「これから論文を書く若者のために」
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若手研究者のお経
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日記へのリン クの仕方
200Y 年 M 月 D 日の日記へのリンクは、 http://hostgk3.biology.tohoku.ac.jp/sakai/ronbun/shinpo/Y-M.html#D でお願いします。
2008 年 3 月 15 日なら http://hostgk3.biology.tohoku.ac.jp/sakai/ronbun/shinpo/8-3.html#15
2008 年 11 月 2 日なら http://hostgk3.biology.tohoku.ac.jp/sakai/ronbun/shinpo/8-11.html#2

3/31(月) の進歩 祝、アクセプト
モリナガが博士課程でやった研究(コカイタネツケバナの閉鎖花形成の話)が Journal of Ecology に受理された。おめでとう。博士の研究成果が見事に実った。これからも、新しい研究成果をばりばりと発表してくれるであろう。
ひじりと、新年度の研究計画の相談をした。生態学会で頂戴したコメントを参考に、これからの研究方針を考えたのだ。思えば去年の四月、卒論を論文 にしようと手を取り合って誓った。あれから一年、詳しいことは全く書けないが、一年 なんてあっという間ということを痛切に実感することになった。おそらく、新年度の一年間もあっという間に過ぎ去るであろう。だから、卒論を 論文にするなどという悠長なことは言っていられない。修論を書くことが先決である。ただし、卒論として書いていた物をそのまま修論にすることは、先生が許しませんからね。 新たな解析を加えて、立派な修論を書くように。
これから学会発表する若者のために:ポスターと口頭のプレゼン技術」の、演題の付け方 の章を書き出した。書いているうちに、構想の練り方の章を先に書く方が良い気がしてきた。そこで、その章の執筆に移った。そうしたら、この章で書くべきこ とがわからなくなってきた。現在、筆が止まっている。
3/30(日) の進歩 春
ぽかぽかと暖かい。すっかり春気分だ。春を探しに泉ボタニカルガーデン方面に出かけた。帰宅後、近所に出来た蕎麦屋に行った。昨日、スタジアムからの帰り 道で発見したのだ。行ってみると、30 分待ちという人気であった。まったくの田舎道で、人も車もそんなに通らない場所にある。なのに何故、こんなに人が集まっているのか。またの機会にしよう と、まる賛でうどんを食べた。帰路、陸女寿司に教わった山野草屋を調査しに行った。ところが、「誠に勝手ながら臨時休業いたします」という看板が出てい た。ほんとに、誠に勝手だ。やむなく、ザ・ガーデンに寄って草花を買い込み、庭仕事に励んだのであった。それにしても、飽きもせずによくも植物を植え続け るものだ。いくら植えてもまだ植える場所があるのもなんか不思議である。
3/29(土) の進歩 それなりに勝つ
ベガルタ仙台がザスパ草津に 1-0 で勝った。シュート 22 本で 1 点。決定機を作れるようになったら決定力が無かったという見え見え展開の展開に、喜んでいいんだか呆れていいんだかであった。
試合は午後から。午前中は、祝勝会の献立を考えたり食材の買い出しに行ったりした。
 ちょっと早めに家を出て、加茂耳鼻咽喉科に花粉症の薬を貰いに行った。「調子はどうですか」と聞かれても答えが難しい。症状は出ている。しかし、薬のお かげで緩和されているかどうかなんてわからない。比較のしようがないもん。
 ユアテックスタジアム仙台で暁子と落ち合い、試合開始を迎えた。立ち上がりこそ草津の時間が続いたものの、やがて仙台が試合を支配するようになった。選 手が、軽快に楽しそうに攻め込んでいる。この調子なら点を取れるのではないかという期待(レベル低いねえ)が高まった。前半、草津ペナルティエリアのすぐ 外という絶好の位置でフリーキックを得た。蹴るのは梁か佐藤か?  これまでは梁が蹴ってきたけれど(そして外し続けてきたけれど)、今日は、正確な右足を持つ佐藤が先発している。どちらが 蹴るのかと議論を交わす二人。しか し議論は平行線をたどったようで、なんと木谷が蹴ることになった。大学の人事で、自 分のお気に入りを推す教授二人が譲り合わず、けっきょく第三者に決まる というパターンである。木谷が確実に外して 0-0 のまま試合が進んだ。
 試合中、暁子と私は密かに草津サポーターに注目していた。草津湯もみ娘が四人も来ていたのだ。応援歌のリズムに合わせ湯もみをしている(参考)。毎秒一回のペー スで、両手に持った板を左右にひねるという地道な動作を繰り返しているのだ。全身で応援するというサポの本能を厳しく自制しているようであった。得点が 入ったらどう喜ぶのか?  不謹慎ながら、草津の得点を期待する心は膨らむばかりであった。得点が入ったら、一瞬自制を忘れ飛び上がって喜ぶのか。いや、もっと厳しく修行を積んでい て、湯もみの動作は決して崩さ ないかもしれない。そのかわり、湯もみの速さが毎秒五回になるのか?(<-- おお、喜んでいるという感じ)。
 などと考えている人をよそに、試合は前半を終えた。そして後半 9 分、佐藤のクロスに中島が頭で合わせるもゴール枠に弾き返された。駄目かと思った次の瞬間、詰めていた中原がゴールに押し込んで仙台が先制した。よし、こ の調子で 3 点くらい取れ。ならば、草津に 1 点取られても構わない。そうしたら湯もみ娘の反応を見られる。いや待て、3-0 から 1 点返してもあまり喜ばないか。1-1 に追いつく必要がある?  などとしつこく考えている人をよそにさらに試合は進み、仙台が PK を得た。この日 22 本ものシュートで 1 点しか取れなかった仙台は、「決めたくない」という意志も顕わに PK を外した。それでも、退場者を出していつの間にか 10 人になっていた草津の攻めを守りきり、1-0 で勝利を得た。
 決定力の無さには悲観したけれど、新戦力の飛弾には期待が持てた。わかりにくかったかも知れないが、「飛弾」は人の名前で、武器の名前ではない。飛弾の ドリブル突破が面白い。PK を取ったのも彼だし。先発で使っても良いのではないか。
帰宅後、豪華祝勝会をした。美味しかった。
3/28(金) の進歩 明日は草津戦
ベガルタ仙台は明日、ユアテックスタジアム仙台にザスパ草津を迎え撃つ。2 勝 2 敗と波に乗れない仙台であるが、こういう時こそ温泉につかってさっぱりしよう。
 明日は、サンドウィッチマンがユアスタに来るそうである。熱烈な仙台サポである二人の前で、爽快に勝利を勝ち取ろうではないか!
これから学会発表する若者のために:ポスターと口頭のプレゼン技術」の、第 3 部第 3 章を書いた。イントロダクションで説明すべきことを解説した章である。「これ論」「これレポ」では、実際の論文・レポートの例をふんだんに使って解説した。例の数だけ恨みをかった(御 免ね〜〜)。しかし「これ学」では、ベガルタ仙台の研究例だけを使った解説にしてみた。はたしてこれで、説得力・迫力があるのか。暁子に送って意見を貰う ことにした。
ひさしが、研究室を去って奈良に帰っていった。寂しくなるが、これからの人生にエールを送りたい。研究室に入ってきた時と同じように、明るい笑顔 だったのがとても嬉しい。
3/27(木) の進歩 ポスターの情報量
牧が、分類学会で発表されたポスターの縮刷版を持って来てくれた。どうもありがとう。一目見て、情報量が多いポスターが多いと感じた。生態学会のポスター は情報量がもっと少ない。「文化の違い」(牧談)であろうという。分類学会は生態学会に比べ規模が小さいので、ポスター発表数(数十?)も少ない。ポス ターは、三日間貼りっぱなしだそうだ。だから参加者は、一つ一つのポスターをじっくり読む気になれる。これに対して生態学会は、ポスター発表数が 900 を超える。一つのポスターの張り出しは一日だけで、毎日 300 のポスターが入れ替わって貼られる。だから参加者は、ポスターを見て回るのが大変である。一つ一つをじっくり読む暇などない。つまりはポスターの最適情報 量は、「ポスターの張り出し時間/ポスター数」に依存するということか。

