PC(しろうと)番長・コラム - APRIL 1998 |
- APRIL 29 1998 -
「壊滅」という言葉がよく似合うSIX丸藤の現在の財政状況。少しでもそれを改善するべく、そしてこのような状態を招いた自分自身への戒めを兼ねて、いくつかのパーツを売ってしまいました。それは、メインマシンに付いていた我がマシンの魂・Monster3Dと、音源Sound Blaster AWE 64Gold + 増設メモリ、おまけに余ってたViper V330です。
Monster3Dを売ってしまったおかげで、3Dゲームは遊べなくなりました。少なくとも、Revolution3DやXPERT@Playで3Dゲームをする気には、私はなれません(^_^; 何のためのPentium IIマシンか分かんなくなっています(笑) 自らへの戒めなワケですが、ま〜ここのところ3Dゲームやってなかったし、しばらくやりたいゲームないし、そもそも買う金も無いし、どーせVoodoo2搭載カードに買い替える予定であったので、あんまり戒めになっていないという話もあります。
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で、SB AWE64Goldですが、これはサブマシンにも入っているため、メインマシンに入れる必要性はあまり無かったんですが、以前間違えて買ってしまったので使っていたワケです(3/1を参照のコト)。MIDIを聞くならサブマシンの方で聞けばいいワケだし、3DゲームでBGMをMIDIで鳴らしているのはほとんどありませんしね。WAVEさえそれなりに流してくれればよかったのです。そして、できればPCI接続であればCPUにかける負担が軽減されて、3Dゲームのフレームレート増加にも役立ってくれると。
そんなワケで、64Goldが無くなる代わりに安いPCIサウンドカードを、というコトで、「Creative Ensoniq PCI」を買ってきました。PCIサウンドカードってどれも決め手に欠けますが、これは結構「これにしておけば?」という意見を目にします。その意見を採用しました。当初、ドライバのインストーラがハングってしまって使えない状態だったのですが、プラグ&プレイで検出されたところでドライバを入れたら問題なく動くようになりました。ちなみにこの方法は、説明書では「やめろ」(意訳)と止めている方法です。でもこれじゃなきゃ入んないんだもん。
それにしても、魂を失った我がメインマシン。再び3Dゲームに燃える日はいつのことになるでしょうか…(PURE 3D II待ち)。
- APRIL 27 1998 -
ウフフフフフフ。いや、あまりに貧乏なので吐きそうです(笑) スーパー自業自得。なんかごめんなさい、未来の自分って感じ。PCで金を使い過ぎましたね。今さらながら言ってますが(^_^; ここはやはり、PCで金作るしかないなぁ。色々パーツ外して売るか?(汗)
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先週頭あたりから、メインマシンのNetscape Navigatorの動きが妙な雰囲気でした。とにかくよく落ちるんです。一度落ちるとマシンをリセットしなければなりません(Win95が終わらなくなる)。先日、ブックマークのメンテナンス…片っ端からアクセスして、アクセス不能になっているページをブックマークから削除する…をやっていてあまりに落ちまくるため、原因を追及してみました。
結論。MIDIを再生できなくなっている。なんか、MIDIデータをBGMとして張りつけてあるページで落ちてしまうようになっていました。いつから? 何が原因でそうなった? 分っかりませ〜ん☆
結局、Navigatorを再インストールしたら直りました。む〜ん。
- APRIL 24 1998 -
IEに「画面が真っ白になる」というアクティブデスクトップ関係のバグが見つかったそうで。まぁ、バグはどーせ無くならないんだろうから、もうどうでもいいけれど(笑) 問題はそのことを扱った記事の中にありまして。
CNETの記事(こちら)の最後で書かれている、マイクロソフトのいう”問題の解決方法”ってのが「Ctrl+Alt+Deleteを押して、IEを削除する」。…会社で読んでいて思わず吹き出してしまったのですが、これって”問題の解決方法”じゃあなくて、”対処方法”ですよねぇ(^^; 解決にはなっていないと思いますが。
帰宅してから、「本気でそんなこといっているんだろうか」と気になり、試しに原文を見てみる事にしました。CNETは記事の原文にリンクが張ってあるので、こういう時はらくちんです。ちなみにその原文がこちら。件の文章を見ると、「get rid of the problem」とあります。「get rid of …」で、〜を免れる、除く、脱する、といったような意味があるようです。ちなみに愛用の翻訳ツール、「インターネット翻訳の王様」(日本IBM)では、「問題を取りのぞく」となりました。
