「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況
若手研究者のお経
進行状況ホーム
8/31(日)
の進歩 絶対防衛圏
今日のあん。
今日の状態
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通常の状態
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口元がちょっと不自然である。通常に比べ、やや弛んでいる感じだ。
こうなる 30
分ほど前にボーンガムをあげたのだけれど、食べ物と認識していないのか、食べようとしない。しかし取られるのは嫌。取ろうとすると、口に咥えて歯を食い縛
り
抵抗する。
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ボーンガム
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何度か取り上げようとしたけれど、抵抗が厳しく諦めた。しばらくして様子を見ると、ボーンガムが無くなっていた。食べたのか?
ここで再び冒頭の写真。
いやそうではなかった。ボーンガムを、絶対防衛圏へ移したのだ。
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拡大写真
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がじがじと噛んで食べているわけではない。口の中にしまって取られないようにしているのだ。食べないというのに何のための防衛か?
午前中は、「これ論邸」に別れを告げに行った。お洒落な家だし、手放すとなると寂しくなる。でも、今の家を出てここに戻りたくはないことも確か
だ。さよなら家ちゃん(「これ論邸」の愛称)。新しい住人に可愛がって貰ってね。
8/30(土)
の進歩 売買契約締結
ついに「これ論邸」(鈎取の旧居)が売れた。昨日、買い手様が契約書に署名。私たちも、本日無事に契約書に署名した。引き渡しは 10
月末である。売買価格は、この家に投資した額を思うとげんなりする額である。日本の中古家市場がおかしいのだ。でもまあ、売れないよりは良かった。
というわけで、「まだ売れないのか、けっけっけっ」とお楽しみだった皆さん。残念ながらお楽しみが消えました。私はむろん、ほっとしています。
祝いにと、魚長という店に会席料理を食べに行った。席上、明後日(9/1)が結婚記念日であることを思い出し、二つの祝いを兼ねることになった。
料理は美味しかった。しかし量が多かった。冬瓜半分を丸々煮た品(直径 10 cm、高さ 15
cm;これで一人前)が出てきたときには驚いた。途中でお腹いっぱいになってしまい、揚げ物とシメジご飯は持ち帰りとなった。
マイタケの土瓶蒸しも出てきた。「マツタケ」と聞き違え喜んで頂いてみると、なんか香りが違う。中身を確認し、マイタケであることが判明した。そして、
これは使えると直感した。「マ○タケの土瓶蒸し」とごにょごにょ言えば、「マツタケの土瓶蒸し」と思ってくれるのではないか。今度、暁子相手に試してみよ
う(やる意味あるのかねえ?)。
8/29(金)
の進歩 長い一週間だった
ようやく金曜日になった。長かった。曜日の感覚が一日ずれて、火曜日を水曜日、水曜日を木曜日、木曜日を金曜日と感じて過ごしていた。その証拠に、金曜日
が家庭ゴミの日というのに、木曜日の朝に集積所に持って行ってしまった。なぜこんな感覚で過ごしたのか。むろん、研究教育に追われていたからではない。鈎
取の旧居がようやく売れることになり、本日金曜日に、買い手様が契約書類に調印することになっているからだ。天変地異でも起こっておじゃんにならないよう
にと、無意識に曜日を進めていたのだろう。実は、この日記を書いている今現在、調印が無事に済んだのかどうかを私は知らない(私の調印は明日;
なぜか別々に行われる)。月曜日に日記が更新されなかったら、憤然として出勤をボイコットしたとでも想像して頂きたい。
大分県庁で行うプレゼンの講義の準備を進めている。今日は、演題の付け方の PowerPoint
ファイル作りに勤しんだ。案外と時間がかかる。心配性の私は、準備が間に合うのかと早くも気がかりになってきている。
Evolution に返送するための、モデルの再計算も実行中である。Mathematica
くんは、計算に異様に時間がかかる(メモリーを異様に消費する)と、前の計算を忘れてしまうのであろうか。一つの計算がようやく終わったので、前の計算結
果を呼び戻そうとしてみた。"gra" という変数に計算作図結果をあてがっておいたのに、"gra"
と実行しても作図しない。そのかわり、「そんなの知りません」(意訳)と返してくる。いったいどうなっているのだ?
8/28(木)
の進歩 プレゼンの講義
9/11, 12
に大分県庁でプレゼンの講義をする。対象は、大分県の研究所の研究員の方々だ。私はこれまで、論文・レポートの書き方の講義は何度もやってきた。しかしプ
レゼンの講義は初めてである。つまり、
「これから学会発表する若者のために:ポスターと口頭のプレゼン技術」の中身を初お披露目すると
いうことだ。余裕を持って準備をしようと思い、昨日あたりからぽちぽちと準備を始めた。まずは聴衆を知らなくてはいけない。そこで担当の方に、聴衆の専門
分野等
を問い合わせ中である(よろしくお願いします)。自分でも調べてみることにした。大分県のウェブページに研究所へのリンクがあったので、研究成果報告書等
をダウンロードした。これを読んで、どういう講義にするか考えることにしよう。
ついでにこんなページも見てしまった。ぱっと見、のどかだなあ。危機感が
伝わって来ない。人ごとみたいだ。
昨日に引き続き、モデルの再計算を実行中である。朝一番に新しい計算を始め、終わるのを気長に待っている。昼過ぎ、Firefox
が黙りになってしまった。強制終了しようとしたら、強制終了のためのウィンドウまでもが黙りとなった。作業中を示す丸印がくるくる回るばかりである。これ
を復旧するにはパソコンを再起動するしかない。しかし朝からモデルの計算中だ。でも他に手だてがない。泣く泣く再起動し、モデル計算もやり直したのであっ
