12/30(月)の進歩 思えば 2002 年 2002 年が終わろうとしている。思えば数年前、2002 年を終えることはちょっと不安だった。「ワールドカップでサッカーはピーク。あとは下るのみ」などとノストラダムス並の「予言」をした、訳知り顔の連中。こんな馬鹿予言を真に受けるほど私は愚かではなかったが、ワールドカップ後のサッカー界がどうなるのか読めない面があったことも事実だ。さらには、宮城県の浅野知事はかつて、「2002
年まではベガルタを存続させて ……」としゃあしゃあと言った。ベガルタの存続のためには県の支援は不可欠に思えた当時、この程度の考え(ベガルタ=ワールドカップの宮城県誘致の道具)しか持ち合わせていない知事に愕然としたものだ。ところがどうだろう。まだまだ苦難はあるにせよ、日本サッカーは着実に上昇を続けている。ベガルタ仙台の未来も明るく輝いている。宮城県民にとってかけがえのない存在となり、潰すことなどもはや不可能だ。さあこの調子で、2003
年が、日本サッカーとベガルタ仙台のさらなる飛躍の年となることを祈ろう!
じゅりの肩を揉んでみた。「小型犬は上を見上げることが多いので肩こりするらしいですよ」としいちゃんが教えてくれたのだ。なるほどそういう気もする。で、揉もうとしたのだけれど、どこを揉めばいいのかよくわからない。「犬が気持ちよさそうにするところを揉む」ということだけど、じゅりの表情は全然変化無しなのであった。
みなさま、良いお年をお迎え下さい。明日より帰省。しばらく更新はお休みです。
12/29(日)の進歩 大掃除 自宅の大掃除をした。窓・玄関・台所を磨きまくり、カーテンを洗濯した。今さら悟ったことは、掃除は道具だということ。目的にあった道具を使わないと綺麗にならないしやる気もなくなる。たとえば、窓のサッシの隅に溜まった汚れは、雑巾で取ろうとしてもなかなか取れない。ところが歯ブラシでこすると簡単に取れる。カビの黒ずみは、濡れ雑巾でいくらこすっても取れないのに、カビキラーを吹き付けると簡単に取れる。こんな感じで、「面倒くさがらずに適した道具を手にすること」が掃除のやる気を持続する力だと思った。
12/28(土)の進歩 ハリーポッターを見る 出掛けに、「ハリーポッターと秘密の部屋」を見た。「でなければ、ハリウッド版のリングを見る」と暁子が脅すのでハリポタにしたのだ(私は、怖い映画は好かない)。ま、面白かった。しかし物騒な魔法学校だね。それと、去年の第一作をもう一度見たくなった。
信太郎の修論にコメント。データ部分はだいたい良いでしょう。
ベガルタ仙台が、鹿島の DF 根本裕一(U21 日本代表)を期限付き移籍で、柏の DF 森川拓巳を完全移籍で獲得した(河北新報より)。根本はアジア大会で活躍していたし、即戦力と言っていい補強だ。森川はよく知らないけれど、年齢
(25 歳)からいって即戦力でないとね。さらには、市原から C 大阪に期限付き移籍中の FW 佐藤寿人の加入も濃厚とか。一対一で勝負できる選手らしいので、これまた楽しみ。
12/27(金)の進歩 池ちゃんにイヌハラ 今日は、受理を研究室に連れてきた。昨日の夜独りぼっちにさせた償いだ。犬嫌いの池ちゃんがいたので、せっかくだから追撃することにした。まず、しいちゃん提供のケーキをみんなでいただいているところに、「受理、おいでっ」と呼び寄せた。受理がやって来るより早く池ちゃんは自室に逃亡。そこで、池ちゃんの部屋の扉を少し開けて受理を放った。部屋には三人居たのに、受理は池ちゃんに直進だ(わかっているねえ)。池ちゃんは、「うわーっ」と叫んでお茶部屋へ脱出した。受理を抱いてお茶部屋の様子を窺うと、池ちゃんはすかさず部屋の奥へと逃げ込んでしまった。ちっ、これまでにしてあげよう。イヌハラで訴えられてもいけないし。イジメの後の爽やかな気分で受理を散歩に連れていった。研究棟への帰り道、人がやっとすれ違える狭い通路で、どういうわけか池ちゃんと遭遇。「いやー楽しい運命だ」と、さらに爽やかな気分になったのであった。
がんちゃんの修論にコメントした。考察をどう書くか二転三転したけれど、だんだんと方向が固まってきた。
