SAQR番外編/ぐるグルドライブクイズ 〜公開ドライブラリー〜

ぐるグルドライブクイズround12「ワイン、フルーツ、温泉つなぐルート」(成績確定)

コースガイド

PDF版には写真や立ち寄り処紹介記事も掲載)


S-1CP
 以前からDRに使いたかったフルーツラインワインカーヴを組み合わせ、ゴールを江戸屋商店として全体ルートを検討したのが今回のコース。スタートのワインカーヴは、JRのトンネルを活用した珍しいワイン保管庫。驛舎(案内所)の管理人に依頼すれば、中を見学させてくれる。またワインカーヴの向かい側には、やはりJR のトンネル(旧大日影トンネル)が線路ごと保管されており、本来は中を通行し勝沼駅まで抜けられるのだが、運悪く工事中。クイズは驛舎内から出題しているので、開館時間に注意してほしい。


 3図からフルーツラインが始まり、走りやすいワインディング、というか広域農道が続く。1CPは道路脇の拾い駐車スペースに置こうとしたが、距離計測目印がなく下段の駐車場に場所を移した。眺めが良い場所なのに眺めが悪いものをクイズ対象に。

1-3 CP
 2CPの先で一旦フルーツラインを離れ、広瀬湖を目指す。この道は秩父につながっており、約20年前に開通したと記憶している。27年もかかった難工事で、広瀬湖から先は有料区間だ。いつかこの道を走りたかったので今回ルートに取り込んでみたのだが、おかげで面白いCPを置くことができた。

 11図手前から道が狭くなるため、その手前に3CPを置き、すれ違い困難な区間を距離計測対象外とした。

3-4 CP
 わざわざこの区間を通るのは訳がある。大嶽山那賀都神社の最寄りの駐車場へ誘導するためだ。12図の駐車場から徒歩20 分以上、しかも歩きやすい道ではない。当初は取り上げるつもりはなかったが、試しに訪れてみると、かなりの山中にもかかわらず荘厳かつ壮大、これは一見の価値あり、ということで出題することに。ただ足腰に自信がない方は無理せず、江戸屋商店でQ-Oに解答してください。なお往復の道中は落石や熊に注意、悪天候時は無理しないよう、照明はないので日没前に戻ってくること。

4-6 CP
 4CPから距離計測を再開。ただし5CPの広瀬ダムにはすぐに到着する。ここで折返すのだが、途中面白いものがあったのでCPを置いた。川浦口留番所跡がそれで、ひっそりと再現されており穴場感がある。ここに番所(関所の一種)があったということは、この雁坂みち(秩父往還)が重要な道だったということだ。

6-9 CP
 6CP出発時は、不用意に車の鼻先を道路に出さないよう注意。左側のカーブミラーでよく確認してください。みんなすごいスピードで下ってくる。
 ここからはフ
ルーツラインをトレースし、途中道の駅と眺望ポイントにCPを置きつつ、ほったらかし温泉を目指すルート。
 
ほったらかし温泉の手前にあるフルーツパークは、斜面に展開するフルーツをテーマとした広い公園。人気が高く、駐車場は満車となることも多いので、CP やクイズは見送った。スイーツ好きには見逃せない店もあるので、興味ある方にはお勧め。桃やぶどう等季節のフルーツを丸ごと使ったものなど、パフェの種類も多く600 円〜2000円と幅広い。
 
フルーツパークの代わりにほったらかし温泉にCP を置いた。甲府盆地を見下ろし富士山をも視界に入れる見事な眺望を開放感あふれるシチュエーションで楽しめる温泉。開場は1999年と比較的新しいが、人気が高く、特に日の出を露天風呂に浸かりながら眺めるために夜明け前から多くの客が訪れるらしい(つまり日の出前から営業している!)。あっちの湯とこっちの湯があり、それぞれ男女別。気まぐれ屋の伝説のカレーもお勧め。

9-F CP
 28図でフルーツラインは終了。あとは江戸屋商店を目指すルート。途中、甲斐国分寺跡にCPを置いた。ぐるグルドライブクイズRound-5「過ぐる夢、甲府を昇る」ではOD区間にあったため出題を見送っていた鬼瓦、今回はやっと出題できた。
 ゴールの江戸屋商店は、ごま豆腐が有名な個人商店。今年リニューアルオープンし、元気なお母さんの息子さんが店頭に立つ。ごま豆腐のほか、季節のフルーツや野菜、ほうとう関連商品も並び、いずれも品質が良くしかも安い。歴史ある店だけにレトロな展示物も多く、デンと構える真空管ラジオはいまでも稼働可能というから驚く。定休日(火水)に参加される方は、店内のクイズが解けないので代わりにQ-F に解答ください。
 来店時に
元気なお母さんに会えた幸運な方には、お土産があるそうです!(店内にいないときは息子さんに尋ねてください)