「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況
若手研究者のお経
進行状況ホーム
5/31(月)
の進歩 土鍋
このところずっと、土鍋で炊飯をしている。お焦げが香ばしくてたまらないのだ。ただ一つの悩みは、鍋に白米がこびり付くこと。どうしても取
れないので、握り寿司ほどの量を諦めざるをえない。こびり付かない土鍋を探してみるも、「難しい火加減不要」などという余計な性能が付いている。私にとっ
ては、火加減の難しさに挑むことも楽しみの内なのだが。「強火で 15
分炊くだけ」なんて、炊飯器みたいだ。なんか、矛盾を感じる。一手間かけたいから土鍋で炊くのではあるまいか。
冨里・しもん・松原・黒川とそれぞれ個別に研究相談をした。みんな頑張って頂戴ね。
生物学科三年生向けの講義の準備をした。面白い論文を見つけたのだけれど、……… 小難しい。これをどうやってわかりやすく紹介するか。
5/30(日)
の進歩 希望が出てきた
日本代表がイングランド代表に 1-2 と惜敗した。韓国戦の惨敗で奈落の底に落ちたけれど、希望が湧いてくる試合だった。
今日は仙台に戻るのみである。2
時半過ぎに家にたどり着いた。薔薇がどうなっているのか気になっていたのだけれど、さほどは開花が進んでいなかった。スパニッシュビューティーとソンブレ
イユが何輪か開いているだけであった。スパニッシュビューティーの香りにうっとりした。
旅の疲れも何のそのと、庭仕事を始めた。芝刈りをしたり肥料をやったり薔薇の殺菌をしたりと。ぽかぽかと暖かくて気持ちよかった。
晩酌をしながら試合を見た。中村 俊輔が抜け、阿部
勇樹がアンカーに入っていた。選手の動きがきびきびしていて、攻守に良い感じであった。前半 18 分、 CK
から闘莉王が、意表を突く足のシュートで先制した。誰もがヘッドを警戒していた場面である。でもこういう隠し技は、W
杯本番に取っておくべきではなかったか?
後半、本気度を増したイングランドに逆転されてしまった。しかし、イングランドの猛者達に自分ではゴールさせないという意地を見せた(オウンゴール二
つ)。W 杯本番が楽しみになってきた。
5/29(土)
の進歩 築地で鉄弓を買う
昨日は吉祥寺に泊まった。今日は、夕方に暁子と会う。それまで何をしよう。まずは、築地に行ってみることにした。鉄弓という料理道具(魚等
を焼くときに使う道具)が欲しいのだけれど、ネットでは見つからない。築地でなら売っているだろうと思ったのだ。久しぶりに訪れた築地(場外市場)は、
すっかり観光地化していた。外国人や若い子が非常に多い。寿司屋の客呼び戦争もすごかった。あちこちに寿司屋があって、客を奪い合っている感じであった。
昼食には早いので、料理道具屋を探した。二件目の店で、鉄弓(正確には、その代用品だが)を見つけた。これで用は済んだ。その後、包丁屋を覗いたり、伏高
(通販で利用している乾物屋)を探したりした。吉野家も見つけ、「あの吉野家?」としばし悩んだ。
築地の吉野家。雰囲気がずいぶん違う。吉野家は築地が発祥の地だそうな。河岸で働く人に、旨く早く安い牛丼を提供しようとしたらしい。
昼時になり、海鮮丼を食べることにした。むろん、店に入ったりはしない。ローソンで白飯を、鮪専門店でトロの切り落としを購入し、自分で
海鮮丼にした。こ
うすれば、安くたくさん食べることができる。これが、市場を訪れた時の鉄則である。満足して、築地をあとにしたのであった。
横浜に移動した。待ち合わせ時間にはまだだいぶある。とりあえずそごうで時間を潰した。屋上に出てみると、マリノスタウンが見えた。あれが有名な。徒歩
圏内であったので、行ってみることにした。
すごい。フルコートが、天然芝のものが二面、人工芝のものが二面ある。クラブハウスも立派そうだ。さすが日本のトップクラブである。素直に羨ましく思っ
た。
横浜で暁子と落ち合い、木の花という店で会席料理を頂いた。とても美味しかった。また行きたい。
ナビスコカップ予選リーグ ベガルタ仙台 1-0 セレッソ大阪。密かに勝っていたらしい。よい子だ。
5/28(金)
の進歩 明星学園中学校で講演
横浜の暁子の実家にあんを預け、吉祥寺へと向かった。明星学園中学校で、先生方を対象に卒業論文の書き方を講演するのだ。実に久しぶりの吉
祥寺である。何がなんだかわからぬ喧噪であった。井之頭公園で寛いで、中学校へと歩いた。
中学校で、世話役の H 先生・校長先生とお会いした。そして、4 時から講演が始まった。出席者は 30
人ほど。校長先生もご出席であった。いつも通り、例としてあげた論文を出席者に順番に読んで貰いながら、講演を進めて行った。読む順番が校長先生に来た
時、校長先生に読ませてよいのかと思ったけれど、気にせず読んで下
さった。実をいうと、例にしたのはほとんどが、明星学園の昨年度の卒業論文集から取ったものである。しかもみんな悪い例としてであった。出席の先生方が指
導したものである。気を悪くされないかと心配していたのであるが、皆さん、気にせずに聞いて下さったように思う。
終了後、お寿司を御馳走になった。生徒の指導に関して真摯に議論する姿を見て、深く感じ入った。先生方って皆、生徒のことを真剣に考えているんだなあ
と。というわけで、H
先生をはじめ先生方、お世話になりました。中学生の文章に触れたことは新鮮な経験でした。楽しかったです。
5/27(木)
の進歩 犬付き掛け布団
