PC(しろうと)番長・コラム - MARCH 1999 |
- MARCH 29 1999 -
「秀丸エディタ」がメジャーバージョンアップしてVer.3.00になりました。新機能であるカラー表示を実際に体験してみましたが、プログラム言語のソースやHTML文書をカラーで見ると、やはりとても見やすいです。
しかし、単なるテキスト文書に書かれたURLをダブルクリックして該当文書をWebブラウザで開こうとする機能は、個人的には「やりすぎ」という感じです。いや、あくまで個人的な印象であって、あれば便利と感じる人は多いとは思うのですが。
ただ、「http:」とテキスト文書に書いただけでURLと見なしてしまうのは、なんか格好悪いなぁと。当然、「http:」ダケではWebブラウザの方でエラーが出るだけです。「a@.」と書いたダケでもメールアドレスになってしまうし…う〜ん。
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ここのところパソコンのハードには全然興味無いのですが、PDAにはとても胸が高鳴ります。で、いろいろ調べまくっていたのですが、無茶苦茶欲しくてたまらなくなったマシンが1機種。HP社…念の為に書いておくと、ヒューレット・パッカード社のコト…の「Jornada 680」です。
Windows CEマシンなんですが、「サイズ 18.9 x 9.5 x 3.4cm、重さ 510g」という、充分持ち歩き可能なところが魅力です。サイズは私が会社に行く時に鞄に入れている手帳よりも小さいですしね(厚さはともかく)。以前買った「Mobile Gear II (MC-R500)」は、毎日持ち歩くにはつらく感じました。
まぁ、この程度のサイズのマシンは既にコンパックなどからも出ていたりするのですが、これまでの物にはキーに不満があります。キーというよりも、小さな「ボタン」の集まりという感じだったので。しかしこの「Jornada 680」ではキーボードもしっかりしています。まぁ、本体のサイズがサイズだけにやはり小さいとは思うのですが、ギリギリまで大きくしたところは評価します。
問題は、まだ日本での発売はあるかどうか分からないところ。ただ、既に「Jornadaシリーズ」として「Jornada 820」はリリースされているので、「680」の発売も期待できると思います。頼む! 頼むよ、日本HP〜!!
- MARCH 24 1999 -
前回は体調の悪い時に書いたものだから、肝腎な事を書き忘れてました。「月刊ASCII」4月号には、「DataSlim」(CITIZEN)の開発者へのインタビュー記事が載ってるんですよ。たった2ページですが、個人的には面白い記事でした。次機種に関する事もほのめかしてあり、期待が膨らみます。出たら絶対買うので、頼ますぜCITIZENの旦那というところ。
やはり前回書いたLinuxに関して。現在もっとも興味のあるLinuxのディストリビューション(配布パッケージ)が、「Vine Linux」です。初心者が簡単に日本語を使えるLinux環境を構築・設定できるように考慮したパッケージとなっているようなので、どれだけ使いやすいか見てみたいですね。メーラとエディタも分かりやすそうな独自のものが用意されているあたりに、UNIX初心者に対する「柔らかさ」を感じます。
技術評論社から製品版が5月下旬に発売されるという事で、ちょっと食指が動きます。でも問題は、私が使っているビデオカード「Revolution 3D」のPCI版は、X Window Systemでは対応してない事だな…。
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ところでこの「Revolution 3D」(以下、Rev3Dと略)のPCI版、先日秋葉原の某店でW-RAM 4MB版が2,980円、8MB版が6,980円という破格値で売られていました。偶然秋葉原に出かけてその場に出くわした私は、それを見た瞬間凍りつきました。『悔しい…』 驚いたコトに、そんな感覚に包まれてしまったのです。
