PC(しろうと)番長・コラム - DECEMBER 1997
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- DECEMBER 30 1997 -

12/29夕方〜30昼間にかけて、私のマシンで大イベントが行われていました。HDDフォーマット&Win95およびアプリケーション再インストールです。

先日、モデムを導入したあとで偶然気がついたのですが、私のマシンでaviファイルが再生できなくなっていたのです(movはオッケー)。mplayerでもActive Movieでも、果てはブラウザ上からも赤丸ぺけマークと共にアウトです。いつからこのような状態になっていたかはまったく分かりません。それほど前でないことは確かなのですが…。とりあえず、最近入れたソフトをアンインストールしたり、Win95の再インストール、Active Movieの再インストールなどをしてみましたが、まったく効果ありませんでした。

あぁ、なんかとってもがっでむな雰囲気ですなぁ…と腹立ちつつも、そのうちちゃんと対策しようと決め、とりあえずゲームでも…とCD-ROMを入れたところ、起動時にハング。理由は、メーカーロゴ表示にaviファイルの再生を用いていたからでした。…さのばびっち。恐らく一番確実であろうHDDフォーマットを決意したのでした。



念のため今の環境を残しておきたかったのですが、バックアップ用HDDが無かった(買いに行ったけど、近所には売っていなかった)ので、仕方なく現在のHDDをフォーマットすることにしました。恐かったです(^_^; 1時間以上掛けて、データのバックアップやインストールしなければならないソフトの洗い出しを行いました。まぁ、最新のドライバ等はMOにバックアップを取っておくようにしていたので、それ程苦労は無かったです。

また、Win95も別のパーティションにCD-ROMのWin95フォルダをコピーしておいてあったので、HDD(のメインのパーティション)をフォーマットしたあとでCD-ROMを見れなくてもインストールを行えたのは楽でしたね。



そしてインストール後に待っていたのは、魔のプラグ&プレイでした(笑) 今までは元々FMVに入っていたWin95環境を使っていたからか、あとから入れた拡張カード類は問題無く見つけていたのですが、今回は既にカードがついてある状態にWin95をインストールです。結果、カード類をまるで見つけてくれません(^_^; 見つかったのは非PnPのモデムだけでした。仕方ないのでほとんどのカードを外して再度付けるという形で認識させましたが、最初から付けざるを得ないSCSIカードとMillenniumには苦労しました。

すべてのカードを認識してからはそれ程大きな問題はありませんでした。Sound Blasterの設定で幾つかありましたが(WaveSynth周り)。あとはとにかくソフトのインストール&設定のくり返しです。もちろん、インストールした後にaviファイルがちゃんと再生できることを確認するのは忘れません(笑)



そんなワケで、なんとかほぼすべてのソフトの設定も終わりました。ゲームのデータはほとんど消えましたが、またクリアすればいいだけの話。RPGは無いから安心です(笑)

参考までに、今回インストールしたソフトのリストをあげてみます。■がインストール済み、□が未インストールです。ま、普段こういうソフトを使っているということで。

インストールしたソフト
アプリケーションオンラインソフトウェア
■MS-Word 95
□Acrobat
■Active Movie
□ArtSchoolDabber
■DirectX5.0
■Expression
■Hotall4.0
■IntelliPoint
■Macromedia ShockWave
■MIDPLUG
■Netscape Navigator3.03J
■Paint Shop Pro4.2J
■QuickTime
□QVLink
■MS Side Winder
■Smart Sketch 95
■Virus Buster 95 + 97 Update
■Wacom Tablet Driver
■Win95 Update
■WXG + Update
■翻訳の王様 + Update
■ALMail32
■Change-moi
■DocExe
■ExpLzh
■Explorer Manager
■GV32
■Hidemaru
□HideTerm
■IrFanview
■HotsSnap
■NextFTP
■NifTerm
■OPTPiX
■PDic for win & Gene辞書
■PowerToys + 日本語化
■QDoko
■QuickDes
■SnapIt
■Special Launch
■Susie
■TMidi
■Unlha DLL
■Unzip DLL
■Tar DLL
■dx5cpl.zip(コンパネにDirectX)



- DECEMBER 27 1997 -

朝早く起きたものの、結局秋葉原には行かなかったのでした。腰の具合が相変わらずよくなかったためと、出来る限り近所で買いたかったからです。近所の店には潰れて欲しくないですから…まぁ、地元の育成ってところでしょうか。

買ってきたのは56kモデムの「MS56KDF」(
SUNTAC)です。予定より高くつきました(約2万円)が、近所にはK56flex方式の内蔵型はこれしかありませんでした。妥協。
外付けのものではかなり安いのがあったのですが、絶対に内蔵! 内蔵でなかったら死ぬ…のはヤだから、殺す!!って感じです。(1)電源を必要とする、(2)スイッチも入れなきゃいけない、(3)中途半端な大きさで邪魔くさい、の3つがその理由。