昨日からあんが、掛け布団(人間用)を自分の物と思い込んでしまっている。きっかけは足ふきマットだった。もう就寝しようというとき、マッ
トを自分の物と思いこみ、呻りながら深く咥え込んで離さなくなった。面倒なので、あん(マット付き)を抱えベッドに入った。そして、あんが眠り込んだ隙に
マットを取った。翌朝目覚めたとき、あんは、呻りながら掛け布団を咥え込んだ。「自分の物を咥えていた」という記憶はあるようだが、何を咥えていたのかは気にしないみたいだ。2.5 m × 2 m
の物体(キングサイズ)に食い付き離れぬ犬一匹。深く咥え込んでいるので、無理矢理奪い取るのは無理だ。おやつで誘惑しても、頑として離そうとしない。仕
方ないので、そのままほって、私だけ朝食を摂った。様子を窺うと、掛け布団の横に座って私を見ていた(口からは離していた)。しかし、もう一歩近づくと、
慌てて掛け布団を咥え込むのであった。食べ物でもないのに、いったい何のために、掛
け布団を取られまいとするのか? またほっておいたら、15
分ほどして、脱兎のごとく階段を駆け下りて来た。そして、何もなかったように私の横にちょこんと座って、ご飯を待ったのであった。
マツハシの論文セミナー。200 年の間に遺伝的に分化したのならすごい。起源を知りたい。
ついで、イタポンと佐々木君のセミナー。今年もデータを取るべきではないか。二年分のデータになったら、ぐっと厚みが増すと思うけど。
明日から東京に出張する。明星学園中学校で、先生方を対象に論文の書き方の講演をするのだ。次回更新は日曜日か月曜日の予定である。
5/26(水)
の進歩 今夜は FC 東京戦
ベガルタ仙台は今夜、ユアテックスタジアム仙台に FC 東京を迎え撃つ(19
時試合開始)。ヤマザキナビスコカップの闘いである。東京は、このカップ戦の昨年の覇者だ。でも、気にせずに挑んで、何とか勝利して欲しい。選手もサポ
も、勝利に餓えているのだよ。
生物学科三年生向けの講義をした。二コマ目講義が休講だったので(私の講義は一コマ目)、どれくらい減っているかと思いきや。いつもより
7-8 人少なかった。減りすぎだよ。気持ちを強く持って講義に臨むも、全体的にどんよりとさせてしまった。記述の矛盾を
してきされてしまうし。参りました。
質問者御イニシャル:F. Y. 君・N. A. 君・S. T. 君
気になることがあったので、関連文献を集めた。しかしちょっとしか見つからなかった。あまり研究されていないみたいである。私にとっては気になる
トピックなのだが。
5/25(火)
の進歩 ベスト 4 の意味
我らが代表は昨夜、韓国に惨敗した。内容的にまったく良いところ無し。暗澹たる思いばかり募る試合だった。もう、中村
俊輔を切るべきではないか。現状では、単なる凡庸な選手である。
岡田監督は、W 杯でベスト 4 を目指すという。何の冗談か ………。しかし、冗談をあまり言いそうにない人である。ひょっとして、一次リーグ E 組でのベスト 4 を目指すという意味であったの
か?
辻褄がぴったし合いますな。
昨日檜の風呂桶のことを書いたのは、檜のまな板に憧れ中だからである。今は、固い合板(ひょっとしてプラスチック?)のまな板を使っていて、それ
が当たり前だと思っていた。木のまな板は使い心地が良いと知り、仕舞い込んでいた木製まな板(檜のものではない)を久しぶりに使ってみた。そうしたら、刃
がまな板に当たる時の柔らかさに驚いた。これならば刃を傷めることもあるまい。そして一挙に、檜のまな板への憧れが芽生えたのだ。檜の風呂桶よりははるか
に安いので、買っちゃおうかな。
論文を書いていて、Mathematica
プログラムのバグに気づいた。結果にはまったく影響しない些細なものである。でも直さないとまずい。地道に直して、締めの計算に取り組もう。
名簿を見た。改めて思い起こす怒り(4/1)、怒り(1/7)。
5/24(月)
の進歩 通販で檜の風呂桶
檜のお風呂の通販。なん
か可笑しい。クリックして
みると「カゴに入れる」とあったので、とりあえず、合わせて三つほど入れてみた。
こんな風にして檜の風呂を買う人がいるのであろうか?
日本代表は今夜、韓国代表と埼玉スタジアムで闘う。国内最後の強化試合である。双方共に海外組を揃え、ベストの布陣で臨むことになるだろ
う。絶対に勝って、スイス合宿に景気よく出発して欲しい。
今日は、「肌寒い」を通り越して「寒い」だ。暖房が欲しい。なのに、T シャツ一枚で元気にしている黒川。研究相談のため 30
分ほど話をしたのだけれど、半袖姿を見ている私の方の具合が悪くなってきた。寒さの「視覚的影響」やもしれない。
生物学科三年生向けの講義の準備をした。「植物における性表現」という話をする。去年の記録を見ると、「10 人くらい寝ていた」とある。こ
りゃ、覚悟を決めて臨まねばなるまい。
5/23(日)
の進歩 肌寒い
昨日の暑さはどこへやら。今日は肌寒い。霧雨も降っている。そんな中、薔薇の世話に精を出してしまった。蕾の付いていない枝を剪定したり、
混み合った枝を整理したりしたのだ。蕾の状態は、花色が見え始めた物からまだまだ小さい物まで様々だ。来週後半に咲き始めるかもしれない。去年の開花は
5/12 であった。今年は異様に遅い。
久しぶりに天丼を食べようと、一番町の天松に行った。天麩羅を揚げる手元を観察。職人の技って、鮮やかで格好いい。ついで、ブルックスブラザーズ
で夏物を買った。しかし、今年は夏が来るのか?
