2003/10/30 昔流行 |
ちょっと喉の調子が悪くて、「カンロ ノンシュガー果実のど飴」
を買ったのが一昨日。
袋の中にはりんご味、レモン味、オレンジ味、巨峰味の四種類。
で、おれはオレンジと巨峰がおいしいなーと思いながら食べてたんですね。
食べ進めていくと、どうもレモンとりんごが多い。おれの好きな二種類が、 狙ったように少ない。 これは多分みかん星人 の陰謀だ。いや、それしか考えられない。
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2003/10/29 リズム |
どうもリズムが噛み合わなくて、全てが上手く転がっていかない。
けど、しょうがねえよな。とにかく、そういう状態なんだから。
と、現状を受け入れてみると、そこで新しいリズムが始まったりしないかしらん。
鬱の度合いと、自分に起きるマイナスな事柄の「数」は、 関係があるようで実は微妙に独立してるのかも。
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2003/10/28 でも RED |
電車で、おれは座っていた。隣に、一人分の空きがあった。
そこへご夫婦がやって来て、旦那さんがおれの隣に座り、奥様はその前へ立った。
ふと向かいを見ると、そこにも一人分の空きがあったので、
おれはそちらに座ることにして、今座っている席を奥様に譲った。
すみません、結構ですよ、すぐ下りますから、とご夫婦。
いえ、どこに座っても同じですから、とにこやかに返すおれ。
でも、そんなおれがヘッドホンで聴いているのは、キング・クリムゾンのレッド。 美しい、音の暴力。 良いヒトっぽく見える、けど…ってのもいいかもしれないな、と思う朝。
帰り道。当ても無く Disk Union に寄ってみると、 R.E.M. のベスト盤が平積みになっていて、 そばに置いてある小さなテレビにはプロモーション映像が流れていた。 この前書いた "Everybody Hurts" だった。 広い道で車が渋滞していて、 そのクルマ達の中に居る様々な人々の表情を少しずつ切り取っていく映像。 その表情がみな、どこか虚ろで、遠くを見てる。 やばい。泣く前に逃げよう。
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2003/10/27 超音波は見た |
去年。「左に石らしきもの」 今年。「左に石、ナントカのう胞、右に石らしきもの」 増えてやんの。どうなってんのさ腎臓。 しかし。やはり底じゃないのか。ははは(取り敢えず笑うしかない)。
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2003/10/26 Sometimes everything is wrong... |
底、かな?
それとも、
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2003/10/25 雨が降る前に |
心の置き場に困ったので、クルマを洗ってみた。 きっと、すぐに雨が降るだろう。 いつもそうさ。 でもいいや。
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2003/10/24 Don't let yourself go. |
Everybody Hurts。 R.E.M. のアルバム "Automatic for the people" に収録されたナンバー。
こんなテーマを、
R.E.M.フリークの某氏によれば、 ニルヴァーナのカート・コバーンが最後に聴いたアルバムが "Automatic for the people" だったそうだ。
1994 年、カートは銃を自らに向け命を絶つ。
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2003/10/23 In Utero |
そんなわけで昨日、In Utero (Nirvana) を買ってみた。
ちなみにニルヴァーナ、
Smells Like Teen Spirit ぐらいしか聴いたことがありません。
つまり、ほとんど知らないってこと。
けれど、多分小説の中での描かれ方が素敵だったからだろう、
ものすごく期待してた。
もう、心の中のぐしゃぐしゃを、一気に、洗いざらい流してくれるんじゃないか、と。
ま、そんなことはあり得ないわな。 でも今は、この音が心地良い。叫んでいて。むき出しで。そしてどこか暗くて。 そのざらりとした音色で、 心にヤスリをかけるように、電車の中で目をつぶる。
こんな人間じゃなくて
(All Apologies / Kurt Cobain)
たらい回しは許すよ。けれど、たらい回されて、最後に辿り着いたところが、 たらい回しを始めたアンタだってのはどういうワケなの?