今日も、イントロダクションで説明すべきことの執筆に取り組んだ。だいぶ形になってきた。その一方、悩みもしている。「どういう問題に取り組むの か」と「何をやるのか」(3/24 の進歩参照)の区別の付け方についてだ。縮刷版ポスターの多くは、 「目的」として何か一つの項目しか書いていない。それは、「どういう問題に取り組むのか」と「何をやるのか」のどちらなのかと、一つ一つのポスターについ て頭を悩ませている。どんなことも、「どういう問題に取り組むのか」にも成りうるし、「何をやるのか」にも成りうるような気もするが。ともかくも、両方を 明示してある方がわかりやすいことは確かだと思う。
日本代表 0-1 バーレーン代表。完敗であった。しかし、バーレーンの得点は誤審だ。センタリングを上げた選手が、あからさまなハンドをしたのだ。ボールが偶然に手に当 たったといった類ではない。明らかに故意に、手でボールを止めてコントロールしたの だ。あんな得点が認められるなんて許せない。バーレーンのテレビ局は、得点場面の再生で、ハンドの場面を一回だけうっかり映してしまった。その後も何度も 得点場面を再生したけれど、以降は慎重に、ハンドの場面は映さないようにしていた。選手も選手ならテレビ局もテレビ局。笑ってしまったよ。
3/26(水) の進歩 うーむ
とうとう、「これから学会発表する若者のために:ポスターと口頭のプレゼン技術」の執筆を開始し た。まずは、イントロダクションで説明すべきことの解説に 取り組んでいる。そのため、生態学会で集めた縮刷版ポスターのイントロを改めてじっくり読んだ。イントロのレベルにかなりのばらつきがあった。そして正直 なとこ ろ、わかりにくいイントロが多かった。これでは、かなり基本的なところから解説する必要がありそうだ。当初は、「これ論」レベルの解説(論文を書く院生向け)を考えていたのだけれど、「これレポ」的な解説(レポート・卒論を書く学部生向け)も含めるべきか。だって、イントロの無いポス ターとか、研究目的の書いていないポスターがあるとは思わなかったのだ。考えてみれば、レベルにばらつきがあることは当然か。ポスターは無審査だし、経験 の浅い若者(論文執筆はまだ無理な)が積極的に挑む場でもあるからだ。というわけで、想定する読者層をちょっと変更することにした。
イントロで説明すべきことの解説は、「これ論」「これレポ」での解説をコピーすればほとんど完了と思っていた。しかしそうでもなかった。じっくり考え ると、「これ論」「これレポ」での解説 の足りなかった点が見えてくるのだ。執筆当時は完璧と思っていたのに。でもおかげで、さらに向上した解説になりそうだ。
今夜は、ワールドカップ予選のバーレーン戦である。生きた心地のしない 90 分となるのであろう。でも、必ずや勝利してくれると信じている。
我が家の庭の紅梅が一輪咲いた。ショウジョウバカマも一株咲いた。いよいよ春だ。
3/25(火) の進歩 卒業式
昼頃、いつもと変わらぬ普段着のはるちゃん(<--*)を見かけた。だから私も、いつもと変わらぬ午後を過ごしていた。そこへ、武田さん・永見さ ん・丸岡さんが袴姿で訪ねて来た。今日は卒業式であったらしい。*印の人(この人も当事者)に「卒業式を忘れていたの?」と問うと、「そういうわけではあ りません」と主張していた。袴姿の三人(送られる側)とはるちゃんと私(送る側)という構図で記念写真を撮った。その後、同じく卒業生の菊池君もスーツ姿 で訪ねて来た。みなさん卒業おめでとう。これからの活躍を期待している。
「これから学会発表する若者のために:ポスターと口頭のプレゼン技術」(略称「これ学」)の内容を決めた。こんな目 次にする。皆様のご意見ご要望を是非ともお聞かせ下さい。
これ論」では、論文の実例を出しながら悪い点を解説した。外国の雑誌に載った外国人の 論文なので、「いくらけなしてもばれやしないや」と強気であったのだ。「これ学」ではどうすべきか。日本の学会での発表を例に取ると確実にばれる。かと いって、外国の学会の例をわざわざ出すのも不自然な気がする。ならば全部架空の例にしてしまうか。どうしたものかと悩み中である。みなさまのご意見はどう であろうか(sakaiあっとmail点tains点tohoku点ac点jp までお気軽にどうぞ)。「徳川幕府の埋蔵金を取り出す方法:穴を掘ればよいのでは?」というタイトルが読者を舐めてい ると思う方は、ご指摘いただきたい。
3/24(月) の進歩 問題と背景の書き方
今日も元気に、プレゼンの本について考えた。書名は、

「これから学会発表する若者のために:ポスターと口頭のプレゼン技術」

に変更しようと思う。変更点は二つ。1) 副題の、「ポスター」と「口頭」の順番を入れ替えた。最近の傾向として、口頭発表よりもポスター発表の方が主流になりつつあることを配慮してのことだ。も 一つ、生態学会でポスター縮刷版を 175 枚も集めたため、私の頭がすっかりポス ターに向いてしまったという単純な理由もある。2) 第一案の副題では、「口頭発表」「ポスター発表」と、「発表」という言葉を添えていた。しかしこれでは、(主題を含めると)「発表」が三度も出てくること になる。「発表」「発表」「発表」ではあまりにくどい。
ポスターのあり方について考えた。ポスターの左上(タイトルのすぐ下)に、問題(「目的」や「疑問」でもよい)と背景を書いて、狙いが一目でわか るようにして欲しい。では、どう書けば良いのか。イントロで書くべきことは、「何を前にして」「どういう問題に取り組むのか」「どうして取り組むのか」 「どういう着眼で」「何をやるのか」の五つである(「これレポ」「これ論」を参照のこと;これレポの解説の方が進歩している)。ポスターでもやはり、この五つを書くべ きと思う。第一回「これ論」ポスター賞を受賞し喜んでくれている谷中君のポスターを例に考 えてみよう。谷中君は、マルハナバチの採餌行動を研究している。ポスターでは、花のパッチで採餌中の個体が、同じコロニーの個体(血縁関係にある)に出 会った場合と、別のコロニーの個体(非血縁関係)に出会った場合とで、採餌場所の譲り合いの程度に違いがあるのかどうかを調べた。イントロを分析すると、 以下のようにまとめることが出来る。

何を前にして:ハチは、採餌場所でしばしば他個体と出会う
どういう問題に取り組むのか:他個体に会ったときの最適な行動は?
どうして取り組むのか:採餌場所の移動というコストを避けつつ、採餌 量を増やす必要
どういう着眼で:同コロニーの個体の場合は、譲り合う方がコロニーと しての利益は大?(注;血縁個体は協力しあう方が良いから)
何をやるのか:同コロニーの個体の場合は譲り合うという仮説の検証