今夕も、豪華に晩酌をした。鰆ってほんに美味である。刺身にしてもよし、焼いてもよし。堪りませぬな。
5/22(土)
の進歩 くらくら
朝食を摂ったというのに、直後から異様な空腹に悩まされた。「ただ単に食べた量が少なかったのでは?」と思われるかもしれないが、いつもと
さして変わらぬ量であった。芝刈りをしながら、座り込んでしまいたい気分になった。しかしまだ 9 時。10
時半まで我慢して、昼食がてらガーデンガーデンに行くことにした。早めの昼食を摂るも、身体感覚が復調しない。くらくらして、この場に倒れるかもしれない
と思った。さらには、今夜あたり死ぬかもと思った。糖分を補給するた
めソフトクリームを食べてみた。昼過ぎに、這々の体で帰宅。家で過ごす内に、体調もいつの間にか戻っていた。
いきなり初夏の陽気だ。今年初めて半袖で過ごした。薔薇の蕾もたくさん出来ている。相当な数だ。咲いたら圧巻かも。今から楽しみである。
などと愛でていると、うどんこ病を発見した。しょうがない、薬剤散布をするか。今季初である。「やってもやらなくても一緒ではないかと思う、なんとな
く」などと思考しながら、薬剤をかけていった。病気にならず、立派な花を咲かせるように。
5/21(金)
の進歩 娑婆に戻る
「うっそーー」と思う方もいるかもしれないが、昨日まで八日間連続で禁酒をした。こんなのは、酒をたしなむようになって以来初めてである。
晩酌をせずに過ごす週末の、なんと味気なかったことか。休んだ気がしなかった。胃炎もそろそろ時効ということで、本日から飲む。娑婆に戻る気分である。朝
市に行って、本鮪大トロを買って来よっと。
ベガルタ仙台 MF 梁が、北朝鮮代表に合流するために出国した。招集されたのは 24 人。W 杯への出場登録をされているのはその内の
23
人である。梁がただ一人漏れている。だから、登録メンバーが怪我をしたり不調に陥ったりしない限り、梁が代わりに登録されることはない。このままでは、南
アフリカまで行って、選手登録もされずに帰ってくることになる。練習中に他の選手を削ればいいじゃん合宿で猛アピール
して、登録を勝ち取って欲しい。
しかしこっちは大丈夫なのか。韓国軍哨戒戦の沈没原因発表を受けて、北朝鮮が、「戦争局面」を宣言したらしい(聯合
ニュースより)。両国とも W 杯に出場するというのに。まさかボイコットしないだろうな。それ以上に、まさか本気で戦争しないだろうな。
明星学園中学校で行う「論文の書き方」の講演の準備を終えた。五日間もかかってしまった。でも、それがプロの仕事だ。万全なる準備をして本番に臨
む。それが出来なければ、論文の書き方やプレゼンの仕方の講演をする資格などない。
せっかく準備をしたのだから、一校のみで終わらせるのはもったいない。他の学校でも講演してみたくなるワタクシ。
5/20(木)
の進歩 土鍋で炊飯
昨夕、土鍋で米を炊いた。分とく山の野崎さんの本を読んで、その炊き方の再現を試みた。美味しかった。久しぶりに、お焦げの香ばしさを味わ
うことが出来た。炭も味わったのであるが、つまりは、お焦げを超越した黒さを実現したのであるが、初回としては上出来と思う。次回は、吹きこぼれの監視体
制を強め、理想のお焦げを実現したい。
嬉しさのあまり、お櫃を注文してしまった。土鍋で炊いてお櫃に移す。なんと日本的で美しいことか。
昨日(講義があった)は、体重が半日で 1.4 kg 減った。やはり、講義をすると体重がかなり減るのではないか(5/13
の進歩参照)。講義の日に体重ががくんと落ちて、それから一週間かけて盛り返す。そんなことを繰り返しているのか。講義に出ている学生は、よーく
観察すると、最初と最後で頬の痩け方が変わっていることに気づくかもしれない。
みっちーの論文セミナー。パラメータを取ってきてモデルに当てはめ「予測」を出すなんて、全然信用できない。そのやり方が正しいことを検証して欲
しい。しかし、検証しようともせず、正しいと思いこんでいるんだよね。
明星学園中学校で行う講演の準備は 3/4 ほど終えた。あと一息だ。明日中に何とかしたい。
5/19(水)
の進歩 わくわく
今日の夕飯を今から楽しみにしている。どうしてかというと、土鍋で米を炊くことに挑戦するからだ。炊飯器の内釜のフッ素加工が剥げたので、
買い換えも検討していた(4/18 の進歩参照)。情報をいろいろと調べているとき、土鍋で炊く
ということも目にしてはいた。しかし、炊飯器に集中していたため、土鍋炊飯のことは意識に入ってこなかった。なのに、「お焦げ機能のある炊飯器が良い」(注;土鍋ならお焦げ付き放題)と盛り上がって
いたのだ。ところが昨日はたと気づいた。我が家にある土鍋で炊いてみればよいのではないか。その昔に登山をしていたので、鍋での炊飯経験はある。だから
やってみよう。はたして上手く炊けるのか。しばらく懲りそうである。
