺

【5月臨時市議会】 議会運営委員会の定数を削減
2018/5/19

 5月1日、8日に各会派の代表者会議や全員協議会で、今後の議会構成について話し合いました。

 これまで代表者会議は8名、議会運営委員会は9名で、合併当時の議員定数34名の時のまま据え置かれてきました。
私は議員定数を27に減らしたのだから、これらの役職も減らすよう提案しました。
新政が難色を示したものの、協議の結果、代表者会議は据え置き、議会運営委員会は1名減で合意しました。
各委員会と議運の定数削減の条例改正が可決されました。


【5月臨時市議会】 新たな議会構成が決まりました
2018/5/18

 5月15日、臨時議会が開かれて、議長選挙が行われました。

主要人事は最大会派でほぼ独占

 5月15日、久喜市議会の初議会で、議長選挙、委員会や一部事務組合などの議会人事を決定しました。

 市議選直後には、柿沼市議を中心に、新政久喜とは別に新会派を作る動きも表面化していました。石川県議から誘われたと証言している議員もいます。

 しかし結局は、市長選で田中前市長を支持したか梅田市長を支援したか、また政策の違いも関係なく、14名が最大会派にまとまってしまったのは、市民感覚からはほど遠いと言わざるを得ません。
新政久喜でほとんどの役職を押さえ、公明党に委員長1つ、副委員長2つを渡して協力を取り付けたようです。

議長選挙 新政の上篠議員が当選
    (投票した議員) 
上篠哲弘(新政久喜) 19票 新政久喜14人+公明党5人
猪股和雄(市民の政治を進める会)  4票 市民の政治を進める会3人+無会派(田村) 
杉野 修(共産党) 4票 共産党4人

副議長選挙 新政の園部議員が当選
     (投票した議員) 
園部茂雄(新政久喜) 19票 新政久喜14人+公明党5人
川辺美信(市民の政治を進める会) 4票 市民の政治を進める会3人+無会派(田村) 
渡辺昌代(共産党) 4票 共産党4人


代表者会議と委員会の構成
委員長  ●副委員長
 市民の政治 無会派 新政久喜 公明党 共産党
代表者会議 猪股 柿沼 春山 井上 新井 岡崎 杉野
議会運営委員会(8人) 川辺 井上 柿沼 春山 新井 ●斉藤 岡崎  渡辺
総務財政市民委員会(7人)   田村 春山 ●成田 柿沼 井上 岡崎 渡辺
福祉健康委員会 (7人) 川辺 ◎平沢 園部 並木  ●斉藤 長谷川 杉野
建設水道委員会(7人) 田中 ●盛永 鈴木 宮崎 ◎丹野 石田
教育環境委員会 (6人) 猪股 ◎新井 ●貴志 川内 大橋 平間
予算決算委員会(28人)
 議長と監査委員を除く全議員
猪股
川辺
田中
田村 ◎鈴木 ●成田 柿沼 春山
井上 新井 平沢 園部
盛永 宮崎 貴志 川内
岡崎 斉藤
丹野 大橋
長谷川
渡辺 杉野
石田 平間


一部事務組合議会議員
市民の政治 無会派 新政久喜 公明党 共産党
久喜宮代衛生組合議会議員(9人) 猪股 貴志 新井 成田 園部 鈴木 大橋 斉藤 渡辺
久喜地区消防組合議会議員(3人) 井上 柿沼 岡崎
広域利根斎場組合議会議員(6人) 川辺 宮崎 春山 上篠 岡崎 平間
利根川栗橋流域水防組合(6人) 田中 宮崎 並木 川内 長谷川 石田
北本地区衛生組合(3人) 平沢 盛永 丹野


【この他の主な議会の役職】
市民の政治 無会派 新政久喜 公明党 共産党
監査委員 並木
都市計画審議会委員 宮崎 春山 岡崎
社会福祉協議会理事 井上
社会福祉協議会評議員 渡辺
青少年育成市民会議理事 園部

