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市議会の動き 2003・2004・2005・2006年

2003年度
市議会に提出された議案とその結果、会派別の賛否
2000年・2001年
議会の動き
2001/2002年度
市議会の議案と会派別の賛否
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市議会に提出された議案とその結果



飲酒運転をしたら議員辞職!
『声と眼』323号  2006/10/30

 9月市議会最終日に、議長から「飲酒運転をしたら議員を辞職することを宣言する」決議を出したいという提案がありました。
最近、飲酒運転による事故が多発している折から、だれも反対する人はいませんでしたが、文面の解釈などを巡ってなかなか協議がまとまらず、やっと本会議の最後に全会一致で可決されました。
 解釈で混乱したのは、「飲酒運転をしたら」とはどういう場合か。
「一滴でも?」、「何時間前でも?」。「自己申告」か、検問などでアルコール検査で検出された場合か。自己申告で決議の効果が期待できるのか。
自動車の場合だけか、自転車などの軽車両はどうするのか、などなど……。
 結局、「飲酒運転をした場合」の解釈を【飲酒運転は自動車だけでなく自転車も含む。「一滴でも飲んだら」これに該当する】と統一して申し合わせしました。
−−これ以降、久喜市議会議員は一滴でも飲んで自転車や車を運転した場合、みずから議員辞職する義務を負うことになりました。

道路交通法 第65条 
何人も、酒気を帯びて車両等を運転してはならない。

飲酒運転をしたら、議員を辞職する決議
2006/10/1

 市議会最終日の9月29日、議長が突如、「飲酒運転をしたら議員を辞職することを宣言する決議」案を出してきた。
 最終日の本会議で全会一致で可決したいという。
 最近、飲酒運転による事故が多発している折から、だれも反対する人はいない。
 しかしそれでも、かなり微妙な問題をはらんでいる決議案ではある。
 朝、本会議を開会してすぐに休憩に入って、代表者会議で協議したのだが、延々と、話はまとまらない。
 結局、10時15分くらいまでかかって、ようやく、全会派の共同提案で出すことになった。
 問題になったのは、
▼「飲酒運転をしたら」というのは、道路交通法にいう「飲酒運転」をいうのか、それとも、「酒気帯び運転」も含むのか、さらに一滴でも飲んだらか。
 検問や事故を起こしてアルコール検査で検出された場合か、それとも、「自己申告」か。
▼「飲酒運転」は、自動車の場合か、自転車などの軽車両も含むのか、耕耘機もダメか。

 各会派の代表者や、代表者会議を傍聴していた議員さんたちからも、いろいろな意見が飛び交ったものだ。
 「自動車だけでいい」という意見も出たが、そもそも、道交法では自転車も飲酒運転を禁止しているのだから、「それじゃあ、道交法違反を認めるのか」という建前論からの反論もあった。
 昔は、昼間でも、お茶替わりにビール一杯引っかけてトラクターを運転するなんてことがあったらしい。
「畑は道路じゃないからいいんだ」「いや、畑に行くのに、道路を通るだろう」とも。
 自己申告で効果があるのかという意見や、誰かに指摘されたらアウトかとも…。

 こういう決議は、タテマエの世界だから、「自転車もダメかい?」と本音では困ったなあと思っている議員がいても、表だって反対できる人はいない。
結局、文面は「飲酒運転をした場合」という原案通りになったが、
代表者会議の解釈として、
「飲酒運転」は自動車だけではなく、自転車などのすべての車両を含む、
道交法でいう飲酒運転(規制値以上のアルコール検出)だけではなく、当然、酒気帯びや「一滴でも飲んだら」、これに該当する、ということになった。

 議員は、職員など他人の行為に対しては厳しいが、みずからには甘いといわれてきた。
それは、議員が議会で当局を追及することによって、小さいながらも権力を持っていることによるのだが、
 この決議は、その議員が、みずからの行動倫理を律する画期的な決議であることは間違いない。

 議会は毎年、12月議会後に忘年会、1月に全体研修を行った後に新年会、3月議会後に市職員の送別会を兼ねた懇親会を開いているが、
これまではほとんどの人が自転車で行っていたのだが、今後は徒歩かタクシーでということになるわけだ。
これらの懇親会には部課長などの市職員も参加しているが、議員が「飲んだら自転車で帰っても辞職」ということになると、職員も自転車でいいというわけにはいくまい。
 いっそのこと、ほとんどの人が義理で仕方なく参加しているだけの議会の飲み会はやめた方がいい。

 代表者会議の協議の中で気になったこと。
 「他の市議会も決議している(から久喜市議会も早くやらなくちゃ)」「飲酒運転をしたら議員辞職というのは他にないからいちばん進んでいる」「新聞に…」などなど、
インパクトのある決議をしてマスコミ受けを狙ったらしいことだ。


2006年 決算特別委員会の日程
2006/9/25
開会
10 9時
9時
9時
10 9時
12 9時 (予備日)

 決算委員は、10名。
 新政議員団…福垣、内田、鈴木、星野
 市民力21…鈴木、井上
 公明党…角田、戸ヶ崎
 共産党…木村
 大地…猪股
 委員長は、新政議員団の福垣、副委員長は市民力の鈴木が選出された。

正副委員長選出の際のちょっとしたごたごた

 9月13日に、委員会構成を確定した後、正副委員長の選任に入った。
 従来だと、始まる前に、新政議員団から委員長、公明党から副委員長と言うことで、この2つの会派で話が付いていて、お互いに推薦して多数で決定という筋書きになっていることが多かったのだが、今回はちょっと台本が狂った。