で、この「MS56KDF」、PnPには非対応だったのです。なんか、友人が以前ネットワーク関係でPnPでえらく苦労したとか言っていたので、このモデムが非対応なのも似たような理由なんでしょうかね。しかし私はPnP非対応なんてものはWin95になってから使ったことがないような気がします。おかげでえらく設定に手間取ってしまいました。

さて、設定も済んだところで56kで接続です。しかし、「46,000bpsで接続」とか出ています。いつもいつも56kで接続できるワケではないようですけれどね。続いてあちこちのページをアクセスしたりFTPを試してみると、なるほど効果は充分感じられます。28,800bpsで接続していた頃よりも、1.5〜2倍の転送速度が出ています。28,800の頃も常時転送速度が28,800出ていたワケでは無い事を考えると、ばっちり2倍って感じですね。うむうむ、納得です。

そんなワケで、ちょっと高かったですが悪くない買物だったと思います。効果はあがってますしね。ちなみに、このページのあるプロバイダ「CYBORG」は、まだごく一部のアクセスポイントしか56kには対応していません。今回は別のところから試しましたので、その点ご了承を。



- DECEMBER 26 1997 -

私のマシンから外されたXPERT@PLAYとFireBall STは、会社の友人に売られていきました。前者は「高解像度にしても画質がとてもいい」、後者は「速い」ととても好評のようで、譲った方としても嬉しいかぎりです。

で、手に入ったお金で今年最後のPC関連お買物を企てている所なのです(笑:本当に最後なのか) 近所には目当ての物が売ってなかったので、仕方なく秋葉原へ行こうと思うのですが、激混み間違い無しなので再び「番長流・午前中タッチアンドゴー」をしなければなりませんね。眠いのに&腰痛いのに(^_^;

しかし…メモリの最安値が32MB EDOで5,000円ですか。私が9月末に買った時は特価で9,900円だったんですが。2ヶ月で半額ですって。わはは〜。ちくしょう、明日買ってこようかな(笑)



- DECEMBER 24 1997 -

PCで3Dゲームをやろうとしているのならば、今日(12/24)発売の「Hello!PC」誌はいい参考になる事間違い無しです。3Dが強力なビデオカードの実際のゲーム画像を多く並べて対比しているのですが、各種チップ専用APIでの表示の違いがとても分かりやすい記事になっています。

Voodoo専用API「Glide」の表現能力がDirect3Dより高い事は聞いていましたが、実際に並べられるとそれが良く分かります。Direct3Dのソフトでも、推奨されているチップとサポートされていないチップでは、これまた差が生じていますね。こういったところは、Voodooは強いです。

ベンチマークでは出てこない、それでいて重要なところを取り上げてくれるのは嬉しいですね。そしてその画像の品質から、これからもVoodoo(2含む)はPCゲーマーには非常に重要な(必須の?)パーツになるんじゃないかなと思いました。



- DECEMBER 21 1997 -

先週半ばのコト。仕事のストレスが物欲へと変化し、しかもそれが「バックアップ用HDDの購入」とかに流れるならともかく、何故かビデオカードの購入へと行ってしまいました。「MillenniumはDirect Drawが遅め」というのが、少しダケ気になってはいたんですけど…取るに足らない事だよなぁ。



XPERT@PLAYで、Direct Drawが速いという「XPERT@PLAY」を購入し、早速試してみました。まず気になったのが文字の太さ。ブラウザやエクスプローラなどで表示される文字が一回り太いんですね。画質についてはMillenniumは非常にシャープと評判で、人によって好き嫌いが出るんだけれど、私は好きな方です。しかし、シャープ過ぎて目が痛くなる事もありますが(^^;

次に「バーチャロン」でもってDirect Drawのスピードをチェック。が、表示される絵の色が無茶苦茶で見れたものではない。う〜ん、脳ミソ停止。ドライバが悪いのかと、
ATIのホームページから最新版をダウンロードしようとしたのですが、なんだか馬鹿馬鹿しくなってやめてしまいました。



普通に導入して、普通に使えないものは使う気になれない。最近のビデオカードでよくあるコトだけれど、なんだか中途半端な品質のドライバでもって出荷してないかい? ストレスで気が立っていたのでそんな風に考えて、早々にMillenniumに戻しました。通常なら、もっと調整してみるんですけれど。

