ぐるグルドライブクイズround14「甘利山再訪、からの北杜で歴史を手繰る旅」(公開中)
コースガイド
S-1CP |
双葉スマートICからほど近い赤坂総合公園、通称ドラゴンパーク。その龍にちなんだクイズを1つ、もう1問は展望塔1Fの展示室を使うつもりでしたが、早朝スタートの方を考慮し差し替えました。ICに近いしクイズネタは豊富だし駐車場は広いし、ここはまた使うかもしれません。 ちなみにこの近くの高速道路沿いにサンリオ博物館の建設が予定されているのですが、創業者が山梨県出身の縁だそうです。 コースはまず甘利山へ向かっていきます。甘利山入口という交差点までに1CPを置こうと捜したところ、ちょっと変わった場所に設置しました。恐らく旧舩山橋が架かっていたであろう場所で、今となっては川に向かって道が途切れているような形になっています。途中ODに適した場所がなかったので、1CP兼ODという形にしました。 |
1-3 CP |
いよいよ甘利山へ上っていきます。昔は全線ダートでしたが、いまはきれいに舗装されています。甘利山が観光スポットになるとは驚きですが、確かに平野部34度でも頂上では涼しかったので、キャンプ場向きなのかも。そのおかげで一般車も結構走っており、道幅が狭い箇所もあるので注意して走行してください。 この間一本道なので、コマ図はありません。コマ図間距離が20キロ以上というのは珍しいかも。 |
3-5 CP |
甘利山駐車場のさらに先へ進む道は、一般車は殆ど通らないものの、やはり道幅が狭い箇所が多いので引き続き注意してください。距離的には下りの途中にCPを置いてもよかったのですが、出題ネタもなく結局下山したところで4CPとしました。4CPの直前は今回唯一のダートがありますが、路面は荒れておらずノーマル車で問題ありません。 5CPは水車公園なのですが、クイズはこの場所に加え、近くの萬休院からも出題しています。コマ図を参考に車で移動してください。かつてここにあった舞鶴松は威風堂々としたものでしたが、現在は3代目で植樹から20年も経っていません。かつての威容になるまでには数十年、いや数百年かかるのかも。 舞鶴松に関しQ-Jを出題しましたが、ここは左右の位置関係だけを問うています。実際の撮影地点は前後にも少し移動が必要かもしれませんが、そこは無視して解答してください。 |
5-7 CP |
水車公園に戻って再スタート後は、ショートCPが連続します。6CPは武川町農産物直売センター。極上のトマト、自家製納豆、幻の武川米など、気になる商品が並んでいます。隣にはセブンイレブンもあるし、コース後半も林道が多いことを考えると、ここでお土産や食料調達をした方が良いでしょう。 お店紹介 「武川町農産物直売センター」(6CP) 店舗としてはこじんまりとしているが、もし「中込さんのトマト」を売っていたら買うべし。甘くて絶品。トマトにはこだわりがあるようで、他にも数種類のトマトが並んでおり、小さいピーマンのような形のトマトも美味しかった。 9:00-17:30、年内無休 7CPへ予定したルートは通行止めで仕方なく迂回してオオムラサキセンターへ。とある山梨県のインフルエンサーのお勧めに従ってCPに採用。ただしクイズは駐車場付近や奥の自然公園から出題したので、本館展示に立ち寄らないことに。なので興味のある方は本館を訪れてください。 |
7-8 CP |
7CPからは先ほどの迂回の関係で同じ道を途中まで戻り、その後は最短ルートで次のCPへ向かうためにコマ図が連続する区間になりました。特に20図すぐ先の逆トを直進しないよう注意。直進の対向車用の停止線があることから、道なりは左折方向となります。また20図以降は信号も一時停止もない交差点が幾つかあるので、注意して走行する必要があります。 やがて見晴らしのいい場所にある梅ノ木遺跡に到着して8CP。ガイダンス施設はコンパクトですが、解説パネルに書かれている内容は実に興味深い。またここでは(晴れていれば)雄大なパノラマが眼前に広がっているのでお見逃しなく。 施設紹介 「梅の木遺跡」(8CP) 2014年に国史跡の指定を受けたばかりで施設も新しい。驚いたのは竪穴式住居の復元の方法だ。なんと木を伐採するための石斧を手で製作することから始め、地面を鹿角で掘るなど当時の製作方法まで再現していた。他にもこの遺跡には特徴的なことがあり出題対象に。 8:30-17:00、月曜および休日の翌日休館 |
9-F CP |
再び林道区間が始まり、ゴール少し手前まで続きます。ほどなく現れるみずがき湖は、28図正面にあるビジターセンターではなく裏手の展望台に9CPを設置。トイレに行きたい方は一旦ビジターセンターに戻った方がよいですね、この先はトイレがありません。 当初はこのまま北上し信州峠を越えて一気に川上村まで進みゴールとする予定でした。しかし農産物直売所が1ヶ所あるだけでこの地をゴールとする理由が見当たらず、清里ゴールに変更しました。ちょっと細い林道を通ってもらうこととなり、特に30-32図間はすれ違い困難な箇所が多く、このため9-10CPを距離計測対象外としました。殆ど一般車は通らない道ですが、それでも対向車には十分に注意して走行してください。10CPでは展望台とあるものの眺望もいまひとつ、さらに季節的に蜂が出そうな場所なので出題を見送り。ゴールまでもう少しです。 清里・萌木の村の少し手前にある八ヶ岳興民館でゴールです。ここは八ヶ岳・清里地区の開拓の功労者である安池興男を讃える貴重な遺構でもあります。奥多摩湖に沈む小河内地区住民の移住先として清里への入植を世話し、その後も私財を投じて援助を続けたことは、今回ゴール場所を捜した際に初めて知りました。開拓者たちの苦労を偲びながら、現在賑わいを見せる萌木の村にも立ち寄ってみてください。 お店紹介 「清里ジャム」(37図) 萌木の村には大人気の八ヶ岳ブルワリーやビアレストラン「ロック」を始め多くのカフェや雑貨店があるが、休日はどこも混んでいる。清里駅周辺の寂れた様子とは対照的だ。お勧めは萌木の村の外れにある「ともにこの森」の4店舗。落ち着いて店を回ることができ、ここだけでも清里の雰囲気を味わえる。清里ジャムは地元食材を中心にあらゆる種類のジャムを作っている。値段は安くはないのだが、お気に入りのジャムが見つかるかもしれない。酸味の強いジャムをリクエストしたら、プラム(貴陽)をお勧めされたのだが、実際甘さを上回る酸味で好み通りだった。併設されたカフェでスコーンセットについてくる3種のジャムを味わってからお土産を選ぶのも一興。 10:00-16:00、10月末まで無休、11月木曜定休 |