これらをこんな風にまとめる。

「どういう問題に取り組むのか」「何をやるのか」---> 「問題」としてまとめる
「何を前にして」「どうして取り組むのか」「どういう着眼で」---> 「背景」としてまとめる



「これ学」では、こんな感じを推奨することにしよう。注;谷中君のポスター自体も、だいたいに置いて上記の内容を書いてくれており、非常にわかりやすい。
3/23(日) の進歩 点が入る気がしない
ベガルタ仙台がセレッソ大阪に 1-2 で敗れてしまった。はあ〜〜っ、点が入る気がしない。

試合は午後から。午前中は、愛子のガーデン・ガーデンに行った。紛らわしいけれど、ザ・ガーデンとは別の店である。ザ・ガーデンでは、室内売り場 に隣接していたバラ売り場が、室内売り場閉鎖に伴い、屋外売り場に移動していた(3/21 の進歩参照)。そのた め、もともと屋外にあった草花売り場が縮小していたのだ。だからどうも、草花の品薄感があった。ガーデン・ガーデンなら品揃いは十分である。というわけで 今日はガーデン・ガーデンに出かけることにした。
 今日の庭仕事の目的は二つある。一つは、シラカンバの周りをなんとかすることである。もう一つは、築山のタマリュウを増殖することである。どちらも、結 論を先にお見せしよう。


シラカンバの周り。煉瓦で縁取りをして花壇にした。
築山。左の山をタマリュウだらけにした(暁子が)。

シラカンバの周りは小汚かった(どう汚かったのかの説明は省略)。煉瓦で縁取りした花壇でピリッと感を出すことが出来た。築山の右の山には高麗芝を敷いて いる。一方、左の山は禿げ山に近かった。タマリュウを 30 株植えて、びっしり感を出した。

というわけで試合開始だ。私たちは CS で応援した。前半の仙台は酷かった。守備に追われるばかりで、ほとんど試合を支配されていた。負傷した永井の替わりに梁をボランチに下げたことが失敗だっ たようだ。梁が引き気味に位置したことで、攻めの形が出来なくなってしまっていた。大阪のカレカにミドルシュートを決められて 0-1 で前半を終えた。正直なところ、今日は終わったと思った。後半から、梁がトップ下に上がった。これで俄然とよくなり、仙台が押し気味に試合を進めるように なった。そして後半 25 分、佐藤のコーナーキックを中島が頭で決めて 1-1 に追いついた。今日は引き分けで十分だろう。ところが後半 36 分に、ジェルマーノにミドルシュートを決められてしまった。その後、負傷者が出て 10 人となった大阪(交替枠を使い切っていた)を攻めきれず 1-2 で敗戦となった。あーあである。
 開幕から三試合を見て(学会中のため一試合は未見)思うこと。点が入る気がしない。今日も、得点の香りがしたのは平瀬の決定的シュートだけであった。攻 めてはいても、なかなか切り崩すことが出来ない。決定機の数は相当に少ないと思う。シュートも、力弱いし枠に飛ばない。なんか、黒船に向かって浜から大筒を打っているみたいである。国内選手しかいないし、尊 皇攘夷って感じ?
 しかし、悲観している場合ではない。奇しくも、

オウンゴール --> PK -->  セットプレー

という得点の仕方の進歩は去年とまったく同じである。去年の場合だと、この次は、「流れの中から。しかし、シュートのコースが変わるという幸運」となる。 そして攻撃力が増していく。ともかくも、次の草津戦ですっきり勝利しよう!

3/22(土) の進歩 玉子湯
久しぶりに温泉に入ろうと、高湯温泉の玉子湯に行った。ばりばりの硫黄泉で、温泉気分を満喫できる湯である。すいぶん昔、修論指導を終えた自分へのご褒美 にと、泊まりに来たこともある。湯船で、福島大の黒沢に会ったという苦い思い出が残っている。
 暁子・あんと一緒に、高速で福島飯坂へ。そこから山の方へを走って行き、仙台から一時間半ほどで着いた。気温が高く花粉が飛んでいるせいか、花粉に悩ま されながらの道中であった。露天風呂を楽しんだあと、他にどこに寄るでもなく帰宅した。温泉に入ることが唯一の目的という贅沢な旅であった。

帰りがけにザ・ガーデンに寄って、植物等を買い足した。そして、庭仕事の続きをした。昨日今日合わせてバラを 6 本植えた。これで我が家のバラは 20 本になった。結構な数だ。今年は一所懸命に手入れして、綺麗なバラを咲かせよう。去年は、新居で最初の年であったため、あまり綺麗に咲いてくれなかったの だ。新規購入したバラ苗はもとより花には早かったし、旧居から移植したバラはかなり傷んだ。さらには、ある場所に植えた後しばらく経ってから、気が変わっ て別の場所に植え替えるということを 2-3 回したので、ますます弱ってしまったのよ。

3/21(金) の進歩 庭大改造
暖かくなると、庭仕事の心が疼き出す。今日は、暁子ともども休暇を取って、庭仕事に勤しむことにした。
 私の計画は、1) 西側のフェンス沿いにバラを四本植えること、2) 東側のフェンス沿いに新たな花壇を作ることであった。それに対して暁子は、庭の真ん中にこんなのを作ることを主張した。

説明が面倒なのでいきなり結論。昨日までは真ん中の構造部はなく、芝生が広がっているだけであった。

煉瓦敷きの通路を通し、それにそって花壇を作る。こうすると、奥行きが出て庭を広く感じるという。「そんなもんかねえ」と私は思いつつ、煉瓦と植物を買い にザ・ガーデンに行った。屋外売り場での買い物を終え、細々とした物を買いに室内売り場に入った。数歩進んで「えっ?」と思った。店内がすっからかんに なっている。商品も什器もほとんどなく、ただっ広い空間が広がるばかりであった。何事が起きたのかと思い辺りを見回したら、張り紙が目に留まった。当地に 来春にショッピングセンターが出来るので、そこへ移転するという。「来春」というのに早過ぎないか。店員に詳しく聞いたところ、室内売り場は 3/25 に閉鎖、屋外売り場のみしばらく営業を続けるそうだ。帰りがけに隣地を見てみたら、なるほど広大な面積が整地されていた。「フィガロ中山南C・NSC 開発計画」というもので、延べ2.7 万平米もの建築面積の複合施設を作るという(今 日の建設情報より)。物販 店・飲食店・屋内プール・運動施設が入るらしい。「すぐ隣にイオンがあるのにいいのか?」と思いきや、この新施設にもイオンが入るという情報も ある(注;個人ブログの記述であり、公式のものではない)。はたしてどんな店が入るのか。私としては、刺身が美味しい和食の店、天ざるの美味しい蕎麦屋、生け簀のある鮮魚屋が出来て欲しい。もっとも、便利になることは嬉しいけれど、 出入の渋滞が起きることが心配ではある。
 昼過ぎに帰宅し、庭改良の作業を開始した。可愛い芝を剥ぎ取って、煉瓦をはめ込んだり花壇にしたりする。剥ぎ取った芝はどこかに(隣の空 き地に)消えた。夕方まで頑張って、九割方の作業終えた。

