素直に正解が得られるクイズばかりではありません。時には変り種クイズで参加者を悩ませます。

・正解が１つでは無いクイズ（ダジャレ創作、禅問答など）

・クイズ作成クイズ（全チームで解き合うことも）

・ダーツ投げ

・がっちり買いましょうゲーム

・湖一周歩数計測クイズ

今後も工夫を凝らし、皆さんを悩まし続けたいと思います。

　八王子市には夕焼け小焼けというバス停がある。陣馬山近くの、今でも懐かしい風景が広がるこの付近は、文字通り童謡「夕焼け小焼け」の舞台となった場所だ。この年の大会はちょうどこのバス停前を通過するので、夕焼け小焼けの作者「中村雨紅」を問うクイズを出した。

　ある参加車が答が分からず近くで農作業をしているおばあさんに質問した。すると、そのおばあさんは何と中村雨紅の子孫だという！　後でこの話を聞かされた私も驚いたが、居合わせた彼らは驚くよりも困ったそうだ。このおばあさん、彼らが中村雨紅に興味があると思い込み、親切にも生家へ案内しようとした。何とか丁重にお断りしたとのことだが、考えようによっては滅多に無い機会を逸したのでは？

　第１回である90年大会で、あらゆるクイズに人智を超えて片っ端からハマっていく強者T氏がいた。私が記憶しているだけでも、

�@最初からミスコースして10km走ってスタート地点へ戻ってきた。

�A時間が無いのに道標の字を巡って道端で３人で口論。

�Bトンネル距離を答えるためにトンネルに入る際にトリップメーターを勝手にリセットしたため、CP間距離が分からなくなりナビの怒りをかった。正解は出たところのプレートに書いてあるのに。後日「普通は入口側に距離表示があるべきなのにおかしなトンネルだ」とT氏は主張していたが、トンネルの入口って・・・？

�C階段数えで息を切らした状態で１円玉積み上げクイズをやってしまい、１枚目で落として大量19点減点をくらう。

など多くのエピソードを残した。この時の成績不振を、T氏はいまだに納得していないもよう。しかし92年大会では優勝してしまうのだから、世の中まったく分からないものだ。