 正副委員長の決定前に委員会はいったん休憩して、選任方法について、各会派間で協議した。
 まず、新政議員団が、委員長は第1会派である新政議員団から出すよう要求。
 猪股は、従来の慣例を尊重して、委員長は第1会派、副委員長は第2会派としたらどうかと提案。
 市民力が、第1会派とかにこだわる必要はないとして、委員長に第2会派の公明党・戸ヶ崎を推薦。
 戸ヶ崎が推薦を辞退して、第1会派の新政議員団から出すよう主張。
 これで委員長は新政議員団の福垣に決定した。

 次に副委員長の協議に移って、
 猪股が第2会派の市民力から出すのが適当であろうと意見を出した。
 新政議員団が、公明党の戸ヶ崎を推薦。
 猪股があらためて「従来はずっと第2会派ということで公明党から出してきた。第2会派から出すとすれば市民力から出すのがスジだ」「戸ヶ崎さんは今まで何度もやってきているし、今回は新しい議員さんにやってもらったらどうか」と意見。
 市民力が「市民力で出したい」と要求し、鈴木精一を推薦。
 候補者が2人上がって、これ以上話が進まない。
 名前の出た戸ヶ崎、鈴木、両市で別室で話し合ったが、どちらも譲らない。
 新政議員団から、多数決でという話も出たが、協議の前提として投票でなく話し合いで一本化して決めようということで合意していたので、それもできない。
 最後は、くじ引きとなり、市民力の鈴木氏が当たりくじを引き当てて、やっと決まった。

 今回も、新政と公明とでお互いに推薦し合って、正副委員長を分けようと、裏で話が付いていたのだが、
 今は公明は第2会派ではなくなっているということに気付かなかったのか。
 しかも決算委員会の正副委員長を決めるのに、投票という手段を取ったことはあまりなかったはずで、
 従来の慣例やスジ論からすれば、当然、副委員長は第2会派の市民力になるのが順当だった。
 慣例やスジ論を無視して、、第1会派と第2会派で根回ししておけば何でも決められると思っていたらしい議員さんたちの考え方は、少々いただけない。

ちなみに、現在の議会構成は、
(1)新政議員団・9人、(2)市民力21・6人、(3)公明党・4人、(4)共産党・3人、大地・3人
決算委員会は2.5人に1人で計算する。
(1)新政議員団・3.6人→4人、(2)市民力・2.4人→2人、(3)公明党・1.6人→2人、(4)共産党・1.2人→1人、大地・1.2人→1人となる。
小数点以下は四捨五入なので、新政議員団と公明党は得をし、市民力は大幅に損しているということになる。



市議会議員補欠選挙で、議会構成が変わりました
2005/9/1

 8月28日の市議会議員補欠選挙で、春山、松村両氏が当選したことにより、議会構成、会派構成、委員会人事等が変更になりました。
春山氏は「大地」に入会して、「大地」がこれまでの2名から3名に増。松村氏は会派に所属せず活動するということで、無会派が3名になりました。
(赤字の議員名が、今回変更になりました)。
 なお、本会議場の議席、委員会の所属等は、9月15日の議会初日に正式に承認されて決定となります。

 

久喜市議会会派構成
大地(3人) 新政議員団(9人) 公明党(4人) 市政会(3人) 共産党(3人) 無会派(3人)
◎石川、猪股、春山 ◎鈴木、新井、川瀬、木村、
内田、星野、福垣、岡崎、荒井
◎戸ヶ崎、柿沼
角田、岡崎
◎須藤、原、岸 ◎木村、砂川、稲木 鈴木、井上、松村


本会議場の議席
執行部席   議長席  
市長 演壇
 
猪股 石川 春山 質問者用演壇 松村 鈴木 井上
(大地) (無会派)
福垣 内田 岡崎 荒井 星野 戸ヶ崎 岡崎 須藤
(新政議員団) (公明党) (市政会)
空席 木村 川瀬 鈴木 新井 柿沼 角田 砂川 稲木 木村
(共産党)
傍聴席


 

久喜市議会委員会の構成
◎委員長  ●副委員長
大地 新政議員団 公明党 市政会 共産党 無会派
議会運営委員会(10人、欠員1) ◎石川 ●内田、福垣 岡崎 鈴木 戸ヶ崎、岡崎 砂川
総務委員会(7人) 春山 ◎川瀬 木村 柿沼 須藤 ●木村 鈴木
市民経済委員会(6人) ◎内田、星野、新井 ●戸ヶ崎 松村
健康福祉委員会(6人) 石川 ◎福垣、鈴木 角田 砂川 ●井上
建設文教委員会(6人) 猪股 ◎岡崎、荒井 ●岡崎 稲木
圏央道対策特別委員会(6人) 石川 ◎福垣、星野 ●岡崎 木村


一部事務組合議会議員(異動はありません)
大地 新政議員団 公明党 市政会 共産党 無会派
久喜宮代衛生組合議会議員(10人) 猪股 川瀬、星野、福垣、内田 戸ヶ崎 角田 木村 鈴木
久喜地区消防組合議会議員(8人) 石川 荒井 岡崎 新井 柿沼 砂川 井上
広域利根斎場組合議会議員(4人) 木村、鈴木 岡崎 稲木


