2004/04/29 竹取物語 |
ひょっとして、この時以来か? よくもまぁ、サボったもんだ。 そして当然ながら、前回にも増して、とんでもない状態なのです。 竹が。 前回との違いは、季節。蚊はまだあまりいない。 なので今回は比較的じっくりと取り組むことが出来た。 汗をかきつつ、一本、また一本と、草刈機で竹を切り倒し、 気付くと、そりゃもう物凄い勢いで没頭している。 全てを忘れて。 実は癒される作業なのかもしれない。 「二人のハーモニー」(宮沢和史/矢野顕子)のコードなど採ってみる。 特に理由はないけど、没頭するべく。
歯磨きの攻防は今日も続く。 「おかーさんがいい」 出たな。この間も言ったがな、おとーさんも上手いの。 ヘタするとおかーさんより上手いの。わかる?だからこっち来なさい。 「やだ!おかーさんがいい」 君の主張は理不尽である。理由を言え。理由を。何故おとーさんではいけないのか。 納得のいく説明をしたまえ。 「おとーさんじゃヤだから!」 納得いきました(玉砕)。 |
2004/04/27 降り積もる |
例えば、PC の調子が悪く、時々マウスとキーボードを認識しない、とか。 組織改変があり、さらにグループのメンバーが一人減って、 ちと面倒な仕事が(ある意味、理不尽に)自分に降って来そうな予感、とか。 えとせとら。えとせとら。 一つ一つは、まぁ小さなストレスで、 何らかの方法で「次行こ、次」と気持ちにケリを付けて解消し、 さりげなく日々を過ごしていけるようなコトなんだと思う。んですが。 ケリの付く前に次が、そしてまた次が、と重なってしまうと、 輪郭のハッキリしない嫌な気持ちが、解消されないまま澱のように積もっていき、 結果、普段だったら気にも留めないようなことが、また新たなストレスの種になり、 雪だるまは加速度を付けて大きくなっていく。
雨が降ってて、 つか、これって、ただの「ついてない人」ですか? 表情というアウトプットの制御が狂っている、 つまり、例えば 「全然楽しくないのに、顔は笑っている」なんて状態は、 「無理をして笑う」よりつらい。 なんかもう自信無いんだけどさ、多分、 おれは今、怒ってるんだよ。 |
2004/04/26 偶然の出会いと別れ |
Amazonで「The BOOM」 を検索したら、何故か「ブンブンサテライツ」というバンドに辿り着いてしまう。 おかげで、「最近チェックした CD」のリストに「ブンブンサテライツ」 が載ってしまった。 その画面をしばらく眺めて、
リストから削除することにした。 って、すげえかっちょ良い音だったらどうしよう。いやどうもしないけど。
あるバンドを「好き」になる時、 そのバンドを好きなことはもちろん、そのバンドを好きな自分が好きかどうか、 というのも見逃せない側面だと思うのです。 照れも言い訳も迷いもなく、好きだと言い切れるミュージシャンが居る、 というのは幸せなことなのかもしれません。 |
2004/04/23 自己満足 |
自分に負担のない善意、例えば、ドア開けて通った後、後ろに人がついて来ていたら、 ドアを押さえていてあげる、とかそういうのって、 その後ろの人のためってよりは、自分のためなんじゃないかと、 思ったりするわけなのです。 それだけ。 |
2004/04/21 Dejavu |
冷や水の ML に「もう君と同じバンドには居られません」という旨、メールを出す。 一番の理由は「嫌いなものが違いすぎる」だ。 一人一人の異なる趣向を組み合わせて音楽を作っていく中で、 「これだけはやめとこーぜ」という統一見解の取れるものは、 選択肢から排除するわけだけど、 「やめとこーぜ」と「やりたい」がぶつかっちゃうと、 そのすり合わせは困難… …なんてメールを書きながら、なーんかどっかで書いたような内容だな、 と思った。探してみたら、ここにあった。 そっか。この時点で既に種はあったんだ。
ごめんよ。子供みたいな終わらせ方で。 だけどさ、ほんとに疲れちゃったんだよ。 言いたいことを言わずに我慢していることにも、 「言わずに我慢する」という、 おれとしては非常に不自然なキャラクターを演ずることにも。 オリジナル曲を仕上げるのに近い作業を通して、 自分なりに力を注いだバンドであり、未練はある。 それにさ、名付け親だしね。おれ。 けれど、自分なりのこの結論に、後悔はしないつもり。 ま、「つもり」で後悔という感情をコントロールできるかどーか知らんがね。 さて、元気出して、次行ってみよう。 |
