Hark! The Herald Angels Sing

2001/12 version

2001/12/31  達成度

あまり思い出したくないんですが、今年は某所 で「じゃずをがんばる」という目標を掲げていたのですね。さて結果どうだったのか。

この日記をお読みの皆様におきましては、りおはドリキャスだのモータースポーツだの 子育てだのにウツツを抜かしてバンド活動はすっかりお寒い状況、楽器の腕も だだ下がりぢゃろうとお思いでありましょう。

しかし!

一応、朝練は続けてるんですよ。つーても 10 分とかですけどね。で、 この数ヶ月間は「シンバルレガート速度アップ強化期間」でした。 「じゃずをがんばる」という目標の下、やることは速弾きの練習だって辺りが いかにもおれなんですが。

シンバルレガートというのは、ミディアムテンポの場合は 「ちーん・ちっき・ちーん・ちっき」という三連符系のハネたリズムなのですが、 速度が上がってくると「ちんちきちんちき」というイーブンのハネないリズムに なってきます。そうすると、「ちきち」という三連打を如何に速くこなすかという ことが、シンバルレガート速度アップのキモということになります。

強化期間前には四分音符 = 240 ぐらいでしたが、現在、左手や右足のオカズを 置いておいて、取り敢えず右手だけということで 300 を超えるぐらいまで来てます。 320 ぐらいで左手や右足がついてくれば、大抵のセッションでは困らないと 思うんですがどうですかね。例えば「チェロキー」なんてこのくらいのテンポだと 思われます。

アゲインしかし!

やはりジャズは実戦でしか上手くならんというのも事実で。 手の速さが上がっても「使える」ドラムを叩けるかどうかってのはまた別問題。 まぁそれはジャズに限ったことじゃないけど。

てなわけで来年はもう少し場に出たいと思いつつ、さようなら 2001 年。 一応音楽ネタで締めくくってみました。

2001/12/29  固定観念

年末は大掃除と決まっています。が、冬休み開始が 29 日、31 日には 親が来たり紅白歌合戦を見て昨今の音楽事情について研究したりしなきゃいかん ワケで、掃除に費やせるのは実質二日強しかないのですね。

「大掃除」ともなれば、やはりふつーに埃払って掃除機掛けるだけじゃ許されません。 床のワックス掛けやらギターのフレットに付いた手垢取りやら、それはもう いろんな作業があります。

でまぁ結論としてはですね、そりゃ無理です。出来ません。 年末に固めてやるという慣習を捨てよう、というのが今年最後の決意であります。

つか、ギターの掃除なんて今やるなよっ。

2001/12/28  鳥になりたいか

朝。白い息を吐きながら坂道を登る。 ふと見上げた空は青くて空気は澄んでいた。高いところを鳩の群れが飛んでいる。 こんな日は鳥になれたらいいかもしれない。遠くまで見渡せる街並みはきっと 美しいだろう。その時、頭上からジジジッと音がした。 聞き慣れない音に耳をそばだてながらも、駅へと急ぐ足はそのままに歩いていると、 その直後、おれの背中のすぐ後ろをかすめるように何かが落ちた。 ばさっという大きな音に驚いて振り返ると、そこには一羽のカラスが転がっていた。 さっきの「ジジジッ」はこの大きな鳥が感電した際に発せられた音だったのか。 ほんの少し、歩く速さを緩めていたら、ハシブトガラスの太い嘴はおれの頭を 直撃していたかもしれない。 足をぴんと伸ばし、身体を硬直させたまま動かない真っ黒な塊を、 おれはしばらくじっと見ていた。 多分、死んでいた。

おぎりんが日記で「読み出したら止められなくて、読みながら風呂に入っちゃう ぐらいだ」と書いていたグリーン・マイル。スティーヴン・キングだったっけかなぁと 思いながら Book Off に寄ってみたら、全六巻!?

