応急仮設住宅入居翌日の1日目と2日目の活動

*** 仮設住宅入居後の1日目と2日目の予定は決めていた。* *
 
 1日目は、石巻市役所 生活再建支援課 へでかけた
   (当時はこの名称の課ではなかったかもしれない)
   仮設住宅二年間の使用期限契約が終了したならば追い出されるのか
   どうなるのかの心配事をはっきりさせたかったからである。

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  質問をした。 
   私: 二年が経過したならば、公的支援は十分したので、生活再建ができているはずである。
      だから、もう仮設住宅を退去してください と、なるのですか? そうなると困るのですが・・・。
   市役所の職員の回答: どこにも行くところのない人に、(仮設住宅を)出てくださいとはならないと思います。
   私: じゃー、どのようにするのですか? 二年経過後、延長することになっているのですか? 
      契約書には、二年後には延長するなどの意味のことは何も書いていなかったのですが・・・?
   市役所の職員の回答: どこにも行くところのない人に、(仮設住宅を)出てくださいとは言いませんよ。
 
  以下同じようなやり取りを繰り返すが、職員は、延長することになりますとは、
   まったく言わない。 けれども、心配することはない、とのことなので、もう心配しないことにした。
 
仮設住宅団地の中では、長期間に渡って心配する人もいた。 
   たとえば、一人暮らしのお年寄りであまり情報に接することの少ない人などである。
   二年半を過ぎても、この心配をしている人がいたことを知っている。
   石巻市は、仮設住宅住民をいたずらに心配させないように、延長が決定していない段階でも
   延長が認められる見込みなので心配しなくてもよいとはっきりと住民に説明をすべきだったと思う。

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石巻市図書館へ行く
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初めて仮設住宅のお風呂に入る。 
   小さな湯船なので頭と腰をゴツンとぶつけてしまった。

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2日目は仙台の大学へ出かけて大震災、大津波のお話を聞くこと
   大学へ出かけると言っても 高校生のためのオープンキャンパス(一般の人も対象)に参加することである。
   そこできっとあるはずの 東日本大震災、大津波の講演 を聞くためである。

仙石(仙台ー石巻 直通)線 は不通のままなので、遠回りをして 
   石巻線、 小牛田で東北本線に乗り換え 仙台に向かった。
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津波による海岸堤防の破堤のメカニズム 真野明  7月27日(水)1500
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