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肥料の70%を有機肥料に変えました。
(栄屋のお米 有機70%米)

ミネラル成分である苦土を施肥しました。    
(栄屋のお米 有機70%米)         
植え付け株数を70株→50株に減らしました。
(栄屋のお米 有機70%米)
栄屋のお米 有機70%米は、基肥のほ
とんどを有機肥料(発酵鶏糞)に変えまし
た。追肥(穂肥)は上伊那穂肥1号と言う
、農協推奨化学肥料を使いました。
肥料成分の少ない有機肥料を使うため、
10アール当たり225kgの有機肥料を機
械にて散布、その後秋2回の耕耘、春1回
の耕耘と通常多くても2回耕耘の所1回多
く耕して有機肥料の分解と伊那わらの分解促進に努めています。

尚栄屋のお米 普通栽培米は、化学肥料で育てたお米です。このお米は農協出荷分と、一部インターネット販売もしています。
 

栄屋のお米 有機70%米は、稲が光合成
する為とても重要なるミネラルである苦土と、
土のPHを6.5に保つ為に、10アール当たり
苦土石灰100kg古代天然苦土15kgを施肥
しました。 稲作の場合あまり重要視されてい
ないこの苦土ですが、有機のチッソとミネラル
の苦土が吸収されたとき、稲の葉が厚くなり緑
色が濃くなります、葉緑素の層が厚くなり光合
成が効率良く行われおいしいお米が沢山取れ
ます。 又土のPH6.5では稲の根が白く育ち
ます、この白い根は栄養分の吸収が良く育ち
が早くなります化学肥料オンリーの水田ではP
H6以下が普通で稲の根は赤く鉄分が着いて
います、この鉄分により養分の吸収を阻害さ
れ成長が遅くなります。

尚栄屋のお米 普通栽培米は、化学肥料で育てたお米です。 このお米は農協出荷分と一部インターネット販売もしています。

 
栄屋のお米 有機70%米は、植え付け株数(1u当たりの植え付け株数)を70株から50株へ減らしました。  収量のことを考えると減収になりますが、より健全な稲を作るため、稲と稲の間隔を広くして日光がしっかり当たり、稲株が沢山分けつし、風通りが良く、イモチ病にかかりにくい栽培方法としました、結果健全な稲へと成長しました。

尚栄屋のお米 普通栽培米は、植え付け株数
70株で、農協出荷分と、一部インターネット販売
もしています。
 

適期収穫により品質の低下を防ぎます。

人肌の低温乾燥 おいしいお米に仕上げます。
 低温貯蔵庫が完成しました。
稲の刈り取りには収穫適期があり、1穂の籾の内緑色の籾が10%〜5%の間、約11日間とされております。
最近では収穫も作業委託等で大規模化されてきていて、天候にも左右される為、収穫時期も始めと終わりでは1ヶ月近くもの差が出てきます。
適期収穫できないと、米が割れてしまう胴割れや食味の低下などあまりよくありません。
あまり経済的には合いませんが、小規模でも適期に自分で収穫する、最後まで栄屋ではここにこだわりたいと考えてています。
 

乾燥には、はざ乾しと、乾燥機による加
熱乾燥方があります。
味は、だんぜんはざ乾しになります。
なぜはざ乾しなのか、それは天日乾燥
でゆっくり時間をかけ風で乾燥している
からなのです。
 お米は熱をかけることにより味が落ち
ます、通常乾燥機では最高60℃までの
温度をかけても大丈夫となっております
が、やはり味の面では天日乾燥にはか
ないません。
 栄屋では天日乾燥は出来ませんが、
人肌の低温で通常の倍近い時間をかけ
乾燥すると、天日乾燥に近い状態で乾燥
します。  
人肌乾燥の味をごご賞味くださいください。

 
待望の低温貯蔵庫が完成しました。
 これで低温での籾貯蔵が可能になります。
通常は玄米で常温貯蔵となりますので、春以 降虫がついたり食味の低下が目立ちます。
一番良いのが籾殻の着いた生きているお米(種をまくと芽が出るお米)で低温貯蔵して、今摺った今摺り米にかなう物はありません。
通常お米やさんでは籾摺りはしないので、この今摺り米は手に入りません。
栄屋では、手間がかかりますが最も美味しいお米を食べていただく為に、あえて今摺り米にこだわってみたいと思います。
又低温倉庫の完成で、あえて乾燥水分値15.5%に挑戦しました。
 水分値は高いほど美味しく頂けます。 
通常水分値15%以下で調整します。きます。
食味値の推移
   タンパク質 アミロース  脂肪酸  水分値(%)   食味値
 21年産有機70%使用米 6.1   18.2    14.5  84
 21年産普通栽培米  6.0  18.2    14.0  84
 20年度普通栽培米  6.3  18.6  15.2  14.3  74
 19年度普通栽培米  6.0  19.2  16.6  14.7  76
 18年度普通栽培米  6.2 18.9   15.3  13.7   74
 17年度普通栽培米  5.8 18.9   13.7  14.7  77
☆☆ 食味値    米の食味評価

           ◇数値が高いほどおいしい。 

        日本産米では、60〜65点が標準になっています。
        70〜80%の人が美味しいと認める点数が70点以上となります。
☆ タンパク質    お米のタンパク質の比率を表します。
            ◇数値が低いほどふっくらとしたご飯に炊きあがります。 

         タンパク質は水を通さないため、お米の給水を阻害します、タンパク質が少ないお米は吸水性が良いため、炊きあがりがふっくらとした美味しいご飯になります。
         日本の玄米タンパク質含有量の平均値は6.8%です。
☆ アミロース   デンプンの中のアミロースの比率を表します。
           ◇数値が低いほど粘りがあり、おいしい。
        

         お米のデンプンは、2割のアミロース(硬さの成分)と8割のアミロペクチン(粘りの成分)で出来ています。
         食味の良い新潟産コシヒカリは、アミロースの割合が16〜17%位で、パサパサして硬くてまずいお米は、22〜23%位になります。
☆ 脂肪酸    脂肪の酸化度を表します。
     
         収穫直後の新米は、10〜20mgが標準ですが、時間とともにこの数値は高くなり、脂肪酸化度が低いほど、新鮮で美味しいお米になります。  
         乾燥調整・貯蔵・品質により変化します。
☆ 水分値   お米の中の水分を表します。

        玄米水分で14.5%〜16%が適正値となり、この範囲内で水分が多いほど美味しいお米となります。
        15%以上のお米は、低温貯蔵する必要があるため通常15%以下で乾燥調整を行っています。