いや、買ったけど。一冊百円だったし。ま、ゆっくり読むか。

2001/12/25  幸せのおすそわけ

仕事でよくお世話になっている某レンタル会社。 いつも見積を持ってきてくれるのは営業のうちださんという女性だ。

今日ふと見たら、左手の薬指に綺麗なリング。 そういえばなんとなく嬉しそう。な気もする。気のせいか。 こっちも少しだけ、ふんわりと暖かくなる。

ところで、こーゆーのって突っ込むとセクハラなんですか? やっぱ。
いや、黙ってましたけど。

2001/12/24  クリスマス・イヴ

成瀬台の「キャトル」で小さなデコレーション・ケーキを買い
琴葉へのプレゼントはピンク色のゴムボール。
夕方、ケーキにろうそくを立てて火を点けて。

思えば、何年かぶりの、本当に穏やかなクリスマス。
健やかなことが、こんなにもありがたい。

Merry Christmas.

2001/12/23  毒

自宅にて心穏やかに宵を過ごしていると梅ちゃんから「どもー」という電話が。

そうであった。先日我家を襲撃、 ではなくて我家にて和やかに鍋を囲んだ、その名も鍋 ML の連中が、 今日は羽村方面に集っていたのであった。

「今ね、ここではキミの株、大暴落よ」

うぇぇぇ。なんでだよ。その場にいない人間の株がなんで暴落しちゃうのだっ。 と、理由を聞いてみると、先日放映された 例の番組をビデオにて見終わったところ だという。電話口には博多君が出てきた。

「自分、毒、無いやん!」

何やら激怒しているのである。激怒のあまりヘンな方言になっているのである。

「ああいう中で毒撒き散らすのが自分の役割やろーが! ま、試聴料払ってるし〜、 みたいな妙に NHK に迎合したあの態度はなんなのだっ!それにバスドラ全然 鳴ってへんやん!ずがんずがんいかんかいっ!」

もうなんだかすごい言われようなのである。いやその、低音が効いてないのは NHK 側の問題なのでわ、などと釈明すら出来ない状態なのだ。静かな宵は 恐怖の説教タイムに早変わり。つか君が毒ではあわわわなんでもありません。

しかしなぁ。毒ねぇ。 おれってそういうキャラなんかなぁ。やっぱこっそりツインペダル持ち込んで 本番でイキナリ 16 分連打カマすべきだったんかなぁ。 って反省してるおれもおれだっ。

それにつけても羽村宴会はなんだか楽しそうで、ちょっと羨ましい。

ささやかな、けれど我家に取っては大きな出来事が一つ。
琴葉におめでとうを。そして自分はいろんなことを考えなければ。

2001/12/22  All my loving

ビートルズの All my loving って曲、ベースは所謂ランニングを弾いてます。 ギターは置いといて、ドラムをレガートにすれば即席インチキジャズになって セッションの余興には良いかなあと思って試してみたら、これがもう全然ならない。 悲しいぐらいならない。笑っちゃうぐらいならない。悲しいのか可笑しいのか わからないぐらいならない。

なんで?

ドラムがヘタだから? ベースがエレキで、それもゴリゴリした音色だから? 誰か、決定的な理由をこっそり教えてくれませんか。

Police だの Beatles だのを題材に、ベース + ギター + ドラムの 3 ピースで セッション。おれは単にコピーしてもつまらねぇと思い、いろいろと リズムを変えてみるんですが、ベースがついてこない。で 「心を開こうよ!(←青年の主張風に)」とか言ってたんですが、

考えてみればヴォーカル+ベースというスタイルを愛する彼にとって、 リズムフォーマットで冒険するというスタイルを押し付けるおれの方こそ 心を開いていなかったと言えるのかもしれず。

ドラムという楽器をどういうポジションにはめ込むのか。
それを決める、セッションの主旨やメンバーの方向性、技量。
毎回毎回、セッションってのは思うところ沢山。

2001/12/21  プレゼントの選び方

普段自分に縁の無いものを買うときは、そもそもそれがどこに売ってるんだ? ってなところから苦労したりして、見つけてからもハテサテどれを買ってよいやら。

店員さんに声をかけ、製品の特色やら売れ筋定番やら 話を聞き、その情報を元にターゲットを絞り込み、最後に迷ったときに 「店員さんならどちらをもらうと嬉しいですか?」と質問して決める、そのために、 センスが信用できそうなチャーミングな店員さんを選んで声をかけるというのは 重要な作業なのです。きれいなおねーさんとハナシをしたいとかそーゆー下心では 決してなく。いやほんとですって。なぜ疑うのだっ。