消防組合議会、久喜の議長獲得工作失敗
『声と眼』295号  2005/7/11

 7月1日に久喜地区消防組合議会が開かれました。
久喜市議会から選出されている議員が、慣例の2年交代で変わったため、議長選挙が行われました。
議員構成は久喜市8名、鷲宮、菖蒲、栗橋、宮代が各4名で、合計24名。
−−以前は“議長は久喜市、副議長は持ち回り”で、話し合いで決める慣例でしたが、今回は投票になり、久喜の柿沼氏10票に対し、鷲宮の尾崎氏12票と反久喜グループが多数! 久喜の議長獲得工作が失敗しました。

−−実はこれには伏線がありました。2年前には久喜が候補を一本化できず、久喜の公明党や市政会の議員が別候補を立てて他町議員に多数派工作を展開。
結果的に分裂側が失敗したのですが、その後、他の町から、消防組合の管理者や監査委員、議長などを久喜が独占している、“久喜中心”への不満が出ていました。
 −−今回は、久喜市議会議長選挙の協力と引き替えに公明党の柿沼氏に議長候補一本化はできたものの、逆に他町からの不満が一挙に吹き出したようです。


久喜地区消防組合議会の議長選挙で、久喜の議長獲得に失敗
2005/7/1

7月1日、久喜地区消防組合議会が開かれました。
消防組合議会は、久喜市8名、菖蒲町、栗橋町、鷲宮町、宮代町それぞれ4名k、合計24名で構成されており、議長はこれまでずっと久喜市から選出されてきました。
 今回は、久喜市から選出されている議員が、「久喜市議会の申し合わせ」によって2年で交代したため、議長選挙が行われました。
 その結果は、久喜市議会からの議長候補の柿沼氏が10票、鷲宮町の尾崎氏が12票、共産党が独自候補で2票。鷲宮町の尾崎氏が新議長になりました。
 久喜市議会内部の正副議長や各委員会、役職の(よく言えば)割り振り(悪く言えば分捕り合戦)で、公明党の柿沼氏に消防組合議長を渡すことになっていたようですが、他町の議員まで巻き込んでの人事配分が、久喜市多数派の思惑通りには機能しなかったということになります。
 いい加減、何でもかんでも久喜市中心の議会運営や、たらいまわし的人事はやめる時期に来ているのではないでしょうか。


後上議員の辞職で、会派構成に変化…議会人事も少し変わった
2005/6/30

 6月30日、6月議会最終日、後上議員が、」8月の市長選挙立候補のため、議員を辞職しました。
久喜市議会は、会派の要件は「2名以上」となっているため、「みらい」は自然消滅し、そのため、議会人事が若干変わりました。

 

久喜市議会会派構成(欠員2名)
大地 新政議員団 公明党 市政会 共産党 無会派
◎石川、猪股 ◎鈴木、新井、川瀬、木村、
内田、星野、福垣、岡崎、荒井
◎戸ヶ崎、柿沼
角田、岡崎
◎須藤、原、岸 ◎木村、砂川、稲木 鈴木、井上 “欠員”2名


 

久喜市議会委員会の構成
◎委員長  ●副委員長
大地 新政議員団 公明党 市政会 共産党 無会派
議会運営委員会 ◎石川 ●内田、福垣 岡崎 鈴木 戸ヶ崎、岡崎 砂川 “欠員”1名
総務委員会 ◎川瀬 木村 柿沼 須藤 ●木村 鈴木 “欠員”1名
市民経済委員会 ◎内田、星野、新井 ●戸ヶ崎 “欠員”1名
健康福祉委員会 石川 ◎福垣、鈴木 角田 砂川 ●井上
建設文教委員会 猪股 ◎岡崎、荒井 ●岡崎 稲木
圏央道対策特別委員会 石川 ◎福垣、星野 ●岡崎 木村 “欠員”1名


一部事務組合議会議員
大地 新政議員団 公明党 市政会 共産党 無会派
久喜宮代衛生組合議会議員 猪股 川瀬、星野、福垣、内田 戸ヶ崎 角田 木村 鈴木
久喜地区消防組合議会議員 石川 荒井 岡崎 新井 柿沼 砂川 井上
広域利根斎場組合議会議員 木村、鈴木 岡崎 稲木


常任委員会など、議会人事の変更
『声と眼』293号  2005/6/13

 6月3日に開かれた市議会定例会本会議で、常任委員会などの委員が全員改選されました。
 私は、常任委員会は文教建設委員会(28年間で初めてです)、また、久喜宮代衛生組合議会議員、市議会の広報委員会委員(議会だよりやホームページを担当)などに選任されました。

 
久喜市議会委員会の構成
◎委員長  ●副委員長
大地 新政議員団 公明党 市政会 共産党 みらい 無会派
議会運営委員会 ◎石川 ●内田、福垣 岡崎 鈴木 戸ヶ崎、岡崎 砂川 鈴木
総務委員会 ◎川瀬 木村 柿沼 須藤 ●木村 鈴木
市民経済委員会 ◎内田、星野、新井 ●戸ヶ崎 後上
健康福祉委員会 石川 ◎福垣、鈴木 角田 砂川 ●井上
建設文教委員会 猪股 ◎岡崎、荒井 ●岡崎 稲木
圏央道対策特別委員会 石川 ◎福垣、星野 ●岡崎 木村 鈴木