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2003/10/22 読書 |
随分昔に買った本を読み返してみたり。 そうしたら、ニルヴァーナが聴いてみたくなったり。
電車の中で、とある女性が、眉間にしわを寄せ、目をギッと細め、 歯を食いしばり、睨みつけるような形相で、端的に言えばとっても恐い顔で、 震え上がるようなオーラを発しながら本を読んでいらっしゃるのです。 もう、近寄れません。 で、本のタイトルが、「カウンセリング事典」でした。
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2003/10/20 あてもなく考える |
漠然とした不安の中で、
こんな時、不安の原因を突き詰めた方がいいのか、放っておいた方がいいのか、
とか考える。
The Boom が「中央線」なら、 おれは「横浜線」という曲を作ってやる、とか考える。
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2003/10/18 河口湖は雨 |
YSL 合宿@河口湖 St. Village。
と言っても、おれは YSL のメンバーではないわけで。 おれに課せられたミッションは運転手と子守りなわけで。 ああ、ほとんどの YSL のメンバーには「気弱なパパ」 とか認識されてるんじゃなかろうか。ちくしょう、おれもプレイヤーなんだぜ。 それも、ライブのたびに「ドラムソロくれ」とかホザく、エゴ丸出しの、 おれがおれがおれがはいこっち注目〜タイプの。 えーと。気弱なパパでいいです。 ま、練習してる間は琴葉とドライブにでも行けばいいかな。 普段は後部座席にセットしてあるチャイルドシートを、今日は助手席に置いて、 湖を目指して。あれが富士山、って教えてあげよう。 なんて思ってたら、雨。うまくいかないもんだ。
そんなわけで、二人は宿の中。ちなみに練習場を同じ建物の中にあります。 「おかあさんとこ行くの!」はいはい行きましょうね。 と、五分もしないうちに「おいかけごっこ(おいかけっこの意味ならん)するの! 階段行く!」あーはいはい分かりました。と、階段を登り部屋に戻ってすぐにまた 「おかあさんとこ行く!」お前さっきスタジオいやだって言ったじゃないか、 はいはい行きます行きます。と、一曲も聴かないうちに「外出るの」 だーっ!どっちかに落ち着いてくれよ! 多分、志緒と離れてるのが不安なんだろうな。そしてスタジオに行けば会える。 だから行くんだけど、ベース演奏中なわけで抱っこしてもらえないし、 スタジオ内では走り回れないし、デカい音はバンバン鳴っててうるさいし、 だから出る。出るとまた会いたくなる。 そんな不安定な気持ちが、なんとなく分かる気がして、 だからおれは琴葉の後をついて、何度も行ったり来たりする。 いいよ別に。何度でも行こう。
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2003/10/16 お裾分け |
昼休み。川へ行くとおっさんが一人、のんびり釣りをしている。
ちょっと離れたところでごろりと横になり、浮きの動きを見守る。
「のんびり」のお裾分け。
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2003/10/11 訪問販売 |
うちには現在、9 本のギターがあります。
一番最初に買ったエレキギターが
これ。真っ赤なストラト。
買って二十年。さすがにフレットも磨り減り、電気系統もボロボロ。 最近は、シールドをジャックに挿しても音が出ない。プラグをぐりぐり回して、 ピックアップ・セレクタを親のカタキのようにがちゃがちゃ弄って、 最後に祈りを捧げるとようやく音が出るが、 ピックアップを切り替えた途端にまた出なくなる、というテイタラク。 もうこりゃ電気ギターじゃありません。 この安物に、今更大きな投資をするのはどうかと思う。 しかし、現状はあまりに不憫だ。こいつには、おれの青春が刻まれているのだ。 必死にハードロックをコピーしていたことも。初めてのステージも。 惨たんたるウチアゲも。部室での下らない会話も。タバコの煙も。カッコ悪い恋愛も。 見ちゃいられない見栄も。 えーと。段々捨てたほうが良いんじゃないかという気になってきました。 って待て待て。 というわけで、セカンドビジネスとしてギター改造業を営む若に、 電気系統のオーバーホールをお願いした。途中、 「スイッチを付け替えたらピックガードがハマらなくなった」 というアクシデントがあったが、最終的には解決。無事完了。多謝。