2004/04/20 進む春 |
先週、声はすれども姿は見えず、という感じでしたが、 今日は姿を確認。ツバメ。
終わってないし。
なんか、こういう場合の議論の呼吸を忘れてしまった。 |
2004/04/19 プレイバック Part II |
一昨日のライブを録音した mp3 をゲット。 ドラムが下手である。 下手なので、昨日に引き続き今日も抜け殻として過ごすことにする。 |
2004/04/18 廃人 |
ライブってのは、自分の中のいろんなものを、 ものすごい時間密度で一気に吐き出しちゃうような作業なんでしょうね。 というわけで、本日おれは抜け殻です。 |
2004/04/17 ステージからの風景 |
リハ。 演奏するは The Groove Line。がらんとした客席の後方で、 Voice of Wings の Sakura さんが聞いている。聞きながらニコニコしている…ような気がする。 ちなみに彼女、後から聞いたところ、元ハードロッカーだそうなので、 こういう音楽は嫌いじゃないのかもしれません。 そして、なんとなく、今日はうまくいくんじゃないか、という気になる。 とまぁ、そんな感じのすーっごく微妙な「気」 で結構気持ちを左右されちゃうおれの弱さに驚け皆の衆。
ライブハウスまでは若の車に乗せてもらいまして。 BGM は先週の練習を録音した音源。聴いていると、今更アイディアが浮かんだりする。 今からリズムパターン変えたらみんな怒るかなぁ。 まーでも不自然じゃなければ大丈夫かなぁ。 なんて思いながら、リハで本当にパターンを変えてみた。 滞りなく曲は進んだ。 リハの後、バンマスであるところの梅ちゃんに、恐る恐る尋ねてみた。 St. Elmo's Fire の 2 回目のサビ、今更なんだけどリズムパターン変えてみたんだよ。 さっきのリハで。本番もアレでいいかな? 戻したほうがいい? どうだった? 「ん? なんか変わってた?」 何でもねえよ。
本番。 左側、ハイハットの向こうでは、 梅ちゃんがぴょんぴょん飛び跳ねながらリフをキメている。 正面のヴォーカルはずっと客席側を向いたまま。 右側の若は、ライドシンバルに阻まれて姿が見えない。 さらに右では、たくちゃんが眉を寄せながら黙々とベースを弾いている。 というわけで、おれから顔が見えるメンバーは、梅ちゃんとたくちゃんの二人。 んでまぁ、この二人に笑いかけたりしてみるワケです。 梅ちゃんは時々目があって「ニッ」と反応が返ってきたりするんですが、 たくちゃんは黙々のまま。頑なに反応しない。 ステージ終了後、キミは何でそんなに黙々しておるのだ、 こう「にこ」とか、ちょっとはあっても良いではないか、 と抗議したところ、 「馬鹿者。あれは精神集中しておるのだっ」 と返されてしまう。えーと。その論法で行くと、ステージの間中、 左見てニコニコ右見てニヤニヤ観客見てえへらえへらしてるおれは、 集中のカケラもないちょっとおかしな人、ということですか。
ありがたいことに、知り合いが何人も見に来てくれた。 のだけれど、何故か、ステージから見て右側に、かなりの人数が固まってしまった。 右側というのは、上述の通り、ライドシンバルの死角となるエリアである。 でも、お客さん達の顔を見たい。さりとて演奏し慣れたこのシンバルセッティングを、 今更変更するのも危険だ。 だから、シンバルの隙間から、おれはお客さんの顔を覗き見る。 顔が見たいから。不自然に身体を曲げなきゃ見えない。それでも見たい。 向こうから見れば、なんであんなヘンな姿勢で叩いてんだ? ってなもんかもしれん。でもいいや。だって、なんのためにライブ演ってるのさ。
ライブ終了後のコメントを拾ってみました。 「今日はりおさんのデカい音、あまり気にならなかったよ! 他がうるさいから」(男性・ベーシスト(元黒塗り)/会社員) 「(顔をしかめつつ)右耳が聞こえません」(女性・ダンサー/会社員) 「目立ってましたねぇ」(女性・主婦) 「音の振動でツボを刺激されてコリがほぐれた。耳はこったけどな」 (男性・ギタリスト/会社員) 「お前が笑ってるのは演奏が楽しいからだと思ってたが、今日分かった。 ギターよりデカい音を出してやったぜ、ざまあみろ、ニヤニヤ、ってーことだな」 (男性・ギタリスト/会社員) 「だいたいな、楽器を大事にしろ、と小学校で習っただろうが。 親のカタキみたいにブッ叩くんじゃない」(男性・ギタリスト/会社員) よく見ると、いや、よく見るまでもなく、 誰も褒めてません。 「バンドをやるとモテる」なんて幻想を見事に打ち砕く好例と言えましょう。 ところで、男性・ギタリスト/会社員。つーか博多。 てめぇ自分でライブ演る時ゃ覚悟しとけよ。
