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待望のお米の低温籾貯蔵庫 完成! 低温もみ貯蔵 今摺り米

予てから考えていた、お米の低温貯蔵庫がついに完成しました。
 お米は日がたつにつれ脂肪分が酸化し脂肪酸が増えて行きます、つまり味が落ちて行くのですが、この脂肪酸を増やさない貯蔵方法が低温貯蔵になります。
温度的には10℃〜13℃での管理が最も良いとされています。
 そして栄屋のこだわりは低温籾貯蔵にあります、普通は低温玄米貯蔵になりますが、最も酸化しにくい籾殻付きで貯蔵しますとお米は1年たっても生きていて種として土に蒔くと芽が出て稲になる、このことを考えても籾貯蔵はベストと言えますが、手間とコストがかかりますので一部でしか行われておりません。
 そこで栄屋ではコスト面も考えて、トラックの冷凍コンテナを改造しお米の低温貯蔵庫を作りました。 又低温貯蔵庫内に籾摺り精米器と石抜き機を設置し貯蔵から精米までを同じ場所で作業出来るようにし、作業効率の改善を図りました。
 これで待望の低温もみ貯蔵 今摺り米のおいしさを皆さんにお届けできると、喜んでおります。

是非一度 低温もみ貯蔵 今摺り米 食べてみてください。

冷凍コンテナの改造開始
冷凍コンテナの内部改造中の写真です。
コンテナ内部の縦に桟木を固定しこれにコンパネをねじ止めして行きます、そしてコンパネは元のコンテナの壁とコンパネの内側の壁との間に桟木の厚みだけすき間が出来ます、このすき間に発砲ウレタンを流し込み固めて行きます、これにより元々5センチ厚のコンテナの断熱壁が、9センチの断熱壁まで厚く出来しっかり低温貯蔵出来そうです。
コンテナの内部にコンパネを張りウレタンを充填しました。 又中間に壁をつけもみ貯蔵部と籾摺り精米をする場所の仕切りをしました。
これで籾摺り精米している間に低温貯蔵庫の温度が上がってしまう事もありません。
尚この仕切り壁は前後に移動でき部屋のサイズの変更が出来るように作りました。
ルーフの上に鉄骨で屋根をつけ、ユニゾンさんにお願いして冷凍機を取り付けていただきました。
この冷凍機は具合が良く、簡単に3℃位まで下がりますが、それ以下にすると室内機が凍り着いてくるのであまり下げすぎない様にとのことでした。
実際には10℃〜13℃での貯蔵となりますので問題なしです。
低温籾貯蔵庫内に籾摺り精米器と石抜き機を設置
しました。
奥の低温倉庫から籾を取り出し、籾摺りと精米を
同時に行い、出来た白米を石抜きまでこの倉庫
の中で行えるようなレイアウトが完成、少量の注文
にも今摺り米で対応出来る環境が整いました。
何はともあれ、摺りたてのお米が一番美味しいのは
間違い有りません。

低温倉庫内にお米が入りました、白い布の袋に
入っているのが籾、紙袋に入っているのが玄米です。
玄米が終わり次第必要な分だけ籾から籾摺り
精米して、最も美味しい今摺り米を食べていた
こうと考えています。

たいがいの倉庫には紙袋の山が映った写真は
よく見ますが籾で保存しているのはあまり見かけないと思います、この違いは春先過ぎた頃から
味に決定的な違いが出ます、なぜなら籾殻が着いていると言うことは生きているお米と、半分死んでしまったお米との違いで、暖かくなると酸化
が進むため味が落ちてくるためです。
新米が取れる頃まで新米に近い味でいただけます。