PC(しろうと)番長・コラム - JANUARY 1998 |
- JANUARY 28 1998 -
こういうコト言うと、「うっと〜しいヤツだなぁ」とか言われそうなんですが(^_^;、まぁ個人的に気をつけている事を。
WWWブラウザである「Netscape Navigator」。これを「ネットスケープ」とか「ネスケ」というように言わないようにしています。こう言っちゃうのは、例えば「Microsoft Internet Explorer」のコトを、「マイクロソフト」とか「マソフ」(笑)とか言っちゃうのと同じだと思うからです。また、Netscape製ブラウザのコトを「Communicator」とも言いません。ブラウザはあくまで「Navigator」であり、「Communicator」はNavigatorやNetcasterなどの幾つかのアプリを含んだ製品の名称だと思うからです。Wordを指して、「Office起動して」とか言うのと同じじゃあないかなと。
だからといって、目をギンギンにして「違う!Communicatorじゃない!Navigatorと言え!言わないと貴様にIE4インストール!!」とは言わずに、しれっと聞き流してはいます。でも、BBSとかNetNewsとかには、こういうのに茶々を入れなきゃいられない人とかもいるので、つまんないコトにならないように気をつけといた方が何かと安全かもしれないですね。
- JANUARY 23 1998 -
Netscape Navigator、Communicatorが無償になりました。これは以前からNetscapeの方からほのめかされていた事でそれ程驚かなかったんですが、「次のバージョンのソースコードも無償公開する」ってのには驚きました。これは他の企業が内容を改変して自社製品として売り出す事も出来るんだそうです。
どっか、Navigatorを軽〜くして、出してくれないかな。
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フォトレタッチソフト「ウルトラキッド」(アスキーサムシンググッド)を購入しました。安価なペイントソフトはやたら買っている私ですが、どれも完璧ではないというか、「ここはAがいいけれど、あれはBの方ががいい」という感じで、絵を描く時にはウェブサーフィンならぬペイントツールサーフィンをしています(笑)
さて「ウルトラキッド」ですが、結構高機能です。レイヤ周りが使いやすくて嬉しいですね。ボタンの上にマウスポインタを置いても、チップヘルプが出ないので最初は使いにくいですが、慣れるまでの話でしょう。フィルタも大抵のが揃ってます。これはウルトラキッドに全面移行できるかな…と思いきや、Paint Shop ProやDaisy Art 97にあるような「影」をつけるフィルタはないんですね。やはりサーフィンです(笑)
- JANUARY 20 1998 -
ちょっとローカルな話になると思うのですが。
J-PHONEの「E-Mailも送れる携帯電話」のTVのCMを見て、ちょっとムッっと来ました(^^; ミニノートパソコンでいかにも懸命になってメールを打っている(と思われる)サラリーマンらしき男を見ながら、「なんか違うよねー」(だったかな?)とか言いながら、片手に持った携帯電話でメールを受信するおねーちゃん…というCMです。
ムッと来た私は「どれ、どんな仕様だい?」とWebで情報を収集。詳しく調べたワケじゃあないんですが、こちらのページで確認すると…
■ 送信:全角64文字(128バイト分)
■ 受信:全角192文字(384バイト分)
です。この”送信:128バイト分”の文量は、上の「J-PHONEの…」で始まる文の赤い部分に相当します。充分でしょうか、少ないでしょうか。また、1送信あたり10円掛かり、複数のアドレスに送る場合はその人数分の料金が掛かります。TO:に複数設定が出来ないっていう感じの仕様ですかね。
また、自分のアドレスはその携帯の番号になるそうで、つまりメールを送ると相手に電話番号がバレることになります。これはちょっとイヤですかね。受信したメールの方も、From:と本文以外は無くなるそうです。
これはこれなりに使い方があるかもしれないけれど、「少なくとも”違わん”かな」と思った次第(笑)
- JANUARY 17 1998 -
連日のIEネタ。今度はMac版IE4.0でバグが発見されたそうで、Macユーザも安心してられません(笑) って、MacユーザでIE4.0ってどのくらい使われているのかなぁ。本題。今回はユーザの情報が流れるとか、コマンド流されるとかいう危ないものではないようです。SSLを使ってセキュリティを確保するサイトに繋げない(真っ白ページになる)とのコトで、「そんなにセキュリティを上げたくないんですかねぇ」という風に言われちゃうのが今から想像できますね(^_^; ニュースソースはこちら(CNET)。
