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コンサートの予定と出演者のコメントです。
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皆さんの近況などをお知らせします。
経歴、プロフィールを紹介します。
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終了したコンサートはこちらです
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☆平野則子ソプラノリサイタル
♪.私たちの愛(フォーレ)
A.シルウ゛ェストルの詩による、すがすがしく魅力的な、可愛らしい歌曲です。「私たちの愛は軽やかなもの…素敵なもの…神秘的で、そして永遠!」と歌います。

♪月の光(ドビュッシー)
詩はポール・ヴェルレーヌ。優雅で洗練された男女が華やかな衣装をまとい、彫像や噴水のある庭園で、散策したり、マンドリンを奏でたり、愛を囁いたりしています。機知とメランコリーに満ちた、詩的情景です。

♪愛し合って眠りましょう(ドビュッシー)
1881年、ドビュッシー19才の時の作品。詩はテオドール・ド・バンヴィル。「愛し合って眠りましょう、他のことは忘れて。何故なら愛は、神や死よりももっと強いから」…青年時代のドビュッシーにとって、愛と生と死は、心ひかれるテーマだったのかもしれませんね…

♪君を愛す(グリーグ)
ノルウェーを代表する作曲家E.グリーグの作品。2分に満たない短い曲のなかに「愛してる」という言葉が5回も出てきます。デンマークの作家、アンデルセンの詩です。

♪ソルヴェイグの歌(グリーグ)
あまりにも有名なグリーグの劇音楽「ペールギュント」からの歌曲です。夢想家で野心家のペールの奇想天外な冒険と、そんな彼を故郷でじっと待つ恋人ソルヴェイグ…この曲には、遥か彼方の愛するひとを、凛とした佇まいで待つソルウ゛ェイグの心が描かれています。

♪C.ロセッティの4つの歌より
“私が死んでも”
“もう一度の春”(木下牧子)

チラシには別な曲が載っていますが…変更いたしました。C.ロセッティは、後半のプログラムの「選ばれたおとめ」の原作者、D.G.ロセッティの妹で、詩のテーマ、その雰囲気に共通性があるのです。

“私が死んでも”「私が死んでも…哀しい歌はうたわないで。お墓には薔薇もいらないわ」と歌います。

“もう一度の春”「もう一度春に会えたら、私はもう何も待ったりしない。束の間の今日を、短い命の今日を生きよう。今日こそ楽しみ、そして生きよう」…明るい希望の中に心の痛みが垣間見え、命へのいとおしさが溢れる作品です。

♪オペラ「ティレジアスの乳房」より“旦那さま、私はイヤよ!”(プーランク)
当時オペラの台本を探していたプーランクは、このアポリネール原作の台本の凄まじい馬鹿馬鹿しさのとりこになってしまったそうです。舞台は南仏の架空の街ザンジバル、ヒロインのテレーズはほうきを片手に「もう男の言いなりにはならないわ!料理なんてまっぴら、子供も産みたくない、軍隊に入って戦う!大統領になりたい!」などと言って騒いでいます…そしたらアラアラ不思議…彼女の胸がとれて風船のように空に浮いちゃった。彼女が風船になった胸をライターで割ったら、なんと!ヒゲがはえてきた…彼女は大喜び、最後はスペインのリズムにのって闘牛士みたいに踊ります〜
初演はパリ・オペラ・コミック座、不真面目に見えるこの作品「ティレジアスの乳房」ですが、実は音楽様式上の美点を完璧に身につけている、と初演当時から、批評家の間では高く評価されていました。

また、第1部ではピアニスト、浅井智子さんがソロを2曲演奏してくださいます(o‘∀‘o)
浅井智子ファンの私としては、かなり楽しみなんです。
ピアノ曲については、後日、詳しくお話しますね。
第1部曲紹介
(チラシへ)
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(ピアノソロ)
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(第2部)