た。憤然。
バラの、獲得リストと戦力外リストがほぼ出来上がった(昨日の進歩参照)。新戦力として、「香貴」「芳純」「フラグラントレディ」「ホワイトクリ
スマス」「マルコポーロ」「ムーンシャドウ」を獲得する。いずれも、芳しい香りが特徴のバラだ。怪我、じゃなくて病虫害に強いことも考慮した。今夜にで
も、京成バラ園にオファーを出すつもりである。ただ
し、移籍してくるのは 10
月下旬になる(秋にならないと、バラ苗は出回らない)。新戦力が入ってきたら、戦力外のバラを JFL
向かいの公園に移籍させる。肥料一ヶ月分を付けてあげることにしよう。
8/27(水)
の進歩 バラの香り
我が家をバラ屋敷にする計画が進行中である。現在、26 株のバラが植わっている。買い方も進歩した(5/13
の進歩参照)。これでバラ色(これは比喩的な意味で)だと思っていたのだが、重大なことを見落としていた。実は先日、パパメイアンという品種の花
が初開花したので、切り花にして活けてみた。と、その香りの良さに驚いてしまった。これぞ花、これぞバラ。そして、「香りの良いバラを集めたい」と目覚め
た。ところが、植えている 26 株を検討してみたところ、香りが良いものは 5
株しかないという結論に至った。もっと増やさねばならぬ。しかし、新たに植えられる場所はほとんどない。そこで、戦力外通告を出す(向かいの公園に移籍さ
せる)バラを増やし、香りの良いバラを獲得することにした。サッカーに喩えるならば、ク
ラブの方針が変わったため、選手を大量に入れ替えるのと同じである。現在、戦力外リストと獲得リストを作成中だ。
Evolution
から返ってきた論文を改訂するため、モデルの再計算をしている。覚悟はしていたけれど、計算に異様に時間がかかる。昨日は、計算を実行させたまま帰宅し
た。今日もそうするであろう。というか、この先数日はそうするであろう。
同時に、他の部分の改訂を進めている。モデルの予測の一部に同意しかねると言われてしまった。さてどうしよう。
8/26(火)
の進歩 人出の数え方
前から疑問に思っていたことの全容が明らかになった。「祭りの人出、どうやって数えるの?」(朝
日新聞より)だ。「○○祭りに 400
万人の人出」とかいったのを聞く度に私は、「本当かよ」と思っていた。この朝日の記事を読んで、「本当じゃない」と腑に落ちた。すっきりした。
何十万人という規模のものを、目視(つまり見た目)で決めてしまうというのもすごい。怪しげな方法で数えて、「客観的」と胸を張るのもすごい。盛岡のさ
んさ踊りにいたっては、実にさりげなく無根拠な仮定がちりばめられていてうっとりする。
さんさ踊りでの推定法
▽250平方メートルのサンプルエリアを選び、実行委員がカウンターで人数を数える▽主会場が1万平方メートルなので、1万を250で割った40をかける
▽開催時間の3時間で、4回人が入れ替わったとみなして4をかける▽さらに、隣り合う通りに主会場の4割の人が訪れたと見積もって、これも加える。
レフリーコメント:再投稿を認めないリジェクト
・「250平方メートルのサンプルエリアを選び、実行委員がカウンターで人数を数える」方法が不明確。常に人は動いているのに、どれだけ正確に数えられる
のか。
・250平方メートルのサンプルエリアをいくつ設けたのか。まさか一つではあるまいな。「主会場が1万平方メートルなので、1万を250で割った40をか
ける」という記述から、一つという予感がするが。
・「開催時間の3時間で、4回人が入れ替わったとみな」す根拠は何か。
・「隣り合う通りに主会場の4割の人が訪れたと見積も」る根拠は何か。
・きちっとした推定をしているように見えるが、とどのつまりは、250平方メートル
内の人数を一回数えただけで、人出を決めてしまったのではあるまいか?
北京五輪日本選手団の福田富昭団長という人物が、「野球やサッカー男子が惨敗したことについても「直前に集めてちょっと練習して勝てるような甘い
もんじゃない。1年以上前から集めて強化合宿や海外遠征をしないと勝てない」と厳しかった」(アサヒ
コムより)そうだ。野球はどうか知らんがサッカーは、二年以上前にチームが結成され、強化合宿や海外遠征をしてきたのだが。偉そうに人を批判する
のなら、ちゃんと知った上で批判して欲しいものだ。
モデルの計算の続きをしている。Mathematica ver 5 の ImplicitPlot
を使って二次元の図を描くのだ。ところが、横軸と縦軸の目盛りを(Mathematica
が)描いたり描かなかったりで困っている(軸を描く命令文は入れている)。実はこれは、以前から困っていたことであった。たとえば、横軸の値を 0
から 100 まで、縦軸の値も 0 から 100 までに設定したいとする。なのに ImplicitPlot は、描く部分が横軸の 0 から
10 くらいまでしかなかったとすると、軸の目盛りを描かなくなってしまう。10 から 90
までが真っ白(描く物無し)でも、目盛りを描いて欲しいのに、勝手なことをするでない。
8/25(月)
の進歩 ベガルタの通帳
七十七銀行の通帳が一杯になった。新しく貰った通帳がこれだ。
感激。みんなで七十七銀行に口座を作り、ベガルタ通帳を手に入れよう。
Evolution
から返ってきた論文を改訂するために、モデルの再計算をしている。ところが計算にやたらと時間がかかり、ちっとも終わらない。
8/24(日)
の進歩 絶句
最下位の徳島ヴォルティスにまで引き分け。これで 7 試合連続で勝ちがない。絶句。
試合は夜から。今日こそ庭仕事をしたかったのだけれど、昨日よりも雨足が強まっている。仕方ないので、秘密の仕事をして過ごすことにした。気乗り
しない仕事である。でも、引き受けてしまったのでしょうがない。夕方までに、なんとか目安が立った。
6 時から試合が始まった。敵地なので CS
で応援だ。試合は、徳島が押し気味に進めた。しかし、「攻め込まれている」というより「攻めさせている」という感じで、仙台に余裕が感じられた。そして前
半 9 分、鮮やかな速攻から関口が決めて先制した。関口、今季 4 得点のうち 3
点が徳島戦だ。相性いいねえ。そう言えば、腰を低くした関口の走り方、阿波踊りに似ていないか?