作業中。何も手伝うことがなく、「じゃ僕ボディ磨いてます」 みたいな感じで、もうおれってば役立たず感炸裂。あーあ。 ハンダ付けが得意だったらなぁ。何かをバラしたりすることは、 元々キライじゃなかったはず。 実際、昔はこのギターのパーツを替えたり付けたりしてたんだ。 とにかく元凶はハンダだ。おれ、中学の技術家庭の時間、 クラスで一番にラジオ作り上げてさ。 「あ、おれも一番だったぜ」 でさ、鳴らなかったの。 「わはは。おれは鳴った」 違いはそこか。
で、やることがなくて、若が持って来たギター「懸賞君」を弾いていると、 「そうだ、プリアンプ持って来たんだ。使ってみ」と言われ、繋いでみる。 むむぅ。これは面白い。モノは Tube Works の "Real Tube II" という、 ラックタイプのプリアンプ。マトモなアンプ (と、コレを呼んで良いのかどうかワカランが)って面白いよなぁ。 まずは音にツヤがあるし、ギターのボリュームや弾き方にダイレクトに反応する感じ。 メンテ完了した自分のストラトを突っ込んでみる。 楽しい。ちゃんと音が出る。ピックアップ切り替えても音が消えない。 いや当たり前だが。虐げられた環境に居ると、小さなことが幸せなんです。 ってそれは置いといて、楽しいぞ。これ。 「気に入ったか?」 うん。 「幾らで買う?」 って商売だったのかよ! し、しかしコレ良いよなぁ。 え、しばらく置いといても良い? そ、そうですか。しかしそれって、 しばらく置いておいて、 便利さにシャブ漬け状態になったところで回収に来て結局買わせる、 ダスキン訪問販売みたいなモノではないですかっ。 あっさり罠にかかるおれ。
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2003/10/10 Eddie! |
今朝もエディに会った。
つか、本人はどうしてるんだろうな。今。
ロニー・ジョンソンというブルーズマンの作品に 「いまわしい南京虫のブルーズ」という曲があります。 皆様の期待を裏切らない、タイトル通りの内容です。 「夜になったらどうやって寝りゃいーんだ、南京虫が手も足もかじりやがる」 大の大人が熱唱し、あまつさえレコーディングするような内容なのか。 でも、今は分かる。笑い話をするしかない、その気持ちが。
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2003/10/08 思い出 |
以前、ネタにしたこともある、
野毛山動物園のゾウ、はま子が死んだそうだ。
石原知事が都立大の廃止を考えているらしい。 どうも、今日はちょっと寂しい日らしい。
寂しさを紛らわすため、というか、まぁそういうワケもあり、 買ってみましたよ。The Ventures Greatest Hits。中古が 550 円。 高いんだか安いんだか。 実はですね。白状しますと、おれ、どれがダイヤモンド・ヘッドで ウォーク・ドント・ランでパイプラインなのか、 イマイチ区別ついてなかったんですけど、ようやくハッキリしました。 しかし、妙にコピー魂をくすぐられるのはナゼなのだ? ギタリストの DNA か?
こんな風に日記(というか)をつけていると、 出来事や思った事を、 書き留めておかないことがもったいなく感じてしまうことがある。 それって馬鹿馬鹿しい。
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2003/10/05 五段活用 |
子守り。 子守らない。子守ります。子守るなら。子守れ。 子守ろう。
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2003/10/01 見舞い |
見舞うという行為は相手のためか。自分のためか。
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