稲の刈り取りには収穫適期があり、1穂の籾の内緑色の籾が10%〜5%の間、約11日間とされております。
最近では収穫も作業委託等で大規模化されてきていて、天候にも左右される為、収穫時期も始めと終わりでは1ヶ月近くもの差が出てきます。
適期収穫できないと、米が割れてしまう胴割れや食味の低下などあまりよくありません。
あまり経済的には合いませんが、小規模でも適期に自分で収穫する、最後まで栄屋ではここにこだわりたいと考えてています。 |
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乾燥には、はざ乾しと、乾燥機による加
熱乾燥方があります。
味は、だんぜんはざ乾しになります。
なぜはざ乾しなのか、それは天日乾燥
でゆっくり時間をかけ風で乾燥している
からなのです。
お米は熱をかけることにより味が落ち
ます、通常乾燥機では最高60℃までの
温度をかけても大丈夫となっております
が、やはり味の面では天日乾燥にはか
ないません。
栄屋では天日乾燥は出来ませんが、
人肌の低温で通常の倍近い時間をかけ
乾燥すると、天日乾燥に近い状態で乾燥
します。
人肌乾燥の味をごご賞味くださいください。 |
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待望の低温貯蔵庫が完成しました。
これで低温での籾貯蔵が可能になります。
通常は玄米で常温貯蔵となりますので、春以 降虫がついたり食味の低下が目立ちます。
一番良いのが籾殻の着いた生きているお米(種をまくと芽が出るお米)で低温貯蔵して、今摺った今摺り米にかなう物はありません。
通常お米やさんでは籾摺りはしないので、この今摺り米は手に入りません。
栄屋では、手間がかかりますが最も美味しいお米を食べていただく為に、あえて今摺り米にこだわってみたいと思います。
又低温倉庫の完成で、あえて乾燥水分値15.5%に挑戦しました。
水分値は高いほど美味しく頂けます。
通常水分値15%以下で調整します。きます。 |
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