その後も試合は同じような感じで進む。仙台が猛攻を仕掛ける時間帯もあり、得点の香りは漂っていた。しかし二点目を取れない。ナジソンからの絶好のラスト
パスを梁が外したり、ナジソンのどんぴしゃりのヘディングシュートを平瀬(<--
味方)がクリアしたり。結果として、二点目を取れなかったことが全てとなった。後半の中頃になると、仙台の足が止まって中盤を完全に支配されるようになっ
た。中盤の守備固めとして、後半 36 分にMF
富田を投入。ところがその富田が、投入直後に軽率な反則をし、ゴール前の絶好の位置でフリーキックを与えてしまった。富田、ひょっとしてファーストタッチ
は相手の足か? なんか嫌な予感がしたのだけれど、それが的中。フリーキックを直接決められて 1-1
になってしまった。慌てて反撃するも攻めに精度を欠いていた。終了直前には、右サイドを切り込んだ関口から梁に絶妙のラストパスが渡った。ゴール前どフ
リー。劇的勝利かと思いきや、これを梁が思い切りふかした。思わず、画面に向かって怒鳴ってしまった。
最下位相手にまさかの引き分け。決定力の無さ、これに尽きる。梁は、キャプテンとしてチームを引っ張ろうと、練習の時に積極的に声を出しているそうな。
それはよい。しかし、終了間際のあの場面で決めるのがキャプテンというものだ。今季、キミのふかしシュートに何度泣かされたことか。
昇格に向けて、これで後が無くなった。もう一つも落とせない。幸いにして、次の試合は二週間後である。キャンプをするべし。そして、絶対に勝つという気
持ちを叩き込むのだ。危機意識を持て。------------------- と思いきや、四日間のオフだと。正気か?
8/23(土)
の進歩 雨
このところ雨続きである。週間予報でも、この先は数日雨が続くとなっている。秋雨前線が出来ているわけではないのに、いったいどうなっているのだろう?
これも温暖化がらみか?
というわけで今日のテーマは、雨の中で庭仕事をするべきか否かであった。する場合は、終了後に入浴して身体を温めビールを飲む。しない場合は普通にビー
ルを飲む。さて、どちらが幸せか。
庭仕事は、するにしても夕方である(即、入浴するから)。まずは一番町に出て、藤崎でズボンを受け取ったり(先週末に購入し、裾直しをしていたも
の)、朝市で刺身を買ったりした。そういえば今日、仙台パルコが開店したはずである。行ってみるかとも思ったけれど、どうせパルコだろう。私のコンセプト
(*)とは異なる。よって行くのはよした。
*私のコンセプト:お洒落な大型店舗=生け簀のある鮮魚屋が入っている。
帰宅後、あんを抱っこしながら DVD を見て過ごした。まずは、「Always
続・三丁目の夕日」を見た。素直に面白かった。古き良き時代だ。憧れてしまう。唯一の疑問は、なぜ、「続・Always
三丁目の夕日」ではなく、「Always
続・三丁目の夕日」なのかという点であった(*)。ついで、「チームバチスタの栄光」を見た。うーーむ、お金(レンタル代)を払って二時間ドラマを見てし
まったという感じだ。陳腐なり。なんであんな事件を起こしたのか、意味がわからない。
強まる雨足に、庭仕事を日和ってしまった。「晴耕雨読」としよう。DVD を見ることが「読」なのかどうかは置いておくとして。
*私は、「も
しもピアノが弾けたなら」に、「ピアノが弾けないのか、それともピアノが無いのか」と苛立つタイプである。だから、「続」の位置も気になる。
8/22(金)
の進歩 なでしこに感動
昨夜は、土松・マツハシと一緒に利久に飲みに行った。土松は、「お忙しく無いですか?」と、突然に現れたことを恐縮していた。それに対し、「本を書き終えたの
で暇ですよ」とマツハシが答えていた。なんでおめーが答えるんだ。
ダイエーに行くというリサ子と途中まで一緒になった。利久に誘ったけれど、「今日は用事があります」と頑なであった。どんな用事なのか大いに気になっ
た。
帰宅後、追っかけ再生でなでしこの闘いを応援した。前半は完全になでしこのペースだった。しかし前半に点を取れなかったことが響いた。結局、ドイツのく
そつまらないサッカーに屈してしまった。号泣する永
里。でも、なでしこの闘いに日本中が勇気づけられたと思う。こ
の爽やかな笑顔が、なでしこが成し遂げた偉業を物語っている。
リサ子・はるか・れじ・いっちーを連れて、まる賛に昼食に行った。表紙のモデルになってくれとはるかに頼んだところ(8/18
の進歩・8/20 の進歩参照)、「まる賛に行きたいデーーす」と言われたのだ。だから、バイト代のつもり
で連れて行ったわけ。でもなぜか、モデルにならなかった者が二名混ざっていた。
ラーメン屋の話をしたら、「酒井さんはラーメンを食べないと思いました」とリサ子が驚いていた。なんで?
