SAQR番外編/ぐるグルドライブクイズ 〜公開ドライブラリー〜

ぐるグルドライブクイズRound9「久留里線 周辺手繰る 走り初め」(成績確定)

コースガイド

PDF版には写真や立ち寄り処紹介記事も掲載)


S-1CP
 久留里線の起点は木更津駅だが、駅前にCPを取れず、1つ先の祇園駅をスタートとした。駅前にはせんねんの木というバームクーヘン専門店があり、人気らしい。お勧めしたいところだが、多くの方は開店(10時)前にスタートしてしまうかもしれない。気になる方は、ゴール後に30分ほどかけて戻ってください。


 スタート後は久留里線沿いに進路を取るが、すぐに南下に切り替わる。(立ち寄る訳ではないが)車に関係ある施設が目当てだ。最近はメディアで紹介されることも多い「ポルシェ エクスぺリエンス センター東京」がそれで、昨年10月にオープンした。コース作成初期は建設中で、まだ世間に知られていなかったが、公開は先を越されてしまった。付近の道路は「ポルシェ通り」と名付けられており、そこから出題。


ポルシェ通りを抜け、5図以降は再び久留里線へ近づき、東横田駅近くの百目木(どうめき)公園に1CPを置いた。

1-4 CP
 1-2CP間は久留里線沿いに走行し。馬来田駅へ。そして馬来田駅からは久留里線を離れ、房総半島の中央に位置する高滝湖へ向かう。その前半の田舎道上で2問出題しているので、見落とさないよう注意。後半は快適なワインディングとなり、あっという間に高滝湖へ到着。

 高滝湖を代表する2つの施設にそれぞれCPを設置。高滝ダムに置いた3CPは、車好きやバイク好きが来ることが多いのか、試走中2回も談義に花を咲かせることに。

 4CPを置いた市原湖畔美術館の近くに、昔の巨大な水揚げ機を再現した展望台があり眺めが良い。ここは以前のDR「風の巡礼」でCPとクイズが置かれた場所でもあるが、何度でも使いたくなる場所だ。美術館併設のピッツェリアは、湖畔のロケーションと地元食材がウリの人気店だが、いつも満席だったので紹介を見送った。美術館の駐車場は道路の向かいを含め3ヶ所あり、すべてが満車にはならないと思うが、誘導員が入ることが多いのでCP位置は少し先の道路上に置き、3-4CP間は距離計測不要としてある。

4-5 CP
 当初想定したルートを地図上で眺めていたら、近くにチバニアンがあることに気づき、立ち寄ることにした。チバニアンセンターの駐車場へ向かう道はすれ違いができないので、ここを距離計測区間からはずすべく、18図右折の直前を5CPとした。(出発時は一時停止線が基準位置)

 チバニアン(逆転地層)は、素人が見てもただの地層で、そのすごさが分からない。駐車場内のビジターセンター(プレハブ建屋)を見学しボランティアの方の熱心な説明を聞いて、そのすごさを理解できる(9-16時、木曜休館)。さらに10分ほど降りたところにある河原沿いの地層にもボランティアの方がいて、ここでも熱心に説明してくれる。クイズは河原へ降りる途中に設置したので、興味がある方のみその先へ進んでください。

5-8 CP
 19-20図間は、17-18図間の逆走となる。20図から先はやや狭い道となり、21図から先はさらに狭くなるが、ここを通したのは訳がある。最も狭い場所で実測 2200 mmあったので通行には支障ないが、気を付けて走行してください。

 林道万田野線の起点と終点にCPを設置。カーブが多く狭い箇所もあるので対向車に注意。意外と通行車両が多い印象。

8-11 CP
 三たび久留里線へ。その名も久留里駅のあたりは井戸というか湧水が多く、CPは駅そばであるが水汲み広場になっている。このまま久留里線沿いに終点まで進めることも考えたが、今回はぐるりと戻ってくるレイアウトを優先し、西進することに。途中、ショートカットを兼ねて林道糸川間野線を経由。道幅はあるが見通しが悪いので、やはり対向車に注意願います。

 林道を抜け29図を右折せず直進したところにあるはずの「豆絞り 本郷」という豆腐料理の店にCPをとろうとしたが、コース作成時は既に店をたたんだあとだった。女将さんに話を聞くことができたが、ご主人が亡くなったため数年前に閉店したとのこと。桝汲み豆腐、豆乳ラーメン、燻製豆腐などユニークなメニューが格安で並び、今回のコースの目玉に考えていたので大変残念。代わって、近所の神社に出題ネタがあったので、そちらにCPを置いた。

11-F CP
 当初は君津ICそばにあり、お土産・食事・スパが揃っている「房総四季の蔵」をゴールにするつもりだった。しかしそれより魅力的な施設を発見したので、ゴールを変更。昨年9月にオープンしたばかりの、君津の新名所ともいえる「はちみつ工房」。はちみつを専門に扱う施設は珍しくないが、ここは取り組みに真面目さと向上心を感じたので気に入った次第。試走中に訪れる都度、駐車場を改造して観光バスツアーに組み込めるようにしたらいい、はちみつだけでなくはちみつを活かした商品を開発すべき、東から来ると看板が見えにくく素通りしてしまう、など幾つかアドバイス(=余計なお世話)を伝えたのだが、すべて実現された。もとよりそういう計画だったのかもしれないが。はちみつに興味ない方には申し訳ないが、この新名所で今回のコースを締めくくりとする。

 帰り道にアクアラインを利用する方は、休日の場合、それなりの渋滞を覚悟して欲しい。15時前後に徐々に混雑が始まる。アクアラインに合流するまでが一苦労。

- CP
 


プラン組み立て上の注意