久しぶりに陸女寿司に行った。向かいの林が宅地に変わっていてげんなり。風情のある林だったのに。
3/20(木) の進歩 粘り勝ち
ベガルタ仙台がアビスパ福岡に 1-0 で勝った。PK で得た一点を粘り強く守りきった闘いであった。
ついにホーム開幕戦だ。祝勝会の買い物をしつつ、ユアテックスタジアム仙台へ車で向かった。暁子とはスタジアムで落ち合う。自分の席に着いてピッ チとス タンドを見ると、いつも通りの光景が広がっていた。今年もとうとう始まった。
 午後一時に試合が始まった。立ち上がりは仙台ペースであった。開始早々の前半 13 分、木谷が倒されて PK を得た。蹴るのは中島だ。正直、ちゃんと決めてくれるのか大いに不安であった。他のサポも同じ思いであったようで、「ダメ元で蹴れ」と叫んでいる人もいた。MF 千葉にいたっては、「外してもいいから」と囁いていたという。めったに点を取れないのだから外されたら困る。さまざまな想いを乗せたボールはちゃんとゴー ルに入り、仙台が先制したのであった。その後、前半の中頃から福岡が支配するようになった。福岡ツートップの高さを活かした攻撃で仙台陣に襲いかかってき た。なんとかしのいで前半終了。後半になると仙台は、守備のブロックをきっちり形成して対処するようになった。守りきってホーム開幕戦に勝利できた。
 守りの試合ということもあって、GK 林が MVP に、DF 岡山が敢闘賞に選ばれた。テレビのインタビューに答えた二人は、サポに挨拶しようとバックスタンドに走って行った。慌てて追いかける係員。まだ、賞品の授 与が終わっていない!  今年から MVP の賞品が、藤崎の商品券からコカコーラ製品に変わっていた。
 ともかく、勝って良かった。これで 2 勝 1 敗。悪いペースではない。

暁子と共に帰宅。あんは、久しぶりの暁子に大喜びであった。
 二人でしっぽりと料理し、「鹿男あをによし」と試合の録画を見ながら祝勝会をした。PK の場面も確認した。判定は、木谷が倒されたことに対してであった。木谷以外にも、ゴールの目の前で仙台の選手が倒されており、これも完全に反則であった。 こういう場合、PK を二個貰えないものか。
3/19(水) の進歩 ポスター賞発表
唐突であるが、「第一回『これ論』ポスター賞」を発表する。これは、ポスターの縮刷版を審査して表彰するという、昨日思いついた賞である。私は生態学会 で、ポスターの縮刷版を 175 枚集めた。未だかつて、これだけの 数を集めた人はいないに違いない。これを、同一人が同一の基準で審査するという活気溢れる賞である。ただし、「私が縮刷版を貰ったポスター」のみが審査対 象であるので、会場で気に入ったポスターでも選外となっているものがある。ではいよいよ発表だ(敬称略)。

最優秀ポスター賞
飯島勇人・渋谷正人 エゾマツ実生の生残および成長に適した条件〜播種後4年間の生残動態による評価〜

谷中智紀・牧野崇司・大橋一晴 マルハナバチの‘ゆずりあい’採餌:身内にやさしく、他人にきびしく?

清水雄一郎・占部城太郎 藻類多様性は藻食者に対する二酸化炭素の化学量効果をなぜ緩和するのか?

優秀ポスター賞
壁谷大介・韓慶民・飯尾淳弘・角張嘉孝 苗場山のブナにおける2005年豊凶後の貯蔵炭水化物の変動

向坂幸雄・吉村仁・中桐斉之・富樫辰也・宮崎龍雄・秦中啓一 局所的資源制約は他種共存を促進する-高密度下での種間競争-

出口詩乃・丑丸敦史・大澤剛士・三橋弘宗 里草地草本の宝庫“棚田”の魅力〜宝塚市におけるワレモコウの生育分布から〜

浅野由佳理・岸田治・西村欣也 エゾサンショウウオ幼生の環境に応じた体色パターン

越田智恵子・徳永幸彦 茨城県南部とその周辺におけるサギ類のコロニー消長

清水啓介・浅見崇比呂 鏡像体は正常になれるのか〜エピジェネシスの実験進化〜

審査報告
 ポスターのわかりやすさを主な審査点とした。具体的には以下の点を考慮した。
1. 情報量を出来るだけ抑えていること。図表が多かったり文章が多かったりすると、それだけで読み気を無くす。自分が言いたいことをいかに少ない情報量で伝えるかが腕の見せ所と心得て欲し い。

2. 遠く(4-5 m の距離)からでも楽に読めるよう、文字・図表の大きさ・色遣いに配慮していること。文字は大きく、背景とのコントラストも明瞭に。写真を背景に文字を書い ているポスターがいくつかあったけれど、わざわざ見難くしているだけである。意外な落とし穴は、図の軸の文字の大きさだ。他の部分の文字は大きいのに、軸 の文字だけ妙に小さいポスターが目に付いた。

3. 一目見ただけで、目的・背景・結論がわかること。これら三つをポスターの上の方に書いている、目立つ文字にしているといった配慮が大切である。ところが、 結論をポスターの下の方に書いているものが多く、残念であった。下の方は、体を屈めないと読みにくいし、ポスター見物客の陰にもなりやすい。だから、大切 なことは上の方に書くことが鉄則である。

4. 目的と背景を分けて書いてあること、根拠と結論を分けて書いてあること。そうしてあると、目的・背景・根拠・結論が一目でわかる。たとえばこんな感じだ。

目的:○○○○を解明する。
     ↑
背景:△△△△である。
     □□□□である。

結論:○○○○である。
     ↑
根拠:△△△△であった。
     □□□□であった。

これが以下のような書き方だと、目的と背景、根拠と結論を読み取る作業を強いられてしまう。

はじめに
△△△△である。また、□□□□である。そこで、○○○○を解明する。

まとめ
△△△△であった。また、□□□□であった。よって、○○○○であると結論した。

この例のように単純な場合はまだしも、ちょっとした文章にされてしまうと途端に読む気をなくす。

5. 結論を支える根拠となるデータがどれなのか、すぐにわかるようにしてあること。たとえば以下のように、番号で対応づけるなどの工夫が欲しい。

結論:○○○○である。
     ↑
根拠:△△△△であった(1)。
     □□□□であった(2)。
   ▽▽▽▽であった(3)。

*注;データに、1, 2, 3の番号がふってある。

こうすれば、データを参照しつつ結論を吟味しやすくなる。こうした配慮がないと、根拠となるデータを苛苛しながら探すことになってしまう。
 ただし、データの数が少なく、どれを指すのかが一目瞭然な場合はこうした配慮は不要である。