生物学科三年生向けの講義をした。「親子の対立・雌雄の対立」という話だ。今日はいっぱい寝かせた。出席者もいつもより少なかった。今季最悪の出
来(今のところ)であった。来週は、二コマ目の講義が休講らしい。私の講義は一コマ目。どれくらいの学生がわざわざ来てくれるのか。
質問者御イニシャル
D. K. さん・F. Y. 君・N. N. 君。一人漏れているような気が。他意はなし。すいません。
三年生が一人、研究室見学に来てくれた。精一杯、我が研究室の魅力を伝えたつもり。
明星学園中学校で行う講演の準備を続けた。半分くらい出来たか。
5/18(火)
の進歩 実習二日目
今日も、生物学科三年生向けの学生実習をした。カタクリ種子の乾燥重量を量ったり、アオキの分布解析をしたり、性比の検定をしたりと色々で
あった。皆、楽しそうに一所懸命にやってくれた。あとは、データを詳しく解析してレポートを書くのみである。7/30(金)までに私の部屋へ提出して頂
戴。
明星学園中学校で行う講演の準備をした。大体の方針が立ったので、ばりばりと進めることが出来た。乗りさえすれば、私は速いのだ。今週中に準備を
終えてしまいたい。
5/17(月)
の進歩 実習一日目
生物学科三年生向けの学生実習をした。四月にマーキングしたカタクリを回収して、種子生産を調べるのだ。今年の結実率はまあまあであった。
しかし寒い日が続いたせいか、種子が未熟であった。成熟には、もう 2-3
週間かかるであろう。やむなしということで、解析を進めるしかあるまい。同時進行で、アオキのデータ解析もして貰った。みなさん、お疲れ様でした。明日も
頑張ってね。
明星学園中学校で行う講演の準備を始めた。卒業論文集を送って貰ったので、つらつらと読んでいる。そりゃまあ、改善すべきと思う点はたくさんあ
る。しかし、中学生にどこまで求めるべきなのか。悩みますな。方針が決まらないと、PowerPoint ファイルの作成も遅々として進まない。
これで私は、社会人・大学院生・大学生・高校生・中学生を対象に、論文の書き方の講演をした(する)ことになる。小学生と幼稚園児対象の講義をしたら、
完全制覇だ。ギネスに載るかも。
5/16(日)
の進歩 禁酒四日目
先週の木曜日から禁酒をしている。胃の検査前日(木曜日)はさすがに控えたし、胃炎と診断された金曜日以降も飲んでいない。食間に胃の薬を、食中に酒をという生活はさすがに気が引けるからだ。それに、心
配して
下さっているメールも頂戴した。ありがたや。だから、来週末までは禁酒を続けるつもりだ。今宵は、和室の上座に一人座り、一汁三菜の正しき食事を頂いた
(いつもは、居間でテレビを見ながら食べる)。「おお、日本人」という感じで良かった。
休日というのに研究室に出た。生物学科三年生向けの講義の準備を済ませておきたかったのである。28
日に明星学園で講演をするのだけれど、その準備が大変そうなのだ。学生実習等があり、準備時間もままならない。だから、他の仕事を少しでも済ませておきた
かったのだ。これで、明日明後日の午前中は、講演準備に没頭できる。それだけでも、精神的にずいぶんと楽に感じる。
予防接種のため、エビス動物病院にあんを連れて
行った。フィラリアの薬も貰った。この病院は、鈎取に住んでいた時に開院した。ちょうどあんを飼い始めた時だったので、主治医になって貰った。今の家から
はけっこう遠い。でも、良い先生なので、そのまま主治医になって貰っている。
5/15(土)
の進歩 引き分け
ベガルタ仙台が浦和レッズと 1-1 で引き分けた。これで 8 戦連続勝ち無しである。
試合は夕方から。昼前に、積水ハウスの「住まいの夢博
2010」に行った。なんか、こういうのが好きなのである。会場では、我が家の営業担当だった方と設計担当だった方にお会いできた。網戸の張り替えの実演
なども見学。なにしろ、怪獣が一匹いるので、網戸に隙間が出来ている。どうにかしようと思っていたところだ。警備会社のブースにもちょっと心を惹かれた。
町内の家に泥棒が入ったという話を二度ほど聞いたのだ。月額 7000
円くらいで導入できるという(泥棒ではなく警備システムを)。ちょっと悩みますな。ただし、会場での最大の悩みはこれであった。
キッチンの展示ブースにて。流しにおもむろに置かれた孫の手。
宮城スタジアムへと移動した。アウェー側入り口の方からスタジアムへと向かったせいもあるが、浦和サポだらけであった。
利久の牛タンを食べようと並ぶ浦和サポ。牛タンを敵サポに食べられた時点で、我がクラブの旗色は悪化の一途であった。
スタンドのアウェー側も、浦和サポでびっしりだった。
仙台のコアサポ部分よりも多い。悔しいかな、浦和の半ホームという状態になってしまっていた。前回 J1
にいたときは、「(宮城スタジアムでは)アウェーを感じた」と浦和サポに言わしめたというのに。