◆常任委員会や特別委員会の委員長は新政議員団がおさえ、副委員長は各会派に分散しました。
◆私は議会運営委員会委員長を2期4年やりましたが、同じ「大地」の石川議員に変わりました。

一部事務組合議会議員
大地 新政議員団 公明党 市政会 共産党 みらい
久喜宮代衛生組合議会議員 猪股 川瀬、星野、福垣、内田 戸ヶ崎 角田 木村 鈴木
久喜地区消防組合議会議員 石川 荒井 岡崎 新井 柿沼 砂川 後上
広域利根斎場組合議会議員 木村、鈴木 岡崎 稲木

一部事務組合の議員の任期は本来は4年と定められていますが、途中で議員が会派を異動することもあるため、久喜市議会では、会派間の「申し合わせ」で、2年で交代する慣例になっています。


議会での発言が議員の仕事…
『声と眼』290号  2005/4/25

▼【一般質問】は議員自身の考え方に基づく意見や、市民の声を要求・主張して政策を実現させ、【議案に対する質疑】は市長から提案された議案を調査、問題点をただし、政策を変更させたり、検討課題を明らかにさせるもの。【討論】で議案に対する評価、賛否の理由を述べます。
▼久喜では一般質問はワリと活発ですが、議案の質疑・討論が極端に少なく、本会議で議案質疑しない議員は、委員会でもあまり発言していません。
▼議会は行政に対するチェック機関ですから、議案審議と討論は議員の最も大事な仕事の一つであるはずなのですが…。


正副議長が「辞職願い」を提出。新井議長は留任、副議長は公明党に
『声と眼』288号  2005/3/28

 定例市議会最終日の18日、議長の「辞職願い」が提出されました(本来の議長任期は4年ですが、これまでの久喜市議会の慣例では2年で交代)。
 本会議で「辞職の許可」を諮ったところ、

起立=賛成(辞職を許可する) 9名 共産党、市政会、大地、後上・鈴木
不起立=反対(辞職を許可しない) 13名 新政議員団、公明党、井上

みらい(3人)の中で、後上・鈴木が賛成、井上が反対に分かれた。

 新井氏は本人なので退席、石川氏は議長席で採決に加わらず、みらいの賛否が分かれ、「辞職の許可」は賛成少数で否決されました。
 その後、石川副議長の「辞職願い」は『異議なし』で辞職を許可。副議長選挙は投票で、公明の角田氏が副議長になりました。

公明党・角田 16票 新政議員団(9名)、公明党(4名)、市政会(3名)
共産党・砂川 3票 共産党の3名だけ
大地・猪股 2票 大地の2名だけ
白票 3票 みらい

 新政議員団の新井議長の辞職願いを否決・留任するのに公明党が協力し、その見返りに副議長選挙では、新政議員団が角田氏に投票して、副議長にしてやったことになります。
 蛇足ながら、市政会の3人は、まあ、大勢についたということだろう。

 


2月予算議会が開会します
『声と眼』285号 2005/2/7

 定例議会は10日から3月18日まで開かれます。初日に市長の施政方針演説で、合併破綻後の久喜市政・財政運営についてどのような認識を示すか、注目されます。代表質問は22日、@新政・鈴木、A公明・岡崎、B市政・須藤、Cみらい・鈴木、D共産・砂川、E大地・石川の順に行います。
 新年度の一般会計予算は182億円。前年より31億円(14.6%)減の緊縮予算となりました。歳入で、市税は1億5200万円の減にとどまるものの、国の財政難のしわ寄せで地方交付税が4億円減、市債発行は23億円の減と見込んでいます。一方、国の地方方財政計画では地方税や交付税は昨年度よりも増の見込みであり、地方財政に今後どのように影響してくるのかは不透明です。−歳出では、市役所通りなどの主要道路整備がほぼ終了したため、道路新設事業の縮小や下水道整備事業の先送りなどで土木費が8億円減、教育費も3億円の減、借金の返済にあてる公債費も16億円減となりました。

市長らの給与、費用弁償のカット

 今後、本格的な行財政改革を取り組んでいきます。
▼市長ら特別職給与の引き下げ(市長20%、助役10%、収入役と教育長8%カット)、
▼管理職手当の10%カット、
▼審議会委員など非常勤特別職の費用弁償の廃止(これまでは会議に出席すると報酬とは別に日当が出ていました)も提案されました。
 これらは、幸手や鷲宮ではすでに臨時議会を開いて決定していますが、久喜ではなぜこんなに対応が遅いのか、批判が強まっています。

★国による財政圧迫を受けて行財政改革が検討されています。人件費、各種事業や補助金見直しの他、受益者負担で市民にしわ寄せしようとしていることが気になります。★


県議会に「買春疑惑」の調査を求める
『声と眼』261号 2004/1/13

 県議会アジア視察団(11月)の“夜遊び・買春”疑惑がテレビ報道されました。
 久喜市議会では定例議会最終日の12月19日、『徹底調査と県民への謝罪を求める意見書』を出そうと各会派に呼びかけ、議会運営委員会で協議しましたが、新政議員団の松村氏が「県議会が自らけじめをつけるべき」、公明党の角田氏が「県議会の自浄能力を発揮すべき」と、意見書提出に反対。−やむをえず私たちは本会議で意見書を議題とすることを求める動議を出しましたが、新政と公明が強硬に反対し、緊急動議もツブされました。
 そこで議会終了後、議員有志で「埼玉県議会産業防災アジア行政視察団の『夜遊び』問題の徹底調査を求める要望書」を作成し、12月22日、県議会事務局へ届けました。−同日、埼玉東部地区の議員ら、地方政治改革ネットの16名も「埼玉県議会『産業防災アジア行政視察団』の行状の徹底解明と情報公開を求める要望書」を提出しています。