6. 説明無しで理解できること。発表者がいないときにも客は来る。そうした客が、「どういうことなのだろう?」と考えこんでしまう部分があってはならない。

受賞ポスターはいずれも、これらの点を十分に配慮していた。とくに、飯島勇人氏・渋谷正人氏のポスターは完璧であった。
明日はいよいよホーム開幕戦だ。対戦相手はアビスパ福岡、試合開始は午後一時の予定だ。ユアテックスタジアム仙台に皆で駆けつけ、満員の声援でク ラブを後押ししよう。暁子と私はもちろん参戦する。ついでに金曜日も休暇を取り、春休みを楽しむ。次回更新は 24 日の予定である。
3/18(火) の進歩 エコカップ
今日は、エコカップ(生態学会の親睦フットサル大会)がある。私は去年まで河田さんのチームに 入っていたのであるが、今年は、植物生態のチームにレンタル移籍をした。研究室で出ようと、饗庭君が急遽結成したのである。しかし、一回も練習をしていな いという一発勝負のチームであった。当日になって、河田研究室の津田らが助っ人してくれることになった。そのおかげで第一試合は見事勝利した。しかし二戦 目は相手が悪かった。河田さんのチームだったのだ。河田さんはさっそく圧力をかけ、ショウ・川上が助っ人に加わることを阻止してしまった。0-5 で完敗。
 試合の合間に私はパソコンに向かっていた。津田にはいきなり、「日記を書いているのですか」と言われてしまった。うーむ、ばれているのか。この頃では誰 も、仕事をしていると思ってくれない。
 第三戦では、手塚さんと木村さんという二人の女の子が助っ人に入ってくれた。女の子が出ると 0.5 点のハンディが付くので、1.5 – 1 できわどく勝利出来た。ところが、女の子が出たことで、事前登録名簿に無い人が出て いることが大会実行委員にばれてしまい、叱られた上に勝ち点を剥奪され てしまった。我がチーム、知恵が足りない。第四戦は助っ人無しで真っ向勝負(というより無謀勝負)を挑み、0-4 と完敗した。これにて予選リーグ敗退。隣接する温泉に入ってすっきりした。温泉には、大会参加者が他にもたくさん入っていて、その人たちも予選敗退したこ とがもろばれであった。
 夕方の飛行機で帰宅。車で高速を走り、全力で迎えに行った。ペットホテルに着いたとき、あんはご飯を食べている最中であった。一心不乱に食べているの で、私が近づいても気づかない。食べ終わった瞬間に気づくという現金さで、 私に突進してきた。きゃんきゃん鳴きながら大喜び。寂しい思いをさせて御免ね。
3/17 (月) の進歩 大会最終日
今日も午前中は、ポスターの縮刷版集めに励んだ。今日は、54 枚集めることが出来た。おかげで、ポスターの神様(「紙様」ではあまりにあれか)と化した。良いポスターとはどういう物なのか、完璧に理解出来た。
 今日一番印象に残ったのは、占部研究室の清水君のポスターであった。会場内の全ポスターを見たけれど、一番良く出来ていたと思う。素晴らしい。
 今日は、イタポン・みっちー・ひじり・松橋さん・神山さん・ぶっちーがポスター発表をした。説明には、指示棒を使うことが理想である。指で指し示すと、 腕でポスターが隠れてしまうからだ。松橋さんはペンを使っていた。昨日、「枝を拾って来るか、割り箸を持ち帰るように」と指示しておいたのに。「歯ブラシ を持っています」と言っていたが、歯ブラシを使って説明する気力はないらしい。でも、九大の学生は、温度計のプラスチックケースを使って説明していたぞ(中高の理科実験で使ったよ うなアナログ温度計の、細長いケース)。
 共立出版の信沢さんと、本の打ち合わせもした。プレゼンの本なので、図版はカラーにしたい。色使いの説明には、白黒印刷では不便である。大きさは B5 版にする。「これ論」「これレポ」 (A5 版)よりも一回り大きい。ポスターの例を載せるので、大きい方が見やすいであろう。
 夜は、学会主催の懇親会があった。九大特製の吟醸酒が美味しかった。終了後、暁子は、横国大の人たちと二次会に行った。私は、宿に帰って一人で二次会を した。暗いねえ。
3/16 (日) の進歩 初勝利
ベガルタ仙台が FC 岐阜に 1-0 で勝った。今季初勝利だ。良かった。
今日は、宮地賞の受賞講演がある。我が一番弟子しんすけが晴れて受賞したので、浮き浮きと聞きに行った。「準備時間が無かった」と言っていたけ れど、十 分に立派な講演であった。講演の最後で私への謝辞を述べてくれた。「酒井聡機」と書いてあったのは、狙ってのことではないであろう。狙うならもっとそれら しい工夫が見られるはずだ。
 ポスター発表の会場で、今日も頑張ってポスターの縮刷版を集めた。「私が徘徊している」という情報が流れたのかどうかは知らないが、昨日に比べ、縮刷版 を用意しているポスターは少なかった。結局今日は、41 部しか縮刷版を獲得できなかった。
 友蔵に連れられて、筑波大の谷中君がやってきた。マルハナバチを使って、とても面白い実験をしている学生である。筑波大の大橋研究室のエースら しい。 「これ論」に、有り難くサインをさせて頂いた。
 はっと気づくと三時過ぎ。忘れていた。もう、試合が終わっている時間だ。慌てて携帯で結果を見た。1-0 の勝利に思わず声を上げてしまった。オウンゴールによる得点らしい。つまりは今年は まだ自分で点を取っていないのであった(初戦は無得点だった)。でも、 貰えるもの(オウンゴール)は貰っておくという精神が大切である。
 今日は、自分の口頭発表があった。夕方の最後の講演で、聴衆が来てくれるのかとちょっと心配であった。でもけっこう来てくれていて安心した。すさーっと 終えてさっぱりした。
 夜は、しんすけの受賞祝いをした。東北大・北大の仲間が集まって祝うのだ。せっかくだから、新年度に私の研究室に来る松橋さんにも声をかけてお いた。集 合場所に来た彼女は、人見知りだからどうしようと心配していた。しかし、初対面の人 に、「人見知りなんですよ」と熱く親しげに語り続ける時点で間違ってお る。宴席では、友蔵とモリナガに、私の研究室での禁句をいろいろ教わったらしい。そう聞くと、「禁句なんてないよ」と打ち消すのが通常の反応かもしれな い。しかし私の場合は、「いっぱいあるから大変だね」と心配するのであった。水炊きを堪能。幹事ご苦労様でした。

3/15 (土) の進歩 76 枚
今日から本格的に、一般のポスター発表と口頭発表が始まる。「これから学会発表をする若者のために」を書く参考にしようと、私の瞳は異様に燃えていた。午 前中はポスターを徹底観察し、午後は口頭発表を聞きまくるのだ。会場に着くとポスター発表の会場に直行。すでに、ポスターの張り出しが始まっていた。私 は、自分の本来の興味に関係なく、端からポスターを見て回った。ポスターの縮刷版があったら必ず貰う。こうやって、良いポスター発表とはどういうものなの かを考えながら会場を歩いた。私の熱い瞳に魅せられたのか、「説明しましょうか」と声をかけられること八回。「いや大丈夫です」とみんな断っちまった(本 来の興味に合致していた一回を除く)。すまんが事情を理解してくれ。全ポスターを見ようとしていたので時間がなかったのだ。貰った縮刷版が 76 枚。メモしながら見て回ったため、「興味を持ってくれている」と励みにしてくれた方もいると思う。しかし、ポスターのプレゼンについて、気づいたことをメ モしていたのであった。興味を持たなかったという意味ではないので注意しよう。実際、研究内容に興味を抱いた発表もたくさんあった。みっちり見て回ったお かげで、良いポスターとはどういうものなのか、確固たるイメージが出来た。みなさん、どうもありがとう。
 一段落して、五階の書籍売り場に上って行き、共立出版の信沢さんに挨拶した(今度の本ももちろん共立から出る)。話を終えて、二階の会場に降りようとエ スカレーターに乗った。と、足に衝撃を受け倒れそうになった。いったい何が起きたのか? 昇りエスカレーターに乗ったのであった。お手洗いに入ったら、「こ こは女子用ですよ」と言われるし、私は大丈夫か。
 午後からは、口頭発表を聞きまくった。ここでも、プレゼンの仕方について気づいたことをメモしながら聞いた。端からはやはり、研究内容についてメモして いるように見えたであろう。今年の私は、身を以て向学心の範を示しているのだ。
 夜は、暁子と二人でふぐ料理の店に行った。ひれ酒が、ひれのてんこ盛りで驚いた。美味しかった。
3/14 (金) の進歩 福岡へ
今日から福岡で生態学会である。あんを車に乗せ、空港へと向かった。途中、あんをペットホテルに預ける。あんは、お出かけと勘違いして大騒ぎであった。不 憫だ。空港には、東北大の人たちがたくさんいた。内の研究室の者ども・動物生態の人たち・川度農場の人たちなど、全部で 20 人くらいか。機内に乗り込み私の席に行ったら、川度の山崎さんが隣に、同じく川度の今治さんがその隣に座っていた。この機会にと、山崎さんの研究のことを いろいろ聞いた。また、「これから学会発表する若者のために」にどういうことを書いて欲しいのかを聞いた。山崎さんのポスターの縮刷版も見せて貰い議論も した。研究内容も面白かった。ポスターのあり方について考えることも出来た。どうもありがとう。
 空港で皆と別れホテルへと向かった。途中、エコカップで着るジャージを買おうと思った。昨夜、去年まで着ていたジャージを引っ越しの時に捨てたことを思 い出したのだ。天神に出てスポーツ用品屋に入った。しかし随分と高い。寝間着のようなジャージで十分だというのに、一万五千円なんて出せない。デパー トに行ったり他のスポーツ用品屋に行ったりしたけれど、どこも高かった。いい加減いやになって、エコカップに出る気力が消失してきた。しかし、こっちで買 うジャージを寝間着兼用にすることにし、寝間着は持って来ていなかったのだ。だから、ジャージを買わないわけにはいかない。ユニクロを見つけ、手頃な値段 のジャージをようやく買うことが出来た。
 全国委員会に出たあと、どこかで遅い夕食を摂ろうと歩いていたらイタポンに出会った。R の自由集会に出たらしい。イタポンに付き合ってもらって、天神で夕食を摂った。烏賊の活け造りが美味しかった。さっきまで生きていて、身も透明な烏賊を食 べることなど滅多にない。
3/13 (木) の進歩 明日から生態学会
明日から生態学会である。会期は 14-17 日、会場は福岡の国際会議場だ。私は、明日の朝に仙台を発って、18 日の夕方に戻ってくる。その間あんは、ペットショップ花に預けられる。連れて行きたいけれど仕方がない。学会の会場に託児所はあるけれど、託犬所はないの だ、憤然!  というわけで、次回の更新は 19 日の予定である。