本会議場の議席
執行部席 議長席  
市長 演壇
  (無会派)
成田 平沢 貴志 川内 質問者演壇   田村 猪股 川辺 田中 (市民の政治)
新井 上篠 宮崎 園部 平間 杉野 石田 渡辺 (共産党)
柿沼 春山 井上 鈴木    並木 盛永 岡崎 丹野 斉藤 長谷川 大橋
         (新政久喜)   (公明党)        
傍聴席

 新政久喜がずらっと並んでいる中で、質問者用演壇の後ろの一列が空席となっているのには理由があります。
 この席は議会のインターネット中継で、質問者の後ろに常に顔が写ることになります。
 そのために、『精神的に疲れるので座りたくない』と敬遠されています。


 2位当選の川内氏は、これまで本人の申告によって「久喜地区」と書いてきました。
 しかし実際の生活の場と住民票は鷲宮地区にあることがわかったので、表記を「鷲宮」に修正しました。
 市議会のホームページの表記も修正されました。

 市議会の会派構成は旧態依然
『声と眼』550号 2018/5/1

 4月22日の市議選投票で、27人の議員の顔ぶれが決まりました。
 今日(5月1日)が会派届け出期限でしたが、4つの会派が結成されました。
 今後、初議会は5月15日に開かれ、議長選挙その他の役職や委員会等を決定します。

会派・地区別の議員  ◎代表 ○副代表
市民の政治
を進める会 
3人 久喜地区/◎猪股 ○川辺  菖蒲地区/田中  
新政久喜 14人 久喜地区/○春山、鈴木(自民党)、井上、宮崎、園部、貴志、成田
菖蒲地区/盛永、平沢
栗橋地区/◎柿沼、並木
鷲宮地区/上篠、新井、川内
公明党 5人 久喜地区/◎岡崎、○斉藤、大橋
栗橋地区/長谷川
鷲宮地区/丹野
共産党 4人 久喜地区/○渡辺、平間
栗橋地区/石田
鷲宮地区/◎杉野
無会派 1人 栗橋地区/田村

 市長選挙で梅田新市長が誕生した結果、市議会の構成も流動化すると思われていました。
選挙直後には新会派結成の動きもありましたが、市民の政治、公明、共産、無会派1名以外は、結局は全員が最大会派に入ってしまい、会派構成は改選前とほとんど変わりませんでした。
前市長を応援して敗北したグループも梅田新市長を支援した議員も、一つにまとまってしまうというのは市民感覚からはとうてい理解できません。
役職の配分や要求を通すために“政策の違いなどは関係ない、数の力がないと何もできない”と考える議員がいまだに多いようです。
市長が替わっても市議会は旧態依然のままです。

 今後、最大会派内部の都合でものごとをブラックボックスで決めてしまうのではなく、透明性を確保して市民にわかりやすい議会運営を実現していかなければなりません。
私たち市民の政治を進める会は改選前と同じ3名で、無会派の議員とも連携して、スジを通して緊張感を持った議会運営をめざしていきます。


 議長に柿沼議員が選出された
2016/6/6

 正副議長は、いずれも投票で選出されました。
 従来は各政党会派に所属する議員がそれぞれの会派の候補者に投票するのが普通でしたが、今回は公明党が新政久喜に全面的に協力して、正副議長とも新政久喜から選出されました。
 私たち市民の政治を進める会(猪股・川辺)は、正副議長選挙のいずれにも白票を投じました。

 新政久喜(15名)は、事前に3名が議長候補に名乗りを上げて、ようやく一本化したそうです。

議長選挙結果
      (投票した議員) 
当選 柿沼繁男(新政久喜) 20票 新政久喜15人 + 公明党5人
  杉野 修(共産党) 4票 共産党4人
  白票  3票 市民の政治を進める会3人 

副議長選挙結果
       (投票した議員) 
当選 春山千明(新政久喜) 20票 新政久喜15人 + 公明党5人
  渡辺昌代(共産党) 4票 共産党4人
  白票   3票 市民の政治を進める会3人 

委員会の正副委員長が決まりました

 委員会の構成は5月15日の代表者会議で配分が決まり、6月6日の本会議で正副委員長の選任が行われました。
事実上、事前の話し合いで、議会運営委員会や4常任委員会で、新政久喜が委員長、公明党が副委員長を獲得しました。
予算決算委員会と圏央道特別委員会の2つは新政久喜が副委員長も取りました。