例えば女性へのプレゼントを買うときは、しばしばこんな感じ。
結構楽しんでたりも、する。

2001/12/19  Some Skunk Funk

ジャズラ、おれも買ったぜ。>

お目当ては若同様、Brecker Brothers の名曲、Some Skunk Funk の譜面。

珍妙なぐねぐねしたメロディのテーマが、ペット+サックスのこりゃまた 珍妙なハモリで、相当に速いスピードで、さらに変拍子も交えつつ演奏されます。 音楽の三要素とも言うべきメロディ、ハーモニー、リズムがことごとく生理的に 不自然で、 かつ、ぶっとばしモンの勢いで迫力満点という、とても素敵な曲であります。

以前ちょっと採ってみようかなと思って挫折した経験があります。 とほほ。こういう曲をさらっと採れるぐらいの良い耳が欲しいもんだ。

で、譜面を追っかけながらメロディをなぞってみると、「ホントにこんなこと 弾いてる?」という部分がちらほら。「生理的不自然さ」を改めてまざまざと 体験しながら脳味噌をかき回す宵。

ところでこの譜面、変拍子部分が「7/8 + 4/4 + 4/4 + 4/4」という、 比較的素直な解釈になってます。実際これで正しいと思うんですが、 大昔、ドラマガに出た譜面では「4/4 + 6/4 + 11/8」という解釈がされていて、 おれのアタマには後者が刷り込まれちゃってるんですね。どーにも。

改めて前者の解釈が出来るようになるだろうか。
良いアタマのトレーニングだな。こりゃ。

マッタク味わい深い曲である。いやほんと。

2001/12/18  ストーブリーグ

WRC(世界ラリー選手権)のドライバーにトミ・マキネンという人がいます。 長年ミツビシの顔として活躍してきた、その筋では有名人です。市販されている 三菱・ランサー・エボリューションにも「トミ・マキネン・エディション」 なんてのがあるぐらい。

ところでおれ、このランサー・エボリューションというクルマがあまり好きじゃ ないんですよ。いや、すげえクルマだとは思うんですが、どうにも。 頭文字 D で悪役だったからか? ←ばか

現在、WRC にワークスとして参加しているのはミツビシ、スバル、フォード、 プジョー、シュコダ、ヒュンダイの 6 チーム。まー日本人だし、インプレッサは プラモ買う程度には好きだし、てな感じでおれはなんとな〜くヌル〜い感じで スバル辺りを応援しとこーかなとゆースタンスです。

なので、「ランサー・エボリューション〜トミ・マキネン」 = 「敵」、だった わけですが、ひょいと買った雑誌によると、なんと、トミ・マキネンが スバルに移籍するらしいじゃないですか!

例えば星野仙一が阪神の監督に就任するようなもんじゃろかと思うんですが、 そう考えると野球に興味のないおれは「どーでもいーじゃねーか」という ことになってしまい、えーと、だからその、つまり、 こういう場合どうすれば良いんですか。 スポーツ観戦初心者のおれは大いに戸惑っています。

中日星野監督を嫌いだった阪神ファンの方に、胸のうちを熱く語って頂きたい 今日このごろです。

2001/12/17  思わぬところから

「はじめまして。日記を読みました。ところで、日記に出てくる コクテール堂のばあちゃんは 私の叔母です」

というメールが。

・・・・・・(汗)

身内の方が読んだら鼻血を出して怒りそうなことを書いている気がする。 すぐさま謝罪メール。

いえ、実際は「コクテール堂のコーヒー豆を気に入ってくれているようで嬉しい」 と続くので、お怒りのご様子ではないのですが、ふえー。 悪いことは出来ませんねぇ。

でもネタにしてくださいと言わんばかりの出来事ではあったんですが。 ←とか書くのがいかんというのだ。おれ。

こりゃまたすっげー久しぶりに、井上師匠からメール。

「なんでも BS に出演するそうですが、我家は BS が映らないので代わりに 『のど自慢』見てます。カーン」

相変わらずのほのぼのとした味わいがなんとも。でも元スラッシャー。
元気にしてるんかいな。

2001/12/16  センサー

ここ最近、どうもストラトに違和感がある。ネックを握ると何やらよそよそしい。 弦高を計ってみると、1 弦が 1.7mm ほど。

このストラトは比較的湿度等気候変化には強く、 ネックの調整もあまり必要なかったんだけれど、久しぶりに手を入れてみた。 ほんの少しトラスロッドを締め、ブリッジの駒も下げてみる。 再計測の結果 1.5mm に。