★久喜市議会で、県議会への要望書に署名したのは、《大地》猪股・石川、《みらい》後上・井上・鈴木、《市政会》須藤・岸・原、《共産党》砂川・稲木・木村の各氏。★


埼玉県議会産業防災アジア行政視察団の行状についての「調査報告書」
笑っちゃう、その内容

2003/12/23

 埼玉県議会産業防災アジア行政視察団の「夜遊び」買春疑惑の「報告書」が手に入りました。全文をそのまま掲載します。
 テレビで実際の映像を見た人間にとっては、事実とかけ離れた苦しまぎれのいいわけとしか思えない、笑える内容の「報告書」ですが、県議会は、この報告書を受けて、「反省を求める決議」だけで幕引きをはかろうというのでしょうか。

 素朴な疑問は数々ありますが、そのいくつか……。
*映像では、一人一人の議員が居並ぶ女性の中から気に入った女性を選んで、別々に、別室へ向かったのでしたが、行ってみたら大きなカラオケルームでまた合流したって、ホント?
*日本語の立ち並ぶ歓楽街の中のお店に案内されて、「クラブ」ということにも、「店の名前も知らなかった」って、ホント?
 議員としては、周囲に対する観察力、注意力があまりにも欠如していますね。これでホントにちゃんとした視察ができた?
*報道では、女性たちは明らかに売春のためにそこにいさせられて、ホテルへ同行するシステムのようですが、それも知らずに、ホテルまで「送ってもらった」ってホント?
*お土産を渡すためになら、ロビーで待ってもらえばいいのに、なぜ部屋まで同行するの?
*普通はホテルで、女性を同行してエレベーターに乗って、部屋への同行はできないと思うのだが…。

 

平成15年12月17日

埼玉県議会議長 滝瀬副次 様

報 告 書

 

アジア行政視察団  
団長  斉藤 正明 
団員  成塚 常吉 
細田 徳治 
蓮見 昭一 
田島 敏包 
佐久間 実 


* この度のアジア行政視察団の私的な一部の行動がテレビ放映をされ県民並びに国民に対して大きな不信と誤解を招いたことに対し、県民の皆様、埼玉県議会、全国の皆様に説明責任を痛感し、ここに真実申し上げてお詫びとさせて戴きます。
 事情説明をきせて戴きます。
@ 11月12日のベトナムにおけるマッサージについて
 夕食後、議員の一人が帰りのパスの中で現地ガイドに、視察団のメンバに疲労が蓄積したので、何処か指圧へ案内して欲しい、とお願いしたところ、案内きれたのが放映された所です。
 佐久間県議はホテルへ帰ったので、サウナには行っていません。残りの5人の議員は、ロッカールームからサウナに入り、その後シャワーを浴び、待合室で待たされ、その後マッサージルームに案内されました。そこで、普通のマッサージを受けた後、パスでホテルへ帰りました。
 従って5人は女性を指名した事実もなく、マッサージルームも一人の個室や複数人の部屋があり、それぞれ案内された部屋で、普遺のマッサージを受けただけです。従って、買春といった事実は、全くありません。

A 次に11月16日のパンコックのカラオケルームについて
 夕食後、議員の一人が現地ガイドに、カラオケを歌いたいので何処か適当な所がないか、と尋ねたところ、案内された場所が、放映されたお店でありました。
 私たちはあくまでもカラオケルームという認識であって、私共全員テレビを見て、初めてそこが名称がクラブであり、店の名前が「かわいい」ということがわかりました。
 店の中に入ると教のパートナーを選ぶシステムという説明があり、一人一人選び、案内されたのが2階のカラオケルームであり、そこは20人位が入れる部屋でありました。皆で歌を歌い、時にはデュエットもいたしました。テレビでは私共一人一人が女怯と個室に入ったような印象を受けた方もいるようですが、そのようなことはなく2楷の大部屋へ案内されただけです。
 入室後、20分くらいして、一人の議員が居眠りをしておりましたので、隣に座っていた議員が一緒に先に帰りましょうと声をかけました。外国語も地理もわからない場所で、脇にいた女怯が送っていきます、と声をかけてくわたので、その好意に甘えました。
 タクシーを呼び、後ろの座席に二人の議員、道案内としての女性が運転手の脇の助手席に座り、ホテルヘ向かいました。ホテルヘ着き、女性にお礼として、お土産を渡すためエレベーターに乗り、お土産を手渡し、帰ってもちいました。
 女性と手や腕を組んだりもしておりませんし、純粋にお土産を渡しただけです。
 しかしながら、あのようなテレビ報道で結果として疑惑を招いた行動について、深く反省しております。
 従って、買春の事実は、天地紳明に誓って全くありません。

B 公費について
 視察の総額は約530万円と開いております。パス使用については公費分としては視察からホテル到着までで、夕食からは自費とはっきり区別してあります。もちろんアルコール、マッサージ、カラオケ代等々は、自費であり、公費は一切使っておりません。

