ごあいさつ
当園で、ヤーコンの栽培を始めたのは今から7年前です。
無農薬・有機栽培にこだわっている、つばさ農園の田谷さんから種芋を少しいただいたのがきっかけでした。
田谷さんは、糖尿病で失明寸前の状態になった時、あらためて食物の重要性に気づき、それまでの仕事を辞め、2ヘクタールの農地を借り受けて農業を始めた人です。
その田谷さんから糖尿病や便秘に効き、無農薬で栽培できるからと薦められてのことでした。
以来、毎年作付けを増やし、今年は約80アールの畑にヤーコンを作付けしました。
ヤーコンの畝立作業 ヤーコン畑
我が家では、ヤーコン芋が収穫される11月から翌年の5〜6月まで、毎日のようにヤーコンのサラダが食卓にのぼります。
ゴマだれの和風ドレッシングをかけるのが定番になっています。
また、ヤーコンのキンピラもよくおばあちゃんがこしらえてくれます。これもなかなかの味であとひく美味しさです(先日は、「ヤーコンのキンピラを売ってくれ」と言って隣町からお客さんが来られたのには驚きました)(^^;)
当園のスタッフ: おじさん・妻・おじいちゃん・おばあちゃん
日本人の平均寿命が年々高くなり、いまや世界一になっていることは本当に素晴らしいことだと思います。でも医療費の増大等、実態はけっして喜んでばかりはいられない面もあるようです。
心身共に健康で長生きできるようになってこそ、胸をはって世界一だと言えるのではないでしょうか?
ヤーコンの芋には、フラクトオリゴ糖や食物繊維、あるいは抗酸化作用のあるポリフェノール等がたくさん入っています。ヤーコンは健康を考えるうえでもってこいの食材だと思います。
日本に入って日が浅いため、まだまだ知らない人がたくさんいますが、PRに努め、いつの日か、ジャガイモやトマトやにんじんと同じように日常の食卓にのぼってくれたらいいなあと思います。
〜 長沼農園 園主 〜