”解決方法”と訳せないこともないけれど…う〜ん、どうかなぁ。
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そういえば、「インターネット翻訳の王様」のバージョン2.0.4の不具合に、ようやくパッチが出ました。嬉しい〜っ! 思わず「ヤットデタマン」のエンディング曲「ヤットデタブギ」(って曲名だったかな?)を心の中で歌ってしまいました(会社だったので(^^;)。
- APRIL 20 1998 -
「Opera」というWebブラウザがZDnetで紹介されていました(記事はこちら)。インストール用のファイルが1MBにも満たないという小さな容量のブラウザで、軽快に動作するそうです。Javaはサポートしてないそうですが、JavaScriptはオーケー。有料(35$)ってコトですが、いいものはタダじゃなくても一向にかまわないですな。う〜む、使ってみたい。
一つだけ残念なのは、日本語が表示不可能なところ。まぁ、日本語環境では動くそうなので、今度試用版をダウンロードして、海外のページを覗いてみようかなと思っています。…思っているのですが、今のところウチのマシンでインターネットにアクセスできるのはメインマシンのみ。メインマシンに試使用のアプリを入れるのはイヤだなぁ…と、ちょっと躊躇してたりもします。
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実は、以前CRT切替器その他一式を買い揃えた時に、ついでにターミナルアダプタも買ってあります(AtermIT50DSU)。まだISDNを導入していないので使ってません。ISDNを導入したいのは山々なのですが、そのためには部屋を片づけなくてはなりません(笑) これがまた地獄でして。不要な本・雑誌が400冊(以上)ほど溢れていたりします。整理整頓は、日頃から行うことが大事なようです。
脱線脱線。「LANを構築しているのに、どーしてTA買ったワケ? ダイヤルアップルータにすれば良かったのに。ダメじゃん」という声が聞こえてきそうです。私もルータにしようかどうか非常に悩んだのですが、最終的に「インターネットにアクセスできるのはメインマシンのみにします」と決定、あえてTAにした次第。メインマシンとサブマシン、どちらからでもアクセスできるようにすると、なんだかとっちらかりそうで。それに、家に正面玄関が2つあるって感じで、落ち着かないなぁとか。
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現在のメインマシンのOSには、Win95 OSR2.1を使っています。パーツを買った時に同時購入したものですが、どーもこのOSR2.1になってからやたら落ちるようになったような気がします。今日はNavigatorを閉じたと同時にハングって、ブックマークのファイルが壊れました。なんとか再生できそうだったのにもかかわらず、あと一歩のところでオペレーションミス。ブックマークはどこか手の届かないところに旅立ちました。自己嫌悪の嵐(笑) サブマシンに残っていたブックマークを持ってきたのですが、約1ヶ月半前のものになってしまって悲しいです。まぁ、サブマシンがあったからこそ、それで済んだのですが。良かった、でも良くない…そんな泥のような心境の私です。
- APRIL 17 1998 -
(前回までのあらすじ)…HTMLエディタ「HOTALL」の最新バージョン・Ver.5.0を入手したSIX丸藤。「ハイパーテキストマネージャ」で「番長方面」内のリンクエラーを発見したり、ラベルへのリンクがドラッグ&ドロップで出来なくてガッカリしたりと一喜一憂していたが、結局後者が非常に気分悪いため、Ver.5.0は不採用となったのだった。
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いや、ちょっと待て>自分。もうちょっとよく考えてみよう。前のバージョンで簡単にできた機能を、最新バージョンで無くしてしまうなんてことを普通するだろうか? その機能があまりにも使えない・使われないものであればそれもあるだろうが、「ドラッグ&ドロップでのラベルへのリンク」なんて機能でそれはないんじゃあないか。少なくとも私だったら、絶対残す機能だね。で、私なんぞがそう考えるくらいなのだから、HOTALLの開発者は当然そう考えているだろう。
というコトは…私、早まったな? きっと「ドラッグ&ドロップでのラベルへのリンク」はあるに違いない。まずいぞまずいぞ。「番長方面」にできないと書いてしまったぞ。こーなったらできるだけ早くフォローしなくちゃいけないぞ。フォローとはつまり、実際にできることを確認してから、「間違いでした、てへっ☆」ってな感じで謝んなきゃいけないってことだ。急げ急げー。