C 公費返還について
 このようなテレビ報道および新聞記事の掲載がなされたこと自体が、私共全員の不徳のいたすところと痛感し、12月15日に、議長に返還の申し入れをしました。
 産業・防災の目的については、議場での報告のとおり、しっかりとした視察内容であったことは確信をもって言えます。その後の私共のプライベートな行動について、県民、県議会はじめ多くの皆様にご迷惑をおかけし、議員としてのけじめをつけるために返還をさせていただく、議長に申し入れさせて戴きました。


「要望書の提出」が埼玉新聞(12月23日)に報道
http://www.saitama-np.co.jp/news12/23/08p.htm
毎日新聞地域版(埼玉東)にも掲載
http://itp.ne.jp/topics/mainichi/11_08.html

埼玉県議会議員の「夜遊び」買春疑惑の徹底調査を求める意見書を否決
意見書に反対したのは、新政議員団と公明党

2003/12/21

 12月13日、テレビ報道で、県議会議員・東南アジア視察団の「夜遊び」買春疑惑がばっちりと映像付きで放映されました。
 県議会は内部調査(それも自民党県議団内部の調査)で疑惑はなかったかのように調査報告書なるものを作成・発表して幕引きをはかっています。
 しかし、県民は議員たちが、公費の視察研修「旅行」でさんざん遊びまくっているのではないか、しかも買春ツアーまがいのことをやっているのかと、ますます疑惑の念を深めています。
 県内の多くの市民団体、女性団体などから、怒りの声と、徹底調査を求める要求や意見書、さらには議員辞職を求める声が吹き上がっているのが実態です。

 久喜市議会は、19日が市議会最終日でした。
 そこで、私たちは各会派に呼びかけて、下記の内容で「埼玉県議会産業防災アジア行政視察団の「夜遊び」問題の徹底調査を求める意見書を県議会議長あてに出そうとして、後上氏に提案してもらいました。
 久喜市議会は、意見書等は初日の5時までに正式提出するという申し合わせ事項がありますが、「全会一致ならばその限りではない」という申し合わせも付随していますので、多分どの会派も、当然のこととして賛成するだろうと思っていました。
 実際に、大地、みらい、市政会、共産党も全部、意見書提出に賛成しましたが、議会運営委員会で協議しました。
 新政議員団の松村氏は、「県議会がみずからけじめをつけるべきである」
 公明党の角田氏が「県議会の自浄能力を発揮していただくのがいい」
と言って、意見書提出に反対し(いずれも公式発言)、したがって、全会一致とはならず、提出できませんでした。

 “みずからけじめは付けられないから、問題になっている”んです。そもそも、県議会に自浄能力があるの? 真相究明すら覆い隠そうとしているのに?

 そこでやむを得ず、本会議に、「意見書の提出を本日の議題に載せる(日程に加える)緊急動議」を出しました。
 これも「日程に追加すること」について、採決では、新政議員団と公明党が「反対」し、賛成11,反対13で否決されてしまいました。
 新政議員団と公明党は、疑惑の徹底追及も、事実の究明もこれ以上はいらない、ということらしい。
 公明党は県議会では、「反省を求める決議」「辞職勧告決議」にも賛成しているはずですが、あれはポーズだけ? 

議員有志で「要望書」を提出

 議会終了後、有志の連名で、県議会議長あての「要望書」を出すことにしました。
 署名に加わったのは、【大地】猪股、石川、【みらい】後上、井上、鈴木、【市政会】須藤、岸、原、【共産党】砂川、稲木、木村の11名です。
 22日に、石川氏が県庁へ行って県議会へ届けることになっています。

埼玉県議会議長  滝 瀬 副 次 様

久 喜 市 議 会 議 員
猪股和雄(大地)  
石川忠義(大地)  
後上民子(みらい) 
鈴木精一(みらい) 
井上忠昭(みらい) 
木村奉憲(共産党) 
稲木豊作(共産党) 
砂川サカエ(共産党)
須藤充夫(市政会) 
岸  輝美(市政会) 
 原 進一(市政会) 

埼玉県議会産業防災アジア行政視察団の「夜遊び」問題の徹底調査を求める要望書

 12月13日、民放の特集番組で埼玉県議会議員6人が海外視察先で行った「夜遊び」の様子が報道され、県民から批判や抗議、怒りの声が県および県議会に数多く寄せられています。
 今回の視察参加議員の行為は、議員の品位と議会視察研修そのものに対する不信と疑惑の念を抱かせる行為であり、許されるものではありません。
 ついては、県民の不信を解消し、議会視察研修に対する信頼を回復するため、徹底的な事実の調査解明と、県民への謝罪を強く求めるものです。

平成15年12月19日


地方政治改革ネットでも「要望書」を提出
2003/12/21

埼玉県議会議長 滝瀬 副次 殿                           

2003年12月22日

埼玉県議会「産業防災アジア行政視察団」の行状の徹底解明と情報公開を求める要望書

 地方政治改革ネットは、埼玉県東部の自治体議員・市民・学者で構成する市民団体で、市民の立場に立ち地方から政治を変えようと勉強や活動をしているグループです。
 12月13日に日本テレビから放送された「報道特捜プロジェクト」において、埼玉県議会議員6人の海外視察先での行状をみて、県民として大変恥ずかしいと思うと同時に憤りを感じています。
 放送後、埼玉県議会には1200通を越える抗議の電話、ファックス、メールが届いているといわれています。県民の信頼を裏切るような6人の県議に対する県議会の対応に、県民だけでなく全国民が注目しています。
 12月18日には、6人の県議が公費から支給された視察費用の返還を申し出たとの新聞報道もありましたが、今回のことは、単に費用の返還だけでは済まされず、きちんとした対応が必要だと思います。
 この際、今後このような不祥事の再発防止のためにも、私たちは、埼玉県議会「産業防災アジア行政視察団」の「買春行為疑惑」について、徹底的な調査解明と県民への公開、並びに謝罪を強く求めるものです。