またまた連日のMSvs司法省の訴訟ネタ。MSが求めていたスペシャルマスターの辞任は、判事によって却下されたそうです。しかも、そのスペシャルマスターが以前にネットスケープの弁護士に出した、「拙者のMacにIE入れたらNavigatorのブックマーク吹っ飛ばされたよあったまきたぜ」というようなメールの内容を、MSが公開したことについての批判付きです。またマイナスポイント稼いでますね>MS
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今日は先日物色したキーボードを再び探しに出かけたのですが、やはりワイヤレスのタイプしか発見できませんでした。いっそのことワイヤレスのを買ってしまおうかとも思いましたが、ちょっとだけ使う時はキーボードを横向きにしたままなので(収納時はケースの上に横に置く)、ワイヤレスでは信号が受信されないかな…と。ワイヤレスも使ってみたいんですけれどね。
- JANUARY 16 1998 -
Microsoftと米国司法省(DOJ)との訴訟については、私は主にZDNet JapanとCNETでチェックしているのですが、14日のやり取りには「MS、すげぇなぁ」と苦笑してしまいました。裁判官の気分を害するようなコト、わざわざ言うんだもんなぁ。ホントに法廷侮辱罪が適用されちゃったりして。でも、裁判ってあんなもんなのかなぁ。裁判なんて、そりゃもう「しろうと」もいいトコなんで、よく分かりませんが。ちなみに該当記事は、ZDNet Japanはこちら、CNETはこちら。
MSといえば、IEでまたセキュリティバグが見つかっているので、ユーザの方は日本語版のパッチが出るのを要チェック。度々大変ですなぁ。他人事ですが(笑)
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ZDNet Japanの「アンカーデスク」っていうコラムのコーナーが好きです。向こうの人達のコラムが読めるワケですが、やっぱり向こうならではの話題とかあって新鮮です。最近のでは、NavigatorやInternet Explorer以外のウェブブラウザを紹介している記事があって。確かに、この2つ以外に軽くてブラウジングさえ充分出来るブラウザがあれば、考えちゃいますね。別にメーラとかニュースリーダとかその他もろもろなんていらないんですから。
- JANUARY 13 1998 -
最近よくあって困っているのですが、今日の業務中、猛烈に仕事がイヤになりました(笑)って笑ってんじゃあない>自分(^_^;
もうイヤでイヤでしようが無くなって、こりゃダメダメだ、もう帰っちゃえ、と決心しましたが、ただ単に帰ったのでは不毛な時間の浪費になってしまいます。そこで、
「よし!なんか買おう!何買おう!そうだアレだ!この間見掛けたキーボード!アレ買おう!やった!決定!じゃあお先に!」
というワケで、キーボードを買いに出かけました。それは以前買い物の最中に発見したもので、キータッチや見た目の格好良さなどなかなか気に入ったものでした。残念ながらどこのメーカーの物かはチェックし損ねて分からないのですが、売価は2,980円くらい。同タイプでワイヤレスのものもありましたが、そちらは10,000円弱してしまいます。
…でも、売れちゃったのかありませんでした。トホホ。ちょっとガッカリ。と思ったら、その店であるゲームをフライングでゲットできたので、ちょっとウキウキ。
でも、いいかげんヤバイから、明日はちゃんと仕事しよう。
- JANUARY 9 1998 -
「インターネット 翻訳の王様」(日本IBM)を用いた英文の翻訳を再開しています。ソフトの翻訳エンジンのクセもありましたが、辞書を鍛えることによって最初のころからは幾分マシな文章を出してくれるようになったと思います。ちなみに、年末に行ったHDDフォーマットの前に辞書データを待避させておいたのは言うまでもありません(^_^;
「マシな文章を出してくれる」とはいえ、そのまま「使える」(なんらかの記事にするなど)ような代物にはならないのは現状仕方ないところの様ですが、文意を把握するぶんには充分です。「使える」ようにするには、そこから先は人間が技量を発揮すればいい。
もっとも現在の私の使い方として「如何に日本語として出来るだけ正確に翻訳させるか」というのもあって、そのために原文の修正を行うということもやっています。単語のスペルミスや冗長な文章の改修といった作業ですが、「あぁ、またこのスペル間違えてるぞ、お前」とか「だから接続詞多用すると長ったらしくて分かりにくくなるだろ〜」とか言いながらやっていると、なんだか校正やってるような雰囲気ですね(笑)