ベガルタ仙台が、山内という若手 DF を名古屋からレンタルで獲得した。試合出場経験は無いみたいで、将来性を買ってのことだろう。彼以外に、高卒もすでに二人獲得している。将来を見据えての補強は大切だからね。その一方、即戦力の補強が、GK
の高桑しか今のところない。去年の今頃は小村や森保の補強で話題になっていたのに。今年のメンバーで闘ったら来年は降格間違いなし。即戦力も華やかに補強しておくれ、頼むよ。
12/26(木)の進歩 補助券 19 枚で二回抽選 昨日、モールの福引き抽選補助券を
19 枚、熊ちゃんがくれた。10 枚で一回抽選ができるので、「あと一枚(五百円分の買い物)手に入れて二回抽選して下さいね」とのことであった。十年前の私なら、五百円分の買い物をしたであろう。しかし、もはや昔の私ではない。落ち着き払って、19
枚を係員に渡した。係員は枚数をさあーっと数え、「二回抽選できます」。だいぶ、世の中の仕組みがわかってきた。
ひさしの論文セミナー。高山植物の種子生産についての論文。調査地に通うのが大変そうだなと思いつつ聞いていた。
今日は研究室の大掃除。暁子の指揮の元、学生が一丸となって掃除に励んだ。窓の内側を拭き(10 階なので外側を拭くのは危険)、床の汚れを落としてワックスがけ。ある人は一年間の感謝を込めて、ある人は一年間の怒りを込めて綺麗にしたのであった。
大掃除ですっきりした後は研究室の忘年会だ。私たちは、いったん自宅に帰ってから街に繰り出す。じゅりに御飯をあげ、「遅くなるけど、捨てられたと悲観しないでね」と言い聞かせる必要があるのだ。
12/25(水)の進歩 ケーキの名前 昨日は、帰りがけにケーキを買った。クリスマスなんていうキリスト教の祭りは嫌いなのだが、嫌いを通すのも面倒になってきたのだ。店頭には、モンブランとかタルト・アマンディーヌとかいったカタカナ語が並んでいてやる気が失せた。どうせカタカナ語なら、ジョホールバルとかマイアミとかドーハとかいった名前にしてもらいたい。なぜドーハかって?ドーハの味も知らずに大人にはなれないのさ。
じゅりにも御馳走を上げた。友蔵がくれた、「ペディグリーチャム・デリカスタイル・ビーフ&エバー野菜」だ。じゅりは驚喜。いつもなら、顔を上げ私たちを見ながらのんびり食べているのに、昨日はそれどころでは無かった。器に顔を埋めたまま最大速度で食べ続ける。器が空になっても、諦めることなく舐めていた。
ヒバ子(池ちゃんの仕事名)の今年のデータを見せて貰った。青森と五葉山でのヒバの生長の比較だ。ヒバといえば、林床一面に稚樹が密生する(ヒバじゅうたん)ことで有名。ヒバ子のデータを見ると、青森の方が伏状更新に力を入れているという結果になりそうだった。
熊ちゃんの来年の研究計画(ハクサンチドリが材料)について横山のところに相談に行った。いつもお世話になっております。ありがとう。そして、現地に小さなテントを作ってマルハナバチを囲い込む悪の計画を相談した。「お前の餌はハクサンチドリしかない。それでも吸わずに死を待つか?
それとも吸うか? でもってやっぱ死ぬか?(<-- ハクサンチドリに蜜は無い)」って感じ。
ベガルタ仙台がとうとう、育成部門の強化にのり出した(河北新報より)。トゥミアッティ氏(AC
ミランのユース監督経験者)が育成部長兼ユース監督に、松山博明氏(元札幌コーチ、現仙台育英校監督)がジュニアユースの監督に就任だ。現育成部長の鈴木武和氏(かつて、地元出身という理由だけでトップチームの監督になった人物。壱岐総監督・鈴木監督の無能コンビの時代は暗黒だった)はジュニアサッカースクール校長に左遷。めでたしめでたし。数年後、ユース上がりの選手がトップチームのレギュラーを張ることを期待しよう。
久しぶりに時間がとれたので、ウバユリの維持呼吸の論文を改訂した。そしてようやく完成。英文校閲に出して、年明けには投稿しよう。
12/24(火)の進歩 普段と変わらぬ賑わいにもの思ふ 夕方、学生部屋を巡回して、居る人を調べた。その結果、みんなだいたい居た。つーか、居ない人を調べる方がはるかに早かった。
調査結果:しいちゃんが、「自宅療養中」と書き置きをして蟄居。
:くにっちは、ぶらり東京の旅。
:モリナガが、ノートパソコンを持って姿を消す。なぜにパソコンと共に?