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まぁ、そういうワケで、サブマシンにまだ入っていたVer.5.0で「ドラッグ&ドロップでのラベルへのリンク」を探しました。マニュアル見れば一発だったのかもしれないですが、面倒なので見もしないでアプリ触って&HELP見て探索したところ、ようやく見つけました。つまり、間違いでした、てへっ☆(笑)
でもなぁ…やっぱ使いづらいですねぇ。そもそもHOTALL本体とハイパーテキストマネージャが別アプリになっていて、双方それなりに重いのが気分悪いです。ハイパーテキストマネージャって今時珍しいMDIで、ハイパーリンクのためだけに使うためには情報量多過ぎって印象があります。FTPやらリンクチェックやらがあるのはいいんだけれど、HTMLにリンクを張るのはHOTALL本体に入ってた方が良かったんじゃあないかなぁ。
そういうワケで、結局Ver.5.0は不採用には変わりなし…です。
- APRIL 15 1998 -
「こ、こりゃイカン!」っつーことで、「HOTALL Ver.5.0」(dB-SOFT)の採用は見送りになりました。これからもこのWebページはHOTALL Ver.4.0で作成するコトとなります。この採用見送りの要因ですが、「リンクの張りづらさ」にあります。キーボード主体で使っている人にはそれほど影響はありませんが、このWebページ内へのリンクはドラッグ&ドロップで張っている私には非常に大きなダメージがありました。
Ver.4.0には「リンクブラウザ」というものが別ウインドウに表示できました。これは、ウインドウの左にフォルダ内のフォルダ、ファイルのリストを、右に左のリストで現在選択しているファイルの情報を表示するものです。”ファイルの情報を表示”とは、GIFやJPEGといった画像ファイルであればそれを直接表示、HTMLファイルであればその中のタイトルやラベル、リンクなどを分けて表示、という感じです。ファイルをダブルクリックすれば、HOTALLの方で開いてくれます(ブラウザで表示とかはしない)。
ページを書いててリンクを張る際、私はこのリンクブラウザからリンク先ファイルやラベルをドラッグ&ドロップしていたワケです。しかし、Ver.5.0ではこのリンクブラウザが前回書いた「ハイパーテキストマネージャ」というものになって、”ブラウザ”というよりも”ファイル管理+FTP+リンクチェック”といった単独アプリケーションになりました。ファイルへのリンクは同様に行えますが、ラベルへのリンクは不可能になってしまいました。”ドラッグ&ドロップでのラベルへのリンク”の別の実現方法を探しましたが、見当たりません。少なくともラベル名は手で入力するしかないようです。
このWebページではラベルへのリンクを多用しているので(例えばこの下にある「PREVIOUS ISSUE」のところ)、このダメージは大きいです。よってVer.5.0は不採用、と。…この貧乏な時に、また余計な金使っちゃったってことかい(泣)
- APRIL 13 1998 -
「HOTALL Ver.5.0」へのバージョンアップパッケージがdB-SOFTから届きました。早速バージョンアップ…は恐いので、とりあえずサブマシンにインストールして試使用するコトにしました。
このバージョンから追加された機能に、リンクがちゃんと繋がっているかをチェックする「ハイパーテキストマネージャ」というのがあるのですが、どれどれエラーが出るワケ無いけどね〜と、この「番長方面」内をチェックかけてみると、切れたリンクが大発見! そそそんなバカな!? このツール何かおかしいんじゃあ…って、あれあれ本当です!!(笑) あわてて直しましたが、かれこれ1年8ヶ月も書いていると把握できてないページもあるようですね。いやぁ、買ってよかったなぁと思いました(^^;
まだその程度しか試していないので本格的に使うかどうかは未決定ですが、微妙に重くなっているような気もします。新たにスタイルシートとかサポートしたりしてるんですが、私は使う気無いんだよなぁ。フレームにしてもそう。そういう機能が無い「軽い版」があったらなぁ…って感じですが。そうもイカンか、少なくともフレームは必須なのかな、今は。
- APRIL 10 1998 -
なんだか、Voodoo2に失望しちゃってる人をあちこちで見かけてます。思った以上に効果が上がらない(特にDirect3D)とか、動かないソフトが多いだとか。多分、自分がいわゆる「人柱」に当たるってことを認識できていないんじゃあないかなぁ。たまにいるのが、K6搭載マシンにVoodoo2を入れてガッカリしてる人。こっちがガッカリしちゃいます(笑) そんな有効的でない使い方するんだったら私に安く売ってくれ(^^;
