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久喜市議会・議員が作る条例、などなど

議会の場における議員の仕事は主に3つある。
@行政当局の出してくる議案を審議し、可決(あるいは修正、あるいは否決)する、チェック機能
A行政に対する一般質問等を通じて市民要求や議員側からの政策課題の実現を迫る
B議員が作成した条例案などの議案を、議会に直接提案して可決させる、立法機能

 A一般質問は、どこの議会でも行われている(もっとも、一般質問さえしない議員もけっこう多い)。
 @議案に対する質疑は、「野党」や私たちのような自由な立場の議員は一生懸命行って、時には修正案を提出して方針の変更や是正を図ったりもするが、「与党」を自認する議員さんたちはほとんどやらない。市長の出した議案をそのまま、通すのが自分たちの役割だと公言する議員もいる。
 【これまで私もいろいろな場面で「修正案」を提案し、可決されたものもあるが、今回、下記には入れていない。その内整理してみよう。】
 Bましてや、議員が条例などの議案を作り、議会に提出するというのはなかなか行われてこなかった。その原因は、議員の力量不足。というのは、法律用語や法文の調整がきわめて困難だということである。
《地方自治法の改正で、全国いっせいに自治体の条例の改正が必要になって、事務局が用意してくれる条例案や、条例改正案もあるが、それらはまた別の話。本来の意味での議員発議によるものとは言えないだろう。》
 久喜市議会では、これまで、議員提案で、下記のような条例や条例改正を行ってきた。


◆2002年12月定例市議会
久喜市個人情報保護条例の一部改正

 8月に久喜市も住民基本台帳ネットワークに接続し、“個人確認情報”が国(地方自治情報センター)に送られるとともに市民全員にコード番号がふられました。
 コンピュータの接続にあたっては、久喜市個人情報保護条例に基づいて、審議会に諮問し『やむをえない』という答申がありましたが、個人情報の漏洩などのおそれが生じた場合に《接続を停止》する規定が条例に規定されていません。そこで、「個人情報保護条例」の条文改正を、議員提出議案として提案しました。提案署名議員は、猪股(大地)、鈴木(新政議員団)、木村(共産党)です。
 市の「住基ネットワークシステムセキュリティ確保のための作業手順」では『不正アクセスがあった場合、…住基ネットワークの切断』を行うことを定めていますが、今回の条例改正案はこうした場合の『切断』にも条例で根拠を与えることになります。

◆2002年9月定例市議会
久喜市の審議会等の会議の公開に関する条例

久喜市では、98年に「審議会等の会議の公開を進める決議」を可決(猪股が提案)。
99年に、「審議会等の会議の公開に関する指針」を定めたが、例規集(条例集)にも掲載されず、市民にも知らされず、単なる内部規定でしかなかった。
実際、職員にも徹底されず、「傍聴者がいると発言しにくい」などというとんでもない理由で「非公開」とされる審議会が最近でもあった。
やはり、市民の権利、行政の責務に関するものは「条例」で定めておかないとダメだということは明らかである。

2002年10月4日、本会議最終日に全会一致で可決・成立しました。

◆2002年3月定例市議会
久喜市議会傍聴規則を全面改正

大地で原案を作成。傍聴者の権利規定をより明確化。

◆2002年3月定例市議会
久喜市街路樹等の管理及び選定に関する条例

大地で独自に作った条例案。石川が提案。猪股の他、新井(新政議)、木村(共産)、渋谷が署名。

大地 新政議員団 公明党 共産党 新政会 市政会 無会派
× × ×

◆2001年12月定例市議会
久喜市議会政務調査費支給条例

大地で原案を作成。使途、報告のあり方、領収書の写しの添付、4半期ごとの報告書提出、などなど、全国で最も?厳格な条例。

◆2001年6月定例市議会
アイドリングストップ条例

提出署名議員は、大地の石川、猪股、共産党の木村議員です。

大地 新政議員団 公明党 共産党 新政会 市政会 無会派
○× ×

◆2000年12月定例市議会
久喜市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の改正

 猪股が提案。
同じ議案を、99年9月議会に提出した際には、大地と共産党だけが賛成。公明、新政会、市民ネット(当時。社民党)、無会派が反対で否決されていた。
今回はそのリターンマッチ。

大地 新政会 公明 共産 無会派
後上氏
特別職の報酬条例の改正、議員の重複報酬の禁止



久喜市の光ってる施策
−まだ作成途中です−

 久喜市にも、先進的に取り組まれている政策はいくつかある。それらの多くは、市民の行動や要求で、あるいは議会の提案で、全国的にも先駆ける政策を実現してきている。
 ところが、市長も、行政も、なかなかこれらをアピールしようとしないのはなぜだろう。
 行政が「先進的」と自覚していないか、市民や議会から要求されて実現したものについては、アピールすることに抵抗感があるのか、よくわからない。
 しかし、先進的な施策、政策について、きちんと、市民と行政自身が認識し自覚して、それをさらに発展させていこうとする、そうした姿勢が必要だと考える。

 このページを新設したばかりで、ぺージの方針は固まっていません。
 まだ未整理なところが多いのですが、とにかく、私自身、久喜市の政策の到達点を見つめ直すところから始めたいという作業。その評価ページです。

市議会改革・活性化

 実質的に1999年から始まった、久喜市議会活性化の取り組み。
各位会派から提案された「活性化案」と話し合いの経過と結果。
 ・委員会などの会議の全面公開
 ・対面式の演壇
 ・傍聴者にも議会資料=議案を公表
 ・年間会議予定の事前公表
などなど

・97年、久喜市の職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例、議員と特別職のグリーン車料金の支給廃止

審議会等の全面公開の条例。政策決定過程への市民参加

久喜市の審議会等の委員選任状況。女性の参加、公募状況、

農薬の空中散布の廃止から有機・無(減)農薬農業の取り組み

 ・農薬空中散布反対の運動はどう闘われたか
 ・薬を使わない樹木管理の推進
 ・街路樹管理条例
 ・無(減)農薬農業の取り組み
 ・今、学校給食用食材(米や野菜)の一部にも地元の安全な食材を使用するようになった。

久喜宮代の有名な“ごみげんりょう化大作戦”
 ・燃やせるごみの半減対策
 ・生ごみ全量堆肥化へ向けた取り組み
久喜市の学童保育は保護者と市民、行政との協同で
 ・保育の会・学童保育宣言
 ・久喜市学童保育運営協議会
 ・保護者の立場からすれば、不十分な点がまだまだ多いのですが…
ふれあいセンター久喜…行政とボランティアや市民活動団体の協同の場、市民活動の“場”の保障
 ・自主管理のボランティア室、登録団体にロッカーなどを貸し出し、市民の印刷室
 ・点訳室・パソコン室、障害者ITの取り組み、盲人卓球室も設置
総合福祉条例策定へ向けての取り組み
市民活動促進条例検討懇話会
人権行政推進協議会
市長へのメール、市長へのFAX、市長への手紙
 久喜市の再度あの特徴は、
@まず直接、市長の手元へ届く、
A最初に市長が見る。その後で、市長から担当課へ回す。
B処理方法について、市長が直接指示をする、ということです。
C基本的に2週間以内くらいに「回答」が届く。
 これは先進的かつ画期的なことでした。(人口10万人以下の自治体だからできることかもしれません)。
 もっとも最近は、市長が見てすぐに担当課へ回してしまって、2週間後におざなりな「お役所からの回答」が来て、落胆させられることも多いようです。



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tomoni@eagle.ocn.ne.jp


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