今日は一日じっくりと信太郎の修論を読んだ。修論の構想は、カエデの枝の資源投資のデータと枝の生長のシミュレーションを組み合わせて、カエデの生長の適応的意義を解析しようというもの。で、今日読んだのはデータ部分。その昔、カエデの枝の生長の研究をした人(最近では、「これ論」を書いたりした)がいて、その人は不真面目で枝の長さしか測らなかった。信太郎は、資源投資もきちっと測って議論を深めようとしているのだ。ただ困ったことに、コンピュータを三台動員してやっているシミュレーションが、いったいいつ終わるのか疑問らしい。
12/23(月)の進歩 講演要旨追い込み 生態学会の講演要旨は明後日必着。大トリとして、くにっちとひさしが遂に登壇した。二人との間で、新聞記者のように激しく原稿をやりとりした。その奮闘の甲斐あり、二人とも講演要旨は無事に完成した。
引き続き、がんちゃんの修論にコメント。
信太郎が、満を持して修論の初稿をくれた。待っていました。さあ読もう。
フッキーのデータの処理方法について、暁子とフッキーの三人で議論した。問題解決、これでいこうという感じになった。
じゅりを、生物棟の前の広場で走らせた。じゅりは、掃除機のように地面に鼻をつけて、匂いを嗅ぎながら走り回ることが大好きだ。で、何かを発見するとその場で匂い嗅ぎや拾い食いに専念する。飼い主の声は眼中に無しだ。そして、知らない人が歩いてくるとそちらへ突進する。今日も、四年生の天田さんに突撃して行った。ドラマとかで見る、愛犬と飼い主の幸せに満ちあふれた光景とは全然違うのだ。やになっちゃう。
12/22(日)の進歩 シーズン終了 ベガルタ仙台の今シーズンが終わった。天皇杯四回戦でジェフ市原に惜敗。前半は良いサッカーをしていただけに残念だった。ともかくも、清水監督を初めとするベガルタ戦士達、一年間お疲れさまでした。来期の闘いに備えて、束の間の休息を楽しんでくれ。
リカルド・高橋範夫・藤吉信次など、戦力外となった選手にとっては、仙台での選手生活が終わったということである。フロントの愚かな判断で戦力外になってしまったリカルド。仙台の守備を支えてきたのはあなただ。来期も、素晴らしいカバーリングを見たかったのに。新天地が決まることを祈っている。ノリヲは、なんだかんだで仙台の顔だった。好セーブを見せる反面、「出来の悪い子」として困らせることもあったけど。歴代の仙台戦士の中で、プレーぶりを一番懐かしく思い出すのがノリヲである。ノリヲには、将来的には仙台のフロント入りして欲しいなあ。お祭り男藤吉は、仙台への世間の注目度を高めてくれたと思う。マスコミとかで取り上げられることも多かったし。気づいたら芸能界に入っている気もするが、仙台のことは忘れないでおくれ。
おふくが、石川の港で朝上がった鮮魚のセットを送ってくれた。さっそく刺身で頂きました。とてもおいしかったよ、ありがとう!
昨日、掃除機を買おうかとヨドバシカメラに行った。コード無しの掃除機に憧れて、購入を検討中なのだ。お試しに掃除をしてみたけれど、吸引力が弱いことと使用時間が短いこと(二時間の充電で四十分使用可)が気に入らず購入を中止した。つまりは、ヨドバシの店内を掃除して帰ってきたのであった。
12/21(土)の進歩 十勝の豚耳 「じゅりがまだ御馳走になっていない」と書き(12/14 の進歩参照)、「土曜日にじゅりを連れてくるからね」と念を押して置いたら、友蔵がじゅりに御馳走をくれた。十勝の豚の耳(本物!)を乾かしたものと、「ペディグリーチャム・デリカスタイル・ビーフ&エバー野菜」だ。じゅりは、目の色を変えて豚耳をかじっていた。超興奮。よかったね、じゅり。ありがとう友蔵。
※ ビーフステーキとか鮪のトロとかだったら、飼い主が頂戴して、じゅりには茹でキャベツ(11/27 の進歩参照)を上げようと思っていた。この点は残念であった。
がんちゃんの修論にコメント。かなり完成度が上がってきていると思う。ひょっとして年内に完成か?
