2007.8.12(日)
ちえりあホール
第3回道民・オーケストラワークショップ
曲目:
ショスタコーヴィチ 交響曲第5番ニ短調Op.47
グリーグ 劇音楽「ペール・ギュント」ソプラノ独唱 平野則子
指揮:末廣誠 管弦楽:道民オーケストラ
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コンサートの予定と出演者のコメントです。
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皆さんの近況などをお知らせします。
経歴、プロフィールを紹介します。
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終了したコンサートはこちらです
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子供のころに読んだことがあるんですけどね、「ペール・ギュント」…最近、あらためて大人用に翻訳した詩劇を読んで、びっくりしました。以下、この民話の主人公ペール・ギュントの生涯です。

『ノルウェーの豪農のひとり息子として生まれるが、父親が財産を使い果たして他界、母親オーゼと貧しい少年時代をおくる(彼の性格は仕事嫌いでほら吹き、母親は彼を溺愛しているので彼の欠点には気付かない、彼にはソルウ゛ェイグという心優しい恋人がいる。)→他人の結婚式に乱入、花嫁イングリットを略奪して山に逃亡→イングリットに飽きて、彼女を捨てて魔物の住む山に冒険→山の魔王の娘と楽しく遊ぶが、結婚を断ったために魔物たちに攻められ、怖くなって逃亡→故郷に戻りソルウ゛ェイグとしばらく一緒に暮らす→そこに、魔王の娘が突然子連れで現れ、ペールの子だと言って迫ってくる→仰天したペール、母親のもとに逃げる→母親オーゼ、息子ペールが語るほら話に満足して、やがて息をひきとる→ペール心機一転、アフリカ・モロッコに渡り大金持ちになる→盗賊と密売者たちに騙され、すっからかんになる→アラビアの砂漠で、ベディン族たちに自分は予言者だ、と嘘をついて乗り込み、信頼と尊敬を獲得→ベディン族の酋長の娘アニトラと官能的な生活をおくる→
急に故郷のソルヴェイグを思い出すが…→心の赴くまま、カリフォルニアへ。金鉱で巨万の富を得る→トシをとって疲れてきたので故郷に帰ることを決意→船がノルウェー間近で嵐に遭って難破、ペール、再び無一文に→ついに恋人ソルウ゛ェイグの許にたどり着く。子供のようにすがりつくペールに、すでに白髪の老女となったソルウ゛ェイグはやさしく子守唄を歌ってくれる→ペール、安らかに永遠の眠りにつく…完。』
どう?どう思う?ヒドイよね、このひと(笑)

…さて、長くなりましたが、8/12に私が演奏するのは、劇中の「ソルヴェイグの歌」と「ソルヴェイグの子守唄」の2曲です。ナレーションしてくださる越後小百合さんは、とてもお話上手な方だから、楽しんでいただけるのではないかしら…。物語の内容はあんな感じだけど、曲はとってもいいです。聞き覚えのあるメロディーがたくさん出てくると思いますよ!
私のノルウェー語初チャレンジも聴いてね(*^_^*)

この日の後半のプログラムはショスタコービッチの5番、私は聴いたことないけれど、お友達によると、いい曲なんですって。

楽しみな話をもうひとつ。北星音楽科助手の武田育枝さんがオーボエ奏者として、専任の佐藤武紀先生がホルン奏者として、オーケストラMemberに加わってくださいます。それからオーディションに合格した大谷大学チェロ専攻の清水啓文くん、北翔大学ウ゛ァイオリンの牧野瞳さんも!いつもと違う場所で知ってるひとに会うとわくわくします。
さぁそろそろ夏も本番。みんなもがんばってね(^^)v
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