けっこう好きだよ。「和食のイメージが強いから」だそうだ。そう言われると悪い気はしない。
今日は、Evolution から返ってきた論文の改訂に没頭した。悪筆な手書きコメントをニューデースクールに送ったら(8/20 の進歩参照)、完璧に解読されて戻ってきたのだ。すごい。元コメントと見比べつつ、「よくも解読できたもの
だ」と感心した。そしてさっそく、コメントに従って改訂を進めている。
8/21(木)
の進歩 12 月刊行予定
「これから学会発表する若者のために:ポスターと口頭のプレゼン技術」は 12
月に刊行の予定だそうである。どうかお楽しみに。
「これ学」は、卒業論文・修士論文・博士論文の発表にも役立つ。これらの発表をする人も、「これ学」を買って発表準備に役立てよう。12
月は執筆地獄でそれどころでは無いかも知れない。しかし買う暇くらいはあるはずだ。「たっ
た一回の発表会のために買うのはもったいない」などと冷静に判断するくらいなら、その知力を論文執筆に注ぎ込むように。
なでしこは今夜、銅メダルを賭けてドイツと対決する。正直、なでしこの分が悪いと思う。しかし、献身的に走り回るサッカーをすれば勝機はある。今
夜が最後の闘いなのだ。走り回って走り回って、悔いの無い試合にして欲しい。
土松が突然の来仙。久しぶりだ。今から飲みに連れて行くか(マツハシ付きで)。
生物学科三年生の実習レポートを読み終えた。返却するので、私の部屋まで取りに来て下さい。
8/20(水)
の進歩 写真撮影
「これから学会発表する若者のために:ポスターと口頭のプレゼン技術」の表紙の写真
撮影を行った。今回はフットサルをイメージしている(5/26 の進歩参照)。私も、座長審判として出演した。私をはさんで、ポスター発表
チームと口頭発表チームが向かい
合って並んでいる場面だ。
かの瀬
名秀明さんが、これ論・これレポの表紙を指して、「垢抜けないカバージャケットも健在……もはや芸の一部か」と評して下さっているのだ。これ学に
おいても自分の芸を貫く。デザイナーさんが、どんな表紙に仕上げて下さるのか楽しみだ。
Evolution から論文が戻ってきた。担当編集委員(アメリカ人)が、原稿に手書きでコメントを書き入れ、それを PDF
にして送ってくれた。ありがとうございます。ところが
………、悪筆で読めない。解読に挑戦したものの諦めざるを得なかった。さてどうしよう。しばし考え、同じアメリカ人ならば悪筆の英語も読めるのではないか
と思い立った。なんか、そんな気がしないか。そこで、ニューデースクール(アメリカ人が経営;私がいつも英文校閲を頼んでいる所)に連絡し、「悪筆の英語
を読み取ってファイルにしてくれまいか」と頼んでみた。何故か快諾されたので、PDF
ファイルを送った。はたして、「ネイティブの悪筆にはネイティブ説」は成り立つのか。それとも、読み取りの苦労を人に押しつけただけで終わるのか。
全学一年生向けに行った基礎ゼミ「大学で身に付けたい文章技術」のレポートが送られてきた。受講生が、私の講義を元に自分でレポートを書いたので
ある。講義の甲斐あってか、きちっとしたレポートが多くて嬉しかった。講義内容がレポートにちゃんと反映されている。このゼミをやってよかったとつくづく
思う。
8/19(火)
の進歩 なでしこ無念
昨夜、なでしこがアメリカに 2-4
で敗れてしまった。無念だ。先制したのは良かった。しかし、気持ちが守りに入ってしまったのか、ひたむきに走るサッカーではなくなっていた。となると、地
力に優るアメリカにやられてしまうのも当然である。それと、3, 4 失点目も残念であった。GK
に上背が無いので、アメリカは狙っていたのか? センタリング崩れなのかループシュートなのかわからないボールで、GK
の頭上をふわりと越されて入れられてしまった。あの 2
失点が無かったら結果はわからなかっただけに悔しい。しかし、ワンワン荒川(*)が、ロスタイムに意地のゴールを決めてくれた。このゴールは、三位決定戦
のドイツ戦にきっと繋がると思う。なでしこにとってドイツは、アメリカ以上の難敵である。体格差をいかんともしがたいのだ。でも、失うものは何もない(銅
メダルは、失うものではなく貰うものだ!)。なでしこらしく献身的に走り回るサッカーを見せて欲しい。
*アフロヘアのサッカー選手(写
真 写
真)。トイプードル(写真)
みたいなので、「ワンワン荒川」と我が家では呼んでいる。荒川がアフロヘアにしたのはたしかアテネ五輪の前だ。四年間もこの髪型でいるというのはスゴい。
「これ論邸」がようやく売れそうである。心底ほっとしている。それにしても、これだけ豪華な家はそうそう無いと思う。新築後も改修に改修を重ね、
お洒落な家を見事に具現したのだ。しかし、日本の中古家市場は、土地面積・建物面積・築年だけでほとんど値段が決まってしまう。普通の家もどんなに豪華な
家も、
広さ・築年が一緒ならばほぼ同じ値段になってしまうのだ。教訓:中古市場には掘り出し物有り(「これ論邸」のように)。下手に新築するよりも、じっくり時
間をか
けて中古を探すのも良いかもしれない。
8/18(月)
の進歩 今夜は決戦だ
今夜、なでしこがアメリカと準決勝を戦う。「女子サッカーの歴史を変える試合になる。アテネで(米国に)負けた五輪の借りは五輪で返す」と語る澤(スポニチよ
り)。北京五輪での予選リーグでもアメリカに負けているのに、そっちの借りはいいのかと妙に気になっているが、そんな場合ではない。全日本人の思いを乗せ
て闘い、必ずや勝利してくれるであろう。
いよいよ、
「これから学会発表する若者のために:ポスターと口頭のプレゼン技術」の表紙の撮影を行う。コン
セプトはフットサルだ(5/26 の進歩参照)。ポスター発表チームと口頭発表チームが、向かい
合って挨拶をしている場面である。ポスター発表チームは指示棒を、口頭発表チームはポインタを持つ。そして、きりっとした顔で、指示棒・ポインタを指し示
す。五輪の準決勝を戦うなでしこのごとく、強い決意で指し示して頂きたい(*)。
モデルには、ちほちゃん・そう君・ひじり・こじ・ぶっちー・マツハシ(以上内諾済み)・みっちー・はるか・りさこ(以上、マツハシ推薦枠)が選ばれた。
女性が一人足りない。モデルになってくれたら本を差し上げるので、希望者は私宛に連絡して下さいませ。早い者勝ちです。
*内諾者・マツハシ推薦枠者は、「けっこう恥ずかしいことをやらされるな」と日和っても遅い。
昨夜、チャー
リーと下僕の毎日に触発されて、あんをお風呂に入れてしまった(チャーリーさんはお風呂が大好き)。抱きかかえて湯船に浸かると、あんは硬直し
ちゃった。まさに硬直、自分に何が起きたのかって感じになっていた。シャンプーで洗ってあげて居間のケージに入れ、私だけ改めて入浴した。風呂から上がっ
てケージを見たら、クッションが荒らされ中身が飛び出していた。ケージ内でパニックに陥っていた模様である。もう、入れない方がいいのか。
編集委員・レフリーの仕事をばりばりとやった。Plant Ecology
のウェブページにログインしたら、編集委員としてこなすべき論文が七つも溜まっていてびっくり。ちょっくら慌てた。レフリーする論文も二つ。一つは早々に
コメントを送った。もう一つは ………。中身が薄い。考え込んでしまうな。
三年生の実習レポートを読んでいる。局所的配偶競争のことも教えておけばよかった。
8/17(日)
の進歩 仙台の夏は?