米国カノープスのPure3DIIに関するページに、VoodooとVoodoo2の各CPUごとのフレームレートを記した表があります(「Latest info on Pure3D II」)。超Voodooクラスの3DビデオチップではCPUがボトルネックになってくるという話を聞きますが、この表を見ると浮動小数点演算能力の高いintelのCPU(特にPentium II)のアドバンテージがよく分かります。Pentium IIでのフレームレートの上がり方が非常に高いですね。Voodoo2を入れるんだったら、Pentium IIマシンにしちゃうくらいの気合いが必要かな、私みたいに。でも私の場合、肝腎なVoodoo2がまだ入ってないけれど(笑)
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既に英語版が輸入されている様子のVoodoo2搭載ビデオカード「Righteous 3D II」が、日本でも発売されるコトになったようです(記事こちら)。競争でもって少しでも安くなってくれるといいなぁ。ちなみに「Righteous」とは、「正しい、正義の、高潔な」という意味だそうです(笑)
- APRIL 5 1998 -
VIPER V330について追加を。
今回、私のマシンには組み込まなかったVIPERですが、それは組み込むマシンが「サブマシン」であったためであり、環境が違ったらそうならなかったと思います。
まず「暗い」表示画質については、CRT側で調整すればある程度使ってもいいレベルになるんですが、CRTを調整できない理由があります。それは、「メインマシンに合わされている」ためです。XPERTはそのままで問題ない画質なんですね。
あとは、マシンが重くなる現象がビデオカードを変えても解消されなかったコト。VIPERを入れようと考えたのはこの理由が一番大きかったので、これが直らないなら変えなくてもいいかなぁと(^_^;
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しかし、もし組み込むマシンが「メインマシン」でXPERTとVIPERの2択になった場合は、VIPERを選択するコトになると思います。理由は「テキストの表示品質」です。メインマシンでは、テキストははっきり出てくれないと困ります。コレに関しては、良く滲むXPERTは到底使う気になりません。滲むからこそ、実写等のグラフィックは綺麗に見えるんですがね。
- APRIL 3 1998 -
また無駄使いをしてしまった…。
XPERT@Playのテキスト表示品質には以前から不満がありましたが、搭載しているのは主にグラフィックや2Dゲーム(ほとんどHゲー)用のサブマシンであり、テキストを使う作業…通信とかこのWebページの作成とか、英文の翻訳とか…はしないので我慢していました。
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でも、自分の使うマシンに対する我慢って、最近我慢できないんですよねぇ。オマケにゲームをやっていると、たまにいきなり5秒くらいマシンスピード(というか、画面の描画スピード)が落ちるという、猛烈に気分の悪い現象が起こっていました(たびたび起こる)。
この現象が起こるようになったのは、このマシンがサブマシンになってからで、変わったところといえばビデオカードとLANの導入です。同様にLANを導入したメインマシンにはそのような現象は起きていないので、ひょっとしてXPERT?と半信半疑ながらも思ってました。
更に更に、XPERT@Playに公開された日本語Turbo Driverを導入してみたところ、MIDIが再生できないという現象が起こりました(一般保護例外で落ちる)。前のドライバに戻すと問題ありません。…あ〜、なんかXPERTって色々起こるなぁ。私とXPERTって相性悪いんかなぁ。
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そんな感じで、ビデオカードを変えてみようと。Direct Drawが速くないとイヤなので、激速のRIVA128搭載ビデオカード「VIPER V330」を選択しました。
XPERT@Playと取っ替えてみると…画面が暗い。まぁ、そこら辺は何とかなるだろうと、試しにゲームをやってみる…あ、例の遅くなる現象が起きてる。やっぱビデオカードじゃあないんだ。しかも、この画質ってトホホなんじゃあないか? CGを表示させてみると、明らかに表示品質が悪い。ユーティリティで画面の色調整をやってみるが、どうにも綺麗にならない。ダメか、こりゃ。
結局、2時間でXPERT@Playに戻してしまいました(^_^; やっぱりXPERTは綺麗。ところであの遅くなる現象はなんなんだろうなぁ…。