当店はスポーツ障害を得意としています

試合は近いのに怪我をしてしまった

なんとかならないですか?

 今、あなたは何年生(何歳)ですか?
 次の試合までの期間はどのくらいありますか?
 それは大切な大会ですか?それとも練習試合ですか?
 その大切な試合は、次につながる大会ですか?
 大会に出たいですか?治したいですか?
 今後も競技を続けたいですか?
 代わりの選手はいますか?
 練習をしながら治したいですか?練習を休んで治療に専念したいですか?
 じっくり治していく時間(期間)はありますか?とりあえず痛みをとりますか?

未来を見据えて、患者様のご希望をお伺いしながら、スポーツを楽しみたいという心を大切にし、治療に専念いたします。

テニス肘・野球肩・水泳肩・足関節捻挫について

テニス肘

テニス肘の発生原因は、テニスのしすぎであり、練習量過多が考えられます。
一日の練習量・時間が増大するにつれて、テニス肘の発生率は増加します。 テニス肘は内側、外側の二つの型に分けられます。(細分化すると4つ)外側型が最も多く、バックハンドストロークによって発生するもので、テニス初心者やウィークエンドプレーヤーに多くみられます。 また内側型は熟練者に多く、ボレー、フォアハンドストロークやサービスによって発生するのです。(ガットのテンションも無関係とは、いえません)外側型はテニスと無関係に、日常生活のなかで発生することも多く、加齢による筋肉の退行変性が原因と考えられます。 症状は初期にはバックハンドストロークを打つときのみに、肘痛が徐々に出現する。進行するとフォアハンドストローク、サービス、スマッシュ、ボレーなどで疼痛が倍増し、ラケットを握ることも不可能になります。 日常生活では、お茶をつぐとき、コーヒーカップを持つとき、タオルやぞうきんを絞るとき、ドアのノブを回すとき、洗い物をするときなど、手関節を背屈することにより肘痛が出現します。


野球肩・水泳肩

 「野球肩」とは、野球の投球動作に似たスポーツ活動によって起こる肩の障害を言います。

・野球肩(狭義)
・腱板損傷
・肩峰下滑液包炎
・上腕二頭筋長頭腱炎
・肩甲上神経障害
・上腕骨骨端線障害(リトルリーグ肩)
・棘上筋腱炎
・反復性(亜)脱臼(ルーズショルダー)

など様々です。正確な病名は精密検査をしないと分からないですが投球時の肩の痛みの総称を野球肩といいます。
 「水泳肩」は、水泳などの前方に腕を大きく振り上げる運動中に肩が痛むものをいいます。これらのスポーツの一連の動作を野球で説明しますと4つの動作に分かれます。すなわち、ワインドアップ期・コッキング期・アクセレーション期・フォロースルー期の4つより構成されます。

ワインドアップ期

ワインドアップ期は投球動作に入るまでを言います。コッキング期はボールを持って肩が最大に外転、外旋する時期までの動作で、いわゆる出前持ちの様な状態を言います。アクセレーション期はボールの投げ始めからボールを手放すまでの動作、ボールが手から離れ、腕の動きが急に減速される時期までの動作を言います。フォロースルー期はボールを投げ終えて投球動作が終わるまでを言います。
ワインドアップ期は下半身が主導ですから肩の障害は全く起きません。

コッキング期

コッキング期では肩関節は外転・外旋運動が強制されるため、肩の前方が引き伸ばされて三角筋前部や上腕二頭筋長頭腱は牽引され(引っ張られ)、棘上筋は収縮します(縮こまります)。このため三角筋炎・棘上筋炎や上腕二頭筋長頭腱炎、インピンジメント症候群、腱板損傷が発生し易くなります。水泳肩は、この時起こりやすいようです。アクセレーション期 アクセレーション期は最もスピーディーな動作が行われる時期です。肩関節は外転・内旋運動が強いられ、色々な肩の障害が発生し易くなります。リリース後は三角筋中部と後部は引き伸ばされ、棘上筋・棘下筋・小円筋などの腱板は収縮から伸展し、肩峰下滑液包や鳥口肩峰靭帯によって圧迫を受けます。このため三角筋炎や腱板損傷が発生し易くなります。

フォロースルー期

フォロースルー期では上腕三頭筋の収縮により腕は前方へ振り出されるため、腱板や肩の後面が引き伸ばされます。このため上腕三頭筋腱炎や肩関節の後方の関節包や関節唇を損傷し易くなります。 以上のように、肩は投球動作によって色々な障害が発生します。 治療は練習を一次中止させ、温熱療法や肩のストレッチング、筋力強化訓練を指導します。
また年齢によって、治療法、筋力訓練も変わります。

 

足関節捻挫

足関節の捻挫で一番注意していただきたい事は、捻挫を起こした時、一気に打撲部位が腫れる場合です。 このような時は相当広範囲の靱帯の断裂が考えられます。このような時だけは何らかの強い固定が必要でし運動の復帰には注意を要します。それ以外軽症の場合でも、靭帯自体の緩みもできるので、足関節に負担が大きい運動はしばらく避けサポーターは、必ずしましょう。全力で走れて正座が出来る時は運動開始の時期。足関節の捻挫に関しての治療では様々な考え方があり、治療方法も沢山あります。捻挫後4~5日間の安静状態が一番重要です。足関節の安静さえ保てればいいわけですから、私としては運動選手にギプス固定はしたくありません。 捻挫直後および翌日の状態でそれ以後の経過はある程度は予測できます。私の場合、4-7日の包帯固定もしくは、アルフェンスをつかった弾性包帯固定です。その後は、サポーター。運動開始の時期の運動時は、テーピングです。

 

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