このところ涼しい日が続く。暑さに弱いので助かる。しかし一方で、今年は夏が来たのかという気にもなる。猛暑に苦しんでいる地域の方たちは驚くかもしれな
いが。今年の仙台、「暑かった」という日が数えるほどしか無かった気がする。嬉しい反面、拍子抜けでもある。
突然に思い立って、一番町に買い物に行った。藤崎でスラックスでも買おうかと思ったのだ。八甲田の野外実習に行ったとき、山歩き用のズボンを忘れ
たことに気づき、ポーカーフェースで、普段着のズボンで山歩きをした(何のために悟られぬようにしたのかは不明だ)。泥だらけとなり作業用ズボンに降格。
となると新加入が必要である。というわけで、藤崎の J-Press
でスラックスを購入した。ついでに雪平鍋を買い、さらには天松で天丼を食べて帰った。ここの天丼、ほんに美味しい。
帰宅後、しっぽりと料理をした。買ったばかりの雪平鍋を使いたかったのだ。上品な煮物が出来上がり嬉しくなった。
8/16(土)
の進歩 はい、弱いですね
ベガルタ仙台がモンテディオ山形に 0-1 で敗れてしまった。攻め込んでも点が入る気がしない。新加入 FW ナジソンって何なのあれ?
試合は夜から。午前中は、鈎取の旧居の草むしりに行くことにした。あんも連れて行って、庭で遊ばせてあげよう。ところが、家を出るとすぐに雨が
降ってきた。旧居に着く頃には本降りに。日和ったけれど、なにしろこの状態である。
西側の通路。踏み石を置いてじゃりを撒いてあるはずの所。
後日に出直すのも面倒なので、雨天決行することにした。あんは車内で留守番だ。この西側通路、雑草の無法地帯となっている隣家から種子が多量に侵入してく
るのであろう(東側通路にはほとんど雑草が生えていなかった)。迷惑千万。一時間半かけて、通路へと復旧させた。身体がすっかり冷えてしまった。
帰宅後、入浴し身体を温めて休息。夕刻、ユアテックスタジアム仙台へと向かった。
降りしきる雨の中、試合が始まった。前半は仙台が支配した。しかし、決定機を作ることが出来ない。シュートを打ちはするのだけれど、入る気のしない空砲
ばかりであった。湧いたのは、中島のヘディングシュートの場面くらいだった。ゴールに入ったものの、オフサイドの判定で取り消されてしまった。いじわる。
後半になると、山形が俄然と前に出てきた。仙台守備陣に疲れが出てきたこともあって、山形の選手をマークしきれない場面がしばしば出てきた。これは下手す
るとやられると思っていたら、後半 33
分に豊田にヘッドで決められてしまった。ここで点を取る暇があったら、北京でもう一点取りなさい。これが決勝点となり、0-1 で敗れてしまった。
山形の小林監督の術中にはまった試合であった。前半は抑えて後半勝負という予定だったのだろう。仙台が攻めてはいても、山形は全然怖がっていない感じ
だった。
高さが勝負を分けたとも思う。山形の 2
トップ豊田と長谷川には高さがある。かたや仙台攻撃陣で高さがあるのは平瀬だけ。しかし平瀬は、サイドに流れるのが好きで、センタリングの上げ手になって
しまう。高さがあれば、ボールをゴール前にとりあえず放り込むことが出来る。仙台がこれをやっても弾き返されるだけ。結局、ボールをキープしながらまごつ
くだけになってしまう。
新加入 FW
ナジソン、ひょっとして駄目なのではないか。ちっとも役に立っていない。なにしろ、ボールをキープすることさえ出来ないのだ。これから調子を上げてくると
信じたいけれど、残り 13 試合しかないよ。
8/15(金)
の進歩 なでしこ、なでしこ
なでしこが中国に 2-0 で勝って、準決勝進出を決めた。やった!
試合は夜から。今日は、三年生の実習レポートを読むことにした。アオキの性比が 1:1 なのかどうかを調べた課題。理論的に 1:1
になるべきなのは出生時点でのこと(植物の場合、種子の性比が 1:1 になる)。成長速度・生存率等の雌雄差により、その後の性比が 1:1
からずれていても全然構わない。このことを今年は明言せずに(「言い忘れた」とも言う)、何人の三年生が気づくかと期待していた。しかし酷だったみたい
だ。今
日読んだ範囲内では、出生性比のことを正しく指摘しているレポートはなかった。
夜 10
時から試合が始まった。主審は、毅然とした感じのドイツ人。良かった。ホーム中国の雰囲気に飲まれる感じはなさそうだ。試合は立ち上がりからなでしこが支
配した。献身的な動きで前線からプレスをかけボールを奪う。そして素早く中国陣に運ぶ。まさに、ベガルタ仙台が理想とするサッカーであった(なんで突然出
てくるのか。明日、みちのくダービーだから)。そして前半 15
分、コーナーキックから澤が決めて先制した。その後も概ね日本が試合を支配。中国の時間帯になったときも、集中してゴールを守っていた。後半 35
分には、永里が大野とのコンビで決めて 2-0
となった。これで勝負あり。中国選手にも諦め観が漂い、客席の中国人は帰り始めた。そのまま試合終了。準決勝進出を決めるという快挙を成し遂げた。
素晴らしい試合だった。サッカーの質で中国を圧倒していた。今や、なでしここそアジアの女王だ。
準決勝ではアメリカと当たる。予選リーグで敗れた相手である。しかし怖がる必要はない。今日のように思い切って挑めば、きっと勝機が訪れるであろう。
8/14(木)
の進歩 今日も自宅で仕事
今日も朝から、昨日の仕事の続きをした。疲れると、ついつい逃避してしまう。休暇を取っているのだから堂々と逃避すればよいと思うのだけれど、なぜか
ちょっと後ろめたい。で、どんな逃避をするのかというと、チャー
リーと下僕の毎日(*)てなブログを見つけて読みふけってしまっている。可愛いし面白いし、あんと似ている点もあるし、キャバリアの飼い主として
熱中せ
ずにおかろうか。開設日まで遡って全日記を読んでしまった。
*登場する人・犬(敬称略)
チャーリー(チャリ男):キャバリア・キングチャールズ・スパニエル♂
下僕:チャーリーの飼い主。ブログ著者
やっさん:下僕の姉
あんと似ている例。
チャリ男サスペン
ス! 我が家でも、縫いぐるみの惨殺体が部屋のあちこちに散乱していた。
怪
盗チャパン! あんも、何かをくわえ込むと離そうとしない。「うーーっ」とうなり声を出して歯を固く食い縛る。
昼下がり〜時空
の物理学的概念 これも日常茶飯事。
夕刻、仕事が完了した。上記ブログのことをたくさん書いたせいで、遊んでばかりいたように見える一日になってしまった。
8/13(水)
の進歩 なでしこ
昨日のノルウェー戦で、我らがなでしこがやってくれた。なんと、5-1 でノルウェーを倒した。テレビで全力で応援しようとしたら、NHK
が、前半を放送しないという信じられない暴挙を行っていた。前半は 1-1
で終わったということだけれど、ハイライトを流すだけでは試合内容はわからない。そのために、試合に入っていけないまま後半戦を応援した。そこで、あれよ
あれよの 4
得点。まったく動けなくなっていたノルウェーを好き放題にやっつけてくれた。これで、決勝トーナメント進出を決めた。準々決勝の相手は地元中国である。い
ろいろありそうだけれど必勝あるのみだ。
かたや男子は、オランダに 0-1 で敗れ、三戦全敗でオリンピックを終えた。惨敗といっていいであろう。谷間の世代の下って何て言うのか?