友蔵・フッキー・しいちゃんの学会講演要旨にコメント。もうみんな大丈夫でしょう。
ベガルタ仙台来期ホームゲームの、SS 年間指定席の優先購入(今年購入していた人は優先的に買える)をした。二人分で 17,1000 円。なーに、良い席で一年間応援できるのだから安いもんだ。なお、年間チケットを新規購入したい方は、抽選申込が今月の
26 日までなのでお忘れなく。詳しくはオフィシャル HP を見てね。
昨日紹介した、「サッカーをしようと思って地球環境に来たけれど、普通の高校生活を送ることが出来るようになった」の謎。鍵は、「地球環境」とは何かだ。
想像その1 地球のこと:つまり、宇宙人がサッカーをしに地球にやって来た。
想像その2 地球環境という名の研究所のこと:研究をするというよりも、サッカーをするために入った。本人は、研究所であることに気づいておらず、伸びやかに「高校生活」を送っている。
想像その3 地球環境という名の高校のこと:高校生活に挫折しかかっていた生徒が、地球環境に転校して復活した。
正解は3みたい。しかし、すごい名前の高校だね。
12/20(金)の進歩 有り難きお言葉を頂戴 医学部の方から、「これ論」を参考にして論文を書いて、Annals of Thoracic Surgery (心臓血管外科の国際誌)に論文が通ったというお便りをいただいた。おめでとうございます。そしてありがとうございます。本を書いて良かったと思うのは、こういう知らせを頂くとき。とても嬉しいです。それと、異なる分野の方からのお言葉は私にとって貴重なもの。「これ論」補足説明のページを書く上での参考にしたいので、異分野の方のお言葉をお待ちしております(私にメールを下さるか、会議室に書き込んで下さい)。
久しぶりに研究室に出てきたら、学会の講演要旨が三つ机の上に置いてあった。イ・タポンとフッキー・しいちゃんの講演要旨だ。細々としたことを片づけてから、早速コメントした。
突然だけど、以下の文の解釈を私にメールで送ってくれ給え。
「サッカーをしようと思って地球環境に来たけれど、普通の高校生活を送ることが出来るようになった」
答え(というか何というか)は明日。
12/19(木)の進歩 危険文書を、札幌中央卸売市場ゴミ箱に捨て去る 今日の講義は、「これから論文を書く若者のために」だ。教室に入って驚いた。すでに机が埋まっている。途中からやって来る人もたくさんいて、なんと
70 人弱の参加者、立ち見も出るという盛況であった。感謝に堪えません。講義では、闇文書「勧善懲悪イントロダクション撰集」の抜粋版を使った。外部に漏れると身の安全に関わる文書なので、講義終了後に回収すると念を押して配ったのだ。で、講義は私としては会心の出来であった。みんな熱心に聞いてくれたし寝ている人もいなかった。講義終了後、6-7
人の学生に、「これ論」にサインして下さいと頼まれた。さらには、「これ論」の購入希望が七冊。すでに多くの方が「これ論」を持ってるらしいことを考えると、素晴らしい売れ行きだ。ほんに、ありがとうございます。「勧善懲悪イントロダクション撰集」はきっちり回収した。
終了後、研究室でコーヒーをいただいた。回収した「勧善懲悪イントロダクション撰集」を囲んでしばし雑談。学生さんに処分を頼もうと思ったけれど、みんなが手に取りわいわいしゃべっている姿を見て不安を感じ(ちゃんと処分してくれるのか?)、自分で処分することにした。齋藤先生・綿貫さんと昼食を摂るということで、お世話になった学生さんに礼を述べて研究室を後にした。
昼食は、札幌中央卸売市場場外の寿司屋で御馳走になってしまった。三度、ありがとうございます。お二人と別れた後、土産のカニを買うために場外市場をうろうろすることにした。しかし、「勧善懲悪イントロダクション撰集」が重い。「スパイなら、こんなことしないだろうな」と思いつつ、場外市場のゴミ箱に撰集を捨てた。身軽になって買い物開始。出口君に教わったとおり、値切ってカニを購入した。
3500 円の毛ガニ+4500 円の毛ガニ+タラバガニの足一本(試食)+毛ガニの足一本(試食) ---> 5500 円
であった。
札幌の冷気と雪景色を心に留めようと、市場から札幌駅まで 50 分くらいかけて歩いた。やっぱ札幌はいいなあ!
今回の集中講義では、多くの方にお世話になりました。スタッフの齋藤先生・綿貫さん・長谷川君。Mac とプロジェクターを準備して下さり、講義中の飲み水を用意して下さり、講義室と研究室の道案内をして下さり、講義中に寝ないようにして下さり、懇親会でもてなして下さり、自身の研究の話を聞かせて下さり、正しいカニの買い方を伝授して下さった、熊野君・出口君・佐藤さん・今井君・朽木さん・越智君、松本君・岡田君・お名前を聞きそびれてしまった学生さん。どうもありがとうございました。仙台に遊びに来たらお礼をするよ。
12/18(水)の進歩 長谷川指令に怯えつつ飲む三人 講義の二日目。学生が何人に減っているかと恐々としながら教室に入ったら、20人くらいしかいなかった。ここまで減るかとクラクラしたけれど、結局
45 人くらいになったので一安堵であった。昼、齋藤先生にまたしても御馳走になってしまった。
午後の講義で植物生態学の話はお終い。明日の午前も講義をするのだけれど、「これから論文を書く若者のために」という講義なのだ。「植物生態学の話はしませんが、みなさん来て頂戴ね」と念を押してこの日の講義を終えた。
今日は、私のために懇親会をしていただいた。すすきののイタリア料理店で一次会。北海道東海大学の高田さんも加わって、楽しい時間を過ごした。御馳走さまでした。二次会も予約済みという用意の良さで、私を含め十人くらいが二次会へと流れた。二次会では、暗めに酒を飲む三人がいた。指導者の長谷川君に、明日までに提出するようにという宿題を命ぜられているらしいのだ。例えば今井君の使命は、論文の考察を完成させること。まだ
50% しかできていないということなので、「絶対無理」と断言しておいた。厳しい使命を抱えながらも二次会にまで参加する姿に、北海道の雄大さを感じた。11:30
頃に会はお開き。研究室に戻る学生数人と、歩いてホテルへ帰った。本日はどうもありがとうございました。
12/17(火)の進歩 講義始まる 夜の内に雪が降ったようで、街は一面の銀世界になっていた。やっぱこうでなくちゃ!