結局、XPERT@PLAYは友人が買い取ってくれる事になりました。んむ〜、決して悪いものではないのだが、おバカな買い方をしてしまった。とほほ。



- DECEMBER 19 1997 -

ようやく「
AL-Mail」の32Bit版が正式リリースされました(12/19)。年を越すかと思っていたんですが(^_^;

AL-Mailは会社で使っていた事もあって、うちでも使用するようになりました。実にシンプルでいいですね。私の場合は特に「メールをあまり残さない」「そもそもメールをほとんどもらわない・送らない」ので、あまり凝ったメーラは必要なかったんです。

まぁとりあえず、32Bit版に乗り換えておこうかなぁと、ダウンロードはしておきました。暇な時にインストールする事にします。

メーラといえば「PostPet」、売れてるみたいですね〜。近所では何処も売り切れ次回入荷未定です。CMも新バージョンが放送されています(これ書いてる間に偶然見た(^^;)。



仕事でのストレスが一線を越え、物欲が暴発。まったく予定になかった買物をしてしまいました。まぁ、おかげで気分は落ち着いたんですが…。

次回のここで、ことの顛末を書く予定です。



- DECEMBER 16 1997 -

会社のマシンと自宅のマシンのスペックに大きな差があるので、会社でマシンを使っていると、もー不満たらたらです。マウスポインタの動きからして違いますからね。でも、決して会社のマシンが非力だという事ではありません。CPUはPentium 166MHz、RAMは64MB積んでいますから。ビデオカードがTrio64V+というチップを積んでいるもの、というのが一番の違いと言えますが、開発作業にはこれで充分な描画性能なんですなぁ。

…理屈じゃあ分かってるんだけれど、身体が納得しないんですよ(^_^;



もう1基CD-ROMドライブがあると、そちらに辞書CD-ROMなんかを常駐させておけるので便利かなぁ、とか思ってます。でも単なるCD-ROMドライブじゃあつまらない。多連装はどうかなとも考えるのですが、例えばNakamichiのなんかは見た目格好悪いので買えない…買えないっ!! 格好良くないとヤだっ!!(力説(^^;)

PDやCD-Rとかには興味無いんで、どうせならDVD-ROMドライブッ!!とか思うんですけど、ATAPIばかり。なぜSCSIのモデルはないんでしょうなぁ。なんか、COMDEXにはSCSI接続のDVD-ROMドライブも出展されてたそうなんですけれど、なんとか早く出まわってくんないでしょうかね。

しかし、DVDでなんか見たいものがあるかというと、全くなかったりもしますが。でも欲しい(←不毛)。



- DECEMBER 12 1997 -

先週末にHDDを換えたのは既報の通りなんですが、SCSIのみの構成とするために以前使っていたドライブはすべて取っ払ってあります。ですから、今のHDDが壊れると恐ろしい事になります。

HDDを使い始めたのは、かれこれ4、5年前になるでしょうか。PC-CLUBに付けたのが初めてですが、これまで1回もHDDが壊れたことはありません。最初に買った(98に繋がっている)HDDもまだ元気に動いています。でも、だからといって先週買ったHDDが明日壊れないという保証は無いワケで、結構不安です。

出来る限り早いところシステムやアプリが入っているドライブ(2つのパーティションに別れた2GB)をバックアップできる、SCSIのHDDが欲しいです。取っ払ったFireBall STとかを売って、お金を作ろうかと思っています。でもやっぱり、SCSIのドライブって高いっすね(^_^;



「FMVの遺産」ともいうべき、現在使っているFMVの最後のパーツがキーボードです。使い勝手は悪くないんですが、流石にちょっと汚れてきたかなって感じです。年越す前に磨いてやろうかな? ところでコイツ、最近「音を出す」んです。夜、寝てる時とかに「パキッ」とか。最初のうち、かなり怖かったです(笑) なんなんでしょうね。スチームヒーターを切って室温が下がるから、その関係なんでしょうかね。



- DECEMBER 10 1997 -

最近、暇が無くて英文翻訳やってません。時間が欲しいです。この間、翻訳ソフトの「EtoJ INTERNET PLUS」(カテナ)の体験版を試してみました。高い翻訳精度が評判のソフトですが、確かになかなかよい感じに訳してくれました。しかし、この体験版ではそこで終わり、その翻訳文を更に修正する事が出来ないんです。

こういう、翻訳文を単語や文節で区切って修正していくツールを対訳エディタといって、幾つかのソフトに収録されています。「
インターネット 翻訳の王様」(日本IBM)では、”クイーン”という名のツールがそれです(このネーミングが気に入って買ったという話もある(^_^;)。「EtoJ INTERNET PLUS」には、この対訳エディタが無いんですね。それが痛い。このソフトの1つ上のランクの製品には、似たようなツールは入っているようですが、価格がぐっと上がってしまいます。残念。