今日から改めて夏休みを取る。実は、休む理由が無くなってしまったのだけれど、休暇は取ってしまっている。自宅に籠もってやるにふさわしい仕事が
あったので、それをやって過ごすことにした。この仕事、まったくもって私は不適任と思う。しかしなぜか回ってくる。朝からひたすら文書を読み続けている。
8/12(火)
の進歩 今夜は決戦
なでしこは今夜、予選突破をかけてノルウェーと闘う。負けはもちろん引き分けでも駄目。「絶対に負けられない闘いがそこにはある」どころではない(*)。
勝たないと終わりの決戦である。佐々木監督は、「十分に勝てる相手。選手に自信を持たせてピッチに立たせたい」(サ
ンスポより)と頼もしい。澤も、「なでしこは追いつめられた方が強い」(スポニチよ
り)と強気である。試合は、日本時間の 20:45 から。日本中が一丸となって声援を送ろう。
*昨日のドライブ中、「絶対に負けられない価格がそこにはある」という看板を見た。
夏休みの最中ではあるが、今日は出勤した。抜けられない会議が午後にあるのだ。
明日から再び自宅に引きこもるつもりである。次回の更新は 18 日の予定だ。
8/11(月)
の進歩 ひまわりの丘
朝の NHK
ローカルニュースで、大崎市のひまわりの丘が花盛りであると言っていた。ついつい行ってみたくなった。ところで大崎市ってどこだ?
合併で出来た市なのでよくわからない。ネットで調べてみると、我が家の北に位置し、あまり遠くないことが判明した。ならばと出かけていった。途中、墓石屋
が 7-8 軒も並んでいる国道があった。 墓石街道と呼ぶことにしよう。それにしても何なんだこの街道は?
いずみ霊園というものが近くにあった。そのためか。しかし、お墓参りの行きがけに墓石を買うものであろうか?
ひまわりの丘に着いた。
背丈ほどのひまわりが 42 万本植わっているそうだ。しかし私は概ね 15 秒で飽きた。暑いせいもあり、早々に退散した。
せっかくだからと、尾花沢に出て蕎麦を食べた。その後、愛子のガーデンガーデンに寄って草花を買い帰宅。仙台に比べて山形は暑いことがよくわかった。
8/10(日)
の進歩 内容ある引き分け
ベガルタ仙台がサンフレッチェ広島と 1-1 で引き分けた。これで 5
試合連続の引き分けである。しかし今日は、内容のある試合だった。次にきっと繋がると思う。
試合は夜から。昼は、昨日に引き続いて芝生剥がしに勤しんだ。北側全部と西側半分の芝を剥がしてしまう。雑草も根こそぎ抜いていく。昼前に、壮大
な粛正を終えた。まる賛に昼食を摂りに行きがてら、ウッドチップを買ってきた。そして、芝を剥いだ部分に敷き詰めた。
これで、雑草の侵入をどれだけくい止めることが出来るか。
日本対ナイジェリア戦の録画をして、ユアテックスタジアム仙台へと向かった。
仙台は、斉藤・千葉・富田を横に並べるという 3
ボランチであった。トップ下で梁が動き回る。新加入のナジソンも先発していた。広島には、「元我らが」佐藤
寿人がいる。試合の立ち上がりは広島のペースであった。しかし 15 分ほど過ぎると仙台も落ち着いてきて、ほぼ互角の展開となった。0-0
のまま前半終了。仙台は、勝ちたいという気持ちを前面に出して良く闘っている。ところが後半 16
分に寿人に決められてしまった。寿人の喜び方は昔と変わらなかった。ただし、コーナー旗を掴みに行くことはしなかった。仙台時代は、点を取ると必ずコー
ナー旗を掴みに行っていたものだが。今は他人様のコーナー旗なので遠慮が現れたのであろう。仙台も反撃を開始する。後半 25
分、梁のセンタリングを、ナジソンが何か変な方向にヘディングシュートした。「ヘッドは得意だと言ったのに、ぷんぷん」と文句を言おうと思ったら、こぼれ
球を菅井が強烈シュート。1-1 に追いついた。その後は、足の止まった広島を一方的に攻め立てる。しかし逆転できないままに試合終了となった。
これまでの引き分けと比べると、内容の伴ったものであった。見ていて面白かったし。サポも、声を合わせて選手の健闘を讃えていた。
ただし、ナジソンはまだまだであった。ボールを呼び込む動きをせずに、たらたらと待っているだけなので、なかなかボールが来ない。たまにボールが来ても
キープ出来ない。なにしろ八ヶ月ぶりの実戦らしい。これから良くなると信じたい。
良い試合はした。しかしまたも勝てなかったこともまた確かだ。次のモンテディオ山形戦は決死の覚悟で臨み、必ずや勝利しよう!