試合内容でも圧倒された。仙台のエリア内に何度も侵入してくる。ゴール前で何が何だかわからない状態になり、辛うじてボールが弾き出されるということが
続いた。しかし前半 28 分に、何が何だかわからないままゴールに入り、0-1 とされた。正直、このままボコボコにされるかと思った。ところが前半
35 分、梁が FK を直接決めて 1-1
となった。その後も死力を尽くした攻防が続いた。浦和ほどではなかったが、仙台にも好機はあった。浦和としては「勝たなくてはいけなかった試合」、仙台と
しては「勝つことも出来た試合」であった。しかし結局、1-1
の引き分けに終わった。浦和サポはブーイング。ペットボトルまで投げちゃう人がいた。それはいかんよ。
これで 8
戦未勝利である。二ヶ月の中断の間に手を打たないと。ともかくも、フェルナンジーニョを先発に使うべし。中島では、ボールがちっとも収まらないんだもん。
5/14(金)
の進歩 胃炎
休暇を取って、胃の内視鏡検査に行った。生涯二度目の経験である。前回さほど苦しい思いをした記憶がないのだけれど、「大学の先生はどうの
こうのだ」と言われ、安定剤を注射して朦朧とした状態で検査することになった。確かに、咽に当たる部分がちょっと痛かったことを除いて、楽に終えた。前回
の時は、友人の親戚の医者を紹介され、友人と共に診察に行った。そうしたらその医者、友人を内視鏡検査室に入れ、私の内視鏡の映像を見せながら、「ここが
○○ですよ」などと解説を始めた。内視鏡を差し込まれている私(楽な状況とは言い難い)は、「いい加減にしてくれ」と思ったものである。今回は、検査時間
自体も短かった。安定剤から回復するまでしばし休息。医師から結果を聞いた。開口一番、「ただの胃炎です」であった。赤い部分があって炎症は起きていると
いう。しかし、重篤な状況では全然ないそうだ。ほっとした。「祝杯を上げていいですか?」と聞いたら、「駄目」とのことであった。「胃炎だぞ、こら」とい
う感じ。
というわけで、ご心配下さった皆様、どうもありがとうございました。今回は(と、自戒)、胃炎ですみました。
帰りに、ガーデンガーデンに寄った。和室前のエゴノキが枯れてしまったので、ナナカマドを植えようと思ったのだ。2 m
ほどの高さの個体があったので購入。帰宅後植え付けた。立派に育つように。
5/13(木)
の進歩 うーむ
激しい運動をしたわけでもないのに、体重が半日で 1.9 kg
減った。昨日の朝から夕方にかけての減少である。そんなことってあるのか? 1.9 kg
の焼き肉を想像してみてくれ。昨日は講義をした。確かに講義は、精神的にも肉体的にも疲れる。しかしそうは言っても
………。そういえば、講義のない日に、半日で 0.7 kg 減少したことがある。講
義で 1.2 kg 減少したとするならば、まさに身を削っての講義、学生は有り難く拝聴すべきではないか。このところの体重減少の原因
は、新学期になって講義が始まったためであるやもしれない。
というわけで、明日は胃の検査の日である。日記が更新されなくなったら、とんでもねー結果が出たと思って頂きたい。
いたぽんの論文セミナー。確かに、Ecology に載るとは思えない論文であった。
つづいて、松原と小野寺のセミナー。卒業研究を紹介してくれた(二人とも他大学出身なので)。お疲れさまでした。
論文のイントロがだいたい出来上がった。ひとまず寝かせて、図作りに移ろう。
5/12(水)
の進歩 吃驚
今朝の NHK 全国ニュースで、ベガルタ仙台 MF 梁
勇基が北朝鮮代表に選出されたことが大々的に報じられていた。記者会見の映像つきだ。全国ニュースだよ。凄い。川崎フロンターレの FW
鄭 大世と大宮アルディージャの MF 安
英学も選出されたのに、彼らのことはちょっとしか触れなかった。どうしてだろう。仙台サポとしては、梁を特別扱いしてくれて嬉しい限りだけれど。
ただし、今回選出されたのは 24 人、その内の 23 人が最終的に選出される。「喜
んだと思ったら」という落ち(文字通り)が待っている可能性もあるので、合宿を全力で頑張って欲しい。そして、晴れの舞台で闘う姿を私たち
に見せて欲しい。
生物学科三年生向けの講義をした。植物における性淘汰という話だ。みな、ちゃんと聴いてくれていたように思う。寝ている人もほとんどなかったし、
質問もたくさん出たし。毎回こうなるように頑張ろう。
S 君からの質問への回答を一つ保留してしまった。元論文を確認したところ、開花3-4
日目の柱頭では、発芽するものの花粉管の成長が悪く、受精には至らないとあった。つまり、柱頭が花粉を受け入れ可能なのは、実質的には開花2日目までとの
ことである。
質問者御イニシャル。本日多数につき漏れているかも。他意はなし。ご容赦。
D.K. さん・I.M. 君・M.H. 君・N.A. 君・N.H. 君・O.R. さん・S.A. さん・S.T. 君・T.T. 君・Y.R.