地方政治改革ネット有志           
栗橋町町議会議員  小林 猛  
久喜市議会議員   猪股 和雄 
宮代町議会議員   加納 好子 
宮代町議会議員   林  恭護 
春日部市議会議員  片山いく子
越谷市民        高橋 正久
越谷市民        橋本 哲寿
三郷市議会議員   村上香代子
草加市民        山川 令子
八潮市議会議員   矢澤江美子
八潮市議会議員   朝田 和宏
吉川市議会議員   鈴木 順一
吉川市民        伊藤 正勝
庄和町議会議員    宮本 貞子
岩槻市議会議員   野呂多美子
川越市民        安藤 正義


“利便性”のために、ケータイ会社を 税金で支援する必要があるか
『声と眼』257−258号 2003/11/5

 9月市議会で、公明党が「携帯電話の利便性の向上と料金引き下げを求める意見書」を提出しました。−内容は、『携帯電話を別の会社に買い換えても電話番号はそのまま引き継げる“番号ポータビリティ(持ち運び)制度”の導入と、そのために携帯電話会社に国が財政援助(税制上の支援措置)を行うように』というもので、これによって「サービス向上とよりいっそうの競争促進」を図ることができるというのです。
 一見、便利になっていいようですが、よくよく調べてみると…。@携帯会社を変えても番号を引き継げるシステムを導入するための費用は数千億円かかる。A試算では、携帯会社を変更する利用者は20〜30%、その中の『どうしても番号を変えたくない』というさらに一部の利用者の利便性と携帯電話会社の利益のために、税金から支援する必要があるのか。B新システムの導入費用の一部を、税金から支援=国民全体で負担するというのは、大多数の国民にとって不公平。受益者負担にすべき。C現在のままでも携帯各社間の競争で、さまざまな付加機能やサービス向上がなされていて、この上、民間会社に税金で支援する必要はない。D番号を変えずに携帯会社を移れることになれば、競争力の強い事業者に集中してかえって寡占化を強めることになるのではないか、などの問題点があることがわかりました。
 また、▼携帯会社の検討では、会社を変える際に、利用者の手数料負担と毎月の通話料に一定額を上乗せする方式が考えられていて、▼電話会社の設備投資負担の一部を政府が財政支援しても、なお利用者の負担は数千円になるという試算もあります。▼こうした手数料などの負担をしてでも、番号を変えずに会社を変更したいと思う利用者は、全体の何割くらいになるのでしょうか。
 さらに大きな問題点は、この新システムの導入は大量消費促進政策だということです。番号を変えずにすむのだから、“ちょっと前のはどんどん捨てて、新機能のケータイにもっと気軽に乗り換えよう”と買い換えをあおる…。今、大量消費社会の反省が進んでいるのに、『利便性』の名の下にケータイを使い捨てにさせるような政策はあやまり。しかも企業努力ならともかく、税金で企業活動を支援する必要はありません。
 この意見書に、大地と共産党が反対しました。他の会派の議員は、こうした問題点を考慮した上で“賛成”したのでしょうか。

★公明党が全国的に「携帯電話の番号ポータビリティ」の署名運動を繰り広げたらしい。国も財政難だというのに、こんなことに税金を使おうというの?★


一般質問通告は、過去最高!?の19議員
2003/5/28

市議会議員選挙後の実質初議会となる6月定例議会。市政に対する一般質問通告者は、実に19名。
おそらく過去最高の人数だろうと思われる。
“議会の活性化が進んだ結果”、“議会は明らかに変わりつつある”と評価していいかな?

1日目…@原、A荒井、B星野、C岸、D稲木、E鈴木(精)、F内田
2日目…G猪股、H岡崎、I戸ヶ崎、J角田、K柿沼、L砂川
3日目…M後上、N木村、O井上、P鈴木、Q石川、R福垣

こうなると、質問しない議員の方が目立ってくる。
新政議員団の新井(議長)、木村、川瀬、松村、岡崎議員、市政会の須藤議員の6人だけということになる。


星野議員の暴言にびっくり
『声と眼』253号 2003/7/28

 市議会全員協議会が開かれた7月23日の朝、議員控室で顔を合わせた星野議員が、私に向かっていきなり、「こんな記事書くんじゃねえよ、バカヤロー」「オレの支持者が怒ってんだよ」「オマエ、同じ議会の仲間なのに、こんなこと書きやがって、バカタレー」「オレはハンパじゃねえぞ、コノヤロー」と一方的にどなり始めました。
 『声と眼』の前号・前々号で、4月の市議選の候補者全員の選挙費用収支報告書(選挙管理委員会で公表)の概要を掲載し、記事の中で、『公職選挙法で定められた提出期限を過ぎているのに、星野議員だけが未提出』、その後、星野議員が収支報告書を提出して、それを見ると『収入の中で“寄付金がゼロ”となっている。陣中見舞いもカンパもなかった?』などと書いたのが気に入らなかったらしいのです。
 そもそも、収支報告書の提出期限を1か月以上過ぎても、正式な報告書を出していなかったというのは普通はありえない、重大な責任問題です。また収支報告書は公開されていて、選挙管理委員会で誰でも見ることができます。自分に都合の悪い(?)“事実”を指摘されたら、人を「バカヤロー」呼ばわりし、脅迫まがいの言葉をはくとは、本当に常識はずれの人ですね。
 私は、この人に「仲間」と呼ばれる筋合いはありません。なお、“寄付金ゼロ”というのはどういうことか、ご自分の支持者に対してもちゃんと説明した方がいいんじゃないでしょうか。

