翻訳ベンチマークレポート - Last Modified NOVEMBER 22 1998
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■ 翻訳ベンチマークレポート ■


マシンの性能を数値的に比較するための手段、ベンチマーク。個人的には、ちまたにあるベンチマーク専用ソフトによる性能チェックは余り当てにならないものというふうに思っています。やはり、実際に自分が使うソフトの性能が上がらなければ意味がないですし、ベンチマークソフトによる判定がそれを保証するものでは決して無いからです。有名なHDBENCHは私も使っていますが、あくまで「各パーツがちゃんと動作しているか」をチェックするためであって、実際の性能の比較には使っていません。

”実際に自分が使うソフト”の中でその性能が上がって嬉しいものと言えば、私の場合「インターネット 翻訳の王様」(日本IBM)です。これを用いて英文を翻訳するのが私の趣味の一つとなっているのですが、同じ英文を少しずつ修正しながら繰り返し何回も翻訳させるので、翻訳速度が速いのはとても嬉しいことです。そこで、この翻訳時間でもって比較する「翻訳ベンチマーク」をもって、性能の比較をするようにしました。

こちらのページでは、今までの翻訳ベンチマークの結果をまとめています。

★1998/11/22にVer.3.0の結果と解説を追加しました
 


 



■Windowsのバージョンは、95A
■翻訳ベンチマークに用いる翻訳プログラム「クイーン」のバージョンは2.0.3
■ウィルスバスター97などの常駐プログラムはそのまま外さずに測定



M/BCPUクロック1回目2回目3回目平均
GA-586ATX2P55C 233MHz
(66MHz x 3.5)
1'09"30-'--"---'--"--1'09"30
SP97-XV 233MHz
(66MHz x 3.5)
0'59"851'00"211'00"421'00"16
262.5MHz
(75MHz x 3.5)
0'52"410'51"320'52"520'52"08
P2L97-SPentium II 266MHz
(66MHz x 4.0)
0'52"400'52"870'51"820'52"36



■ウィルスバスター97の常駐解除により、翻訳時間約10秒の短縮を確認
■Windows環境をOSR2.1で再構築
■翻訳ベンチマークに用いるクイーンのバージョンを最新のもの(2.0.5)に変更



M/BCPUクロック1回目2回目3回目平均
SP97-XVP55C 233MHz
(66MHz x 3.5)
0'45"870'44"720'44"930'45"17
K6 233MHz
(66MHz x 3.5)
0'40"850'40"440'40"800'40"70
266MHz
(66MHz x 4.0)
0'38"570'38"110'38"080'38"25
300MHz
(66MHz x 4.5)
0'37"250'37"120'36"690'37"02



■翻訳ベンチマークに用いるクイーンのバージョンを最新のもの(3.0)に変更



M/BCPUクロック1回目2回目3回目平均
SP97-XVK6 300MHz
(66MHz x 4.5)
0'30"610'24"510'17"73-'--"--

■Ver.3.0では翻訳エンジンが新規に開発されたものとなり、これまでと全く異なる結果が出ました。1回目から既に前版までのタイムを上回ってますが、2回目、3回目とどんどん早くなっていきます(4回目以降はほとんど変わらず)。それぞれ、アプリケーションの再起動を行っているのですが。
■1回目から3回目までのスコアがタイムがあまりにも違うので、今回は平均を出していません。




「PC(しろうと)番長」内 関連リンク

SP97-XV導入レポート
コラム 1998/5/16
コラム 1998/3/9

 
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