君
論文の執筆のため文献を読みふけった。だいぶわかってきた。それにしてもかのお方(その分野をリードしている方)、慎重だねえ。私のいい加減さを
分けてあげたい。ぶたれそうだけど。
5/11(火)
の進歩 明星学園中学校で講演
今月 28
日に、東京の明星学園中学校で講演をする。「卒業論文とは何か」を話して欲しいとのことである。三年生に卒業論文を書かせるという進歩的な取り組みをして
いるそうなのだ。ただし、講演相手は生徒ではなく、指導に当たる先生方である。さて、どんな講演にしようかと、今日から本格的に考え出した。大学での卒研
の話だけをすればよいというわけではないであろう。やはり、中学生を意識した話にしたい。中学生に徳川幕府の埋蔵金の話が通じるのかと思いつつ、「対象は先生だった、な
らば通じるだろう」などと思索するのであった。
午前中は講義の準備をした。内容も増やした。ただし、25 分も補えるかどうかは疑問である。
その後、論文の執筆をした。モデルの説明はだいたい出来たので、イントロの執筆に戻った。改めて文献を読み直し、改めて苦悩に陥った。うう、種子
植物の系統の大変革が恨めしい。
5/10(月)
の進歩 日本代表発表
今日は、13:40 から月初め談話会をした。いつもとは逆に、上の人から話していった。四年生や修士一年生の場合、一人 30
分くらい議論する可能性があったためである。なぜそれが不都合であったのか? 14:00
に中断し、日本代表の発表を見たかったのだ。というわけで、私・みっちー・いたぽんが手早く報告を済ませ、代表の発表会見を待った。サッカー協会幹部の挨
拶の後、岡田監督がメンバーを読み上げていった。GK 川口が選ばれて吃驚。長らく怪我をしていて、J
リーグにも出ていないのに。そういえば数日前の記事で、盛り上げ役を選ぶと
報道されていた。それって川口? FW に、森本と矢野が入ったのもちょっと意外に思った。元仙台戦士の佐藤 寿人は落選。残念だ。
我らが 23 人の戦士達よ。君たちに、全日本人の希望が託されている。思い切り暴れて、ぜひともベスト 4 入りして呉れたまえ。
生物学科三年生向けの講義の準備をした。「植物における性淘汰」という話をする。去年の記録を見ると、「講義時間が 25
分余った」とある。そこで、いくつか新しい内容を付け加えることにした。
5/9(日)
の進歩 惜敗
ベガルタ仙台が名古屋グランパスに 1-2 で敗れた。内容的には良かっただけに悔しさ倍増である。
試合は昼過ぎから。午前中は芝刈りをして過ごした。今年は芝の生長が遅く、未だにまだらである。早く一面の緑になって欲しい。チューリップは盛り
を過ぎた。でも、出来るだけ長くそのままにして(光合成させるため)、来春も花が咲くようにしよう。かたや、林床は花盛りである。チゴユリとか、あちこち
で咲き乱れている。
昼前に、ユアテックスタジアム仙台へと向かった。今日はマツハシと一緒に観戦する。愛知出身で、高校時代に楢崎の大ファンだったとか。昨日部屋に
飛び込んで来たのも、今日の試合の当日券を買えるかと聞きに来たのだった。ならばと、私の隣の席を授けることにした。
試合が始まった。名古屋の選手はみんなでかい。さらには技術もスピードもある。名古屋が支配気味に試合が進んだ。前半 38 分、仙台 DF
エリゼウと名古屋 FW ケネディがエリア内でもつれて倒れた。と、なぜか PK の判定。いったいどこが反則?
訳がわからない。いや、ある意味「わかる」。主審が、かの岡田 正義なのだ。晩節を汚しまくっている人物である。PK をケネディに決められ
0-1。後半になると、仙台が攻勢を取るようになった。そして後半 39 分、FW フェルナンジーニョが決めて 1-1
となった。久々の流れの中からの得点である。その後、サポと選手が一体となって猛攻を仕掛けた。逆転の期待が高まった。ところが、後半 44
分にケネディに決められ、1-2 で敗れてしまった。
悔しい。名古屋の GK
が楢崎でなかったら勝てたかもしれない。「入った!」と思ったシュートを二回も弾き出されてしまった。ちなみに、フェルナンジーニョの得点の時は「入っ
た!」と思わなかった。だから楢崎に責任はない(と、訳がわからないことを)。
岡田主審、さっさと引退すべきである。独善王となってしまっている。手倉森監督も、「あれがPKなら至る所でPKになる」(サ
ンスポより)と怒っている。実際には、ペナルティエリア以内でしか PK
にならないのであるが、監督が言いたいことはよくわかる。試合が終わって審判団が引き上げるとき、「下手くそ」というヤジが観客から飛ん
だ。と、岡田氏は、立ち止まって睨みつけてい