プレゼンの本を書くと決意して(昨日の進歩参照)すぐに学会があるとは好都合だ。口頭発表・ポスター発表をたくさん聞いて、良いプレゼン・悪いプ レゼンとはどういうものかを考えることにしよう。ポスターの縮刷版(*)も片端から貰って帰ろう。そして、「ここが駄目」「この説明ではわからない」「言 いたいことは何なの?」「一目で読み取れない」「読む気が起こらん」「話にならない」「よくもこんなポスター作るな」などと超批判的に検討することにす る。というわけで、私が熱心そうに聞いていたとしても、研究内容に興味を持っている とは思わないように。たいていの場合、プレゼンを観察していることであろう。

*たいていの発表者は、お持ち帰り用にと、ポスターをA4 サイズに縮小印刷した物を用意してくれている。
プレゼン本の構想を練り始めた。まずは、思いついたことをファイルに片端から書き込んでいる。たとえば、「略語は自分にとって便利。しかし聴衆に は不便。自分の便利さを優先してはいけない」とか、「テレビショッピングの話し方は駄目、気象予報士の話し方が良い」とか、「ポスターを、掲示スペース一 杯に作る必要はない。スペースは上限と心得よ」とか。一方、全体をどういう構成にするのかも考えている。「演題の付け方」「講演要旨の書き方」「イントロ で説明すべきこと」など、発表の中身のあり方の解説もするのだ。たんに、「プレゼン技術」のみを解説した本にはしない。
研究室の学生のポスターの準備もようやく終わったようだ。あとは、聞き手と触 れあうポスター発表のためにを読んでおくように。
3/12 (水) の進歩 これから学会発表する若者のために
決意をした。新しい本を書く。

「これから学会発表する若者のために:口頭発表とポスター発表のプレゼン技術(仮題)」

という本だ。若者に向けて、プレゼン技術を徹底解説するのだ。「学会発表の目的は何か」「何を伝えるべきなのか」「いかにわかりやすく伝えるか」という、 学術のプレゼンの「本質」を書き記したい。目指すは、プレゼン界の「これ論」だ!
 実は、プレゼン本執筆の誘いをけっこう前から受けていた。しかしなかなか決心できなかった。何を書いてよいのかわからなかったのである。謙遜ぬきでいう と、プレゼンに私は自信がある。その上手さは皆も認めて下さっているところである。だから、私が持っているプレゼン技術を若者のために残したいという思い はずっと抱いていた。しかし、わかりやすいプレゼンができる理由が自分自身でよくわからないのだ。「コツは何なの?」と自分に聞きたい。「『気遣い』であ る」という答えでは、「それじゃわからない」となるだろうし。そこで、執筆の誘いを受けてから、講座セミナーとかで、学生のプレゼンをこれまで以上に注意 深く観察してみた。「研究内容をメモしてくれている」と思った学生よ、そうではない。プ レゼンの悪い点をメモしていたのだ。さらには、先週の水曜日(3/5)に突如として湧いた前向きで建設的なパワー。これを持って、プレゼン 技術について色々考えてみた。そして、「書ける」と決断した。これを機会に、自分のプレゼン技術を徹底解剖してみたいと思う。
 「前向きで建設的なパワー」は当初、研究に向ける予定であった。研究教育上の鬱積が転化したパワーだからだ。ところが本へと向かった。ま、いっか。

久しぶりにりんかに会った。高校の非常勤講師として頑張っているようだ。来年度から仙台二高に移るんだって。みっちーの後輩を教えるわけだ。
3/11 (火) の進歩 事情
今週の金曜日(14 日)から生態学会が始まる。みな、ポスター発表の準備を進めているようだ。私は、14 日の朝には仙台を発つ。だから明日(12 日)にはポスターの原稿を見せに来るように。もっとも、

「何億光年輝く星にも事情があると 教えてくれたのはあなたでした」

という歌もあるように、それぞれに事情があるではあろう。就活があるとか、朝と昼は寝てるとか、気分が乗らないとか。しかし、研究は院生の本分である。ポ スター作りを最優先させるべし。

おめでとう彩子。どうぞお幸せに。落ち着いたら、研究室に遊びに来て頂戴。
とある決意が芽生えつつある。「前向きで建設的なパワー」との関係は大ありだ。最終決意まで、もう少し自分の中で見守ることにしよう。思いつきで 進んでしまってはろくなことがない。突然の思いつきで住み替えた人の言うことではな いかも知れないが。
3/10 (月) の進歩 今日はあんの誕生日
今日はあんの誕生日だ。はや二歳になった。そう言われても当のあんは

「あ?」(*横着な姿勢でストーブにあたりくつろぎ中)

てな感じである。ペディグリーチャムで豪華にお祝いしてあげよう。
 「あんはいくつになる?」と暁子に聞いたら、「そうねえ」と考え込んでいた。酷い母親だ。

先週末に突如として湧き上がった「前向きで建設的なパワー」は、本日も健在である。当初ほどの熱気はないが、安定して存続する感じになってきてい る。
ひさしが、久しぶりに(しゃれではない)研究室にやって来た。元気そうだった。よかった、安心した。
3/9 (日) の進歩 荷物を送るな ゆうパック


