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認知症予防のために、だれでもでも安くつくれる自分史!

認知症予防のための自分史のつくり方

写真 ■■費用はほとんどかからないつくり方です。写真さえあれば、制作費は500円程度で済むと思います。

だれにでもつくれます。高齢者の方、特に後期高齢者の方には、お勧めです。認知症予防にもなります。

■■認知症予防には、運動や文章を書くことで、予防効果を高められるとの報告があります。

■■介護施設でも、軽度の認知症の方などを中心に、この方法で自分史の作成ができるといいです。

■■認知症対策と自分の歴史をまとめることができ、家族に残せるという、2つの大きなメリットがあります。

■■このサイトで紹介している、「写真でつくる自分史」をご覧ください。実例見本を紹介しています。

写真でつくる自分史

認知症予防財団の第7条に、防止対応策が掲載されています

写真 第7条 考えをまとめて表現する習慣を【認知症予防財団の第7条より】

少しでも脳の衰えを防ぐためには、積極的に頭を使うことが必要です。

しかし、その場合ただ漫然と頭を使うのでは、あまり脳への刺激とはならず、活性化をもたらしません。

たとえば、テレビのドラマや映画を見ても刺激を受けることになりますが、ただ筋を追うだけではあまり頭を使うことにはなりません。その内容や感想、批評を自分で考え、まとめて表現することが、あれこれと頭を使うことになり、脳の活性化に役立つことになります。

書物を読んで考えをまとめることは、さらによいことです。

仕事を離れ、趣味として短歌や俳句をしているお年寄りは、自分で見たこと、感じたことを適切な短い言葉でまとめて表現していますが、上手に頭を使っていることになります。また、将棋や碁も頭を使うことでは脳の活性化に役立ちます。

ぼけの予防には、頭を使い、脳の神経細胞を刺激し活性を与えておくことであり、それには、日ごろから何事も考え、それをまとめて表現する習慣を身につけておくことが大切です。例えば、毎日日記を書く、それも1日の出来事と感想をまとめて表現する、親戚の人や親しい友人に自分の近況を手紙に書いて出したり、読書のあとには感想を書くことは誰にでもできるぼけ予防法の一つです。

http://www.mainichi.co.jp/ninchishou/


何らかの介護・支援を必要とし、かつ認知症がある高齢者は、2015年までに250万人

写真 「高齢者介護研究会報告書『2015年の高齢者介護』」(2003(平成15)年6月)によれば、何らかの介護・支援を必要とし、かつ認知症がある高齢者は、2015(平成27)年までに250万人、2025(平成37)年には323万人になると推計されています。これからの高齢者介護においては、身体ケアのみではなく、認知症に対応したケアも標準として位置づけていくことが必要となっています。 【出展】平成19年版 厚生労働白書(厚生労働省)<参照>

http://wwwhakusyo.mhlw.go.jp/wpdocs/hpax200701/b0040.html/

介護予防マニュアル(改訂版)について【出展】厚生労働省