た。まともな審判なら平然と受け流すはずである。ところが岡田氏は、喧嘩を買うような態度だった。審判に一番大切な冷静さを失っている。
帰宅後、一人で残念会をした。胃の調子が悪いというのに(5/6 の進歩参照)、三晩連続の晩酌だ。14 日の検査でまずい結果が出たら一生飲めなくなるかもしれないので、今の内に飲んでおくと
いうポジティブ思考である。
5/8(土)
の進歩 明日は名古屋戦
ベガルタ仙台は明日、ユアテックスタジアム仙台に名古屋グランパスを迎え撃つ。これまた強敵である。しかし負けるわけにはいかない。サポー
ターの力で勝利に導こう。
前節を腰痛で欠場したエリゼウは、すでに復調しているらしい。しかし監督は、エリゼウを今節も起用しないそうな。前節に出場した守備陣が無失点に抑えた
ことを評価しているらしい。しかしそれは FC
東京の平山くんが(5/5
の進歩参照)。エリゼウを使わないなんて考えられない。うちの監督のすることはどうもわからない。フェルナンジーニョも使わないし。
素晴らしいニュースが飛び込んできた。我らが梁が、W 杯の北朝鮮代表に選出されたようだ(朝日新
聞より)。今朝の紙面で見て、思わずガッツポーズをしてしまった。誠にもって目出度き話である。梁が出るのなら、北朝鮮も応援するぞ。
生命科学研究科の入試説明会があった。午前中は、全体説明の会場で、ポスターで研究室紹介をした。説明を聴きに来た学生は五人ほど。午後は、研究
室に戻り、研究室訪問に来る学生を待った。しかし来客なし。扉を景気よくノックする音が聞こえたので、元気一杯の学生が訊ねてきたのかと思ったら、マツハシだった。
5/7(金)
の進歩 ポスター
明日は、生命科学研究科の大学院説明会の日である。各研究室が、研究内容を説明するポスターを貼って学生に説明するのだ。内のポスターは
みっちーが作ってくれる。でも、「なぜ、ベガルタ仙台は強いのか:勝利を呼ぶ牛タン
定食仮説の検証」のポスターを貼りたい(これ)という思いが三割ほどある。
今日も不調だ。胃の辺りの張りがすごい。いったいどうなっているのやら。
論文を執筆していて、モデルを部分改良するべきと気づいた。本質にはほとんど影響しないことだけれど、モデルに一貫性を持たせるために必要であっ
た。しかし、改良そのものには頭を使った。何度も考え込みながら、慎重に改良を進めていった。折しも将棋名人戦の最中だけれど、棋士の思考過程もこんな感
じ?
でも棋士は、ひとたび指してしまったらやり直しがきかない。こちらは、実行してみては修正することが出来る。その点は気楽だ。ひとたび投稿したら修正がき
かない点は同じか。<---- 修正も却下、「レジェクト!」となる
5/6(木)
の進歩 不調
心身とも不調だ。ここ5-6ヶ月かけての体重減少。昨夕の空腹時には 59 kg
になっていた。こんなの学生時代以来である。昼食を弁当にして以来、食べる量が減っているためやもしれない。しかし胸焼けはするし、腹部膨満感もある。今
日の昼食後は、腹部の張りに耐えられなくなった。これはまずいと、病院に行くことにした。ネットで調べたところ、仙台胃腸クリニックというのを見つけた。
診療科を消化器に絞っているところに専門医としての誇りを感じた。自宅からもさして遠くない。早引けして、診て貰うことにした。行ってみると、内視鏡診察
の専門病院であった。なんとまあぴったりなことか。問診後、内視鏡検査の予約をした。最速でお願いし、来週の金曜日になった。単なる飲み過ぎか、単なる胃
炎か、風邪による胃弱か、あるいは ………。期待するでない。
5/5(水)
の進歩 御の字の引き分け
ベガルタ仙台が FC 東京と 0-0 で引き分けた。団結して引き分けに持ち込んだという内容だった。
試合は午後から。toto を買ってやろうと、toto のページに入った。女神のアドバイスというものがあったので挑戦してみた。女神に、「6億円があれば愛なんていくつも手に入れられるし、豪華な新築一戸建てを建て
て、高級車を2、3台買って、貴金属やブランド品を購入しても、十分にお釣りが来ますよ」(太字は私)と励まされた。女神の言うことか。さらには、「
金運を引き寄せるためにも、玄関をキレイにお掃除しましょう。ピカピカの玄関から6億円が
やって来るかもしれませんよ!」「
あなたの今週の幸運の方角は北西で、BIGを買うべき時間は10時〜17時の間で
す」と助言された。注意書きとして、「
アドバイスに従っても思うような効果が得られない場合がありますので、あらかじめご了承ください。」とあるのが素晴らしい。効果がある場合
もあると思っているのか?