風が強かったので、はためかないように下を縛っていたのだと思う。しかし、気をつけて縛らないと。「ら」の字が見えなかったら逆の意味になってしまうから ね。

数日前から、吹き抜けの天井に付いている照明が点かなくなっていた。今日、積水ハウスが照明器機の交換に来た。すぐに終わるかと思いきや、なんと 六時間半もかかってしまった。たしかに、「扇風機付きで昇降可能」という複雑な機能を備えた照明である。ぱちっとはめ込むだけで済まないのはわかるけれ ど、こんなにも時間がかかるとは。外出できなくなって悲しくなった。まあでも、暖かかったので、庭仕事を楽しむことができた。雑草を抜いたり剪定をした り。庭のあちこちで、チューリップが 5 cm ほど顔を出していた。
テレビで、柏対磐田戦を見た。仙台から移籍した萬代が先発出場していたのだ。しかし萬代は全然駄目だった。周りに信用されていないようで、なかな かボールが回って来ない。磐田の選手は、ボールを出す相手として、萬代以外の選手をまずは探すのだ。せっかく、ゴール前でフリーでラストパスを貰っても、 ゴールの高さの二倍(概算)ふかしたシュートを打っちゃうし。二点差で負けているというのに、後半途中で交代させられてしまった。FW としては屈辱だ。

3/8 (土) の進歩 まさかの敗戦
日本に春がやって来た。待望の開幕だ。ベガルタ仙台は、湘南ベルマーレと敵地で闘った。スタンドには、3500 人もの仙台サポが結集していた。ユアテックスタジアム仙台で行われたパブリックビューイングには 2500 人。今年も仙台サポは熱い。かたや、住宅ローンを抱えげんなり中の私は、アウェー参戦せず、ユアスタは寒いので、大人しく自宅で CS で応援した。しかし、熱き応援の甲斐もなく、 0-1 で敗れてしまった。引き分けで終わると思っていた。まさか負けるとは。
 仙台は立ち上がりから、非常に良いサッカーを見せた。激しいプレスで高い位置でボールを奪う。それをすぐに展開して早いクロスを入れる。関口や中島が鋭 い突破を狙う。中原も、体を張ったポストプレーをしていた。守備でも、湘南の速攻を落ち着いて抑えていた。正直、失点する気はしなかった。しかし得点も奪 えない。何しろ、「シュートを打てたら打つ」という姿勢がない。GK と一対一になるまでパスを繋ぎたいのかという感じだ。たまにシュートを打っても、力弱い上に枠に飛ばない。強力な得点源(早い話が外国人選手)がいないこ との不安が浮き彫りになってしまった。そうこうしていた後半 29 分、コーナーキックから失点してしまった。仙台は、平瀬・佐藤・宮沢を投入して総攻撃に出た。平瀬がとても良い。攻撃の厚みがぐっと増した。佐藤・宮沢 も、チームにもっとなじんでくれば、力を発揮してくれそうだ。しかし、ゴール前を厚く固めた湘南陣を崩すことは出来ず、開幕戦は、三年ぶりの敗戦となっ た。景気悪い。
 試合終了後、湘南の菅野監督が、仙台ベンチの方に歩み寄って握手を交わした。手倉森X作戦(*)、成功だ。菅野監督は、手倉森(誠)監督と握手したつも りであろう。しかしその相手は、手倉森(浩)コーチであったのだ!  もっとも今日に限っては、手倉森X作戦を積極的に仕掛けたわけではない。手倉森(誠)監督はスーツを着、手倉森(浩)コーチはジャージを着ていたのだ。お めかししたのに間違えられて、監督はちょっぴりいじけたと思う。

*手倉森X作戦:手倉森(誠)監督と手倉森(浩)コーチは一卵性双生児である。だから、手倉森Xとして行動し、敵を混乱させることが出来る。成功していっ たい何になるのかという点が、この作戦の唯一の問題点である。

暖かくなってきた。それとともに、庭仕事をする気持ちが高まってきた。とりあえずは、悲惨な状態になっていた寄せ植えを作り直そう。そう思って、 ビオラをたくさん買ってきた。そして、寄せ植えをいったん解体して、ビオラをはめ込んでいった。えらく派手になった。
3/7 (金) の進歩 おめでとう、おめでとう、おめでとう、おめでとう、おめでとう、おめでとう、おめでとう、おめでとう、おめでとう、おめでとう
私の一番弟子であるしんすけ(石井 博)が、富山大学 理学部生物圏環境科学科の講師に決 まった。実に目出度い。J1 昇格を決めたかのような晴れがましい気分である。良きフィールドに恵まれた地で、これからますます研究を発展させてくれるであろう。ほんとうにおめでと う。
 しんすけは、私が東北大に赴任したときに学部三年生であった。三月赴任であったので、すぐに四年生にあがって研究室配属となる。教授から、私の研究室向 き の学生がいると聞かされていた。しかし全然姿を見せない。四月の中頃になってようやく研究室に来た。1-2 ヶ月もの間、東南アジアのどこかに遊びに行っていたらしい。このときから、「やるな(いろいろな意味で)」と思っていた。ま、私の方も、「『青春の門』に ちなんで『しんすけ』と呼ぶ」などという訳のわからない対応であっ た。その後、ろくな研究指導を受けないにも関わらずめきめきと成長。学位を取ってから、北大の工藤さん・カルガリー大学の Harder さん・東大の鷲谷さんの元でポスドクをした(している)。業績も抜群で、間違いなく、生態学の明日を担う一人となった。これからが益々楽しみである。偉く なっても、私のことを忘れないで頂戴ね。

*人物像その1:清水出身で、清水エスパルスに対する愛が深い。ナビスコカップの、ブランメル仙台(現ベガルタ仙台)対清水エスパルス戦が仙台であったと き、皆で見に行った。むろん私たちは仙台側に行ったのであるが、しんすけは清水側に颯爽と行った。ええ度胸してるじゃないか。
*人物像その2:先生想いでもある。携帯電話が普及していなかった当時、私は、「研 究室に学生の彼女から電話がかかってきて、それを取り次ぐのが夢だ」と、かなり怪しい希望を述べていた。それを聞いたしんすけは、その通り に仕向けてくれた。でも、いざ電話がかかってくるとかなり動揺した。お相手(のちに結婚した)が研究室の卒業生であると、全然気づかなかった。

いよいよ明日、J リーグが開幕する。今年も、楽しくも辛いシーズンが始まるわけだ。我らがベガルタ仙台は、湘南ベルマーレと敵地で闘う。はたしてどんな闘いを見せてくれる のか。正直、不安も大きい。なにしろ今季は、外国人なし(在日選手である梁を除き)で闘うのだ。外国人の得点力で勝ち抜くのが J2 の現状である。はたして仙台は大丈夫なのか。中島・中原を中心とする FW 陣が、この不安を払拭してくれると信じている。

最適胚珠数の論文を Ecology に投稿した。うまくいきますように。

3/6 (木) の進歩 様子見の二日目
昨日突如として湧いた「前向きで建設的なパワー」が一過性なものなのかどうか経過観察中である。とはいっても今日はいろいろやることがあって、パワーの確 認がおろそかになってしまった。明日は時間が取れるので、きっちり確認、あわよくば倍増させよう。
 昨日、羽生善治を取り上げた「プロフェッショナル:仕事の流儀」を見た(録画していた)。「才能とは、努力を継続できる力」という言葉になるほどと思っ た。60 歳を過ぎても、10 代の頃と同じ情熱で将棋に向かう。では自分は、大学院の頃と同じ情熱で研究に取り組んでいるのか。自分を変えなくてはと、妙に真面目に奮い立つのであっ た。
 昨日から日記の様子がおかしくなっているけれど、変な物でも食べたかと思わないように。

