SAQR番外編/ぐるグルドライブクイズ 〜公開ドライブラリー〜

「SAQR11番外編 春は三浦が待っている」

コースガイド(当コースは公開を終了しました)



S-1 CP


 当初は逗子駅や逗子IC周辺でのスタートを狙ったが、適当な場所が見つからず逗葉新道出口に程近い、南郷上ノ山公園をスタートとした。ここでのクイズもあるので解き忘れないように。スタートしてすぐ、プリンで有名なマーロウ、そのすぐ先に足湯ができる温泉スタンドが登場する。距離計測の都合上、スタート前に立ち寄るのもいいだろう。マーロウのプリンは神奈川では有名だ。詳細は施設紹介を見て欲しい。

 すぐに葉山らしい通りに入っていく。マリーナを始め、ここはファミリーレストランや銀行でさえ、おしゃれな造りで目を奪われてしまう。この雰囲気を楽しんでもらったのち、一旦海沿いのわき道に入りODを置いた。

 有名な葉山御用邸の前を通ると、間もなく眺めの良い海沿いの道となる。しばらくシーサイドドライブを楽しんでもらい、5図で右折しシラスで有名な佐島へと入っていく。生シラス販売所が幾つかあり、施設紹介に載せた「かねき」でも生シラス丼が味わえるが、今年はシラスが不漁らしい。3月の解禁日の初日に水揚げされた以降、殆ど獲れないと「かねき」のご主人が嘆いていた。


1-2 CP


 佐島湾を一望できる1CPを過ぎると、オーシャンビューとは暫くお別れだ。マーロウでプリンを食べた人は、関口牧場で大きなソフトクリームを味わうと、さすがに糖分を摂り過ぎだろうか。一部やや渋滞するかもしれない区間があるが、短い距離なので我慢して欲しい。程なく大楠山林道の基点付近に到着する。

2-4 CP


 大楠山は三浦半島の最高峰であり、大楠山林道は恐らく三浦半島唯一のまともな林道だ。残念ながら頂上付近で行き止まりとなるため、往復してもらうしかないのだが、思いのほかたくさんのクイズを設定できたのは収穫だった。なお路面が荒れているので注意して走行のこと。ゆっくり走行すれば、一般車でも底を打たないはず。試走車は、前日の雨の影響でぬかるみが数か所あったこともあり、殆ど2速以下で走行した。雨天でも走行可。ロードクリアランスが低い車両や、3名以上乗車の場合は十分に注意して欲しい。

4-5 CP


 スタート付近とは反対側の海へ抜けることにする。最初は、開通して間もないせいか往来する車両が少ない快適な道なのだが、その先はどうしても市街地を通ることになる。ここを暫く我慢すると、再び海岸線を走り、その名も走水駐車場へ到着する。

 走水駐車場は、111台の駐車スペースのうち普段は5台程度しかいない。但し夏場は海水浴やサーファーの車両でいっぱいになる。また6月1日以降は30分200円と有料化されるので(それまでは1時間まで無料)、いずれにせよ早期に走行することをお勧めする。なおこの駐車場は、夏場以外でも急に混雑することがある。これまでの経験では、桜が満開の週末、航空ショーでブルーインパルスが飛んだ時、など。予期せぬ出来事でこの駐車場に進入できないことに備え、付近の目標物と5CPとの計測距離を参考掲載しておく(公式通知)ので、いざという時は活用して欲しい。それにしても横須賀市は駐車場を次々と有料化している。駐車場が有料であるためにCPやクイズ設置を見送った場所が、実は幾つもあるのだ。尾針さんが24年前にこの地でPDクイジーマップを作成した時は、観音崎駐車場でさえ無料だったのだが。

5-6 CP


 尾針さんもコースにした防衛大学付近を通り、その後訳あって住宅地を通過してもらう。その訳とは当然クイズ(Q-L)なのだが、ここはとても不思議な空間だ。なぜこのような交差点形状になっているのか、とても興味深い。知らずに初めてここに来た人は、きっと戸惑うことだろう。

 住宅地を抜けて間もなく、東叶神社に到着する。ここでは尾針さんが出題を断念した石段数えを、皆さんにはチャレンジして頂くことにした。

6-7 CP


 すぐに現れる浦賀の渡しは、横須賀市唯一の公共交通機関であり、その航路は市道となっている。今でも住民の足として活躍しているのが素晴らしい。

 対岸まで海沿いを走行したのち、再び海とはお別れとなる。SAQR本大会当日に、突如大賑わいで通行が危ぶまれた観光農園付近を避けながらルートを取り、巨大アンテナ群が出迎える場所をCPとした。ここはカメラで監視されているので、怪しい行動はしないように願いたい。

7-8 CP


 そろそろゴールを意識し南下していく。今回コースには取り入れなかったが、27図を右折すると「すかなごっそ」があり、三浦の地野菜が揃っているので興味と時間がある人にはお勧めする。クイズを求めて周辺を探し回ったが、ここまできてコマ図が連続するのもどうかと思い、すべてパスし次のCPへ向かうことにした。

8-F CP


 29図から先は尾針さんも絶賛した海へ降りていく感覚のルートだ。但しこの道、地元では幽霊道路として有名であることは尾針さんも知らなかったようだ。眼前に海が広がるT字路を右折し、三たび海岸沿いのルートとなる。三浦半島の中でもこのあたりは、殆ど訪れる観光客はおらず、快適に走行できる。途中にクイズも設定しなかったので、ドライブを楽しんで欲しい

 ゴール付近には巨大な風力発電用の風車がある。徐々に近づいてくるその堂々たる姿は、ゴールに相応しい。三崎の少し手前ではあるが、今回はここまで。三崎でまぐろを食べたい人は、このまま西進すれば数分で到着する。ただ景気の影響か原発の影響か、三崎には活気が無かった。観光の中心である三崎漁港産直センター「うらり」も17時で閉まってしまう。運良く間に合った人には、まぐろコロッケ、トロまん(豚まんのパクリ)、まぐろ焼き(鯛焼きのパクリ)あたりをお勧めする。かつて尾針さんが紹介した元祖ネギトロの店「六(みなづき)」は、インターネット上には情報があるものの、地元で聞いても分からず電話も通じなかったので閉店したようだ。改めて時の流れを感じさせられた。


参考プラン
今回もいくつかの参考プランを用意してみました。

■欲張りグルメプラン(火限定←店が混む週末と定休日を除きました、食べきれるかな?)
 スタート前(10:00)にマーロウ逗葉新道店→SCPを11:00出発→かねきで昼食(11:30-12:15)→関口牧場でソフトクリーム堪能(12:30)→BreadFarmで運が良ければパン購入(15:30)→16:15にゴール着→16:30三崎港うらりで食べ歩き

■休日ゆっくりプラン
 スタート前にどこかで食事を済ませマーロウ逗葉新道店でプリン購入(13:00)→1CP付近で海を眺めながらプリンを堪能→18:00にゴール着→三崎で夕食

■グルメ無関心プラン
 スタート前(10:00)に葉山温泉スタンドで足湯→SCPを10:30出発→立石駐車場で景色を堪能→浦賀の渡しを往復で乗船してみる→FCPに17:30着