代表者会議と委員会、正副委員長が決まりました
委員長  ●副委員長
 市民の政治 新政久喜 公明党 共産党
代表者会議 猪股 井上 岸 富沢 大谷 岡崎 杉野
議会運営委員会(9人) 川辺 宮崎 大谷 井上 富沢 山田 ●矢崎 戸ヶ崎 渡辺
総務財政市民委員会(7人) 田中 貴志 園部 並木 山田 ●戸ヶ崎 渡辺
福祉健康委員会 (7人) 川辺 成田 岸 鈴木 ●丹野 斉藤 杉野
建設水道委員会(7人)   新井 平沢 宮崎 井上 ●岡崎 石田
教育環境委員会 (6人) 猪股 春山 大谷 富沢 ●矢崎 平間
予算決算委員会(25人)
 議長と監査委員を除く全議員
猪股
 川辺 田中
園部 ●成田 他11人
(議長と監査委員を除く)
岡崎 矢崎
戸ヶ崎 丹野 斉藤
杉野 渡辺
石田 平間
 圏央道対策特別委員会(9人) 田中 ●平沢 園部 宮崎 富沢 鈴木 岡崎 戸ヶ崎 平間

新たな議会構成と議員の役職が決まりました
2016/5/20

 4月で、市議会議員の任期4年間のちょうど折り返し点を迎えました。
 久喜市議会では、常任委員会の任期が2年と決められています。
 また会派構成も変わるため、2年ごとに一部事務組合の配分や役職も交替するのが慣例になっています。
 5月15日に市議会代表者会議が開かれて、後半2年間の配分についての話し合いが行われ、20日までに新たな議員構成が確定しました。


代表者会議と委員会の構成
委員長  ●副委員長
 市民の政治 新政久喜 公明党 共産党
代表者会議 猪股 岡崎 杉野
議会運営委員会(9人) 川辺 宮崎 大谷 井上 富沢 山田 矢崎 戸ヶ崎 渡辺
総務財政市民委員会(7人) 田中 貴志 園部 並木 山田 戸ヶ崎 渡辺
福祉健康委員会 (7人) 川辺 成田 岸 鈴木 丹野 斉藤 杉野
建設水道委員会(7人)   新井 平沢 宮崎 井上 柿沼 岡崎 石田
教育環境委員会 (6人) 猪股 春山 大谷 富沢 矢崎 平間
予算決算委員会(25人)
 議長と監査委員を除く全議員
猪股 川辺 田中
13人
(議長と監査委員を除く)
岡崎 矢崎 戸ヶ崎
丹野 斉藤
杉野 渡辺
石田 平間
 圏央道対策特別委員会(9人) 田中 平沢 園部 宮崎 富沢 鈴木 岡崎 戸ヶ崎 平間

一部事務組合議会議員
市民の政治 新政久喜 公明党 共産党
久喜宮代衛生組合議会議員
(9人)
猪股 貴志 新井 成田 園部 鈴木 斉藤 戸ヶ崎 渡辺
埼玉東部消防組合議会議員
(3人)
宮崎 井上 岡崎
広域利根斎場組合議会議員
(6人)
川辺 春山 大谷 岸 戸ヶ崎 平間
利根川栗橋流域水防組合議会議員
(6人)
田中 並木 柿沼 山田 矢崎 石田
北本地区衛生組合議会議員
(3人)
平沢 富沢 丹野



【この他の主な議会の役職】
市民の政治 新政久喜 公明党 共産党
監査委員 並木
都市計画審議会委員 平沢 宮崎 杉野
社会福祉協議会理事
社会福祉協議会評議員 戸ヶ崎
青少年育成市民会議理事 春山

本会議場の議席
執行部席
議長席
市長 演壇
 
成田 平沢 新井 貴志 質問者席 平間 杉野 石田 渡辺 (共産党)
富沢 井上 大谷 春山 宮崎 園部       斉藤 丹野 猪股 川辺 (市民の政治)
鈴木 山田 柿沼   並木   戸ヶ崎 岡崎 矢崎 田中
(新政久喜)   (公明党)    
傍聴席