その差、0.2mm。

これだけで弾き心地が変わるってのは、考えてみればなかなかすごいことなのかも。 人間のセンサーって捨てたもんじゃないっす。

放映されました

2001/12/15  年賀状

年賀状作成のために母が来る。 と言っても、母は写真を持ってくるだけで、それをスキャンして 文字を入れてレイアウトしてハガキに印刷するのはおれと志緒の仕事だが。 まだ自分達の分、全く手を付けてないってのに。とほほ。

写真は、馬の置物。父の外国土産だそうだ。そういえば家にあったような 記憶もかすかにある。

「手元に土産だけが残り、長い時間が経った。今年は初孫を抱く」という風な 意味合いの短歌を作り、それを年賀状に入れようかどうしようか迷っていたが、 「もらったヒトは何のコトだか分かんないよねぇ、あはは」と結局止めていた。

そうか。もう十年経つんだね。

2001/12/13  別れの予感

おぐちんから「ところで K 君っていう人、りおさんの職場にいない?」という メールが。確かに隣の部、立ち上れば見える場所に K さんは座っている。 さっそく K さんにハナシを聞いてみる。 なんでも、ロードスター乗り同士ということで知り合った(二人とも今は別のクルマに 乗り換えているが)そうだ。

K さん曰く、

「おぐしさんのサイトのリンクページで『りお』を発見し、見てみたら 名前や写真が一切ないけれど文章の感じがりおさんだったので、おぐしさんに 『これ、私と同じ会社の人ですか?』と聞いてみたらそうだと言われた」

嗚呼。こんな風に。悪事は暴かれていくのか。って悪事なのかよ。 つか、そう↑言われた時点で「知りません!誰ですかそのおぐなんとかつーヒトは」 ときっぱり言えば良かったんですが、そもそも自分からハナシを聞きに言った 時点で知り合いだと宣言してるようなもんですな(泣笑)。

やっぱ、職場にバレちゃったら閉鎖ですかねぇ…

2001/12/12  痛みの記憶

インフルエンザの予防接種とゆーヤツを受けたのですね。近所の小さな町医者で。 小学生の頃以来だと思います。

注射の記憶ってーと、射される瞬間に窓の外を見て一生懸命気を逸らして やり過ごそうとしたことや、まだ順番を待っている級友に「痛ってー! 死ぬほど痛ってー!まじで一人死んでた!」とか言ってビビらせたとか、 そういうくだらないことしか残ってないんですが、

ワクチンをつーっと注入されながら、ああこんな痛みだったかもしれないと。 記憶のドアが開くように。 インフルエンザって針を射す瞬間より、薬が入っている時間の方が痛いんですね。 「ちくり」よりは「ずきずき」。

注射が終わり待合室を眺めると、そこにいるのは爺様婆様ばかりで。まさか 「痛ってー!死ぬほど痛ってー!」とやるわけにもいかず。静かに会計を済ませて 病院を出る私ににじみ出る人生の年輪。ってそういうことを考えている時点で 子供です。

12/9 にちょっと書いた「マスキング塗装に失敗した場合のリカバリ」ですが、 おくぬしさんに教わった方法(コンパウンドで落とす)も試してみたんですが、おれは、

  1. はみ出してしまった部分(=消したい部分)だけが見えるようマスキング。
  2. 溶剤を綿棒に付け、軽くこする。コンパウンドとは比較にならないぐらい 簡単に落ちる。
  3. すぐにテープを剥がして水洗い。
というやりかたの方が簡単なように思いましたが、この方法マズいんですかね、 おくぬしさん。って見てないっすね。クリアパーツが曇ってしまったり、という トラブルも特に無い様に思います。