にわかに張り切って、ホテルに迎えに来て下さった綿貫さん(受け入れ研究室の助教授の方)と北大に歩いた。北大農学研究科は、大きな建物が入り組んだ構造をしていて迷路そのものであった。住人さえときどき迷うそうだ。研究室で、助手の長谷川君に会う。札幌にワールドカップを見に来たとき以来だ。お茶部屋で休んでいると、学生の佐藤さんがやって来て、「これ論」と「生き物の進化ゲーム」にサインをして下さいとのこと。大喜びでサインさせていただきました。
時間となり講義室へ。入室して驚いた。20人かそこらと聞いていたのに、50人くらい人がいたのだ。そして教壇に立った私は、「この人達はみんな、北海道に住んでいるんだ」と、憧れと嫉妬の混ざった目で学生を見つめたのであった。北に憧れる私は、北海道に住んでいる人がうらやましくてしょうがないのだ。講義はまあ快調に進んだと思う。私を学生に紹介した齋藤教授が、講義の初めの十分くらいを聞いていたので緊張したけれど。というわけで午前の講義は終了。「午後も出てね」と学生に拝んで、昼休みにした。お昼は、齋藤先生に御馳走になった。ありがとうございます。
午後の講義、学生がちょっと減っている気がしたけれど、気落ちするほどの減り方ではなかった。しかし講義内容がお気に召さなかったのか、就寝する学生が少々いて、こちらの方に気落ちした。「明日は何人になっているか」と心配しながら、「明日もお忘れなく」と釘を刺して本日の講義は終了となった。
研究室で休んでいると、今度は朽木さんが、「これ論」にサインを求めてきた。またしても大喜びでサインさせていただきました。
夕方、研究室を辞して地球環境科学研究科の甲山さんの研究室を訪ねた(案内してくれた今井君、ありがとう)。何も連絡せずに突然訪ねたのだけれど、ごく自然にセミナーに途中参加。そのまま飲み会へと流れた。あまりになめらかな時間の流れなので、仙台から私が来たことを認識しているのだろうかと疑問に思うくらいであった。飲み会の席上、メニューを久保君が書き写している姿が印象的であった。ぎょーむ日誌で公表するのであろう。
追記:私が来るというのにインドネシアに調査手伝いに行ってしまったしんすけ(私の一番弟子。現、地球環境科学研究科PD)の机に悪口を書きなぐっておいた。
12/16(月)の進歩 札幌へ 明日から木曜日まで、北大農学研究科で大学院集中講義。そのため、今日札幌入りした。飛行機の後ろの座席の人は、「文献検索が
………」などとしゃべっていて、研究者のようだった。隣の同僚と盛んに話すのはいいのだけれど、熱が入ってくると、私の座席をドンドンと叩きながら話す。えらい迷惑なので、「これ論の著者と知ってのことか!」とタンカを切ろうかと思った。でも、「知らない」ときっぱり言われ、私も納得してしまいそうなのでやめにした。
札幌は、思ったより雪が少なく、道路には雪が無い。かなり残念だ。
12/15(日)の進歩 勝っただけの試合 天皇杯が始まった。ベガルタ仙台は、J2
のヴァンフォーレ甲府と対戦。圧倒的に押されまくり、どちらが J1 なのかわからない試合だった。相手 Gk のミスで拾った点を守りきったけれど、これではお寒い。先が思いやられる。
12/14(土)の進歩 じゅり、生物棟を訪問 生物棟の改修工事が終わった。たった三ヶ月で改修終了ということがかなりのことを物語っているが、思ったよりは綺麗になっていた。でもやはり、もっと一所懸命改修して欲しかったなあ。で、生物棟の住人は今、引っ越し作業の真っ最中。合同研究棟の住人である私は、引っ越しをしなくていいヘラヘラ気分で、じゅりを連れて生物棟に冷やかしに行った。河田研と牧研でじゅりは一興奮。かつて、新築なった友蔵テントでさっそくXXX(5/29
日を見て)をしてくれたのを思い出し、改修なった生物棟でもやってくれるかなと少々期待していた。しかしじゅりは、人々の顔を舐めるのに夢中でそれどころではなかった。その後、生物棟を出てしばらく歩いたところでしてくれた。一人始末する私はちっとも楽しくなかった。
※「実験が上手くいったら美味しい物を御馳走するよ」と書いてあるぞ、じゅり。でも、まだ御馳走になっていないのはおかしいと思う。
がんちゃんの修論にコメント。イントロの方針を変えることにした。今頃になってこんなこと言い出して御免ね。
月曜日から木曜日まで、集中講義のため北大・農学研究科に出張します。その間、更新はお休みです。さあ、明日の天皇杯に勝つぞ!