 質問者用演壇の後ろの2席は空席となっているのには理由があります。
 この席は本会議のインターネット中継で、質問者にカメラが向けられたときには常に顔が画面に映されることになります。
 そのために、『精神的に疲れるので座りたくない』と敬遠されていて、空席となっています。
 もう一つの隠された理由…。
 昨年までこの席に座っていた人は、しょっちゅう居眠りしている姿が画面に映し出されていました。


会派・地区別の議員  ◎代表 ○副代表
市民の政治
を進める会 
3人 久喜地区/◎猪股和雄 ○川辺美信  菖蒲地区/田中勝  
新政久喜 15人 久喜地区/岸輝美、鈴木松蔵(自民党)、◎井上忠昭、宮崎利造
 春山千明、園部茂雄、貴志信智(みんなの党)、成田ルミ子
菖蒲地区/○富澤孝至、平沢健一郎
栗橋地区/山田達雄、柿沼繁男、並木隆一
鷲宮地区/○大谷和子、新井兼
公明党 5人 久喜地区/◎岡崎克巳、○戸ヶ崎博、斉藤広子
栗橋地区/矢崎康
鷲宮地区/丹野郁夫
共産党 4人 久喜地区/渡辺昌代、平間益美
栗橋地区/○石田利春
鷲宮地区/◎杉野 修

【11月市議会】 議員などの特別職の期末手当の増額に反対します
2014/12/22

  12月22日、11月議会の最終日に議案に対する討論・採決が行われました。
 私は、市長・副市長、教育長の給与条例、議員報酬条例の改正案に《反対討論》を行いました。
 この議案に、市民の政治を進める会の猪股・川辺、無会派の田中議員の3人が反対しましたが、新政久喜・公明党・共産党は賛成に回り、「賛成多数」で可決されました。

  【議案第93号に対する反対討論】

議員及び市長・副市長、教育長の期末手当支給月数を引き上げる条例改正

市民の政治を進める会  猪股和雄

 市議会議員と市長・副市長・教育長の期末手当の増額ですが、現在の期末手当は年間3.95か月分ですが、これを0.15か月分増やして年間4.1か月の支給とするものです。
 それぞれの支給額の年間の増額分は、市長16万3800円、副市長14万400円、教育長12万6000円、議長8万1000円、議員6万4800円の増額で、総額で240万4800円の支出増となります。
 公務員の給与は7年くらい前から引き下げが続けられてきていて、今年、人事院が民間給与水準よりも低くなっているとして引き上げの勧告を行いました。
 久喜市でも人事院勧告に準じて給与条例の改正が提案され、給与および期末勤勉手当も0.15か月分引き上げられることになりました。
 これに合わせて、市長や議員などの期末手当も増額するというものですが、しかし本来は、市長や議員などの特別職の期末手当を市の職員の支給月数に合わせる規定はありません。
 実際、県内では議員と職員とで期末手当の支給月数が異なっている市もあります。新座市などでは議員の期末手当は年間3か月分を下回っています。
 幸手市議会や宮代町議会は、議員と市長、町長の期末手当支給月数の引き上げを反対多数で否決しました。これはひとつの見識と言えます。
 また「特別職報酬等審議会条例」第1条で、市長給与や議員報酬の額の変更は報酬等審議会に諮問してその意見を聞かなければならないことになっていますが、今回の引き上げにあたって報酬審議会は開かれませんでした。
 私は議案質疑で、市長給与や議員報酬の「月額」は据え置きでも、期末手当の月額を増やして「年額」を引き上げるのですから、審議会の意見を聞くべきではなかったかと指摘しました。
 県内では8市が酬審議会を開いているそうですが、これは誠実な対応であると言えます。
 このままでは、久喜市は、職員の給与水準の改定に“便乗”して、議員と市長の支給額も引き上げてしまうという“お手盛り”ではないかという批判は免れません。
 私は、久喜市の議員報酬は県内でも低い水準にあり、報酬新議会で審議してもらって引き上げるべきであると考えていますが、今回のように、期末手当の支給月数を、報酬審議会に諮問する明確な根拠がないからといって、手続き抜きで市長提案と議会の議決だけで決めてしまうのは、市民の理解は得られません。
 久喜市でも、少なくとも報酬等審議会を開いて、諮問ないしはその意見を聞くべきでありましたが、そうした手続きをとらずしての引き上げには反対します。