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で、意味の分からない言葉に出くわした時は、今まではまずシェアウェアの「PDIC for Win32」を使い、それで満足できなかった場合は中学生のころから使っている研究社の英和中辞典を探っていました。先日、その増援として「表音小英和 for Windows95」(A.I.SOFT)を購入(6,000円弱)。
これは三省堂から出ている、基本的な単語や意味を極力排して、その分新語や俗語を多く載せるという編集方針の英和辞書をソフト化したもので、なかなかコンパクトに出来ているのが特徴です(ディスク容量は辞書を合わせて4.5MB)。PDICの様にインクリメンタルサーチしてくれるので使い勝手もいいです。結構気に入ったので、現在はまずコイツで調べるようにしています。
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それにしても、「翻訳の王様」は新たなPCの楽しみ方「英文翻訳」を提供してくれたワケで、これで6,000円弱という値段はとても安い買い物だったと思います。思えば去年は「Monster3D」がPCの3Dゲームという、これまた新しい楽しみ方を提供してくれた年でもありました。
今年も何か新しい楽しみが増えますかねぇ。期待期待。
- JANUARY 5 1998 -
ここんトコですねぇ、買い物の仕方がおバカなんですよ(笑) 先月から…そうですね、HDDをSCSIにして、さてとりあえず手をつけるところは無くなったねというあたりから、無理に手を加えようとしているような気がします。
その無理矢理っぷりがおバカを招くらしく、この間のXPERT@PLAY購入とかがあったワケです。実は年末にATOK11に日本語IMEを換えようかとしてたんですが、2、3日使ってやっぱり断念してWXGに戻してたりしてました(^^; 恥ずかしくて書かなかったんだけれど、やっぱ書いちゃうのは芸人の性(笑)
で、やっぱり買ってきちゃったCD-ROMドライブ。ランダムアクセスの向上を求めて買ったのは、前から使っていたCD-516SKのティアックから出ている32倍速CD-ROMドライブ、CD-532SKです。コイツはCD-516SKのZoneCLV方式から完全CAV形式に変わったため、ランダムアクセスが向上しているという話です。
あと、ティアックのは前面のデザインが好きなんで(重要)。ただ32倍速というところで騒音が気になったのですが、「ASCII DOS/V ISSUE」2月号で静かと書いてあったのでそれを信じてみました。
…だまされた(笑) 結構「ふぃーん」って感じの音がします。まぁ、ずっと前に使っていたミツミのドライブほどでも無いし、振動とかは無いですけど。ひょっとしたら他の製品はもっとうるさいのかなぁ? ちなみに、音楽CDやビデオCDを使っているときは回転数を落とすため、騒音は無くなります。そうそう、ドライブやCD-ROMが結構暖かくなりますね。
う〜ん、確かにランダムアクセスは速いんだけれど…あぅあぅあぅ〜(^_^; どっかに、前面のデザインが良くて、静かで、ランダムアクセス速くて、SCSIのCD-ROMは無いもんかのう。速度は8倍速くらいでいいからさぁ。
- JANUARY 3 1998 -
年始から、我がマシンに搭載されているチップセット・430TXでは64MB以降のメモリにキャッシュが効かない事が気になって仕方無くなり、マザーボード買い替え欲が発動していました。が、なんとか消火。
ところが今度はゲームを遊んでいて、CD-ROMドライブのランダムアクセスの遅さとシーク時の「キュッキュ」という音が気になり始めた次第。以前、ミツミのドライブからTEACの物へ換えたときにもその2点は気になったのですが、他の改善点に気分を良くしていたので問題にはしていませんでした。しかし慣れると不満点が良く見えてくるもので…。
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さて、最近の雑誌でVoodooを取り上げたものを多く見掛けます。「キミもVoodooしてみないか?」という感じの恥ずかしいタイトルの特集をしていたのは、Oh!PC誌でしたか(笑) Voodooが市場に出たのは1年以上前だし、ちょっと前までは「ついにVoodooを超えたビデオカードが登場」とかいってRIVA128を取り上げていたクセになぁ…と、ちょっと苦笑。
まぁ、速度的に満足できるカードが幾つか登場、そしてそのパフォーマンスを活かせる3Dゲームが多数出ている今、描画品質にも目が行くようになったというところなのかもしれませんねぇ。