NicoNico iDOL M@STER Fan WEB
to SIREN

SIREN2 iDOL M@STERは複数の登場人物がそれぞれの物語を織り成す群像劇となっております。

彼女らはそれぞれ違う理由で島にやって来て異変に巻き込まれることになります。
幕間など、本編で語られていない分は原作からの引用と妄想から補完しております。
必ずしもこの設定が正しいわけではありませんのでご注意下さい。

各キャラクターの初回登場回のネタバレを含みます。

春香SIDE

昭和84年の8月2日、株式会社321プロダクション所属Aランクアイドル天海春香とその担当の一樹Pはロケの撮影のために夜見島を訪れることとなった。
だが、人の住まなくなった廃墟の島にいく定期船など出ておらず、また近隣の船乗りはみな島を畏れて近寄ろうとしない。
そんな時、島に渡ろうとしていた「三上脩」の計らいによって、彼がチャーターした漁船「翔星丸」に同乗することができた。
島に近寄るにつれ天候は崩れ海が荒れてゆく。
不安に駆られ、海の様子を気にかける春香。
呪われた島は、誰も住まわなくなってからも来島を拒むのだろうか?

この時はまだ彼らを待ち受けているモノを誰も知らない。

千早 伊織 やよいSIDE

昭和84年の8月2日、如月千早、水瀬伊織、高槻やよいの3人と担当の沖田プロデューサーは、ライブの公演で四海地方夜見島付近に訪れていた。
たくさんのファンが駆けつけてくれたお陰でライブは盛況に終わり、ヘリで堂々の凱旋。
しかし、夜見島上空を通りかかった時、突然パイロットが原因不明の変死。
ヘリは森林に墜落してしまう。
突然の異常事態にパニックに陥ったやよいを、墜落の衝撃から庇って沖田Pは重症を負う。
そのお陰もあり、三人は奇跡的に無傷ですんだ。
しかし、沖田Pはその傷が元でまもなく死亡してしまう。
自分の責任だと嘆き悲しむやよいと、なんとか励まそうとする伊織をよそに、淡々と的確な行動と指示を出す千早。

千早は、持ち前の責任感と他人に弱みを見せることの出来ない性格から自分が頑張らなければと、みんなを守るために行動していた。
しかし伊織は、こんな状況でも取り乱すことのない千早に逆に不信感を抱き始める。

この時、彼女達の背後に異形の影が忍び寄ろうとしていた………。

亜美真美SIDE

双海亜美真美ともう一人のアイドルは、地方ロケのために夜見島の貸家にやってきていた。
初めてのロケにはしゃぐ亜美と、のんびりお風呂につかる真美。
”亜美真美ともう一人のメンバーの担当P”は、もう一人のメンバーの体調を案じながら亜美に就寝を促す。
期待に溢れ、おしゃべりをしていた亜美はいつの間にかうたた寝してしまう。
眠りから覚めると、突然の雷と共に停電になる。
近くに真美も、”亜美真美ともう一人のメンバーの担当P”も居ないため不安になり階下に下りる亜美。
そこには雷が怖くてずっと閉じ篭っていた真美と………。