久喜宮代衛生組合議会が開かれます
2014/6/1

  6月5日に久喜宮代衛生組合議会の臨時会が開かれます。
 衛生組合議会は、定数14名で、久喜市議会から9名、宮代町議会から5名で校正されています。
 久喜市議会議員が改選になったために、メンバーの入れ替えがあり、議会運営委員会委員などの役職の選任が行われることになっています。
 
 5月28日に衛生組合議会の全員協議会が開かれて、事前の調整が行われました。
 久喜市議会の場合、会派構成に応じて役職獲得合戦があるのですが、久喜市と宮代町の議会から選出されている衛生組合議会では、ほとんどが話し合いで決まっていきます。(宮代町の議員は改選がなかったので、変わったのは久喜市選出の議員だけです)。

 これまでの慣例に従って、久喜市からの選出は、副議長に鈴木議員、議会運営委員会には久喜から3人で、新政の園部(委員長)、猪股と共産党の杉野、監査委員には引き続き公明党の戸ヶ崎議員が選任されることに内定しました。

 「会議規則の改正」は、これまでの規則をほとんど実質的には踏襲して整備するものですが、原案をいくつか修正することになりました。
(1)会議時間が原案では、午前9時〜午後4時となっていたのを、午後5時までと変更しました。
 従来の規則でも「4時まで」でしたが、時間が延びる場合にはいちいち、「時間を延長します。ご異議ございませんか」と会議に諮らなければなりませんでした。最初から「5時まで」としておけば、その手間がいらないのです。
(2)いくつかの議題を一括して議題とする手続き、簡易評決(採決せずに「ご異議ございませんか」で決定する手続き、評決の順序を決める手続きなどで、普通は1人でも異議があれば挙手などの採決で決めなければなりませんが、原案では「出席議員2人以上から異議がある時は」となっていました。
 これを「1人以上から異議がある時は」に変更しました。

 「委員会条例」を新しく制定し、議会運営委員会を条例に基づいて設置することになりました。
 これまでは規則で設置していて、条例の根拠はなかったのですが、今後は正規の委員会として、委員も議長の指名で選任することになりました。

新たな議会構成が決まりました
2014/5/16

 5月15日、臨時議会が開かれて、議長選挙が行われました。

 議長に久喜地区の井上、副議長に菖蒲地区の富沢議員

 正副議長は、いずれも投票で選出されました。
 各会派に所属する議員がそれぞれの会派の候補者に投票し、正副議長とも順当に最大会派から選出されました。
 私たち市民の政治を進める会(猪股・川辺)と、無会派の田中氏は、いずれも白票を投じました。

 新政久喜(18名)は、内部で「議長になりたい」候補者が多くて調整が付かず、前日に会派所属議員の投票でようやく候補者を一本化して、井上議員に決まったそうです。
 副議長選挙では新政久喜の内部から造反が出て、富沢議員に集まるべき18票の内、1票が梅田議員に投じられたのは、議長選挙の確執が尾を引いたのではないかと見られています。

議長選挙
    (投票した議員) 
井上忠昭(新政久喜) 18票 新政久喜18人
戸ヶ崎博(公明党) 5票 公明党5人
杉野 修(共産党) 4票 共産党4人
白票  3票 市民の政治を進める会2人+無会派(田中) 

副議長選挙
     (投票した議員) 
富沢孝至(新政久喜) 17票 新政久喜17人
岡崎克巳(公明党) 5票 公明党5人
渡辺昌代(共産党) 4票 共産党4人
梅田修一(新政久喜) 1票 新政久喜1人
白票   3票 市民の政治を進める会2人+無会派(田中) 