試合が始まった。BS TBS
で応援した。まずは、やまや・阿部蒲鉾が全国放送に映されていることに感動した。これらのスポンサー様のことを、県外の方はどれくらご存じか。「いや、阿
部蒲鉾はテレビで CM している」などと、宮城でやっている CM
は全国でもやっていると思っている目線であった。かたや試合の方は、FC
東京が確実に支配していた。でも、平山君が無人のゴールへのシュートを外したりと、なぜか 0-0 のまま進行した。仙台も、FW
中原のシュートがポストに直撃するなどした。でも、仙台の決定機はこれ一回だけだった。東京の決定機に目をつぶる場面ばかりが続いた。しかしついにゴール
を割らせずに、0-0 で試合を終えた。
解説の金田さんは、東京のプレーの精度の低さを指摘していた。センタリングやシュートがちょっとずつずれていると。しかし仙台はそれ以前の問題だった。
トラップ・パスといった基本的なところの精度が低く、ボールを相手にすぐに渡してしまう。パスワークで相手を崩すことなど皆無。点が入る気がしない。そん
な中、守備に奮闘して無失点で終えたことが光明だ。中断まで残り二試合である。二つともホーム戦なので、サポの力で勝たせるしかあるまい。
5/4(火)
の進歩 明日は FC 東京戦
ベガルタ仙台は明日、敵地にて FC
東京と闘う。三連敗のあとようやく引き分けた仙台。かたや東京も不調らしい。平山が監督に叱られているとか。とはいっても、そもそものレベルが高い。全力
で挑んで、何とか勝ち点を上げて欲しい。
じっと、あんの頭を撫でる。
5/3(月)
の進歩 無題
何もすることがない。いや、何をしたいのかわからない。とりあえず、泉パークタウンに行ってみた。庭を見物でもしようと思ったのだけれど
………。パークタウン内を車でちょこちょこ走って終わり。帰り道に、フジザキフードマーケットに寄った。これとて目的がわからなかった。いぶりがっこを試
食し、そのくせ店内を長い間うろついて終えた。前谷内屋にも行った。これは目的が明確だった。昼食に蕎麦を食べるためである。生存本能の部分はまだ健在の
ようだ。
掃除をしながら、ほんの少し模様替えをした。家具の配置を変えたわけではない。装飾品の置き場を変えてみたのである。飾りながら、さしてお洒落に
ならぬ様子に、自分ってつくづく駄目だと思った。
5/2(日)
の進歩 休肝した理由
連休中にも関わらず今日は休肝日にした。その理由は? 今
朝作った味噌汁の量が多かったためである。煮物に使おうと出汁を引いたところ、なぜか多量に余った。それを全部味噌汁にしてみたら、当然の
ことながら味噌汁も多量に出来た。そこで、夕食にも味噌汁をいただこう、一汁三菜の健全なる夕食を摂ろうということになった。微妙に引っかかりを感じる論
理かもしれないが、「良い思いつき」と私は思ったのさ。
ウッドデッキと野外用の机・椅子の塗装をした。年に一度は塗り直すと良いらしいのだ。机・椅子は、これまではずっと物置にしまっておいたものであ
る。それでは出し入れが面倒なので、外に置きっぱなしにすることにした。そうしたら色褪せてしまった。ま、こうして塗装を繰り返せば、使い古した風情が出
てくるというものよ。
作業後、あんの散歩に出た。今日は、五丁目・六丁目に行ってみた。こちらに来るのは久しぶりである。シバザクラが満開で綺麗だった。桃色のシバザクラ。
桃色のシバザクラ。次の庭も桃色のシバザクラ。次の次の庭も桃色のシバザクラ。次の次の次の庭も桃色のシバザクラ。???? なんでみんな桃色なんだ?
白とか紫もあるのに。我が家のあたりでは白が多いのに。真剣に考え込みながら、次々に現れる桃色のシバザクラを眺め歩いたのであった。
NHK BS1 の「日本サッカー 50
年史」を見た。今日から五夜連続でやるらしい。今夜は、メキシコ五輪で銅メダルに輝くまでの物語であった。左ウィング(4-3-3 システムの左
FW)杉山とセンターフォワード釜本の黄金コンビがいかにして誕生したのか。面白かった。我が無知を恥じつつ驚いたのは、杉山が右利きということであっ
た。中盤の左サイドの選手が右利きというのはわかる。切り返して右足でセンタリングを上げることも多いから。しかし、左ウィングが右利きとは。ゴールライ
ン近くまでドリブルで切り込んで、そこからそのまま左足でセンタリングを上げるポジションではないのか?
なんで、素直に右ウィングにならなかったのだろう? 謎だ。
5/1(土)
の進歩 引き分けることが出来た
ベガルタ仙台がセレッソ大阪と 1-1 で引き分けた。引き分けることが出来たという感じである。
試合は午後から。それまでは庭仕事をして過ごした。まずは、今季初の本格芝刈りだ。伸びている部分と伸びていない部分の差が激しく、かつ、伸びて
いる部分の面積が増えてきた。そこで、芝刈り機で一挙に刈ってしまうことにした。すっきりして気持ちが良い。早く、全面が伸び出して欲しい。その後、芝や
高山植物に肥料をやったり、渓流の水流を調整したりして過ごした。ポンプで水を循環させ渓流に水を流しているのだけれど、ホースの内側に藍藻(?)がこび
り付いてすごいことになっていたのだ。おかげで水流が弱くなっていた。ホースを外側からしごいて藍藻を剥がし、水をジェット水流で流し込んだら綺麗になっ
た。しかしこれは、藍藻の繁茂を防ぐ対策を練らないといけないな。
昼食後、ユアテックスタジアム仙台へと向かった。泉中央の藤崎で食器を衝動買いするなど、連休にふさわしいことをしてからスタジアムに入った。
試合が始まった。さすがセレッソ、すさまじい攻撃であった。香川・乾・家長のトリオが要なのかと思いきや、ボランチのマルチネスが攻撃の要だった。彼の
球配り、すごい。前半は、セレッソの良いところばかりが目立っていた。0-0 のまま何とか終えた。後半 8 分に仙台は、MF 太田に替えて MF
関口を投入した。これで俄然勢いが出た。関口のスピードとドリブルが活きた。そして後半 17 分、CK のこぼれ球を DF
鎌田が豪快に決めて仙台が先制した。後半に盛り返したとはいえ、先制点を取れるとは思っていなかった。「ひょっとして勝てる?」という気になっていた後半
29 分、関口のパスミスから速攻を受け失点してしまった。その後も攻め合いが続くもゴールを割ることは出来ず、1-1 で試合を終えた。
内容的にはセレッソが上だった。でも先制点を取ってしまった。おかげで引き分けることが出来た。せっかくだから勝ちたかったけれど。
それにしても
………。我がクラブはやはり降格候補の一角だなと思ってしまった。どの試合も内容的に負けているし、これからの対戦相手だって見上げるような相手ばかりだ
し。しかし。頑張るしかあるまい。フェルナンジーニョを先発で使えよ。