12/13(金)の進歩 戦力補強の良い機会 戦力外となった選手が一同に介して、各クラブの補強担当者に自分のプレーを披露する合同トライアウトが行われた。仙台からは、藤吉や飯尾も参加した模様。元日本代表選手も何人か参加しており、掘り出し物もいるかもしれない。だから、一人ぐらい採ってみてはどうだろう、ブランメル生態に(<--
研究室のサッカーチーム)。研究室アルバイトなら年額百万円かそこらで済むので、うちの研究室と河田研で校費を出し合って雇う。サッカーの時以外は研究補助にこき使って、「役立たずっ!」「何度教えたらわかるんだっ!」「やる気あるのかっ?(注;無いと思う)」って感じで、悪の快感に身を委ねるのだ。
自分の論文が出版されてからの楽しみの一つは、その論文が他の論文に引用されるのを見ること。で、American Naturalist の最新号に私の論文が引用されていた。引用箇所を喜んで読んだら、私の研究を紹介した後、"However,
........ cannot ........." と、一言の元に否定していた。無礼なヤツだ。
しいちゃんと、キバナアキギリのデータの議論。期待したデータが出ない場合、「じゃあ、こういう解析をしてみたら」というのはすぐに思いついてしまう。何で初めからその解析を思いつかなかったのかと言われると困るけれど。ともかく、一緒にお祈りしているからね。
モリナガの、学会発表の講演要旨完了。他の人はまだかな?
12/12(木)の進歩 寿司爆撃機 ドイツのハンブルガー
SV の練習に参加した高原が高評価を受けたらしい。来週にも移籍が決定とか。で、現地の新聞が付けたニックネームが寿司爆撃機(スポニチより)。…………
私は、 一ヶ月分脱力してしまったよ。こんなニックネーム、日本人なら誰一人発想しない。何しろ、寿司が爆弾を積んで攻撃することをイメージしているのだぞ。フジヤマ・ゲイシャと同レベルの発想だね。
がんちゃんの修論にコメント。材料と方法・結果の章はもう大丈夫だろう。さて、考察の構成をどうするか。こちらはもう一頑張り必要だろう。
イ・タポンの論文セミナー。良くも悪くも Journal of Ecology らしい論文だった。私としては、本当に言いたいことだけをすぱっと言う論文がいいなあ。
北大での集中講義の準備はほぼ終了。明日あたり、ちょっくら講義の練習をしよう。
12/11(水)の進歩 ユニットバスに思い至り憤然とす 北大での集中講義を楽しみにしていたら突然気づいた。ビジネスホテルに泊まるので、世にも嫌いなユニットバス(「人となり」の、嫌いなものを見よ)を使わなくてはいけないのだ。しかも冬の札幌でユニットバスとは、早くも風邪をひいた気分になってきた。北大から帰ったら、ユニットバス撲滅に立ち上がろう。で、講義の準備はだいぶ進んだ。
がんちゃんの修論にコメント。山場のイントロを執筆中。これを乗り切れば楽勝だろう。
しいちゃんが、乾燥重量の測定をとうとう終わらせたそうだ。没頭すること一ヶ月。お疲れさまでした。きっと良いデータになるよ。
今日思ったこと:大切な人がいるというのに、「超大吉 恋愛運:モテたいあなたはめちゃ2いけてます」というおみくじに、「オオッ、と思った」はいけないことだと思いました。
12/10(火)の進歩 遅刻してはいけません 最近、遅刻する夢をよく見る。
その一:国立競技場で、ブランメル生態のサッカーの練習をした。疲れ果ててビールを飲んで寝過ごし、ブラジルでの集中講義をすっぽかした。日本生態学会会長とサッカーの神様ペレが、私が来ないことで連絡を取り合っていた。
その二:教育実習に参加しようと自転車で自宅を出た。実習要領のプリントを見たら、実習校は蔵王中学校、集合日は三日前(大遅刻!)だった。このまま姿をくらまそうと思ったけれど、一日二千円、計六千円の遅刻代で学校側と和解した。
これらはいずれも、来週の北大での集中講義で遅刻してはいけないというお告げだと思う。どっか出かけるとなると、飛行機に乗り遅れないかとかいろいろ心配しちゃうんだよね。というわけで、今日も集中講義の準備にいそしんだ。
外は雪。雪景色を見るとすごく元気が出る。仙台も冬の間はずっとこんなならいいのに。
12/9(月)の進歩 携帯電話引退 一昨日、携帯電話をまたしても無くした。所持一年で二回目。その間、電話がかかってきたことは
7-8 回しかなかったので、 3-4 回かかってくるごとに失くす計算だ。こんな調子で失くしていてはやっていられない。これでは、3-4 回電話がかかってくるごとに家庭用電話を買い換えるようなものだ。よって私は、これをもって携帯電話使用を引退することにした。
友蔵に、「こういう解析でどうでしょう」とデータ解析方法の相談を受けた。よっしゃー、これで書きましょう!