てなわけでウィンドウ塗装の修正も一応終わり、ボディへのラッカー吹きも終わり、 いよいよそれっぽくなってきました。外装の塗装やデカール貼りなど一番目立つ 部分が残っているので、結局失敗作となる可能性はまだ高いが。

つか、今まで一生懸命やった内装、ペダルだの消火器だの、 ボディかぶせたらちっとも見えないんですけど正しいんですか。 人生を思わぬところで巧みに浪費しているおれ。

2001/12/10  表向きの顔

この日記なんてホントにウチワ向けなんですけど、たまに思いも掛けぬ方が 読んでいたりして激しく動揺したりするわけです。今日得た情報によりますと、 なんと若のお兄様が読んでいらっしゃるそうで。とてもありがたいのですが、 お兄様は私を「セガラリーのヒト」とお呼びになっているとかいないとか。

決意しました。もうゲームは止めます。

ということにします(←意味あんのか?)。

実際、例えば 11 〜 12 月の日記しか読んでない人に取っては、 おれというのは「プラモとレースゲーム好き、まー音楽も多少は聴くのか? の 躁鬱野郎、ミュージシャン妻一人娘一人」という人間になってしまい、 実態そのまま、あわわわ、違う違う違う、実態とは全く違う人間を想像されて しまうわけでそれではいかんわけです。

やはり実態に即した、全身これクール、溢れるダンディズム、香るセクシー、 疾走するインテリジェンス、秘めたる熱きスピリット、洗練を極めたセンス、 そういう部分をですね、前面に押し出していきたいと。

日記ってさ、気にしないとけっこーハダカになっちゃうもんかもなぁ。とほほ。

鼻、引っ掻かれました。女に。血出てます。
ジェラシーは君に似合わないぜ。落ち着けよ、ベイビー。

とかそーゆーんじゃなくてですね。何故ですか。何故顔を近づけると おれの鼻と顎を掴もうとするんですか琴葉さん。それはやはりその、出っ張ってて 掴みやすいということですか。父は密かに傷ついているのですよ。

つか、カッコ悪いし。傷。

2001/12/09  Q & A

というわけで、プラモ Q&A のコーナーです。 今日の先生は「ホビーショップおくぬし」さんです。よろしくお願いします。 それでは早速質問です。

Q: スプレー塗装したら、なんかざらざらになっちゃったんですけど。

A: それは、対象物とスプレーの距離が遠すぎること、スプレーの移動速度が 速すぎることが原因。逆に近すぎたり遅すぎたりすると、一部がぼってりと厚くなって 垂れたりする。垂れるよりはざらざらになる方が、クリアを吹く、コンパウンドで 研ぐ等リカバリしやすいので、初心者は基本的に遠め、速めを心がけつつ 最適ポイントを探るとよい。

Q: マスキング塗装について。マスキングが甘かったのか、マスキングテープの 縁から塗料が染みて滲んでしまいました。直せる?

A: まず塗装部をマスクする。次にコンパウンドを綿棒に付け、力を入れずに 小さく丸を描くように磨く。要するに、はみ出た部分を削ってしまう。 ちなみにそのトラブルはマスキングの失敗よりも、塗料を多く塗ってしまうことに 起因する場合が多い。

Q: でもクリアパーツ(ウィンドウ)なんすけど。

A: その場合は今使ってる塗料と同種類のクリアを薄め液で薄めて(だいたい スプレー塗料ぐらい/ぽたぽた垂れるぐらい)塗ると透明になる。塗った部分と 塗らない部分の段差が気になるなら全部塗ってしまう。

先生、ありがとうございました!
では、また来週!