My PCのページを見ていただけると分かりますが、私が使っているメインマシンで使っているビデオカードがこの「Rev3D」のPCI版です。このカードを購入したのはもう1年以上前ですが、すっかり惚れ込んでいて、これ以外のカードをメインマシンでは使う気が起きません。愛着が非ッ常〜〜〜〜ッに強いパーツなのです。そんなパーツが投げ売りされているのを見て、前述のような気分になってしまったのですね。
以前から『メインマシンの「Rev3D」が壊れたらどうしよう。その時に「Rev3D」を探すのは大変だろうから、今のうちに予備のカードを手に入れておきたいなぁ』と考えていたので、その場で1枚買っておきました。本当は悔しいから全部買い占めたかったのですが(笑) ま、これからもよろしく頼むぜ>「Rev3D」という気分です。
- MARCH 22 1999 -
「月刊ASCII」の4月号なんぞを買ってみました。前回、こちらで感想を書いたIBM「WorkPad」に関する(というか、Palmに関すると言った方が正解か)記事と、Linuxに関する記事が目的です。まぁ、「WorkPad」に関する有益な話をいくら聞こうが、解像度の点で買う気にならないのは変わりありませんが。あと、もう少しデザインが良ければなぁ。そういう点で言えば、「Palm V」はぜひとも見てみたいんですけれどね。
Linuxに関する記事では、「秀丸エディタ」等の開発者である秀まるおさんのコメントが非常に率直で、思わず笑ってしまいました。いや、悪い意味ではなくて。むしろ、私なんかはこれに近い立場ですからね。「Windows環境からわざわざ移行する必要性があるのか」というコトだと思います。わざわざ新しいCPUやビデオカードを買う必要があるかどうか、ということと同様に。
…胃が痛むので今日はこれだけ(^_^;
- MARCH 17 1999 -
先日、店頭で日本語版Palmこと、IBMの「WorkPad」を初めて触ってみました。第一印象は、「なんかおもちゃっぽい外観だな」という、あまりいいモノではありませんでしたが、使ってみるとこちらのアクションに対するレスポンスが非常に早く、サクサク動くのに感動しました。この間書いた、カシオのPalm-size PC、「CASSIOPEIA E-55」に対しての感想の中で、「何をするのでもちょっともたつく」という不満がありましたが、それとは非常に対照的な好感触でした。
しかし、あの解像度の低さは私にとっては最悪です。ドットが大き過ぎますし。日本語の表示には全く不十分と感じました。あれでは到底使う気にはなれないです。最近の私は「DataSlim」(CITIZEN)の精細な表示に見慣れてしまっていて、一昔前の「ZAURUS」の画面を見ると「なんかちょっと荒いかも?」とか思ってしまうくらいですから。
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ようやくdB-SOFTのWebページに「HOTALL2001」の製品情報が掲載されました。もう「HOTALL2001」には、このページでは出るのか出ないのかでヤキモキ(死語か?)させてもらったんで、やれやれ一安心といったところです。そのうち、私のところにバージョンアップの案内かなんかが来ると思うのですが…あ、ちょっと待て。去年引越しして、dB-SOFTには住所変更届を出してないですな。…まぁ、旧住所でも何とか届くだろ。多分。
で、来ると思うのですが、やっぱりバージョンアップするかどうかは怪しいですね。今のところ、新たな機能で私にとって魅力的なものはありませんし。試使用版が出た時に、動作の「重さ」を確認してから考えるのが良さそうだ、と思ってます。
- MARCH 10 1999 -
このところ連載中の妹の旦那さんについて…ですが、某プロバイダのオンラインアップに成功し、現在は仮のログインパスワードでインターネットへの接続(というかWWWアクセス)を楽しんでいる模様です。まぁ、アクセスまでは出来たのだけれど、その後どうしていいか分からずに私に電話してきたワケですが。「インターネットエクスプローラを起動してね〜、…う〜ん、そうねぇ…、『www.yahoo.co.jp』って入れてみて」と、とりあえず彼ら(妹含む)のポータルは私の独断でYahoo!に決定してしまいましたが、何か問題ありますか?