暁子が筆頭著者の論文が Journal of theoretical Biology 誌に受理された。嬉しい。今夜は祝いだ。
来週、北大で集中講義をする。その準備を今日から始めた。頑張ります。
12/8(日)の進歩 一大事、クイックルワイパーがじゅりのしっぽに絡み付く 今日は疲れたので一日家にいることにした。エコカップ
2003 に向けてのフットサルの練習もさぼり(ごめん)。こういう時こそ、普段億劫なことをやろうと、じゅりの足の毛を切ることにした。足の毛がかなり長く伸びて足裏を覆い尽くす感じになっていて、歩きにくそうなのだ。新聞紙を広げじゅりを抱え、ハサミでばっしばし。20
分ほどで綺麗になった。終わると、私の服もじゅりの体も、切り落とした毛だらけになってしまった。暁子に掃除機で吸い取って貰うもなかなか吸い取れない。そこで、クイックルワイパー(粘着テープをくるくる回してゴミを取るやつ。さっきまで、くるくるワイパーが正式名称だと思っていた)で毛をとって貰った。私自身は綺麗になったので、ちょっと二階へと用事をしに。すると、「助けてくれー」と暁子が叫んだ。何が起きたのかと一階に下りると、じゅりのしっぽにクイックルワイパーが絡み付いて取れなくなっていた。クイックルワイパーの救出に五分かかった。
夜は、CS で中田対中村の対決を見た。海外移籍選手の試合を見るのは久しぶりだ。海外で活躍する選手が中田しかいなかった頃は毎週楽しみに見ていたけれど、こうも増えると大変というか、なぜか全然見なくなってしまっていた。試合は中村悔し。攻撃の要が、一点を追撃する状況で交代させられてしまうのだからねえ。
12/7(土)の進歩 じゅり、12 時間のお留守番 法事のため日帰りで小田原へ行った。じゅりは
12 時間のお留守番。帰仙後、バス停から自宅へ急ぎ足で歩いた。自宅が見えた、あれ、電気がつけっぱなしだ。で、じゅりが、窓のところに座ってこちらを見ていた(目が合った)。じゅりーー、足音が聞こえたので外を見ていたのかえ?本当のところはわからないけれど、可愛い子だ。
12/6(金)の進歩 反京極の会 東北ハンドレット(ベガルタ仙台の運営会社)の京極社長がとうとうやってくれた。リカルドくびだって。罰金を払うことで社会的償いは果たしているというのに。「悪いことしたからクビ」などというのは小学生のような短絡な判断だ。リカルドに対する社会的批判なんてどこにある?たとえばこのアンケートでは、八割近い人が解雇に反対だ。京極社長は、「毅然とした態度」をただ単に誇示したいだけじゃないのか?
私と暁子は反京極を宣言し、会を結成した。
反京極の会:反京極の旗幟を掲げる人々の会。会の特徴は、行動を何も起こさないことにある。署名活動やビラ配りは面倒くさいというか、そこまでの熱意は無い同志が結集したのである。
会に参ぜんと欲する同志は、是非とも入会のメールを私まで送って呉れ給へ。
モデル作りに取り組んでいるヒラガと議論。ちょっと油断すると頭がこんがらがってしまうモデルなので大変だ。まずは簡単な場合から始めてみることにした。
新しい研究について悶々と思考中。自分のために使える時間は切に有限なので、これぞと思う研究に限られた時間資源を投資したい。さて、どうしようという感じだ。
12/5(木)の進歩 六月の勝利を …… DVD「六月の勝利の歌を忘れない:日本代表、真実の30日間ドキュメント」を購入した。素晴らしいの一言。冗談を言い合う選手、宿舎でくつろぐ選手、戦術のことを真剣に話し合う選手。などなど、日本代表の素顔が赤裸々に映し出されている。絶対お奨めの一品なり。
ヒラガの論文セミナー。長い論文を手際よくまとめてくれた。さすが Ecology、データの厚みがすごいという感じ。
講座セミナーでウバユリの論文の話をした。質疑応答を含めて三十分で終了。お互いに楽で良いでしょう。もう一人の発表者の遠藤さん、自分の研究なんだから自分のものにしないと、メッ。
12/4(水)の進歩 佐竹に頼んで 高校時代、「頼む、武士の佐竹」と人にすがる同級生がいたことを思い出した。「武士の情け」と言いたかったらしい。
リカルドを守るための投票ページが出来た。皆さんもどうか、リカルド援護の声を送って下さい。
昨日のトヨタカップはつまらなかった。オリンピアはさすが、J2 の横浜 FC に完敗するだけのチーム。一方のレアルは、やる気がないのかコンディションが悪いのか、駄目駄目だった。突っ立ったままボールを回すばかりでろくに走らない。オリンピアのプレッシャーがゆるゆるだったこともあって「華麗」にボールが回っていただけのことだ。こんな試合よりも、J
リーグの方が遙かに面白いと思った。
レアルのピッチ上のメンバーは超豪華でまさにスター軍団。ところが、スペイン国内ではこのメンバーが揃ったことは無かったという。各選手のコンディションはお構いなしに、「スターを全員出せ」というスポンサーの強い要請があったのだろうと想像してしまう。おかげでこの駄戦。強行日程をかいくぐってこんな試合をやる意味があるのだろうか?