帰宅後、日本対ナイジェリアの試合を応援した。1-2
と完敗。早々に、予選リーグ敗退が決定してしまった。はあ…………。これで、オリンピックは半分終わってしまったようなものだ。豊田(モンテディオ山形所
属)、最後まで全力で闘い抜いて、16 日の仙台戦には出ないように。
8/9(土)
の進歩 脱稿祝い
「これから学会発表する若者のために:ポスターと口頭のプレゼン技術」の脱稿祝いに陸女寿司に
行った。ちょうど、なでしこがアメリカと闘っている時間であったけれど、録画しておいて帰宅後に見ればよい。結果を知らずに見れば、生中継と同様に楽しむ
ことができる。陸女に着くと、「谷が負けちゃった」と親方がぽつり。食事中にオリンピックの話題になった時には、「女子もアメリカに負けたし」とぽつり。
がーーん。結果を知ってしまった上に負けてしまったとは。なでしこも後がなくなった。
話は前後するけれど、今日の昼は裏庭の改造に取り組んだ。去年の秋に高麗芝を貼ったのだけれど(2007.9.15, 9.29
の進歩参照)、雑草が凄いことになっていた。抜いても抜いても出て来るので、対応しきれない。ならば芝生を止めてしまおう。そしてウッドチップを敷き詰め
よう。そう決めて、今日はまず芝生剥がしに勤しんだ。芝生は悪くない、雑草が悪い。御免なさいねーー。
8/8(金)
の進歩 返送!
胚珠の選択的中絶の論文を Evolution に返送した。うまくいきますように。
Evolution
のウェブページから返送しようとしたら、何が起こったのかうまくいかない。じっくり時間をかけて解決を試みるか。しかし今日中に返送してすっきりしたい。
そこで強引に、e-mail で返送してしまった。どうなることかちょっと心配だ。
「これから学会発表する若者のために:ポスターと口頭のプレゼン技術」を脱稿するは、論
文を返送するはで個人的にはすっきりである。しかし日本的には最悪に近い気分ではないか。なでしこはニュージーランドに引き分けてしまったし、男子の方は
なんとアメリカに負けてしまった。男女とも予選突破に暗雲とは。男子の問題は決定力の無さに尽きる。何しろ、ゴール前 4 m
でどフリーになって、しかも目の前のゴールはがら空き(GK は飛び出していた)というのに外すのだから。
審判の酷さにも許し難い。なでしこの試合の審判は、小学校の体育の時間の審判レベル。日本が取られた PK
なんて訳がわからない。かたや男子の審判は、一所懸命にアメリカを勝たせようとしていた。なにしろ、アメリカが何をしても、アメリカ陣近くでは絶対に反則
を取らないのだから。あれでは日本選手が可哀相だ。
ともかくも、次戦に勝つしかなくなった。総力戦で、必ずや勝利を奪い取るべし。
来週は夏休みを取る(12 日は研究室に出るが)。とはいっても、自宅に籠もって仕事をしているであろう。というわけで、次回の更新は 12
日の予定である。広島戦の勝利を報告したいと思う。
8/7(木)
の進歩 脱稿!
ついに、「これから学会発表する若者のために:ポスターと口頭のプレゼン技術」の原稿が完成し
た! 時間がかかった、大変だった、苦労した。しかしやり遂げた。今日は、素直に喜びに浸ろう。本日16 時 48
分、原稿を共立出版に送信。爽快感に満ちあふれている。
コメントを下さった方々、どうもありがとうございました。
月初めの談話会があった。こじもひじりも、修論に向けてラストスパートするように。
さ、この爽やかな気分で、アメリカを撃破しよう!
8/6(水)
の進歩 オリンピック開幕
いよいよオリンピックが開幕だ。なでしこは今夜、ニュージーランド代表と対戦する(日本時間 18
時試合開始)。絶対に勝って、しかも大量点で勝っておきたい相手だ。みなさん、さっさと帰って応援しよう。
今日は一日、Evolution
から返ってきた論文の改訂に勤しんだ。レフリー二人のうち、一人は小うるさく、一人は普通である。今日は、普通な方のレフリーへの対応に取り組んだ。コメ
ントがあっさりしているのはいいけれど、意図がわからない物が混じっていて困った。
対応に困るとついつい、「キャバリア」(じゅりとあんの犬種)と検索して逃避してしまう。そして、こんな写真を
見つけてしまう。たまりません。
じゅりはお風呂が嫌いだった。「お風呂」と言うと、目をこぼれんばかりに大きくして、カーテンの陰に入ったり、洗濯機と壁の間に隠れたりした。お風呂から上がると、狂ったように室内を駆け回り、身体を床にこすりつけた。何か
変な物が身体に付いたと思っていたようだ。かたや、あんを自分でお風呂に入れたことはない。一ヶ月に一度トリミングをしているので、その時にお風呂を済ま
せているのだ。でも、お風呂にどう反応するのか興味が湧いてきた。今度、自分で入れてみるか。
本日の格言。研究の流行は追いかけるものではない。自分で作るものだ。作っ
たことはないけどね。
8/5(火)
の進歩 ほぼお休み
熱は 37 度ちょっとに下がったけれど、まだ調子が悪い。しかし、午前中に重要な仕事があるので研究室に来た。それを済ませ早々に帰宅。「これから学会発表する若者のために:ポスターと口頭のプレゼン技術」の原稿を修正するだけなので、自
宅でも出来るからだ。第 2, 3 部へのコメントも続々と届いている。今週中には脱稿したいところだけれど。
風邪をひいているというのに、まる賛に寄って「海老天生醤油うどん冷や特盛り」を食べて帰宅。自宅の書斎で、あんと遊びながら、「これから学会発表する若者のために:ポスターと口頭のプレゼン技術」の原稿の修正に勤しんだ。四時頃
に完了し、ついつい暇となった。
となると、風邪をひいているというのに、庭仕事をしたくなってきた。西洋芝がかなり伸びているので、芝刈りをしたい。メネデール(*)も撒きたい。薔薇
の殺菌もしたい。というわけで、まずは芝刈りをした。実習に行っていたため、十日ぶりの芝刈りである。十日間で、よくもこんなにぼうぼうに成るものだ。つ