その後、Yahoo!での検索の仕方、「お気に入り」への登録の仕方とその使い方、Webブラウザ上に表示された画像のローカルHDDへの保存の仕方(←要はこれがやりたかったワケです)などを説明して、「しばらくYahoo!使って遊んでみてよ」と言って電話を切りました。はてさてこの先どうなることやら。少なくとも、来月からの彼らの電話代は爆発だよね。
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半月程前になると思いますが、日本語IMEを「WXG4.0」(A.I.SOFT)にバージョンアップしました。まぁ、なんとなくという感じですね。特に「コレはひでぇ」というような所は感じていませんが、「良くなった!!」という感じもありません。こういうソフトは『減点法』で評価されるソフトですからねぇ。うまくいって当然、何かミスして減点…。だから、マイナスを感じるのは強いけれど、プラスなんてのはそうそう感じないもんだと思います。ただし、サブマシンで使っている日本語IME「MS-IME95」と比べると、流石に雲泥の差ですが。
- MARCH 7 1999 -
この間書いた私の妹の旦那さんですが、結局この週末にVAIOを買ったそうです。で、「インターネットをしたいんですけど」と、私の元に電話をかけてきました。すっかり私はサポートセンター化してしまっているワケですな。そして私は、サポートセンターの方々の苦労が身に染みて分かるというワケですウフフフフフフフフ。そもそも彼は「インターネットする」には、PCと電話回線を繋げなければならないというコトすら把握していません。そう、超ドしろうとというコトですチクショーッ!!(笑)
まぁ、「プロバイダとは?」とか「その契約とは?」とかいうコトなどを大まかな説明をしたワケですが、やっててだんだんイライラしてくるのを感じていました。「ええい、なんでそんなコトも考えないでPC使ってんだっ! もっと勉強意識を持てっ!!」という具合です。
電話が終わってしばらくした後、ちょっと自己嫌悪してしまいました。『PC(しろうと)番長』だろう? 使う人を責めてどうする? 使いづらいマシンを責めるべきなのだ。何故「インターネットする」のに色々手順を踏まなければイカンのだ。それが当然と思ってはイカンのだ。
…やっぱり、PCじゃあなくて、Dreamcastかなんかで「インターネット」させた方が良かったかなぁ…う〜む。
- MARCH 4 1999 -
もし将来、私が結婚して子供が出来、いろいろな事柄に関して聞きまくりたい年頃になって、「ねぇお父さん、『タイミングが悪い』ってどういうコト?」と聞いてきた時には、何はなくとも今回の経験について教えてあげようと思います。…なんで、なんで昨日の今日で。
昨日ここの記事で、HTMLエディタ「HOTALL」(dB-SOFT)の新しいバージョンが出るというのは間違いでしたごめんなさい…と訂正しましたが、それこそが間違いでした。やはり出ます、「HOTALL 2001」(苦笑) 「MYCOM PC DOMAIN」の次のページに記事があります(http://www.pc.mycom.co.jp/pcwork/hotweb/1999/03/99030403.htm)。他のニュースサイトにも記事があったんで、今度こそ間違いはないでしょう。でもそっちのURLは控えてなかったんですな(ツメが甘い)。
…今日はそんだけです。
- MARCH 3 1999 -
1ヶ月ほど前にこちらにHTMLエディタ「HOTALL」(dB-SOFT)の新しいバージョンが出るようだという記事を書きました。それは「MYCOM PC DOMAIN」の方でそういう記事を見たからだったのですが、いつまで経ってもdB-SOFTのページには情報が載らないし、別のニュースサイトにも新製品として紹介されないのです。
…なんかおかしい。もう1度確認してみよう…と「MYCOM PC DOMAIN」の記事を探してみると…ない! このページには過去の記事が残されていない!! つーコトは、この情報がウソだとしたらそのウソの出どころはこの私になる?! がびーん!!
…う〜ん、なんか自信無くなってきたぞ。本当にそういう記事だったのだろうか。ひょっとして別の記事を読み違えていたのだろうか。それどころか、実は白昼夢かなんかだったりして。いや〜ん。
というワケで、どうもウソみたいというコトでお詫びして訂正いたしますm(_ _)m
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私の妹の旦那さんに、次に購入するというマシンの相談を受けました。田舎なので自作とかはとても出来ません(パーツ単体で売っているようなところは近所にない)。そもそも彼には、それほどのスキルがありません。私が去年の盆に帰省した時に、メモリの増設サービスをしてあげたくらいですからね。
で、色々話していると、どうも彼はとにかくスペックの高いPCが欲しいようで、なにかとCPUのクロックにこだわる素振りを見せます。彼がPCで使うソフトで一番重いソフトはせいぜいEXCELです。彼が今まで使ってきた、MMX Pentium 233MHzでも充分なのです(何しろメモリは160MBも積んでいたし)。にもかかわらず「Celeronの400MHzが…」とか言っているので、「そんなのよりソフトに金使ったら?」と言ってあげたんですが、やはり聞こえていないようでした。「インターネットでメールとかもやりたいですし…」「そんなのPentiumの100MHzでも充分だよ」「いや、でも…」
まぁ、私もそういう道を歩いてきたワケですからね、そういうもんでしょう。しばらくしたら、彼もクロックしか見えない状態から脱するコトができると思います。でもなぁ…クロックにこだわる前に、新しい仕事見つけろよな…失業すんだからさ…。