★4月の市議選の収支報告書。星野議員は、1か月も提出が遅れた理由、「不適正な記述」の訂正内容、寄付金が「ゼロ」? 支持者や市民に説明すべきだ。★


新市議会がスタート
『声と眼』249号 2003/5/26


 選挙の結果、市議会の会派構成が少し変わりました。(敬称略)    【◎代表、●副代表】

新政議員団 10名 ◎松村、○鈴木、内田、新井、岡崎、川瀬、木村、福垣、荒井、星野
公明党 4名 ◎角田、戸ヶ崎、岡崎、柿沼
共産党 3名 ◎木村、稲木、砂川
市政会 3名 ◎須藤、岸、原 市政会が、旧新政会の原氏を吸収
みらい 3名 ◎後上、鈴木、井上 新しい会派
大地 2名 石川、◎猪股

 選挙前は新政会に入っていた岡崎が新政議員団に移り、残された原が市政会に加盟。無会派だった後上が新人の鈴木、井上と新会派を結成。


議長・副議長は投票で選出
『声と眼』249号 2003/5/26

【議長選挙】 新政議員団の新井氏が当選

議長選挙
新井勝行 新政議員団 12票 新政10+大地2
角田礼子 公明党
木村奉憲 共産党
後上民子 みらい
白票(無効) 市政会

【副議長選挙】 大地の石川氏が当選
副議長選挙
石川忠義 大地 12票 新政10+大地2
戸ヶ崎博 公明党
稲木豊作 共産党
白票(無効) 市政会3+みらい3

 大地(石川・猪股)は、これまで新政議員団と一定の協力関係をもちながら、議会改革や委員会の公開、街路樹管理条例や審議会等の公開条例などの議員による条例作りも進めてきました。そこで今回の議長選挙にあたっても、今後の議会活性化へ向けた共同の取り組みを進めたいと考え、新政議員団の新井氏に投票しました。


議会運営委員会委員長など
『声と眼』249号 2003/5/26

 私は4年前に続いて、議会運営委員会の委員長に選出されました。常任委員会は健康福祉委員会、また、久喜宮代衛生組合議会議員、市議会の広報委員会委員(議会だよりやホームページを担当)、行政関係では、人権行政推進協議会委員などに選任されました。

久喜市議会委員会の構成
◎委員長  ●副委員長
大地 新政議員団 公明党 市政会 共産党 みらい
総務委員会 ◎内田 川瀬 福垣 ●戸ヶ崎 須藤 砂川 鈴木
市民経済委員会 石川 ◎岡崎 荒井 新井 ●岡崎
健康福祉委員会 猪股 ◎鈴木 松村 角田 ●木村 井上
建設文教委員会 星野 木村 柿沼 ●稲木 ◎後上
議会運営委員会 ◎猪股 ●福垣 松村 内田 鈴木 角田 戸ヶ崎 砂川 後上

◆従来の文教福祉委員会から、福祉部門を独立させて健康福祉委員会とし、教育部門は建設委員会といっしょに建設文教委員会としました。理由は、審議内容や時間のアンバランスを是正するためです。

一部事務組合議会議員
大地 新政議員団 公明党 市政会 共産党 みらい
久喜宮代衛生組合議会議員 猪股 内田 星野 福垣 松村 岡崎 角田 木村 鈴木
久喜地区消防組合議会議員 石川 荒井 ○岡崎 川瀬 柿沼 ○岸 稲木 後上
広域利根斎場組合議会議員 木村 戸ヶ崎 須藤(副議長候補) 井上

農業委員の推薦も投票で決着
『声と眼』249号 2003/5/26

 農業委員は全部で22名。その内15名は地域の農業者からの選挙、2名は農協関係者からの選任。残りの5名は市議会が推薦することになっています。久喜ではこれまで全員を議員の中から推薦してきましたが、他市町では議員以外からの推薦が多くなっています(蓮田は5名全員が議員以外)。
 久喜市議会でも推薦の方法を変えようと提案しましたが、代表者会議では各会派の思惑が絡んで決着がつかず。−大地、新政、共産、みらいは『3名を議員の中で互選、2名は議員以外、できれば女性農業者から推薦する』という案。一方、公明と市政は『従来通り、5名全員を議員から選ぶべき』『ウチの会派からこれまで農業委員を出してきた。本人が続けたいので議員枠を減らすのは困る』と、露骨な役職欲しさの理由でした。
 12日の議会運営委員会では「3名は議員の中から、2名は議員以外で、女性農業者を推薦する」という案を賛成多数で決定。議員枠の3名は、本会議で投票の結果、

鈴木(新政議員団)10票
砂川(共産党)8票…共産3+みらい3+大地2
柿沼(公明党)7票…公明4+市政会3

の3名に決定。
 議員以外の2名は女性農業者の中から、農政課などの意見も聞きながら早急に人選を進めることになりました。




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