環境とリサイクルを真剣に考える。フロンガス回収、スプレー缶処理装置、一般・産業廃棄物収集

　フロンガスの正式名称はフルオロカーボンといい、塩素・フッ素・炭素を含む化学物質です。 フルオロカーボンが多く利用されてきたのは、毒性・刺激性がないこと、可燃性・爆発性がない こと、化学的安定性などの優れた性質を持っていたからです。
　１９４０年代から殺虫剤スプレー缶などの噴射剤として、冷蔵庫・エアコン・カーエアコンの 冷媒として広く使われていることは皆さんもご存知でしょう。
　では、このフルオロカーボンの種類と代表的用途についてご紹介しましょう。

正式名称	クロロフルオロカーボン
特徴	・塩素を含みオゾン層破壊程度の高い化合物。 ・大気中での寿命が非常に長く地球を暖める程度も高い。
代表的冷媒	ＣＦＣ−１１・１２・５０２
用途	カーエアコン・家庭用冷蔵庫・業務用冷凍庫・製氷機

正式名称	ハイドロクロロフルオロカーボン
特徴	・塩素を含むが、オゾン層破壊程度の高い化合物。 ・地球を暖める程度は決して低くない。
代表的冷媒	ＨＣＦＣ−２２
用途	ルームエアコン・パッケージエアコン

正式名称	ハイドフルオロカーボン
特徴	・塩素を含まず、オゾン層破壊しない化合物。 ・大気中での寿命も比較的長く、地球を暖める程度も影響力も高い。
代表的冷媒	ＨＦＣ−１３４a・４０７・４１０
用途	カーエアコン・家庭用冷蔵庫・ルームエアコン

ここに紹介しましたフロンガスは代表的なもので、全ての種類となると約５０種類以上になります。