代表者会議と委員会の構成
委員長  ●副委員長
 市民の政治 新政久喜 公明党 共産党 無会派
代表者会議  猪股 岸 石川 鈴木 岡崎 杉野
議会運営委員会(9人)  猪股 梅田 岸 鈴木 山田 石川 ●戸ヶ崎 矢崎 渡辺
総務財政市民委員会(8人)   石川 ●園部 新井 柿沼 山田 戸ヶ崎 杉野 田中
福祉健康委員会 (7人)  川辺 ●岸 平沢 梅田  ◎斉藤 丹野  渡辺   
環境建設水道委員会(8人)   並木 ●鈴木 宮崎 成田 青木
 (井上=議長は委員会を辞任)
岡崎 石田
教育環境委員会 (7人)  猪股 ◎春山 大谷 貴志 富沢 ●矢崎 平間
予算決算委員会(28人)
 議長と監査委員を除く全議員
 猪股 川辺 ◎青木 梅田 鈴木 宮崎 ●大谷
岸 並木 柿沼 青木 園部 新井
平沢 成田 春山 貴志 富沢
戸ヶ崎 矢崎
岡崎 斉藤 丹野
渡辺 杉野
石田 平間
田中

各委員会の正副委員長などのほとんどの役職は、事前の予想通りに、議会の3分の2近くを占める“新政久喜”が獲得しました。
福祉健康委員会の委員長、教育環境委員会・議会運営委員会の副委員長は、公明党に分けることになったようです。


一部事務組合議会議員
市民の政治 新政久喜 公明党 共産党 無会派
久喜宮代衛生組合議会議員(9人) 猪股 貴志 新井 成田 園部 戸ヶ崎 斉藤 杉野
久喜地区消防組合議会議員(3人) 石川 岸 岡崎
広域利根斎場組合議会議員(6人) 平沢 春山 大谷 山田 丹野 石田
利根川栗橋流域水防組合(6人) 宮崎 梅田 柿沼 並木 矢崎 石田
北本地区衛生組合(3人) 青木 富沢 斉藤



【この他の主な議会の役職】
市民の政治 新政久喜 公明党 共産党 無会派
監査委員 山田
農業委員 宮崎 柿沼 鈴木 戸ヶ崎
民生委員推薦会委員 貴志 岡崎
都市計画審議会委員 新井 成田 並木
社会福祉協議会理事 園部
社会福祉協議会評議員 渡辺
青少年問題協議会委員 川辺
青少年育成市民会議理事 平間

本会議場の議席
執行部席   議長席  
市長 演壇
 
成田 平沢 新井 貴志 質問者演壇 平間 杉野 石田 渡辺 (共産党)
富沢 井上 大谷 梅田 春山 宮崎     園部 斉藤 丹野 猪股 川辺 (市民の政治)
鈴木 山田 柿沼 青木     石川     並木     戸ヶ崎 岡崎 矢崎 田中 (無会派)
(新政久喜)   (公明党)    
傍聴席

 新政久喜がずらっと並んでいる中で、質問者用演壇の後ろの2席は空席となっているのには理由があります。
 この席は議会のインターネット中継で、質問者の後ろに常に顔が写ることになります。
 そのために、『精神的に疲れるので座りたくない』と敬遠されています。




会派・地区別の議員  ◎代表 ○副代表
市民の政治
を進める会 
2人 久喜地区/◎猪股和雄 ○川辺美信(元) 
新政久喜 18人 久喜地区/◎岸輝美、○鈴木松蔵(自民党)、井上忠昭、宮崎利造、○石川忠義
        春山千明、園部茂雄、貴志信智(みんなの党・新)、成田ルミ子(新)
菖蒲地区/青木信男、富澤孝至、平沢健一郎(新)
栗橋地区/山田達雄、柿沼繁男、並木隆一
鷲宮地区/梅田修一、大谷和子、新井兼(新)
公明党 5人 久喜地区/◎岡崎克巳、○戸ヶ崎博、斉藤広子
栗橋地区/矢崎康
鷲宮地区/丹野郁夫(新)
共産党 4人 久喜地区/渡辺昌代、平間益美(新)
栗橋地区/○石田利春
鷲宮地区/◎杉野 修
 無会派 1人 菖蒲地区/田中勝(元)  



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