友蔵が、卒研の一部を論文にすべく立ち上がった。行け行け友蔵!ところで、第一報への大橋のコメントはまだかな、待っているのだけれど。
月初めの研究談話会。なんと今年の最後の会になってしまった。
12/3(火)の進歩 リカルドを守れ! ベガルタ仙台の京極社長がリカルドの解雇を考えているらしい(河北新報より)。理由は、国際免許無しに(ブラジルの免許は持っていた)車を運転して事故を起こし書類送検されたから。確かに悪い行為だけれど、いくら何でも厳しすぎる。本人は謹慎中。道路交通法に従って、社会的償いも果たすことになる。「社会的な批判や影響を優先して、あらためて処分を考えなければいけない」(京極社長)と言うならば、「社会的な批判や影響」を本当にじっくり考えて欲しいものだ。「クビにせよ」などという社会的批判がどこにあるというのだ?京極社長が自分で決めつけているだけじゃないの?「人を噛んだ犬は保健所で処分」というのと同じくらい、短絡で横暴な処置だ。
京極社長は、プロ野球選手松坂大輔氏に対する、「暖かく温情に満ちあふれた処置」を思い起こして欲しい。松坂氏はかつて、無免許運転を行った上、自分がやった駐車違反を他の人に身代わりさせて知らん顔していた。その上、スポーツの祭典シドニーオリンピックにしゃあしゃあと出ていたのだ。西武球団の処分は謹慎のみ。すでにシーズンは終わっていたので痛くも痒くもなかった。さらにはなんと、翌年の年棒を一億円に上げるという「ご褒美」まで付けた(身代わりとなった人(西武球団職員)は球団を辞めたというのに、松坂氏には良心というものが無いのだろうか?)。
京極社長はすでに、カードが多いという理由で森を解雇するという愚行を犯している(9/9
の進歩参照)。同じ愚行を二度まで犯す気か。
さあ、帰ってインターコンチネンタルカップ(日本ではトヨタカップと言うらしい)を見よう。
12/2(月)の進歩 ノリヲの思ひ出 戦力外となった選手の中で、GK
高橋範夫(愛称ノリヲ)にはいくつもの思い出がある。昨夜、「はっきり覚えている」と暁子に言われて思い出したことは ………。今から五ー六年前、仙台スタジアムがまだ無くて、宮城県サッカー場という小さなスタジアムで試合をやっていた頃のこと。このスタジアムはのどかなところで、選手の乗ったバスからスタジアムへの通り道は、ロープで隔てられているだけのものだった。だからサポは、出入りする選手を目の前で見ることができた。私たちも、試合終了後、バスに乗り込む選手を見送ることが常だった。ノリヲは当時、チョンボのノリヲと親しまれ、つーか憤慨され、笑っちゃうようなミスを繰り返していた。その日の試合も、ノリヲのミスのせいで惨敗。出待ちをしながら私はえらく立腹していた。そこへノリヲが、暗い表情をして歩いてきた。そんなノリヲを元気づけようと、私の隣にいた女性が明るく声をかけた。「ノリヲさん、頑張って!」。すかさず私は、「ほんとだよ、まったく」と厳しく言い捨てた。ノリヲは、すごく俯いてしまった
………。ごめんよーーー。
ノリヲは千葉大学卒業のエリート。教員免許だって持っている。去年戦力外となった斉藤が、筑波大卒という学歴がものをいってフロント入りしたのだから、ノリヲもぜひフロントに入れて欲しい。ノリヲがベガルタから離れちゃうなんて寂しすぎるよ。そして行く行くは東北ハンドレット(ベガルタ仙台の運営会社)の社長になるのだ。そうしたらノリヲの居室は、社長室ではなく仏殿と呼ばれることだろう(10/24 の進歩参照)。
ウバユリの論文を読んでいただいた原田さんからコメントが来た。いつもながら鋭いご指摘、ありがとうございます。
12/1(日)の進歩 戦力外通告 ベガルタ仙台が、九人の選手に戦力外通告を出した。守護仏
GK 高橋・お祭り男 FW 藤吉もクビだ。戦力的には納得。寂しいことは確かだけれど。なにしろこのままでは、仙台は来期の降格候補の筆頭。思い切った補強をして
J1 に定着できるようにして欲しい。
もう一つ大切なのは、ユース育成の充実。これは、清水監督も課題に掲げている。仙台のような貧しいクラブは、自前で選手を育てなくてはいけない。ところが、ユースチームからトップチームに上がった選手は今までに一人かそこらしかいない。戦力になった選手はゼロ。長期的視点に立って下部組織を鍛えないと
J1 への定着は難しいと思う。