先週の土曜日(12/6)にHDDを買いに秋葉原に行ったワケですが、年末の週末は地獄のように混むことを既に学んでいたので(笑)、午前中にソッコーで出かけました。11時過ぎに秋葉原について、11時半には脱出。おかげでかなり楽に買い物できました。店は事前にロックオンしておいた2軒しかまわれませんでしたが。



- DECEMBER 6 1997 -

先日からHDDを換装したくてたまらなくなっていました。とにかくFireBall STのやかましさに呆れていて、静粛性で定評のあるIBMの物に換えてみたかったのです。するうち、いつもそのことが頭から離れなくなり、仕事中にもあちこちのホームページにアクセスしてHDDの価格をチェックしてたりしました。良くない状況です。物欲無限ループです。このような状態を解消するためには、私はある行動を取ることに決めています。「番長流・必殺買物法」です(詳細は
こちら)。

そういうワケで、IBM(リンクはストレージのページ)の「DCAS-34330」を買ってきました。Ultra SCSIの4.3GB。マシンを静かにするのと、IDEのドライブを排除するのを兼ねています。消費税込みで4万円弱で買えました。

2ヶ月前にシステムドライブを換えたばかりでしたので、HDDの移行は全く問題無く行う事が出来ました。2GBくらいのデータをコピーするので、時間はかかりましたが。すべてのデータをコピーした後、今まで使っていたIDEのドライブを全て外してSCSIオンリーの環境としました。ケース内部からIDEのケーブルが無くなって、すっきりいい感じです。起動後、HDBENCHで性能をチェック。Read、Writeとも7,000KB/s前後を出しているので、特に問題なさそうです。

で、音ですが確かに比較的静かになりました。まぁ、ドライブ3個が1個に減ったというのもあるかもしれませんが、少なくともマシン起動時の音なんかは改善されました。「インターネット 翻訳の王様」を使う時はスワップファイルが非常に大きくなり、アクセスも凄くてFireBall STの頃はガリガリと気分悪かったんですが、DCASに換えてからはほとんど音を意識することは無くなりました。

ん〜、これはもうIBM以外のHDDは買う気しなくなりましたね。
しかしこうなると、ここの記事は何なんだろうって感じなのですが。以前に読んで、なんかよく聞く話とは全然違う内容だなと思っていたのですが。変に数値にこだわったおかげで、肝腎の人間の耳での測定を怠ったのかな。ベンチマーク偏重の代表例なのかもしれませんね。この、音に関して以外の記事については、結構参考にしているんですが。



- DECEMBER 5 1997 -

会社のマシンにもインテリマウスを取り付けました。やはり家で使い慣れているホイールがないのは、どーにも辛かったです。ただ心配なのは、誰かに盗まれやしないかって事ですね。社員全員がいい人であるハズ無いですから。目立たないように使おうっと(笑)

「そうそう、それがしたかったんよ!」って感じの、あるオンラインソフトを試使用しようと思ったんですが、"Internet Explorer必須"という記述で沈没してしまいました。IE入れるのは勘弁して欲しかったので、やむなく諦め。残念です。

MOドライブを内蔵の物にしてから半月以上経ちましたが、思いのほかMOのメディアが暖められるのに驚いています。ちょっと使ったダケで、ぽかぽかとマーガリン付けて食べられるような感じです(笑) なるほど、外部接続の物にやかましいファンが付けられていただけのコトはありますね。ちなみに外部接続の物を使っている時には、メディアの温度のコトなんて考えもしませんでした。

…今日はなんか徒然でしたね。



- DECEMBER 1 1997 -

12月です。ボーナスが出たりする月ですが、私は既に結構使っちゃったので(汗)迂闊に使うワケにはいきません。しかし、ソニーのバイオノート505を見た瞬間、「ボーナスはあと幾ら使えたっけ?!」と頭の中で計算してしまいました(そして諦めた)。それほどまでにバイオノート505は魅力的でした。格好いいってのもありますが、あのコンパクトさが。あれだったら充分持ち歩けるし、画面もそこそこ広いですしね。ああいうノートなら、いつか欲しいです。

MOを内部の物に取り替えて、騒音がぐっと抑えられた我がマシンですが…やはり本体の音が気になってきました(笑) CPUファン、電源、そしてHDDなどの音になると思いますが、これらの音ってちょっと甲高いです。HDDのFireBallSTは、アクセス音がイヤんなるほどやかましいのですが、アクセスしていない時でもHDDは結構音がなっているものですね。静かだと評判のIBMの物に換えると、これも静かになるんでしょうか。…うずうず(←物欲)。

 
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