来週もあったらイヤだっつの。
そんな感じで失敗を重ねつつ。完成に向かって進んで…いる気はあまりしないが。

本日、愛車の 12 ヶ月点検+ブレーキのエア抜き。 去年の車検時にはもードロドロのきったねぇ状態で 持って行ってちと恥ずかしかったが、今年はこないだワックスかけたし! ってボンネット開けたら落ち葉だらけでやっぱりとほほ。

クルマの維持費って高いよなぁ。まーでも金で買える安全は買っとくかっつーのも あるし。 それと、オイル交換直後の、アクセルをクッと踏み足した時の小気味良い加速は 嬉しいし。

2001/12/08  調子に乗る

車のプラモデルの出来を決定する一番大きなファクターは、 やはり一番面積が大きいボディの仕上がりではないだろうか。

これを失敗しちゃうと台無しだよなー。でもやんないと終わらないなー。 しかし缶スプレーは風がなくて湿度が低めの穏やかな日じゃないと吹いちゃいかん らしいしなー。なんたってウチは風の谷だしなー。時々王蟲とか出ちゃうしなー。 出ねぇよ。隣にユパ様住んでるしなぁ。だから住んでねぇよ。

という感じでボディ塗装は後回しにして、ちまちまとシャーシや内装を 塗ったり組んだり(どうでもいいけど、プラモってまじめに作ろうとすると作業の多くは 塗装なのね)してたんですが、ついに重い腰を上げました。本日スプレー日和。

まずはペットボトルで練習。えーなになに、20cm ほど離して、横にすっと 動かしながら…こうか? をを。青くなった。吹き始めは固まりが出ることがあるから、 少し離したところから吹き始めて…こうか? んー、いい感じぢゃないですか。 では本番。ペットボトルとボディを両面テープで貼り付けて。しゅっ。 ををっ。しゅっしゅっ。をををっ。

なんでぇ。簡単ぢゃねえかよ。がははは。つかおれって天才? しゅっしゅっしゅっ。わははは。

んー。鮮やかなメタリック・ブルー! 色むら無し! インプレッサはこうじゃなきゃねぇ。

しゅっしゅっしゅっしゅっしゅっしゅっ。わは。わははは。わはははははは。

ん?

ツヤが…ないような…いや、気のせいだ。気のせいに違いない。 塗るべし!塗るべし!塗るべし!

しゅっしゅっしゅっしゅっしゅっしゅっしゅっしゅっしゅっしゅっしゅっしゅっ しゅっしゅっしゅっしゅっしゅっしゅっしゅっしゅっしゅっしゅっしゅっしゅっ

ひえええ。なんかざらざらになってしまったぁぁぁ。どして? どして? 天罰?

2001/12/07  立ち聞き

今朝、通勤電車内での女子高生の会話。

昔さあ、エレクトーン習っててー。音符の長さって何のことだかさっぱり 分からなくてー。てきとーに CD 聴いたり先生に弾いてもらったりしてレッスン 切り抜けてたんだけどー。こないだケータイの着メロ作ってる時に、 あー、そーゆーことなのかー、って理解したよー。あははは。

ううむ。
その紺のソックス、足太いの目立ちますよ(←会話聞いてたんぢゃねーのかっ)。

2001/12/06  Manu Katche

Sting の新譜、All This Time はライブアルバム。久しぶりにマヌ・カチェが 復帰している。

Ricky Lawson やこの人のドラムを聴いていると、実はロックドラムって モンのすげぇ難しいんぢゃねぇか? という気になってくる。 しなやかで、カッコいい。こういうタイミングで、安定して、おれは バックビートを叩けるのか…

ちくしょう。なんか弱ってるな。おれ。まぁ自分のプレイに自信がなくなったり 疑問を持ったりするっていうのは、次のステップに進む際に必要となる フェーズだと思うし。しょうがないか。

マヌをご存知ない方は、随分前に出たものだけれど Peter Gabriel のライブビデオがオススメ。つかこのビデオは凝ったステージング等 見所満載です。

2001/12/05  Vinnie Colaiuta

昔、変拍子が好きだった。聴くのも、演るのも。ちょっと小難しい感じが 優越感をくすぐるというか。今考えるとバカみたいだ。 今でも変拍子は好きだけれど、好きという気持ちは随分自然になった気がする。

Vinnie Colaiuta が 11/8 拍子を叩いている。此奴のアタマの中では どうカウントされているのか。

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10  11
> . > . > . > . > . > . > . > . > . > . > .
One     Two     Three   four    five  and

("five and" のところで 8 分音符三つ分をスムーズに処理するところがミソ) というカウントで取り敢えず付いていくことは出来るが、多分そんな風に「数えて」 ないんだろうな。小節のアタマを飛び越えてとんでもないトコロで解決したり、 奇数拍のオカズが入りまくったり、とにかく「自在」だ。

