2007.3.21(水・祝)11:00(開場10:30)
札幌コンサートホール Kitara 小ホール
           (札幌市中央区中島公園1番15号)
2006年度毎日音楽コンクール
 受賞記念コンサート
中田喜直:さくら横ちょう
プッチーニ:オペラ「ジャンニ・スキッキ」より
“私のお父様”
 高島明日香 :北星学園女子高等学校3年
 この度は、2006年度 毎日音楽コンクール受賞記念コンサートに出演できることを大変嬉しく思っております。高校生活最後にkitara小ホールという素晴らしいステージに立てることを楽しみに毎日練習に励んでいるところです。今回は中田喜直作曲の『さくら横ちょう』と プッチーニ作曲の『私のお父さん』を歌います。

 『さくら横ちょう』は私にとって高校一年生以来の日本歌曲です。ちょうど三年前、日本歌曲をたどたどしく歌っていたのを思い出し、本当に懐かしいです。 また、改めて日本語の発音の難しさを感じました。この曲は題名からも分かるように、季節は春です。私は、春といえば満開の桜が咲き、みんなが幸せそうに笑顔を浮かべている情景を想像します。しかしこの曲では、美しく咲き誇った桜と、無情にもせつなく失恋してしまった男性とが交差しているように私は感じます。美しさと孤独感。正反対の感情を短いこの一曲でどのように演奏したら良いのか研究中です。

 『私のお父さん』は非常に有名で、誰もが耳にしたことがある曲だと思います。そんな有名で私の憧れである曲を演奏できるなんて嬉しい限りです。この曲はとにかくスケールが大きく、伴奏も素敵です。私がこの曲を初めて聞いたときは、壮大な大地や自然のことを歌っているのかなと思いました。しかしこの曲の歌詞では、「お父さんが私と恋人との結婚を認めてくれないのならば、アルノ河へ身を投げ捨てます。」といったことを言っているのです。歌詞を読み、初めて深刻さを知りました。この深刻さを力強く表現していきたいです。

 この演奏会のためにたくさんの方々に支えられていることをとても感謝しております。
高校三年間声楽を学び、困難や高い壁にぶち当たったこともたくさんありました。その度に平野先生が背中を押してくれ、また頑張ろうという気にさせてくれました。歌うことが大好きで始めた歌を、今も変わらず大好きでいられのは本当に平野先生のおかげです。その平野先生に三年間教えていただき、頑張ってきた成果をこの演奏会で大いに発揮できると。と思っております。まだまだ未熟ですが、たくさんの方々に聞きにきていただけると幸いです。                      北星学園女子高等学校3年 高島明日香
song086004.gif song086003.jpg
コンサートの予定と出演者のコメントです。
song001015.gif
皆さんの近況などをお知らせします。
経歴、プロフィールを紹介します。
song001014.gif
終了したコンサートはこちらです
song001013.gif song003005.gif song003004.gif song086002.jpg song086001.jpg song001012.gif