いでメネデールを撒こうとしたら、在庫切れであることが判明。やむなし、後日だ。最後に薔薇の殺菌をして庭仕事を終えた。
高温多湿の元で庭仕事をすると汗だくとなる。風邪をひいているというのに、風呂に入ってビールを飲んでしまった。
*メネデール:植物の生長活力剤。肥料ではない。「芽と根が出る」という意味で「メネデール」であることに、私自身は七年間気づかなかったという記録があ
る。
8/4(月)
の進歩 お休み
風邪だ。今日は休むしかあるまい。そう決めて、何をするでもなく一日を過ごした。
薔薇の夏剪定の仕方を学習しようと、薔薇の本を二冊読んだ。わかりにくさに腹が立った。世の中の、わかりにくい物をすべて退治したい。
8/3(日)
の進歩 帰仙したら、またも同じことの繰り返しだった
今日は仙台に帰るだけである。実験所を清掃した後、学生八人を乗せて仙台へと向かった。それにしても下界は暑い。もう、嫌になってしまう。3
時過ぎに大学に着いた。今日は停電の日で、どこもかしこも真っ暗であった。日記の更新をしたかったけれど(他に仕事ないのか)、停電ではしょうがない。片
付けだけを済ませて帰宅した。
ドックハウス花であんと再会。なんか太っている。美味しいものをたくさん食べて過ごしていたのか。
帰宅後、とりあえず昼寝(という時間でも無いが)をした。実は、昨日から風邪気味で体調が悪かったのだ。熱を測ってみると 38
度もあった。どおりで、ふらふらするわけだ。
6 時半から試合が始まった。そう、今日は、ベガルタ仙台がヴァンフォーレ甲府と敵地で闘うのだ。開始早々に PK
を得て仙台が先制。しかしその後は、一方的に押し込まれる展開となった。とくに、仙台の左サイドを走るマラニョンへの長い斜めのパスにまったく対応できて
いない。そのマラニョンに左サイドを崩され、前半 35 分に失点。その 2
分後にも失点して、あっという間に逆転されてしまった。マラニョンを中心とする攻めに圧倒されていたし、これは駄目かと思った。ところがここで、主審の鍋
島大先生が救ってくれた。前半 42
分に、二枚目のイエローでマラニョンを退治。私が甲府サポだったら、主審に激怒する退場劇であった。これで勢いを取り戻した仙台は、前半ロスタイムに中島
が決めて追いついた。エース中島が、実に四ヶ月ぶりに得点を上げた!
後半も攻めまくる仙台。しかし、決定力の無さは相変わらずであった。とくに梁。あの二本の内のどちらかを決めてくれれば。結局このまま 2-2
の引き分けに終わった。
選手は、何度何度、同じような試合を繰り返すのか。手倉森監督は、何度何度、同じようなコメントを繰り返すのか。まったく進歩がない。これで四位にいる
のが不思議だ。
いよいよ次節にはナジソンが登場する。彼の登場が刺激となって、一挙に上昇気流に乗ると期待しよう。
8/2(土)
の進歩 ねぶた
今日の午前中はブナ林調査をする。中静さんの指導のもと、50 x 50 m
を方形区を作り毎木調査をした。午後は、ギボウシとオオシラビソのデータ解析と議論をした。皆、気合いを入れて有意義な議論をしてくれた。そして 4
時に終了した。なぜ、見事に 4 時に終わったのか。そして、「理由は後述」とは何であったのか。それはこれだ。
食堂のホワイトボードに堂々と書かれた希望。
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ビニールがかぶってちょっと無粋。
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ねぶたは今夜から始まる。かたや、今日が実習最終夜だ。行くとしたら今夜しかない。しかし当初は、今夜はデータ解析の予定であった。そこへ、実習初日か
ら、「ねぶたに行きたい」という切なる願いを聞かされたのであった。となるとついつい行きたくなるのが私の性質である。学生も熱意を持って実習をこなして
くれ、今夜行けることとなった。雨のため、ねぶたにビニールがかぶせられているのは無粋だったけれど、日本の夏を楽しむことができた。
8/1(金)
の進歩 湿原調査
今日は、高田谷地という立派な湿原に行く。タチギボウシを対象に、訪花昆虫の観察をするのだ。睡蓮沼に車を駐め、湿原へと歩いて行った。雨が降ったのか随
分とぬかるんでいた。難所(幅 3 m
ほどの超ぬかるんだ場所)では、皆が巻き道を通った中、安達君が敢然と難所に挑んだ。ここで泥にはまれば面白いのだけれど見事に突破。実験成功を見て、私
も難所を通った。調査地に着くと、タチギボウシが満開であった。各人が観察するタチギボウシを決めて、40 分× 2
回の観察をしてもらった。今年は、訪花数が異様に多かったようだ。
終了後、睡蓮沼に戻って昼食を摂った。中静さん(実習に遅れて参加)と無事に、マツハシ(中静さんの車に乗って来た;何しに来たのかは全くわからない)と
もなぜかちゃんと合流した。その後、谷地温泉の沼巡りをした。実験所に戻ってから、皆が異様な熱意でサンプル処理に挑んだ(その理由は後述)。おかげで、
夕食前にかなり済ますことができた。
夕食後も、サンプル処理の続きとデータ入力をした。処理を終えた学生がやって来て、私のパソコンにデータを入力してく。終わった学生はそのまま飲み会へ
と突入だ。最後の学生の入力が終わるのを待っていたら、飲みの輪がいくつかでき、私一人がぽつねんと座っている状態となっていた。かといって、輪の中に
入って行くのも面倒くさい。ならばと、玄関外に出て涼みながら一人飲んだ。と、東舘君らが気を使って探しに来てくれた。どうもありがとう。そのまま花火大
会となった。線香花火は、侘しくなければする資格が無い。一人一人、この夏がいかに残念かを語りながら線香花火をした。私は、鈎取の家が売れなくて困って
いると切々と語った。