4/4 で出来ることを同じように 11/8 で出来るか。うーむ。 こんな風に変拍子が叩けたら。叩けたら。

…誰に使ってもらえるのか、さっぱり思い付きません(ちゅどーん)。

でもおれ自身は楽しいだろうな。「自分のプレイが好きだ」という境地に 一歩近付くかもね。

2001/12/03  Eric Clapton

下で出てくる Babyface のライブ盤には非常に大きな問題点が一つあります。 それは Eric "天才でもなんでもねぇよ" Clapton が参加している ことであります。

と書いた後、ちょらぷとんの悪口を数百行に渡り欲望に任せて書き殴っていたの ですが、ここでぶちまけても仕方がないと思い、消しました。自分という人間が いかに大人かをしみぢみと実感しております。いやいや。照れますねぇ。

しかし最近のデジタル AV の進化は、例えば DVD の音声/字幕言語切替機能なんて ことを実現しているわけですから、「特定のパートの音だけ消す/差し替える」 なんて機能も実現出来そうじゃないすか! きっと出来る! 出来なきゃやだやだやだ (←子供だっつーの)

本日、全車種での ARCADE モード 1 位クリア完了。うひ。うひひひ。
てこずったなぁ。ALPINE A110。

2001/12/02  Ricky Lawson

本日、山田バンド(仮称)リハ。

Babyface のアルバム "MTV Unplugged NYC 1997" から何曲かコピーし、 実際に演奏して思うんですが、ドラマーの Ricky Lawson、こんちくしょーです。 にくたらしーです。

採譜すると、譜面ヅラは全然難しくないんですよ。なんだけれど、ああならない。 Exhale (Shoop, Shoop) 辺りはまだしも、I'll Make Love to You 〜 End of the Road なんてもうオハナシになりません。 叩きながら「ちっが〜う!」と自分でツッコミ入れちゃうぐらいです。

ここしかない、というスネアのタイミングと音色。 各楽器のバランスの良さ、ドラムを「セット」としてまとめる技量。 フレーズではなく、空間をちょん切る「間」で語るドラミング。

ドラムってのはグルーヴを出すだけじゃない、もっと色んな事が語れて 表現出来る楽器なんだと思うんですが、だからこそ、その手の「グルーヴ・ ドラミング」をこうも完璧に演られちゃうと、なんというか悔しいんだよなぁ。 歪んでますか? 私。そうですか。

売れっ子なのが分かる気がします。
「ただ気持ち良さのために」。そういう感じのドラム。

まぁ、おれもバンドで叩くのは久しぶりってのはあるんですよ。 普段練習台を相手にして、しばらくホンモノのアコースティックドラムから 遠ざかっていると、まずタッチが悪くなっていきますね。こりゃまたお久しぶりに お会いする三星さん(Key)も

「おれも一年ぶりぐらいなんだけどさ、まず『あー、 バンドで弾くときはこーゆー強さで弾くんだっけなー』ってトコから思い出してるよ」

と言ってましたが、そーそー、そんな感じです。

次回リハでリベンジだ。見てろよ、リッキー。

って見てねぇよなぁ。

夕方から、志緒はジャズサークル発表会@中延。

おれは子守りだったわけですが、 今回は多分今までで一番大変でした。とにかく泣き止まない。ほとんどつきっきり。 抱っこしても歌を歌ってもミルクをやっても、効果が続かない。 えぇぃえぇぃと顔中涙で濡らしながら部屋の中を一生懸命きょろきょろ見回して、 多分お母さんを探しているんだろうけど、おれにはどうすることも出来ず。

ちょっと自信喪失。 まぁ、お母さんじゃないと駄目、っていう時期なんでしょうけれど。

2001/12/01  おめでとう

日記のタイトルは「あめにはさかえ」です。日本語だと「今ぞ生まれし 君を賛えよ」、英語だと「Glory to the New Born King」ってー歌詞が出てきますね。

てなわけで雅子様、おめでとうございます。
いや、そーゆー歌じゃないですけど。


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