月初め談話会があった。早く就職を決めて、研究に邁進するように。
 その後、卒論発表会。お疲れ様でした。

ヤマユリの論文を Population Ecology に返送した。通りますように。

3/5 (水) の進歩 もう少し様子を見ましょう
このところずっと、鬱々とした思いが溜まっていた。しかし今朝になって唐突に、その思いが正のエネルギーへと転化を遂げた。いったいどういう化学反応か。 今の私は、前向きで建設的なパワーで一杯である。このままの調子だと、ことを成し遂げるやもしれない。しかし、エネルギー転化は単なる勘違いである可能性 もある。もう少し様子を見よう。

ヤマユリの論文と最適胚珠数の論文の英文校閲面接のため、ニューデースクールに行った。校閲者と面談して、修正部分を確認するのである。二つの論 文それぞれについて、1ページ目から校閲者が読み進め、直す部分を指摘してくれる。私はそれを聞いて、「こういう意図の文だ」といったことを話していく。 全部分を確認するのに一時間半ほどかかってしまった。えらく疲れた。研究室に戻っても、なんか頭が働かない感じであった。
 面接に行くついでに、街中に出て天丼を食べることにした。二日町の天麩羅屋に何度か入ったことがあり、美味しかった記憶がある。ニューデースクールから 近いはずなので、その天麩羅屋を探し求めた。名前は「天作」。しかし場所はうる覚えであった。10 分ほど放浪してようやく発見した。海老が立派で美味しかった。

みっちーと研究計画の相談をした。都市に着目して何をするのか。「急激な進化が起きている」というだけの研究では、もうそろそろ飽きられるであろ う。急激な進化を見つけて、それから何をするのか。私としては、余剰胚珠(花)の進化要因を解析する実験場にするというアイディアに興味を抱いた。都市と 自然環境では、食害量・訪花量が大きく変わっている。それに対する進化的応答を見ることが出来ないだろうか。
3/4 (火) の進歩 清々しい
今月中旬には生態学会が始まる。いろいろな人の研究発表を聞くことができるので、大いに刺激になる場だ。そんな中で早くも、注目すべきポスター発表の情報 が入った。発表者本人によると、「必見です!! ちなみに要旨に書いてあることは嘘ばっかりです。実際に見るしかありません」だそうだ。なんとい う清々しい発表であるか。まさに実際に見るしかない。なお、発表者名は伏せておく。まだ、私の研究室に 入ったわけではないので。

今日も、新しい研究計画について考えている。とりあえず、考えつくだけたくさん考えよう。
 実際の植物はどうなのかなと、昔取ったデータ(ウバユリとカタクリのもの)のファイルを開いてみた。そしてちょこちょこいじってみた。稔実率が、個体サ イズにどう依存しているのか。ウバユリでは、かなりはっきりした正の依存性があった。カタクリは無相関っぽい。さて、これはどういうことか。

3/3 (月) の進歩 良い雛祭りになった
りんかの論文が Botany 誌(旧 Canadian Journal of Botany)に掲載された。おめでとう。

Sakai, S., Suzuki, Y., Itagaki, T., Tsujisawa, H., and Makino, T. T. (2008)  On the function of hermaphrodite florets in female inflorescences in Petasites japonicus (Asteraceae).  Botany 86:213-217.

毎日頑張っていた姿が思い出される。よかったね、りんか。
つづいて、私の名前「聡樹」の読み方について議論したい。読み方がわからないと言われることが多いのだ。自分でもたまに忘れる(大嘘)のだからや むをえな い。まず初めに、「聡」という漢字をどう読むかを考える。「さとし」「さと」「そう」などと読むであろう。「とし」と読む人はいないと思う。ところが「聡 樹」となると、「としき」と読む方が非常に多いのだ。こういう方は、「『聡』を『とし』とは読まないのに何故か」と自分の矛盾を見つめて頂きたい。よって 候補は、「さとき」「そうき」「さとじゅ」「そうじゅ」となる。以下、議論は中止だ。
先週のセミナーを受けて、みっちーと今後の方針を議論した。やはり、みっちー自身がどこに興味を抱くかが大切と思う。食害をキーワードに進めてい くか。
論文執筆が終わったので、新しい研究計画を考えている。Sakai (2007) のモデルを検証するのだ。胚珠数を操作して(一部の胚珠を人工的に潰す)種子のばらつきを見たい。問題は、胚珠数を操作しやすい植物種を見つけることだ。

3/2 (日) の進歩 篤姫
大河ドラマ「篤姫」を見ている。面白いといえば面白いのだけれど ………、いい加減といえばいい加減で憤然もする。時代考証の酷さは週刊新潮で叩かれていた。たとえば、一万石という大身の姫様とは思えない身軽な行動をし ているとか。私も、「なんか変だ」とは思っていたところである。もう一つ憤然とするのは、原作(『天璋院篤姫』宮尾登美子著)を全く無視している点だ。 「原作を変えている」などというレベルではない。肝付尚五郎・西郷吉之助(隆盛)・大久保正助(利通)など原作にはまったく出て来ない。篤姫自身・今泉島 津家の人々・老女幾島の描写も原作とかなり違う。原作を徹底的に薄っぺらにし、「お気軽なホームドラマ」にしてしまっている感じだ。原作とは全く別の話と 言ってよい。ドラマの作り手は、いったいどういうつもりなのだろうか?
 *私は、原作を変えたり史実を変えたりすることに異常に憤然とする質である。

東京インテリアに行って座椅子を買った。和室に置くのだ。今までは、座布団の上に凛と座っていたけれど、これでゆったり出来るようになった。嬉し い。
3/1 (土) の進歩 まる賛
私は、讃岐うどんの店「まる賛」が好きである。もともとは友蔵が発見した店であり、私もすっかりやみつきとなった。太白区鈎取から泉区館へ転居する理由の 一つとして、私が出かける場所ベスト 10 の内の五カ所が泉区であること(二位の青葉区は三カ所)をあげた(2007.1.1 の進歩参照)。五カ所の内の一つがまる賛であり、お出かけ場所の第六位に輝いて いた。のちに、まる賛は青葉区であることが判明、泉区と青葉区が四カ 所ずつで並び、泉区に転居する理由がなくなって困った。ともかくも、泉区との境界近くにあるので、ほぼ毎週のように通っている。店では、「海老天生醤油う どん特盛冷や」を毎回必ず頼む。店の方もわかってしまっていて、「いつものでよろしいですか」と済んでしまうこの頃である。
 そのまる賛で、嬉しくも驚くことがあった。食べ終えて店の外に出たら、見知らぬ方に、「『これ論』の酒井先生ですか」と話しかけられたのだ。東北大工学 研究科の K 先生というお方であった。『これ論』を学生さんに薦めて下さっているという。それにしても吃驚。HP で私の写真を見て下さったこと、まる賛に通っているのをご存じだったこと、車の中に あんがいたことで、確信なさったそうだ。K 先生、お声をおかけ下さり誠にありがとうございます。これからも、『これ論』をよろしくお願い申し上げます。

J リーグの今季の始まりを告げるゼロックススーパーカップがあった。家本主審が相変わらずの大乱行であった。両チーム合わせて、イエロー 11 枚・レッド 3 枚。まったく、試合をコントロール出来ていなかったらしい。この御仁の乱行ぶりは昔から有名で、かつて、異例の研修(実質出場停止)を命ぜらたほどであっ た。しかし全然直っていなかった。もう、笛を吹かせてはいけない。そうでないと、選手が試合に集中できやしない。
暁子が帰ってきた。和室でしっぽりと、手作り料理を楽しんだ。