SAQR番外編/ぐるグルドライブクイズ 〜公開ドライブラリー〜

ぐるグルドライブクイズround10「甲府縦走ジグザグルート、森と川と風と(成績確定)

コースガイド

PDF版には写真や立ち寄り処紹介記事も掲載)


S-1CP
 スタートはしらね農産物直売所。直売所内を覗いてみたが特におすすめするものは無かった。干し柿の品揃えが豊富だったが、季節ものなので皆様の走行時には無いだろう。山道に入る前にODを取りたかったので、ちょっと遠回り。目についたのは、こまめに現れる交差点警戒標識。その必要性はともかく、様々な交差点形状を忠実に表現していることに驚く。が、中には現況と合っていないものもある。


 最初にODを置こうとした辺りは、適度な起伏とカーブが最高に気持ち良い道。思わずシャッターを押したくなる(実際に押した)。ODの近くの遺跡から出題と思っていたのだが、全体を作り終えてから問題数が多すぎるため調整、ここも出題をとりやめた。その関係で、ODとしてはもっと分かりやすく、コマ図に示すことができる地点に変更。


 6図から南アルプスに入っていく本格的な山道になるが、舗装はきれいで道幅も狭くはない。とはいえ、カーブが続くので対向車に注意して欲しい。その山道の途中のヘアピンカーブにある路肩に1CPを置いた。

1-3 CP
 引き続き山道をいくルート。やや開けた場所に出ると、そこは県民の森。大きな駐車場とレストランはパスし、その先の南伊奈ヶ湖近くの駐車場に2CP設置。駐車場から道を挟んでたたずむ南伊奈ヶ湖菖蒲池。整備された散策路を歩くと、静けさが心地よい。山間の湖とはこうあって欲しい。南伊奈ヶ湖にはコブハクチョウ1羽が生息しており、湖に張り出した小さな桟橋でエサをあげるのが人気のようだ。

 山道はまだ続く。3CPが近づいてくると道は下りとなり、途中天候がよければ富士山が姿を現すかも。10図を右折してすぐにあるみさき耕舎は、地元の交流施設でもあり、さまざまな体験イベントなども開催されるようだ。遅めにスタートした方の食事処とクイズ出題場所を兼ねて、ここを3CPとした。

3-7 CP
 3CPを出ると下り道が続き、一旦山を下りる。12-13図間は、適度な起伏とカーブが気持ち良い道。そして13図からは再び山道に入るのだが、その登りはじめにある殿原スポーツ公園に4CPを置いた。一応テニスコートや弓道場など施設は多いのだが、草野球チームが球場を使う以外は閑散としており寂しい雰囲気。CPは見送ろうかと思ったが、せっかくクイズも作ったのでそのまま残した。もし入口ゲートが閉まっている場合は、ゲート前に駐車しクイズを解いてください。(徒歩ならゲート左横から入場できそう)

 ひとしきり山道を走ったのち、集落を抜けた地点を5CPとした。この先の警戒標識から出題しているのだが、直線下りにあるため道路上に駐車するのは危険だ。駐車場所としては反対車線側、あるいは少し先に求めるしかなく、CPはおけない。よって距離計測区間からはずす必要があった。5CPと6CPはそのためにわざわざ追加したCPとなっている。

 6CPから距離計測を再開して間もなく市街地になる。途中珍しいラウンドアバウト式交差点を通って、道の駅富士川に至る。この道の駅は施設が充実しており、賑やかだ。今回のコースの折り返し点として、買い物、食事、休憩にご活用ください。展望室には興味深いものがあったので出題しておいた。

7-8 CP
 道の駅富士川を出てすぐに渡る富士川大橋。この橋がかかっているのは釜無川笛吹川であり、実はその名称に反して富士川ではない。富士川はこの橋の下流 300 mで先の2つの川が合流し、そこから先が富士川になる。釜無川の源流は南アルプス北端の編笠山の西麓、笛吹川のそれは秩父の甲武信ヶ岳の南方。両者がここで合流している。

 ほどなく富士川防災公園に到着、ここを8CPとした。富士川防災公園は河原に隣接する広い公園だが、訪れる人は少ない。一方クイズネタは豊富で、地理に関する問題、歴史に関する問題、この公園に関する問題、計3問出題することに。

8-11 CP
 22図は橋の途中で右折するような形。ミスコースしないよう注意。しばらく釜無川笛吹川に挟まれた土手を走行する珍しい道だ。

 9CPはジュースのわたなべ。この店は土日休業なので、殆どの参加者は店内を覗けないが、この店すべてが飲料で埋め尽くされている。バカ安だったりいろんなおまけ(ティッシュBOXや洋服!)がくっついていたり、かなり尖った店だ。外の自販機もユニークな商品が並ぶが、その中に1台、この店らしく変わり種の飲料が揃う自販機がある。私も飲む缶カレーを味わってみた。確かにカレー味ではあった。

 ここからは勝沼への移動区間となる。以前ぐるドラR-6で使用した八代ふるさと公園周辺のルートとかぶらないようレイアウトとしてみた。しかし一瞬かぶるところがある。32図の直前がそれなのだが、花鳥山展望台へ上がるためにやむを得ず。その代わり、32図を直進すればすぐに江戸屋商店がある。ぐるドラR-6で、参加者にいろいろとサービスをしてもらった気のいい元気なおかあさんの店だ。今回久しぶりに再訪してみたら、何と跡形もなかった。創業 190 年。あと10年で店仕舞いを予定していたところ、後継ぎが決まり、将来を見据えてリニューアルオープンのため改装中だそうだ。予定では、開催期間中の7月中旬に完成するらしい。32図からすぐなので、是非寄ってみて! ただし工事は遅れているようにも見える。はたして、あのごま豆腐を再び味わうことができるだろうか。

11-F CP
 花鳥山をおりると、ここも起伏とカーブが心地よい道がしばらく続く。勝沼の手前、釈迦堂遺跡博物館に12CPを設置。館内には土偶のガチャガチャがあったのでクイズにしようと思ったのだが、期間限定だったので出題を諦め、おとなしく館外から出題。そしてゴールの勝沼ワイン村へ。39図付近にはワインに関するオブジェが多く、出題候補ではあった。そもそもぶどう橋だし外灯はぶどうの形。欄干にも。左前方には巨大なワインのコルクや、川沿いの車止めにもぶどうが彫られている。39図を右折すると、ゴールまで川沿いに一直線。ここには17時半までに着いて、是非おすすめの店ioに寄って欲しい。帰宅路に向けて大いにリフレッシュできるでしょう。