そのライブが成功だったか、失敗だったか。それは何で決まるのか。 皆様ご意見をお持ちでありましょう。 おれは最近、終わった時点で自分が笑えれば成功、 という甚だ自分勝手な判断をしてます。 演奏終了直後は笑えたので、今のところ成功ですが、 数日後にプレイバックを聴いて一発大逆転の可能性もあり。 なんて頭の片隅で考えちゃうボクはペシミスト。
帰りは若と二人、町田へ向けて深夜のドライブ。 これからどーすっかな、とか、今日見たバンドの感想とか。 さっきまでの馬鹿騒ぎが嘘の様な、静かなクロージング。
「ほんとに、無事終わって良かった」
一握りの内輪の皆様。
この↑つぶやきでクスッと笑ってやってください。 久し振りのハードロックで、得たもの。失ったもの。 |
2004/04/14 Point of No Return |
喧嘩というのは、
思いの外ダメージを受けている自分にびっくりしてダメージを受ける。 |
2004/04/13 買い物で癒せ心を |
昨日、UNIQLO をネタにしたばかりで何なんですが。 今 UNIQLO に行くってーと、 ミュージックコラボというシリーズのプリント T シャツが売ってます。 週末のライブに向けて、ちょっとそれっぽい T シャツが欲しいなぁ、 と思ってたおれには渡りに船。 ロックっぽいってーとやっぱり黒かなぁ。おれが Paisteってのもなんか当たり前だよなぁ。 バルトリーニはちょっと柄がうるさいかなぁ、なんて感じで結局チョイスしたのが、 RAT II。ギターのエフェクタ。決め手はですね、ええ、 もちろんおれは皆様の期待を裏切りませんよ、 RAT といえば Jeff Beck が愛用してる、ということで。
行ったついでに、靴下だのタンクトップだのをまとめ買い。 買い物でストレス発散する人の気持ちが、今は少しだけわかります。 今日は、そんな気分。
そして、思うのです。 |
2004/04/11 中毒 |
コンソメ味のポテトチップ(90g)を一袋完食。これが三日続いている。 アル中ならぬポテ中である。ちょっといかんのではないか。 思えばこの間、スーパーで安売りしていたからという理由で、 まとめて三袋買っちゃったのがいけない。山が在るから登る。 酒が在るから飲む。ぽてちがあるから食う。人間というものはそういうものだ。 そういうものであることを認識し、 「そこに在る」という環境を壊さなければいけない。 幸い、今家に買い置きはない。しかし、魔は潜んでいる。あなたのすぐ後ろに。 つかおれの後ろだけど。 今日は留守番。琴葉と散歩。ふと通りかかるコンビニ。その瞬間、 脳裏にはW パンチが。 嗚呼。神よ。その誘惑に勝てと貴方はおっしゃるのですか。 だってコンソメ二倍なんですよ。もうね、ちょー美味いんっすよ。 これがまた普通のコンソメパンチだったら、また違う筋書きだったかもしれない。 でも普通じゃない。W パンチなんです。 そして、コンビニでしか買えないという希少価値。これもクセモノです。 心理をいやらしく突いてくる、あざとい作戦です。 だいたい、ボクはぽてちを買いに来たんじゃないんです。たまたまなんです。 偶然なんです。しかしコンビニを見た途端、脳裏には W パンチが想起されてしまった。 事故です。ボクは悪くないんです。そう、このコンビニ! これがこんなトコに建ってるからいけない。 コンビニさえなければ思い出すことはなく、散歩は平和に終わっていたんです。 ボクは悪くない。ボクは潔白です。 三十分後、一袋完食。げふー。 そしておれは誓うのです。言い訳をしない人生を。おれは生まれ変わるのだ。 おれは潔い生き様を引っさげて、これからの人生を歩んで行くのだと。 ところで、 ダイエットってーのは食べる前に誓えるかどーかってのがポイントらしいですな。 たらふく食べた後に「ああ〜食べ過ぎちゃった!よし、明日からダイエット!」 と、今までに何度誓ったか分からない貴方。聞いてます? おれと一緒に嘆きましょう。ではご一緒に。せーの! とほほほ。 |